二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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学園アリス~絆のアリスストーン~七話up!!
日時: 2010/06/08 17:13
名前: 夜琉 ◆nFgGo2zKeY (ID: CUrDDjil)
参照: http://d.hatena.ne.jp/my-reborn/

はぁ……。
今まで、続いた時あったっけ……?
まぁ、昔のことは忘れて頑張ろうっと。

ってぇわけで、オリキャラ紹介したいと思います!
↓を見てくださいね〜。

☆+☆+オリキャラ 紹介+☆+☆
名前/読み【稀依野 琉羽/きいの るう】
年齢/学年【11歳/小学五年(初等部B組)】
性格【クールで無口(無口というより声が出ない。というより、声を出さない)。
   さりげなく優しいが、結構面倒くさがり】
容姿【髪…茶髪に赤と青のメッシュ。その髪を少しだけ取って、編みこみをしている。
   目…青の瞳に、少しが青が混じっている。それに、クリン×2のまつげ。
   服…初等部は普通“赤”だが、ある決まった時間には特別に上服が白・下服が黒のものを着ている。
   その他…右頬には虹色の線。左頬には星のマーク。の、タトゥーがある。
       月と星のついた、チョーカーをつけている】
サンプルボイス(声を出した時)↓
・「ふっざけんな!」
・「……早くどっかいけ」
・「もういいから、早くいけよ!」
・「悪い。今日は一人にしてくれ……」
備考【結構美少女だが、それとは裏腹に結構毒舌。
   いつも、グレープミルクの飴を持ち歩いている。
   アリス学園から五歳の時逃亡し、五年後(現在)に捕まった。
   五歳の時(入学時)から、裏工作員である】
能力別クラス【危険能力系(危力系)、又は特別能力系(特力系)】
アリス【アイリス】
アリスの説明【アイリスとは日本語で虹。
       このアリスは色々なアリスを使える、伝説のアリス】


名前/読み【稀依野 夢羽/きいの むう】
年齢/学年【11歳/小学五年(初等部B組)】
性格【明るくて人懐っこい(よく喋って五月蠅いほど喋る)
   蜜柑みたいに、めげへん・くじけへんがモットーの子】
容姿【髪…栗色の髪に黄色のメッシュ。常に、一部分は跳ねている。
   目…真っ黒な瞳。まつげはマスカラをつけていて青。
   服…普通に初等部の制服。
   その他…メイク好きで、薄いメイクをしている。頬にハートのペイントがある】
サンプルボイス↓
・「はぁい! よろしくねン」
・「わぁ! 楽しそう! やらせて?」
・「うわあぁん! ……ごめん、悪かった?」
・「も、もちょっと、駄目……?」
備考【明るくていい子に見えるが、おっちょこちょいでほおっておけない。
   かなり、方向音痴】
能力別クラス【特別能力系(特力系)】
アリス【無効化】
アリスの説明【アリスを無効化することが出来る】


名前/読み【稀依野 癒羽/きいの ゆう】
年齢/学年【25歳/アリス学園教師(B組担当)】
担当能力クラス【危険能力系(危力系)】
アリス【炎・氷】
備考【稀依野姉妹の母親】


名前/読み【稀依野 憂魔/きいの ゆうま】
年齢/学年【26歳/アリス学園教師(B組担当)】
担当能力クラス【特別能力系(特力系)】
アリス【無効化・盗み】
備考【稀依野姉妹の父親】



今のところ以上です♪

☆+お話し リスト+☆
・プロローグ>>1
・一話「謎の四人組」>>2
・二話「君に会いに」>>4
・三話「良い出来事。そして、衝撃の言葉」>>6
・四話「アリス・感情」>>10
・五話「お帰り」>>12
・六話「能力別授業」>>14
・七話「ZERO現る」>>16



☆+注意 事項+☆
この小説では、コメントはあまり出来ないと思います(というより、コメントはあまりしないでほしいです)。

☆+ お知らせ +☆
えと、スレ主からのお知らせです。
コメントは書かないでほしいとのことなのですが、
流石にコメントがないと私も悲しいんです。
なので、「総合掲示板」の「雑談掲示板」から、
「♂オリキャラ・雑談カフェ♀」にコメントを書いてください。
コメント用紙っていうのを作っておくので!
あと、私との会話(雑談)も、
ここではなく、「♂オリキャラ・雑談カフェ♀」で行ってくれると嬉しいです。
ではでは、コメント待っております。(4/28)

新しい情報です。
この前(4/28)に、ここにはコメントをしないでと言いました。
ですが、GW中はコメント出来るよう、ロックを解除しておきます。
皆様からのコメントお待ちしております。(4/30)

お知らせです〜。
もうロックは解除しておきます。
ぜひぜひ、コメントください。(5/26)

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Re: 学園アリス~絆のアリスストーン~二話up!! ( No.6 )
日時: 2010/04/30 16:54
名前: 夜琉 ◆nFgGo2zKeY (ID: CUrDDjil)
参照: http://d.hatena.ne.jp/my-reborn/

三話 「良い出来事。そして、衝撃の言葉」

「な、なぁ、夢羽ちゃん」(蜜柑)
「何? えっと……」(夢羽)

蜜柑が、夢羽に向かって息を切らしながら言う。
そんな蜜柑の発言に、夢羽が足を止める。
夢羽の考えこんでいる姿に、委員長が気がつき言った。

「あ、この子は蜜柑ちゃん。佐倉 蜜柑ちゃんだよ」(委員長)
「蜜柑ちゃんか。何かな?」(夢羽)

夢羽が、ニコッと笑って蜜柑に聞く。
蜜柑は、そんな夢羽に聞く。

「あ、あの、今、どこに向かってるんかなー? って」(蜜柑)
「……ごめんね! 今は言えないんだ! 着いてからのお楽しみ!」(夢羽)

夢羽が、満面の笑みで言った。
だけど、蜜柑にはすぐ分かった。
無理してる、ってことが。
今の笑みは、“作り笑い”だってことが。
そう思った理由は、ただ一つ。
どれだけ笑っていても、“悲しみ”というものがその表情にあったから。
それでも、蜜柑は何も言わなかった。
ただ、ただ夢羽の笑顔を見ていただけだった。
————
しばらくして、着いた場所は“病院”だった。
誰も予想していなかった、残酷な真実。
信じたくない。信じられない。
「ここに入院している」って誰も思いたくない。
だけど、“入院”以外に、ここに理由など一つもない。
そんなだけど、会いたいから我慢くらいはする。
それが、B組の仲間なのかもしれない。
棗達(取り巻きも含む)は別としての話ではあるが。

「これで分かったよ……ね? それでも、行くの?」(夢羽)

夢羽が心配そうに、皆に聞いた。
その表情は、今までみたことのない、本当の悲しみだったのかもしれない。
家族の命が、失われるかもしれない。
そういう、「死」という恐怖。
だけど、恐れてはいけない。恐れては。

「ウチ、琉羽ちゃんのこと知らんけど、傷ついてるかも知らんけど、ウチは会いたい」(蜜柑)

蜜柑の言葉に、皆が続く。

「そうだよ。僕達は、琉羽ちゃんに会いに来たんだよ?」(委員長)
「琉羽ちゃんに会えるんだから、帰るはずないじゃない」(スミレ)

生徒の口からは、「会いたい」の一言が毀れる。
帰りたくない、帰らない。
琉羽に会うために、一目でも見るために。
夢羽の口からは、たった一つの言葉が毀れた。

「ありがとう」(夢羽)

ただ、その一言が。
その言葉を合図にしたかのように、皆が一斉に走り出す。
そんな生徒達の顔に、悲しみはなかった。
————
着いた場所は、「208」号室。
その名前の札のところには、稀依野 琉羽と書かれてあった。
無残な姿になっているかもしれない。
それでもいい。琉羽に会えるならば。
ここまで来たならば、会えるだけでもいい。
とにかく、会いたい。
そんな覚悟を胸に、夢羽は扉を開けた。
その先に見えるのは、白いカーテンに白い壁。
もうそこは、白尽くめの部屋だった。

「琉羽……、来たよ」(夢羽)

夢羽の視線の先には、横たわっている琉羽が居た。
両頬にはカーゼ。手や足には包帯と言った様子。
そんな琉羽の口元には、呼吸器が付けられていた。
夢羽がまた、琉羽に声をかける。

「琉羽、皆も来てくれたよ?」(夢羽)
「……見たら分かるよ」

花瓶の水を替えていた夢羽が、誰かの声に反応した。
ビックリして、皆に聞く。

「皆、何か言った!?」(夢羽)
「え? 何も……」(委員長)

委員長が不思議そうに言う。
生徒達はまだ、心の準備が出来てないのか、部屋には入っていなかった。
夢羽がまた、ビックリしたように言う。

「え? でも……」(夢羽)

夢羽がそう、言葉を発した時だった。

「夢羽、皆じゃなくて、私」

また、聞こえてきた声。
生徒達の声ではない。それは確か。
だけど、他に声を発する人物は居ない。
じゃぁ誰がと思ったその時、夢羽はハッとなる。

「琉……羽?」(夢羽)

夢羽が、恐る恐るベッドを見ると、そこには呆れている琉羽の姿があった。
しっかりと目を開いて、こちらを見ている琉羽の姿が。
夢ではなく、これは現実。
実際のこと。
琉羽は、目を開けてこちらを見ている。

「目、覚ましたんだ……ね!」(夢羽)

夢羽が涙を溜めて言う。
そんな夢羽とは裏腹に、琉羽の表情は険しかった。
何故かという、理由を知る者は居ない。
ただ、勇気あるものだけはいた。

「なぁなぁ、なんでそんな深刻そうな顔してるん?」(?)

ただ一人、唯一の人。
それは、蜜柑であった。
蜜柑の一言に、琉羽はビクッとなる。
何故かは、誰にもわからない。
だけど、必死に見つめる生徒達に負けたのか、口を開いた。
だが、その吐き出した言葉は、理由になんてなっていなかった。

「……私にかかわらないで」(琉羽)

初めて会った蜜柑に言った言葉が、「かかわらないで」の一言。
ありえない、出会いの瞬間ではあった。
だが、蜜柑はムッとなるだけど、落ち込みなんてしない。
むしろ、聞き返すタイプだ。

「なぁ、なんでかかわったらあかんの? 同じクラスの仲間やん!」(蜜柑)
「……貴方達のために言ってるんだよ。傷つかないように。大切な人だから」(琉羽)

琉羽の言った言葉が、何を示しているのか。
それを知る者など、誰も居なかった。

Re: 学園アリス~絆のアリスストーン~二話up!!お知らせあり ( No.7 )
日時: 2010/04/28 16:21
名前: 夜琉 ◆nFgGo2zKeY (ID: CUrDDjil)
参照: http://d.hatena.ne.jp/my-reborn/

>>0にお知らせをupしました。
このスレッドに見に来た人(又は、愛読者)の方は、お知らせを見ていただけると光栄です。

Re: 学園アリス~絆のアリスストーン~二話up!!お知らせあり ( No.8 )
日時: 2010/04/29 20:41
名前: 夜琉 ◆nFgGo2zKeY (ID: CUrDDjil)
参照: http://d.hatena.ne.jp/my-reborn/

三話up!!しました。
ぜひぜひ、見てください。

Re: 学園アリス~絆のアリスストーン~三話up!!お知らせあり ( No.9 )
日時: 2010/04/30 16:51
名前: 夜琉 ◆nFgGo2zKeY (ID: CUrDDjil)
参照: http://d.hatena.ne.jp/my-reborn/

ロックを一時的に、解除しました。

Re: 学園アリス~絆のアリスストーン~三話up!!お知らせあり ( No.10 )
日時: 2010/05/02 13:32
名前: 夜琉 ◆nFgGo2zKeY (ID: CUrDDjil)
参照: http://d.hatena.ne.jp/my-reborn/

四話 「アリス・感情」

「ッ……、どうして!?」(夢羽)

夢羽は、それだけを残して病室を出た。
何人かの生徒が、夢羽を追いかけてゆく。
蛍や蜜柑、委員長は病室に残っていた。
何故だかは知らないが、心読みも。
心読みは追いかけなかったんではく、蜜柑に捕まっていた。

「何?」(心読み)
「心、読んで」(蜜柑)

その言葉を聞いた心読みが、蜜柑を見た。
蜜柑の視線は、琉羽に注がれていた。
心読みが、ゆっくりと心を読み始める。
静かに、集中して。

—————数分後—————
いつまで経っても、心読みが何かを言う事はない。
不思議に思った蜜柑が、ふと心読みに聞いた。

「何て思ってるん?」(蜜柑)

蜜柑が、そう心読みに質問した。
だが、心読みからの返答はない。

—————数分後—————
やはり、心読みからの返答はない。
なので、蜜柑はもう一度聞いてみた。

「な、なぁ、分かった?」(蜜柑)

そう、心読みに聞いた。
また返答はないかと思われたが、今度は返答があった。
その返答というのが——……、

「分かんないや」(心読み)

あの心読みが、心を読めないなんておかしい。
————もしかして——……。
蜜柑は、思ったことを率直に聞いた。
もちろん、琉羽に。

「なぁ、もしかして“無効化のアリス”?」(蜜柑)
「……そうだけど」(琉羽)

琉羽が、表情を一切変えず、普通に言う。
その言葉に、蜜柑だけでなく、委員長や蛍、心読みまでもが驚く。
かかわるなと言った理由も、皆が驚く理由も何もかも蜜柑にはわからない。
何故、かかわってはいけないのか?
かかわってはいけないということは、何か深刻な事実がある。
何故、ずっと前一緒に居た委員長や心読みが驚く必要があるのか?
驚くということは、琉羽のアリスを知らなかったということ。
すると、蜜柑があることに気がついた。

「ピアス……十個も!?」(蜜柑)
「……そうだけど。制御ピアス」(琉羽)

琉羽がそっけなく、返事を返す。
それっきりだった。喋ったのは。

—————夢羽side—————
夢羽が、落ち込んでいた。
————どうして? 琉羽——……。
何故、「かかわらないで」なんてことを言うのか。
夢羽には、何のことだか分からなかった。
今まで、普通に話していた琉羽。
どうしてこうなってしまったのかも、今の夢羽には考えられない。
その時だった。

「夢羽ちゃ……夢羽!」(?)

声が聞こえた。
その声の主は、スミレだった。
スミレの顔と声は、険しい表情をしていた。
すると、鋭い音が響き渡る。

「スミレ……ちゃん?」(夢羽)

夢羽が、ビックリしたように聞く。
そして、痛そうに目に涙を溜めて、頬を押さえる。
スミレは、同じように涙を溜めて、夢羽を見ていた。

「きっと何か事情があるから言ってるんでしょう? 姉妹なのに何で分からないの?」(スミレ)

スミレの言葉で、やっと我に返る。
そして、やっとのことで気がついた。

—————夢羽side—————
本当はいつか、って分かってたんだよ。
いつかは、そんなこと言われるって自分でも自覚してた。
なのに、分かってるのに私は否定した。
その気持ちを、閉じ込めたんだ。
結局は、私の我がままなんだね。
ごめん、琉羽。話聞かなくて。
きっと事情があるんだね。
でもきっと、琉羽は私に言ってくれない。
だって、私のこと好きでしょう? 大切でしょう?
だから、絶対に言ってくれないよ。
きっと、「夢羽のためだから」とかって言って。
私は聞かない。もう分かっている結果だから。
ごめんね。琉羽。


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