二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- *VOCALOIDのお話*キリ番実施
- 日時: 2010/07/22 17:12
- 名前: 黒蝶 (ID: rbVfLfD9)
どうせ放置されるんだろうなこのスレ\(^∀^)/
なんて想いながら作りました。
はい。題名の通りのボーカロイドの小説を書きたいと想いますbb
はい。注意事項
。スレ主は今春中1になりますた。=更新遅いれす
。ぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだ小説
。とりあえず初対面の人にもタメでいくんで敬語が良い人は初コメのときにいってください。
以上。よろぴく((
*おきゃくさま*
ゆい 様
*yuki* 様
うっち〜 様
凜華 様
瑞夜 様
志筑 様
*きりばん*
次回のきりばん
→200
上のきりばんを踏んだ方のみ、アホスレ主がリクエストでも(あなたの)オリキャラを登場させるでもなんでも言うことを聞きます(ある程度は)
*とくべつしゅつえん*
>>53 桜音 ユキ 原案 瑞夜 様
*しょうせつ*
+第1章『見捨てられたVOCALOIDのお話』+
>>1 +序章+
>>2 1粒:歌わせて
>>10 2粒:神様なんて信じない
>>13 3粒:マスター、マスター、マスター・・・
>>32 4粒:壊したいほどに愛しくて
>>39 5粒:頼り
>>42 6粒:“家族”
>>57 7粒:本当の気持ち
>>117 8粒:愛してる
>>62 +終章+
+第2章『創られたVOCALOIDのお話』+
>>73 +序章+
>>82 1粒:私とマスター
>>98 2粒:今日も明日も明後日も
>>119 3粒:私が教えて貰うコトは、何?
>>120 4粒:猿でも覚えられる・・・・・・・・はず
>>142 5粒:真心
>>143 +終章+
*たんしょう*
>>105 短小について
>>106-107 >>121-123
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- Re: *VOCALOIDのお話* ( No.116 )
- 日時: 2010/06/30 23:12
- 名前: 黒蝶 (ID: T4clHayF)
平気だよー
というか使わないとあぶにゃい(何が
おーう上げレスサンキュウノシ
ん〜
がんばるね!
でも最近夜練でこれない^^;
>>瑞夜
ネ申なんかじゃないやいっ!
ネ申はわたしいがいのみんなw
というかやってもできないヘタレですorz
頑張ろうネッ♪
>>凜華
- Re: *VOCALOIDのお話* ( No.117 )
- 日時: 2010/07/05 19:36
- 名前: 黒蝶 (ID: 4RXkNMBl)
8粒:愛してる
「マスター・・・」
全速力で走ってきた私は鼓動が早くなっている。
・・・それ以外にも理由はあるかもしれないけど。
周りに人はいなくてマスターしかいないからすぐに分かった。
マスターは腕と足を組んで帽子を深く被っていた。
私に気づいたのかこっちを見たとき、帽子の影から見えた蒼いマスターの目がいつもと違ってどことなく温かく感じた。
「よお。此処座れよ」
そういってマスターは隣を叩いた。
私はちょっと照れくさかったけど座った。
マスターは何も感じてないように見えるけど。
マスターは今、どんな気持ちなのかな?
マスターの本当の気持ち・・・って?
「・・・・・・・・・・・・」
暫し沈黙が流れた。
急にマスターが足を組むのを外して手を組むのも外した。
そうして右手は私のてに触れている。
・・・・・・・・私の鼓動、伝わらないよね?
「あのさ」
マスターが急に喋ってきたからちょっと吃驚した。
そしたらマスターは更に私の手を握ってこっちの方を見る。
真剣なまなざしで。
「俺のこと、どう想ってる?」
大好きです。
一方的に話しは進んでいく。
私は何も言い出せなくて。
「今日さボカロショップにいって」
分かってます。
「2つ質問してきたんだ」
質問、ですか?
「最初に、等身大ボカロ・・・ミクを返品できないかって」
何故、何故ですか。
「お店の人は迷った感じだったよ」
そして新しいボカロを買うんですね。
「だからとりあえずその話は置いてもう1つ言ったんだ」
新しいボカロについてでしょう?
「なんで、ミクとは恋愛ができないのかって」
え?
「説明書に書いてあったんだ」
そんなのなかった。
「一番下に」
新しいボカロが半額のことしかなかったよ。
「等身大VOCALOIDとは恋愛をしてはいけませんって」
書いてない。
「嫌になって、破いちゃったけど」
破い、た?
「失敗して半額云々のとこまで破いちゃったけど」
だから書いてなかったの?
「まぁ買うつもりはなかったけどな。」
何故?
「俺にはミクがいれば充分だ」
嘘。だってかまってくれないんだもの。
「だけどミクはマスターマスターって」
一杯呼んでるじゃありませんか。
「俺のことを名前で一度も呼んでくれない」
っ!
「ってきり嫌われてるのかと想ったから」
・・・。
「それならば、せめてものと、新しいマスターのところにいって貰おうと想って」
・・・・・・・・・。
「違うのか?」
「違うっ!!!!!!!!!!!」
勢いあまってマスターを押し倒してしまう私。
違うから。違うから。
今度こそは、言わせて。お願い。
「好きだった!ずっと好きだったのにマスターは最近私を歌わせてくれない!」
「だってあれは御前が歌う度に哀しい表情をするから」
「マスターが前のように喜んでくれないから!私まで・・・っ!」
止まらない涙とこの想い。
「マスターのこと、ずっと好きなのに。使って貰いたいのに」
マスターの服を掴んで顔を埋めて喋る。
「なのにマスターが・・・・・・・・・っ!」
「悪かった」
さっきまで目を見開いて驚いていたマスターが発した声。
「俺はてっきり・・・・・・・・・」
ずっとすれ違いだったこの想い。
「俺も、好きだよ」
やっと結ばれた模様です。
「私もマスターのこと・・・」
「こら、マスターはもう卒業、だよ?」
マスターは私の唇に人差し指をあてる。
そうですね。
もうマスターは卒業します。
「大好きっ!優哉!」
- Re: *VOCALOIDのお話* ( No.118 )
- 日時: 2010/07/05 19:37
- 名前: 黒蝶 (ID: 4RXkNMBl)
八粒改訂番うpしました
- Re: *VOCALOIDのお話* ( No.119 )
- 日時: 2010/07/05 19:50
- 名前: 黒蝶 (ID: 5oH7j2fh)
3粒:私が教えて貰うコトは、何?
私は此処で何を学べばいいのでしょう。
あれから毎日、私はただただ普通のことをおしえて貰いました。
いただきます。とかごちそうさま。とかとか。
正直どうでもいいことばかりを。
・・・自立しても、いいですか?
別に私、自立ぐらいできます。
けど、独り暮らしをしてミクちゃんやリンちゃん達に迷惑をかけるのはすっっっっっっっごい嫌なんです。
私、どうしたらいいんでしょう。
「ユキちゃ〜ん♪」
来ましたバカマスター。
この人、カイト並にバカなんですけど。
ああ、この人の何が良くて採用したんだろう。
あ、良いのは私の“器”か。
私が良い訳じゃないんです。
私は“創られた”ボーカロイド。
私の意思でこうなった訳じゃないから。
「今日は何して遊ぼうか?」
遊びたくないです。
家でトロンボーン吹いていたいです。
私、近くの中学校に行ってるんですけど。
最近ミクちゃん達も行くよう説得しているのですが。
私はまだ実用化されていないボーカロイドですし、それに半ボーカロイドという半分人間な私ですから溶け込むのにはそうそう時間はかかりませんでした。
何が半分なのかはくわしく知りません。
もともと人間だったかも・・・!
いえ、冗談です。
「ねぇねぇ?聞いてる?」
聞きたくないです。
マスターのもとを去りたいです。
しかし、ミクちゃん達に心配されるのはすっっっっっっっっっっっっっっっっっごい嫌です。
ということなので。
私はマスターから教えて貰うのではなく。
この休日を存分に使って。
いろいろマスターに教えてみようと想います。
- Re: *VOCALOIDのお話*キリ番実施 ( No.120 )
- 日時: 2010/07/06 18:08
- 名前: 黒蝶 (ID: 1ZQMbD0m)
4粒:猿でも覚えられる・・・・・・・・はず
「マスター」
「・・・・・・・・・ん?何かな?」
半歩遅れて反応しやがったですよ。
人に話す前に自分がちゃんと聞きましょう。
・・・なんていうココロを知らないバカマスター。
首を傾げて「ん?ん?」なんていってくる。
・・・決意したモノの。めんどいですね。
「・・・マスター。あなたは私に何を教えるのですか」
半分教えるというよりは誘導尋問みたいな感じになりそうですね。
まぁ、私には関係無いんですが。
関係無いというかどうでもいいことなので。
「えっとね〜・・・・・・・・・・・・ん〜・・・・・・う〜・・・・・・・・・いろんなコト!」
だれか、だれか頭痛薬を持ってきて下さい。
最近の悩みは頭痛薬を増やすかどうかです。
・・・本当に頭が痛くなってきました。
あれだけの時間を費やして考えた答えが。
アレですか。
あんな曖昧な答え・・・。
答えといえますか?
「はぁ・・・・・・・・・もう、良いです」
・・・このマスターにはうんざりです。
私の求めていたモノとは全然違う。
・・・。
・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
私が求めていたモノって何なんだろう。
私が欲しているモノは、何?
私がマスターに見捨てられない理由は?
私が採用された理由は?
私が・・・・・・・・・・・・
ワタシガココニイルリユウハナンデスカ?
「・・・・・・・・・・・う〜・・・・・・・・・・・・」
コレは涙じゃありません。
機械に感情なんてないんです。
ある、けど・・・。
私は感情なんてイラナイ。
1人で生きていけると、決めたのに。
あの時、みんなの元を離れるときに。
「・・・・・・・・ユキ、ちゃん?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・不覚です。
こんなマスターの前で泣いてしまうなんて。
あ、いえ。泣いてるなんて認めたわけじゃありません。
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