二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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とんがりボウシと魔法の365にち〜メロディ魔法学校の日々!〜
日時: 2010/10/09 07:49
名前: 楓蘭 ◆sS3IIIdY12 (ID: lJWT90W0)

ハジメマシテ〜!

最近になってはまりだした「とんがりボウシと魔法の365にち」!
そして突然「描こう!」と、いう気になり、
スレを作りました!

荒らし等はしないというかたおいでませませ〜♪

そしてNews!

バリトン、バス、レントのキャラ情報更新しました。

良かったら見てください。

☆十話更新中・・・
☆7.29 九話更新!
☆6.20 八話更新!

プロローグ >>1

第一話「春と転校生の訪れ」>>2 >>3 >>7

第二話「二人の恋敵出現!?」>>15 >>19

第三話「絶交だっ!!」>>22 >>23 >>26

第四話「仲直りのおまじないの鍵」>>28 >>29 >>34

第五話「反乱!恋のバトルラウンド開始!?>>39 >>43 >>45

第六話「まさかの魔法試験!?」>>50 >>56 >>57 >>63

第七話「謎だらけの逃亡者」>>68 >>71 >>73 >>75

第八話「プロマンガ家登場!〆切間近!?」>>80 >>84 >>85 >>93 >>94

第九話「タウロス登場!恋は大騒ぎ!?」>>102 >>105 >>107 >>108

New!
第十話「お騒がせジェミニとアルトの秘密?」>>109 >>110 >>113・・・

キャラクター

ソプラノ/女:1つ星魔法使い
メロディ魔法学校にきた転校生。
大魔法使いを目指して魔法学校でただいま修行中?な少女。
明るく前向きだが、ネガティブなところも。
最近めんどくさがり度がでてきたり・・・
実は乙女チックな所もあり、豪快娘だったりする。
最初はアルトを好く思ってなかったが!?
7月12日生まれのハート座。

アルト/男:1つ星魔法使い
メロディ魔法学校の生徒。
同じく大魔法使いを目指していて、ソプラノとは
ライバルであり天敵。
のはずだったが・・・?
いじっぱりで生意気なツンツン君(笑w
しかし日々天然化していく!?
1月25日生まれのホウキ座。

ピアノ/女:四つ星魔法使い
メロディ魔法学校の生徒だったが今は
ハーモニー魔法学校に転校。
大魔法使いを目指すソプラノの親友。
優しく、頭がよく回る。そのためソプラノ達に頼られっぱなし。
いろんな知り合いがいる。
11月20日生まれのボウシ座。

テノール/男:2つ星魔法使い
メロディ魔法学校にきた転校生。
アルトの幼馴染。
アルトとは親友でライバル!
主にクール。(今のとこはそんだけッス。ハイ^^;
ソプラノのことが好き♪(←?
12月11日のドクロ座。

フォルテ/女:2つ星魔法使い
メロディ魔法学校にきた転校生。
アルトLOVEでソプラノとは永遠のライバル!
高ビーで勝気で傲慢な子。
お嬢様でホントはツンデレ?
6月22日生まれのくちびる座。

☆特別キャラ☆

バリトン/男:大魔法使い
ハーモニー魔法学校の生徒。
趣味は天体観測であり、よく塔にいるらしい。
女好きのナルシスト(!?)である・・・・。
↑ソプラノは気付いていない。
10月11日生まれのつえ座。
第4話にて初登場。今後の登場の予定はない。

バス/男:大魔法使い
リズム魔法学校の生徒。
魔法が特に得意。
少し弱気な美少年(?)。
8月1日生まれのおおガマ座。
第6話にて初登場。今後の登場の予定はない。

レント/男:わすれんぼ魔法使い。(元は大魔法使い)
COMIC魔法学校の生徒。
「始まりと終わりの扉」から突然現れた、謎だらけの少年。
実はマンガ家らしい。
のんびりとした性格で、かなり気まぐれ。
3月3日生まれのまじょのはな座。
第8話にて初登場。今後の登場の予定はない。

それでは!


『ちょっと不思議で、ワクワクな毎日、
 ここから始まります__......//』

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Re: とんがりボウシと魔法の365にち〜メロディ魔法学校の日々!〜 ( No.107 )
日時: 2010/07/25 07:45
名前: 楓蘭 ◆sS3IIIdY12 (ID: TfzvQp12)
参照: あ、あれ?な、なーんかシリアス?

う〜ん、9話の題名自分でもなんでこれにしたんだ?
って思い始めた・・・・

〜〜〜〜〜

それから何分後だろうか・・・・・

「・・・・・ラノ・・・・ソ・・・・ノ・・・・ソプラノ!」

あたしは誰かが呼ぶ声で目を覚ました。

「う〜ん・・・・・ここは・・・・・・?」

「エナルト島だよ・・・・たどり着いたんだ・・・」

どうやらあたしを呼んでいた声はオリオンだったらしい。

「エナルト・・・・島?」

そういって起き上がると・・・・・

「!?きょ、教会!?お墓!?こ、ここ何なの!?」

そう、そこは大きな教会が聳え立っていて、お墓が

たくさん並んでいた。

そのお墓の先頭には大きなお墓・・・・だろうか、

女神や勇者などが彫られているものがあった。

「な、なんでお墓・・・・」

「・・・・言っただろう・・・・エナルト島、別名デス・スターダスト海。
 ・・・・・星の墓場ってね・・・」

「ほ、星の墓場・・・・・」

ということは、ここには死んだ星が眠っているということなのか?

「『形ある物はすべていつか滅す』・・・・星にだって死はおとずれるさ」

「ふ〜ん・・・・・」

『形ある物はすべていつか滅す』か・・・・

確かにそうなのかもな・・・・

ふいに女神が彫られたお墓のようなものに目をむけた。

そこには、女神と共にこう彫られていた。

『Virgo』

そのあとにも字が彫られているがそれは掠れていて読めなかった。

「な、なにこれ・・・・?ヴァ、ヴァーゴ?」

「そう・・・・乙女座の星神・・・・ヴァーゴ
 ・・・・『ヴァーゴ此処に眠る』・・・・・
 元はそう描いてあった」

「ふ〜ん・・・・」

「他の星神の墓だってあるよ・・・・・
 星神は代々受け継がれていくんだ・・・・
 ・・・・星神もいつか死ぬ・・・・・僕だってそうさ」

オリオンはそう言うとあるお墓の前に立った。

「?・・・・これは・・・・」

「僕の両親の墓だよ・・・・・」

「両親の・・・・・墓?オリオンの?」

「ああ・・・・星神じゃなかったけどね・・・・」

そう言うと暫くオリオンはそのお墓を見つめていたが、

また歩き出して、別のお墓の前に立った。

「このお墓は誰の・・・・?」

オリオンはこう答えた。

「星神ではないけど・・・・タウロスの血を受け継ぎ・・・・別の星座・・・
 水瓶座アクエリアスの血も流れていた・・・・・
 プレアデスという名の少女・・・・」

「しょ、少女?」

あたしはもう一度聞き返した。

「僕の愛した人でもある・・・・・
 想いは伝えられなかったけど・・・・・ね」

そういうとオリオンは少し悲しそうな寂しそうな目になった。

「プレアデスは・・・・・処刑されたんだ・・・・・
 星神で1番といっていいほどの大きな力を持ち星神界の帝王だった人に・・・・」

しょ、処刑・・・・!?

「な、なんで処刑されたの?」

あたしがそう聞くとオリオンは少し間をあけてこう言った。


「別の星座同士の血を受け継いでいたからなんだ・・・・」

え?つ、つまりプレアデスは牡牛座と水瓶座の血をひいているって言ってたから・・・・

「え・・・・!?そんな理由で!?」

「ああ・・・・星神界の掟で・・・・別の星座同士の血を受け継いでいる者は
 ・・・・・・罪がなくても処刑される」

!・・・・・そんなのおかしいじゃん!なんで・・・・

罪のない人を・・・・・!

「・・・・・僕はプレアデスの処刑が決まった時
 それに抗議した・・・・・そのせいで・・・・・・
 僕の両親が・・・・・殺された」

「・・・・・・!」

オリオンはこう続けた。

「僕がこんなことしなければよかった・・・・
 ずっと後悔した・・・・・でもそれじゃ駄目なんだ・・・
 父さんや母さん、プレアデスの分も僕は生きていかないと駄目なんだ・・・
 そう気づかされた」

母さん・・・・

そう聞くとズキッと心が痛むのを感じた。

・・・・オリオンの話を聞いててあたしの頭にお母さんの顔が浮かんだ。

そして・・・・アルトのことも・・・・。

暫くあたしは考えているとオリオンはこう言った。

「君もお母さんと仲直りしたほうがいいんじゃない?」

「!な、何で知って・・・・」

オリオンはフッと笑うとこう言った。

「君の事は・・・・全部お見通しだからね」

お、お見通し・・・・・;

「あと、アルト君にも想いを伝えたほうがいいよ?」ニコッ

「!(カァッ////)う・・・・・ん」

本当に全部お見通しってカンジだな・・・・

「ソプラノ、今日は有難う。お礼に・・・・」

オリオンはそういうとあたしに杖を渡した。

その杖は銀色で先がカーブしているだけのシンプルな杖だった。

でも太陽の光が当たってキラキラ綺麗に輝いていた。

「この杖は『疾風の杖』だよ。皇帝の杖と同じ役目・・・
 僕を呼び出すことが出来る。呪文も同じさ」

「わぁ、ありがとー!」

そしてオリオンはこういった。

「じゃあ、あっちの世界に戻ろうか・・・・」

そういうとオリオンはあたしの手をつかみこう唱えた。

「星神界と始まりと終わりの扉をつなぐ道よ、我に従い扉を開け!」

すると体が浮くのを感じた。

『___またね、ソプラノ____』

オリオンの声が聞こえたかと思うと、

目の前がまぶしい光で包まれていった。

〜〜〜

続く

Re: とんがりボウシと魔法の365にち〜メロディ魔法学校の日々!〜 ( No.108 )
日時: 2010/07/29 20:03
名前: 楓蘭 ◆sS3IIIdY12 (ID: TfzvQp12)

「__ソ・・・・ノ、ソプ・・・・、ソプラノ!」

あたしを呼ぶ声がした。

「____う〜ん・・・・?ここは・・・?」

目が覚めて気がつくと其処はあたしの部屋だった。

「あ、ソプラノ!目が覚めたか?」

!?あ、アルト!?

「な、なな何でこ、此処に!?」

「なんでって、オレが帰ってきたらお前、始まりと終わりの扉の前で
 倒れてんだもん。だからオレがお前の部屋まで運んでやったんだよ」

え?帰ってきたらって・・・・・?

「え!?アルト今日帰ってこないんじゃなかったの!!?」

「えー、だってお前今日一人だろ?」

「え?で、でも、アルト、家に帰ったんじゃ・・・・」

「あ・・・・・うん・・・・・」

そう言うとアルトは少し悲しそうな目をして下を見た。

「ま、まあ、お前一人でつまらなかったんだろ?
 それにお母さんと喧嘩したって言ってたじゃん?仲直りできたのかよ?」

そ、それはまだ・・・・

「早く仲直りしておけよ」

あ、うん・・・・・

ボソッ「___それに・・・・お前一人で心配だったし・・・・__」

「え?アルト、なんか言った?」

「な、なんでもないよ!そ、それより仲直り位しろよ!」

そ、そうだよね・・・・

「う、うん・・・・あ、ありがと、アルト!」

「え?あ、う、うん・・・・////
 ・・・・・あ、そういえばお前どうして始まりと終わりの扉の前で倒れて・・・」

ソレはあとで教えるから!仲直りしてくるね!

「あ、オ、オイ!待てよ!」

あたしは部屋を飛び出して寮の電話に番号を急いで入力した。

もちろんそれは家の電話の番号だ。

(仲直りしたら・・・・家に帰ろうかな・・・・
お母さん驚くかな・・・・?)


あたしは少しワクワクしながらお母さんが電話にでるのを待った。


☆第九話「タウロス登場!恋は大騒ぎ!?」終わり☆

Re: とんがりボウシと魔法の365にち〜メロディ魔法学校の日々!〜 ( No.109 )
日時: 2010/08/01 16:18
名前: 楓蘭 ◆sS3IIIdY12 (ID: TfzvQp12)

第十話「お騒がせジェミニとアルトの秘密?」

「言っとくけど、オレは絶対帰らないからな!」

部屋で模様替えをしていたあたしの耳に寮の廊下から、アルトの怒鳴り声が

聞こえてきた。

あたしはそっと部屋から顔だけだしてその様子を見た。

寮の入り口でアルトが誰かと話をしているようだ。

話している相手はアルトより背が頭一個分くらい高い。

顔は良く見えないが、アルトの言葉からして家の人かな、と予想できた。

「___・・・・るだろう!早く・・・・・さい!」

その人が怒った声で言った。

でも何を話しているかはあまりはっきりとは聞こえない。

(う〜ん、気になる・・・・・そうだ!こういう時こそ地獄耳のおまじないだ!)

そう思い呪文を唱えようとしたが・・・・

「とにかくもう帰ってくれ!!」

そう言うアルトの声がしたと思うと、バタン!と扉が乱暴に閉められた音がした。

アルトがさっきの人を追い出したのだろう。

(なーんだ、結局話は聞けなかったな・・・・詰まんないの!)

あたしはそう思いながら部屋の扉を閉め、模様替えにまた取り掛かった。


その時はあまり気にしてなかった。

___この事件のきっかけとなる会話を・・・・!


その次の日の朝のこと。

コンコンッ

あたしの部屋の扉をノックする音が聞こえた。

「ソプラノ、起きてるか?」

扉のむこうでテノールの声がした。

「うん、起きてるけど。何の用?」

返事をするとこんな答えが返ってきた。

「・・・・アルトが・・・・いないんだ」

「え?商店街とか隣町にでも行っているんじゃない?」

「そういう意味じゃない・・・・アルトの部屋に行ったら『息子は預かった』
 って描いたメモが置いてあったんだよ!!」

「ふ〜ん・・・・・っって、ええぇぇぇぇー!!?」

寮にあたしの叫び声が響き渡った。

〜〜〜
続く

Re: とんがりボウシと魔法の365にち〜メロディ魔法学校の日々!〜 ( No.110 )
日時: 2010/08/01 06:58
名前: 楓蘭 ◆sS3IIIdY12 (ID: TfzvQp12)

「アルトの部屋に行ったら『息子は預かった』
 って描いたメモが置いてあったんだよ!!」

「ふ〜ん・・・・・っって、ええぇぇぇぇー!!?」

あたしは驚きのあまり学生寮中に響き渡るような大声を出してしまった。

すると・・・・

「オイ、ソプラノ!煩いぞ!少しは周りの迷惑を考えろ!!
 だいたい、お前はなぁ・・・・__」

管理人のテツが怒り出した。

そういうテツの声の方がもっと大きいのだが。

暫くテツの説教が続いた。

そして34分後・・・・(←メッチャ微妙・・・;)

「ふう・・・・お前も反省したみたいだし、今日はこの位にしてやる!
 だが、次は・・・・・」

「分かってるって!じゃーね!」(←ナニガワカッテルダヨ)

テツのクドイ話を打ち切ると、あたし達二人はアルトの部屋に向かった。

☆アルトの部屋☆

「ほ、ホントだ・・・・」

テノールの言うとおり、『息子は預かった』という内容のメモが

アルトの部屋に置かれていた。

「な、なんで・・・?息子ってことはもしかしてこれを置いたのは
 ・・・・・アルトのお父さんかお母さん!?」

「ああ、おそらくな」

テノールがあたしの疑問に頷きながら答えた。

「で、でも・・・・なんでアルトのお父さんたちは
 こんなことを・・・・?」

「・・・・・・・とりあえず、アルトの家に向かおう。
 話はそこでする。」

そう言うとテノールは歩きだした。

「あ、ちょ、テノール待ってよ!」

あたしは慌ててテノールのあとを追いかけた。


それから、1時間後・・・・

「・・・・・こ、ここ本当にアルトの家・・・・?」

あたしは驚きのあまりそれしか言葉が出なかった。

なんと此処は・・・・・・・

ずっと続く綺麗な花々が咲く庭園に、大きく聳え立つ真っ白で綺麗な屋敷。

もう、すんごいセレブとかが住んでそうな家だった。

「あ、あのアルトがこんな凄い所に住んでいるとは・・・」

(イメージには全くないんですけど・・・・)

「俺とアルトは幼馴染だからな。よくお互いの家に遊びに
 行ったりしたんだ」

アルト達はその頃から仲が良かったらしい。

(ていうか、よく互いの家に遊びに行ったりしたって・・・
テノールこんな凄い所によく行っていたっていうのか・・・?)

そう考えていると、

「ソプラノ、中に入るぞ」

テノールがそういって歩き出した.

「あ、ま、待ってってば!」

あたしはテノールを追いかけようとしたが・・・・


『__其処の君たち!ちょっとまってよ__』

「?」

そう聞こえたかと思うと・・・・

「!?な、何コレ!?」

突然目の前が光ったと思うと光はどんどん強くなり、

目の前が真っ白になった。

〜〜〜〜〜〜〜〜

続く

Re: とんがりボウシと魔法の365にち〜メロディ魔法学校の日々!〜 ( No.111 )
日時: 2010/08/01 11:39
名前: あきけけ ◆eSpPw.gS/c (ID: cTS7JEeA)

別に、預かられてもいいんじゃん?


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