二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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one piece 過去に消された賞金首
日時: 2010/01/21 23:32
名前: 亜美 ◆KOV4AtkhUk (ID: zphvk9oo)

初めまして。
この話はオリキャラとコラボってるのでご理解いただけると恐縮です^^

このオリキャラが初めて私の中で誕生したとき、
狼の悪魔の実の能力者がいたのを知らなかったので、スルーしてください(汗)
とりあえずゴルゴン姉妹みたいに種類が違う的なことで(苦笑)

登場人物
EVE イヴ            URA ウーラ
 ジェネラル海賊団船長       副船長
 十八歳 武器…巨大鎌      十七歳 武器…刀
 イヌイヌの実モデル狼      マグマグの実のマグマ人間
 
 ペット…狼のリベリオン  

ZAKULO ザクロ(シュモクザメの魚人)
 戦闘員 
 二十歳 武器…魚人空手

SHARLONG シャーロン
 船医
 十九歳 武器…棘ムチ
 ペット・・・九尾の狐のシャリア

インペルダウンのキャラ

まぁ、気長に付き合ってくれたならスレ主喜びます♪

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Re: one piece 過去に消された賞金首 ( No.3 )
日時: 2010/02/03 16:38
名前: 亜美 ◆KOV4AtkhUk (ID: zphvk9oo)

第三話 イヴ

「署長からの命令だ!麦わらとジェネラル海賊団の奴らを抹殺しろ!」

彼らは走り続ける。この先の地獄を知りもしないで。




「麦わら、これからレベル5に向かうんだ。何が出来る」

副船長はルフィにキツイ眼つきで尋ねる。

「俺はごむごむのなになに〜とかならできるぞ」

自信満々に答えるルフィだが、彼らを馬鹿にしているようなものだ。

「ここは猛獣フロアだぜ?馬鹿みたいなこと言ってたら…死ぬぜ」

ザクロがニヤリと笑う。だが、まぁ、ルフィには意味のない言葉だ。

「馬鹿はお前だろ」

「はぁ!?」

あぐらをかいて座っていたザクロが勢い良く立ち上がる。

ルフィの身長の約二倍はあるだろう・・・。

「俺のどこが馬鹿だと!?あぁ?マジでぶっ殺すぞ!!」

ザクロの拳が床にめり込む。

瞬時にルフィは避ける。

「ザクロ!」

「黙ってろ!俺は船長の言ってたように殺ってるだけだ!」

副船長は深いため息をつく。

シャーロンは狐のシャリアの上に足を組んで座っている。

シャリアは人二、三人乗れるのだ。((スリラーバーク編のケルベロス並みの大きさ

シャリアは紅い瞳でルフィから目を離さない。

下手なことをしたらルフィはすぐさま一噛みで殺られるだろう。

「ぶっ殺してやる!!」

何度も、何度も、ザクロの拳が壁や、床にめり込む。

「俺たちの船長は馬鹿にされたらすぐ殺せ!喧嘩をふっかけてきた奴も殺せ!」

最後の拳がルフィの腹部にめり込む。

「それと…海軍が視界に入ったら八つ裂きにして殺せ。そう言ったんだよ」

ルフィは腹部を押さえながら立ち上がり、

「効かないね…ゴムだから」

にやりと笑ってルフィはザクロに向かって

「ゴムゴムのおおぉぉぉおぉぉピストル!!」


続く…よ

Re: one piece 過去に消された賞金首 ( No.4 )
日時: 2010/01/23 10:01
名前: 亜美 ◆KOV4AtkhUk (ID: zphvk9oo)

あげ

Re: one piece 過去に消された賞金首 ( No.5 )
日時: 2010/01/28 17:37
名前: 亜美 ◆.in7ni8DUs (ID: zphvk9oo)

あたし今受験生((笑っ

あげます^^;

Re: one piece 過去に消された賞金首 ( No.6 )
日時: 2010/02/03 17:09
名前: 亜美 ◆.in7ni8DUs (ID: zphvk9oo)

第四話 ルフィへの恨み

ドゴー…オォン

「調子に乗ってんじゃねーよ馬鹿面がぁ!!」

彼らが喧嘩してから10分はたっただろう。

そろそろ看守たちに見つかってもおかしくはない。

「ザクロ!いい加減しろ!命令だ!!」

最後の言葉だけが獄内を響く。

「俺は…なんで恨まれてるかはわからねぇ。でも、エースを助けたいだけなんだ!!」

ルフィの兄への思いは彼女たちに十分伝わった。

それは、彼女たちの船長を助けたいと思う気持ちがあったからだと思う。

「……わかった」

「協力してくれんのかっ?」

ルフィの顔は明るすぎる笑顔に変わる。

それを忌々しそうに見つめるのはザクロ。

シャーロンはシャリアに話しかけている。

ルフィは会話が成り立つのか?と思いつつも、ウーラの方を見る。

「ひとつ、言いたいことがある」

なんだよ

と言いかけて、ルフィは口を閉じる。

「船長が」

彼女たちの時間が止まったみたいに空気が変わり、ザクロ、シャーロンは動かない。

「お前を」

ウーラは一言一言ゆっくり告げる。

「恨む理由を」

本当に時間が止まったのか?

いや違う。誰も動けないだけだ。






どれくらい待った?

三十分?二十分?

いや、違う。せいぜい三分か?

違う!

三十秒もたってない。

彼らは動けなかった。

ルフィも何を言えば良いのか分からなかった。


「昔———」

と、ウーラが口を開いた。

「お前が倒した魚人アーロン、あたしたちの船長はその幹部で、幸せにやっていた。

船長は人間だが、幼い頃に人攫いに攫われ、天竜人に飼われていた。

わずか二歳の頃だった。

幼い頃から育てていれば、必ず言う事を聞く。と言われていたそうだ」

ここまで言って、泣きそうな顔でウーラは壁に寄りかかり、話を続けた。

「背中では駄目だ。もっと目立つところに。

そう言われて紋章を押されたのは首だった。二歳児にしては良く耐えたと思う。

その後は地獄のようだったと言っていた。私たちは痛みを分け合うために、

すべてを話し合ったのだ。

そして、二年たったある日、フィッシャー・タイガーにより、奴隷たちは解放された。

船長の名はイヴ。行く宛てもないなら死のうと思っていたらしい。

そこに彼が現れ、行く宛てのない船長を哀れに思い、太陽の海賊族団に入れた。

彼の船で船長はハチと言う魚人と親友になり、一味がバラけるとき彼が無理を言って、

アーロン一味に入れてもらった。

十歳のときにココヤシ村へ行き、幹部に昇格したのは十二歳。

船長は普通の人間の八倍は力があったから。特訓のおかげでね。

その後はお前の知ってるとおりさ」


これまで、ルフィが黙って人の話を聞いたのは初めてではないだろうか?

「とにかく、船長がお前をすぐに殺す可能性がある。それでも一緒に行くかい?」

語尾を上げ、シャーロンが尋ねる。

「エースを助けた後な構わねぇ……俺は死なねえけどな」

「良い度胸だ。最後にひとつ言うが、彼女は鷹の目に膝を付かせた女だ」

「なんだとぉ!?そりゃすげーな!!」

胡坐をかいて座っていたルフィは足の裏を手のひらのように二回たたいた。

ここからが、彼らにとって、スタートだった。

Re: one piece 過去に消された賞金首 ( No.7 )
日時: 2010/02/04 17:24
名前: 亜美 ◆.in7ni8DUs (ID: zphvk9oo)

そうそう、トリップ変えましたが、スレ主の亜美です^^;

あげます


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