二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ポケットモンスターSPECIAL 奇跡の歯車
日時: 2010/01/21 22:25
名前: ミニモネ (ID: cLFhTSrh)
参照: 立て直ししますー^^

初めに言っておきます……

この小説はポケットモンスターSPECIALの第7章(ダイヤモンド・パール編)に私のオリキャラが加わった原作沿いの小説です^^

ポケモンが嫌だ、3人(ダイヤモンド、パール、お嬢様)にオリキャラを入れるなんて嫌だ、ミニモネが嫌だ、と思われる方はお戻りになってください;

※なお、オリキャラは募集しておりませんのでご注意ください。

—目次—

No,0:>>4
No,1:>>

—キャラ紹介—

♂ ダイヤモンド(ダイヤ)
のんびりとした性格で、食べることが大好き。 とても優しく、怒ることはめったにない。 パールとの漫才コンビでは、ボケ担当。

—お客様—
まっさん/くぅ/おーちゃん/志筑

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Re: ポケットモンスターSPECIAL 奇跡の歯車 ( No.22 )
日時: 2010/01/28 22:38
名前: 美羽 ◆MoYaKs53do (ID: ixDFu4/i)
参照: 一章†2人は新たな扉を開く†

ダイヤのギンガ団に対してのギャップに惚れた自分(
普段のダイヤが幼いから可愛い

ユウナ「ショタコン」
ルナ『ショター?』

Re: ポケットモンスターSPECIAL 奇跡の歯車 ( No.23 )
日時: 2010/01/28 22:48
名前: ミニモネ ◆QxRuU77r6k (ID: cLFhTSrh)

 くぅ
私も3人組好きー^^
リズムが良い(
バランスが良いよねw

三番目かww
一番は銀で……、2番が金?((


 美羽
いきなりダイヤが恐くなったから怯えた自分←
ギャップがありすぎだよね((

ブラ「ショタコン……」
プラ「ショタコンとはショ「もうそれは良いですから;」

Re: ポケットモンスターSPECIAL 奇跡の歯車 ( No.24 )
日時: 2010/01/28 22:53
名前: 美羽 ◆MoYaKs53do (ID: ixDFu4/i)
参照: あのギャップがダイヤを葉様ry

ギャップのあるキャラが大好きです(((((
例えば腹黒王子とk(だーまれー

ユウト「いちいち詳しい奴だな;」

Re: ポケットモンスターSPECIAL 奇跡の歯車 ( No.25 )
日時: 2010/02/28 13:07
名前: ミニモネ ◆QxRuU77r6k (ID: cLFhTSrh)
参照: 一か月放置すみません;

 美羽
wwwwwwwwwwww

プラ「悪いですか?」
ブラ「とりあえず、ダマッテオコウカ?」←

Re: ポケットモンスターSPECIAL 奇跡の歯車 ( No.26 )
日時: 2010/02/28 13:08
名前: ミニモネ ◆QxRuU77r6k (ID: cLFhTSrh)
参照: No,2:笑いの誓い

シンオウのコトブキシティ。新世代お笑いグランプリがテレビコトブキで開かれていた。
そこに、一組のコンビがエントリーしていた。

「ハイ、どーもー!」

二人の少年と二匹のポケモンが、ステージに上がってくる。二人とも長めのマフラーを首に巻いている。

「エントリーナンバー一番! フタバタウンから来ました……」

緑色のマフラーのオレンジと白のボーダ服の少年が言う。

「パール&」
「ダイヤモンドでーす」

緑マフラーに続いて、赤いマフラーに赤い鹿討帽にも見える帽子をかぶった少年が言う。
つまり、緑マフラーがパールで、赤いマフラーがダイヤモンドと言う名なのだろう。

「パール&ダイヤモンドのショートコント、『赤いギャラドス』!」

パールは台本を読むみたいにスラスラと言葉を言う。何回も練習したのだろう。緊張さえしてないように見える。

「やー、ここがシンジ湖か〜」

ステージ上には、パールたちが自己紹介中にセットした作りものの草がたくさんある。

「ウワサの赤いギャラドスはいるのかなー」
『イルノカーナー イルノカーナー』

パールはわざとらしくステージを大股で歩きながら、何かを探すようにきょろきょろと見回す。 パールの言葉に続いて、パールの手持ちらしきポケモン、ぺラップが言葉を真似する。
そのぺラップの発言が合図になのか、言い終わった途端に草の一部が揺れた。

「ムムム、あの草むらがアヤしいぞ!」

拳を握り、パールは草むらを指差した。

「ペラヒコ! 草むらをふきとばせ! “みだれづき”!」

パールの指示通りに、ペラヒコと言う名のぺラップが技を繰り出す。草を模した段ボールは、勢いよく飛び散る。
すると、中からはおにぎりを勢いよくパクつくゴンベが現れた。

「あ! いたいた!」

数秒間の沈黙の後、ダイヤが段ボールで作られたコイキングを身につけて、ステージに入ってきた。

「あーあ、食べちゃったのか〜。しょうがないな。じゃあ、オイラも……」

そういうと、ダイアはゴンベと共におにぎりを食べ始めた。

「な、な、な、なんで舞台でメシ食ってんだよ〜!!」

怒りで我を忘れ、審査員や観客の前で大声を出すパール。そんなパールをものともせず、ダイヤはにっこりと笑った。

「これじゃあコイキングじゃなくて、食いキングだね」

その言葉に、怒りだしそうな観客や苦笑いの声をもらす観客がいた。

「し、失礼しました〜!!」

パールはそんな空気を察知したのか、パールを引っ張ってステージを後にしてしまった。


「どういうことだよ、ダイヤ!!」

テレビコトブキのすぐそばの小さな公園で、いまだにおにぎりを食べているダイヤに目を吊り上げるパール。

「ん? なに、パール?」
「『なに?』じゃないだろ!? なんで打ち合わせ通りやらないんだよ!!」

今にもとびかかりそうな勢いのパール。なんでまだ食ってんだよ!! とも言っている。

「だって、しょうがなかったんだよ。なあ? べー」

ダイヤとゴンベのべーは顔を見合わせて笑顔になる。口の周りにいっぱいのご飯粒が付いているのがみっともない。

「コイキングの衣しょうに着替えようと舞台そでに行ったら、スッタフ用のごはんが置いてあってさ。気付いたら、べーがそれめがけてまっしぐら! 止めようとしたけど、舞台そでは暗いしせまいし、つかまえられなくて……」

少し楽しそうにしながら、ダイヤはいきさつを淡々と話した。

「でもよかったじゃない、お客さん笑ってたよ」
「あー、そーですね。ダイヤくんのアドリブがウケてたよねー!!」

嬉しそうに笑うダイヤに対し、さっきの観客達と同じような顔をするパール。

「って、アホか〜!!! あれは、スベリすぎて笑われたんだよ!!!」

パールの勢いに、ダイヤは後ろへと吹き飛んだ。
パールは地団太を凄い強さで踏む。

「ったく! メシぐらい、前もって腹いっぱい食っとけ!!」
「寝てるところをたたき起して、『けいこ! けいこ!』って食事にも行かせてくれなかったのは、パールじゃないか〜」

そんなことを言うダイヤの後ろで、ゴンベはいっぱい食べて眠くなったのか欠伸をした。

「あーあ、あんなに練習して迎えた本番なのに……。プロの審査員にオレたちのネタを見てもらえるグランプリなのに……」

パールがそう泣いている時、会場からはどっと笑い声が聞こえてきた。他のエントリー者が面白い芸でもやったのだろう。
この声を聞いて、パールは落ち込んだ。

「他の芸人は大ウケしてるよ。もうオレたちの優勝は絶望的……! 聞こえるか? ダイヤ、あのわれんばかりの大爆笑が……」

振りかえったそこには、ゴンベと共に寝ているダイヤがいた。あまりのむなしさに、パールはもう怒る気も無かった。

「なあ、ダイヤ! いや、ダイヤモンド!!」

パールがダイヤのことを、本名のダイヤモンドと呼ぶのは真面目な話のときだけである。そのことに気付き、えあ? と情けない声を出しながらもダイヤは目を開いた。

「オレたち誓ったよな!! 保育園のあの庭で!! ジョウト地方からこのシンオウに公演にやってきた青空ピッピ・プリン師匠の舞台を見て、『スゴイ!! オレたちもああなろう!!』と誓ったよな!!」

パールの真剣なまなざしにこたえるように、ダイヤも真剣なまなざしになる。

「あれ以来、今までずっとコンビで練習してきた!! あの時誓った気持ち、今も変わってないよな!!」
「——うん」

真剣かつすがすがしい笑顔で応えたダイヤ。その返答に、パールも笑顔になる。

「よし! 今日のことはもうしかたない! 気持ちを切りかえて次のチャンスをめざそう!」

パールは胸をどんとたたいた。

「来月の漫才トーナメントに向けて練習だ!! 今から!! さあ、ツッコむぞ! 早くボケろ! まず、食い物を置け!」

ダイヤの批判の声も届かず、2人はまた(半強制的に)漫才の練習を始めたのだった。


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