二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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未来への贈り物 【リボーン】
日時: 2010/05/30 00:38
名前: 切り裂き王子 ◆65Zbaor.k6 (ID: tdVIpBZU)

こんにちは!ヾ(=´・∀・`=)こんちぃ〜 切り裂き王子です♪

はじめて小説を書きます

駄文の所もありますが見ていってください。





>>02主人公のプロフィール




>>3 あらすじ

>>4第一話 未来に飛ばされた日 >>5第二話 黒いスーツの男達 >>6第三話 黒服の奴ら     
>>7第四話 逃げるプリンセスと狼 >>8第五話 プリンセス絶対絶命 >>9第六話 意識を手放した姫 >>10第七話 ヴァリアー >>11第八話 ヴァリアー霧の守護者 フラン >>12第九話 マーモンの行方  >>15第十話 マーモンの行方2 >>16第十一話 マーモンの行方3 >>19第十二話 マーモンとの別れ
>>20第十三話 眠りから覚めた姫 >>21第十四話 ヴァリアーの仲間たち
>>22第十五話 カエル大作戦  >>23第十六話 カエル大作戦2          
>>24第十七話 王子様の憂鬱 >>25第十八話 王子様の憂鬱2 >>26第十九話 王子様の憂鬱3   
>>27第二十話 姫とヴァリアー幹部 >>28第二十一話捕らわれプリンセス >>29第二十二話 迷子のお姫様
>>30第二十三話 プリンセスは逃走中 >>31第二十四話 イタリア主力戦 >>32第二十五話 イタリア主力戦2
>>33第二十六話 ベルとジル >>34第二十七話 ザンザスVSジル >>35第二十八話 ザンザスVSジル2
>>36第二十九話 ザンザスとベスター >>37第三十話 真実 >>38第三十一話 裏切り 
>>39第三十二話 ボンゴレ匣 >>40 第三十三話 目覚めたとき >>41第三十四話 離れ離れ 
>>42第三十五話 離れ離れ 2 >>43第三十六話 パーティー >>44第三十七話 お別れパーティー
>>45第三十八話 旅立ち >>46第三十九話 飛行機に乗って 

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Re:  未来への贈り物【リボーン】 ( No.33 )
日時: 2010/05/04 23:17
名前: 切り裂き王子 ◆65Zbaor.k6 (ID: qwjQ/00r)

第二十六話 ベルとジル

ジル「しししっ」


ベル「あっりー?
・・・ジル?」

フラン「確かセンパイ兄弟は殺したって言っていましたよねー
あいつ幻覚なんじゃないんですかー?」

ベル「バーカそれを見破んのが術士のおめーの仕事だろ」

フラン「あ・・・・
う〜〜〜〜ん

たぶん幻術の小細工はしてないと思います
勘ですけどー」

ベル「勘かよっ」

フラン「幻術見破んのって超高度なんすよー
師匠も結局は勘だってー・・」

ジル「ベルよぉ」

ベル「!」

ジル「疑うのも無理はねーがオレは偽者でもそっくりさんでもねーぜ
だって・・・
お前と左右対称にあるアザとお前のつけたこの傷が証拠じゃね?」

ベル「本物くせー・・・」

ジル「この前お前達町のショッピングモールにいただろう?」

フラン「なんで知ってんですかー?」

ジル「ベル。お前は姫の事探してたはずだろう?」

ベル「まさか・・・」

ジル「そうだぜ♪姫をさらったのはオレだ。
お前と間違えてオレの所にきたんだ。
まぁ探す手間がはぶけたからよかったんだけどな」

フラン「最低じゃないですかー
姫可哀想ー」

ジル「今頃泣いてるんじゃね?
思いっきり切り裂いたから傷だらけじゃね?」

ベル「ジルてめぇ・・・」

ジル「お前はここできちんと片付けてやるぜ

ベルこれ見たことあるか?」

ベル「えーっと・・
マーレリング」

フラン「てことはセンパイのお兄さんって」

ジル「そう6弔花」

フランはジルの言葉を聞くと自分のカエルを叩いた

フラン「スクアーロ作戦隊長ー
6弔花南に来ましたー
どうもバカセンパイの死んだ兄貴らしんですよー」

スク「何言ってやがる!!」

フラン「しかも執事つきで」

スク「・・・

よくわかんねーが6弔花はてめーらで何とかしろ!!


フラン「だそうですー」

ベル「はなから頼んじゃいねーよ」

フラン「ちっえー
任務だから連絡したのによー」

ベル「それに遣り残したことはきちんと自分で清算したいし。ししっ」

オル「ベル様ご覚悟ください」

フラン「そうするとミーがあのゴツ執事ですねー」

ベル「おめーは邪魔すんな
カエル」

フラン「任務だからしかながないですー
王子(仮)」

ベル「(仮)とかつけんな!!」

フラン「え〜〜〜〜〜っと」
言いながらフランはポッケに手をいれてリングと匣
を出す

フラン「こんなとこですかねー」

フランはポッケからヘルリングを出した

オル「・・・!
あれはヘルリング!!」

ジル「ほー
さすがボンゴレが誇る最強部隊じゃん

まぁ、ここで消えるけどな。」

ジルはボックスを持ちながら言う

フラン「それは無いと思いますよー
どうせアンタベルセンパイに髪が生えた程度でしょー?」

ジル「ベル。なにそいつ?」

ベル「カワイクないコーハイ♪」

オル「愚か者目
格の違いを知るがいい
それではいざ

「「「「開匣」」」」

四人が匣を開匣した

嵐ミンク
ベル「ホクホク♪」

嵐コウモリ

ベル「ししっ
またチョコザイな匣兵器だぜ」

ミンク「キィ」

ジル「お前のはスカンクモドキか?
てかオレの出る幕ねぇかもなー
オルゲルト」

オル「はっ!」

ブシュア・・・

巨雨象(エレファンテ・フォルテ・ピオッジャ)

ベル「ゲ」
フラン「でかっ」

ザァァァ

ベル達に雨の炎が降りかかる

ミンクが尽かさず自分の尻尾をまわす

まわしたおかげで雨の炎がベル達ひはかからなかった
 
フラン「お〜〜〜〜
あ〜〜ぶなかった〜〜〜

サンキューベルセンパイ」

ベル「サンキューじゃねーだろ
カエル

お前の匣兵器はどーしたんだよ」

フラン「頑張ったんですけど
ポーズが決まらなくて開匣できませんでしたー」

ベル「ポーズ?」

フラン「ヒーローが変身する時ポーズがありますよね?ミーもアレが必要なタイプなんですよー」

ベル「てんめーぶっ殺す
てかココで自害しろ」

ベルはナイフをフランに向かって出した

フラン「ホントなんですー
このカエルが邪魔なんですよ
っでこれ脱いでいいですかー?」

ベル「ぜってーダメだ!!
かぶったまま死んでろ!!」

ジル「大丈夫なのか?ベルししっ」

ベル「このバカ抜きでやるからまったく問題ねーよ」

ジル「そいつは良かった

まぁとはいえとっくに遠慮はしてねーけどな」

ベル「・・・?」


ベル「・・・・!!」


ドッ
ブシャ

ミンク「ギイッ」

ミンクは血を吹き出だしている

フラン「センパイ・・・!?」

ドンッ

フランとベルは木から落ちていった

ドシャッ

ジル「ししっ
戦争だぜ?ヨーイドンで戦うとでも思ってんのか?」

嵐コウモリは音波の代わりに目には見えない嵐の属性の炎をだしてるんだぜ?

炎を浴びた奴は嵐属性の破壊によってドカ〜〜ン」

ベル「が・・・あ
くっ・・・

うっ・・・・

ジ・・ル・・・・」

ジル「散れよ」

ベル「あっ!!!」

ドシャッ

ジル「あはぁ〜〜!!
ザマーねーなクソ弟っ
生まれた時からこうなる運命だったんだよ!!」

「ベル様!!フラン様!!」

倒れているベルとフランにヴァリアーの兵が近寄る

ゴゴゴゴッ「・・・・・・・!!!!」
ギョアァァァァ

「退避!!!」

「ゲブッ」
ドシャ

ジル「ケッサクだな〜!!!

ヴァリアーよえー!!」

オル「所詮、旧態依然の不良集団ですから
このまま一気に城を落とすのが吉かと」

ジル「お前やっていいぞ」
オル「では」
カカッ

3重象
ザザン





スク「んだ
ありゃあ?」

「3機の匣兵器のようです!
自分は特攻をかけます!!」

スク【ベルとフランが殺られてか・・・!」

スク「特攻を持て!!」
「ギャ!!」
ザーー

スク「チッ!無駄死にをぉぉ!!

ルッスーリア聞こえるか!?」

ルッス「え?何?

キョアアアア

ドオンンッッ

スク「・・・」


レヴィ「ボス!?」

ドオオッ

ジル「ししっ
あっちゃうまにぺちゃんこ

ボンゴレ最高部隊消滅〜〜〜!!
あ〜はぁぁ〜〜」

「るせえっ」

ジル「!?」

タラタッ

オル「何だ・・・?」

コオオ・・

バリーン

ザン「ドカスが」

Re: 未来への贈り物 【リボーン】 ( No.34 )
日時: 2010/05/04 23:17
名前: 切り裂き王子 ◆65Zbaor.k6 (ID: qwjQ/00r)

第二十七話 ザンザスVSジル

南地点〜

地面にはベルとフランが転がっている
次の瞬間ベル達の死体は砂と貸かした

サァァー

ベル「げほっ」 フラン「ふー」
ズボッ   ドボッ

ベル「霧の幻覚か?」

フラン「当たりデでーす」

フラン「ミー達目ん玉ボンッ!!っとか飛び出して
相当なスプラッタな死に様だったと思いますよ」

ベル「てんめー

戦えよっ!!」

ベルはフランを蹴り飛ばした
ガキッ

フラン「ゲロッ」

フラン「仕方ないじゃないですかー
実際センパイコウモリの炎喰らってグロッキーだったんですしー」

ベル「てめーが匣兵器出さねーからだろう

フラン「ミーのせいですかー」

ベル「ったりめーだろ!!」

フラン「まー良かったじゃないですかー」

ベル「なんでだよ!!」

フラン「姫の事助けに行けるじゃないですかー」

ベル「・・・う〜ん

ししっ
ラッキー♪」

フランとベルはミルフィオーレの城に向かっていった

その頃姫はミルフィオーレの基地に閉じ込められていた

手は鎖で縛られ身動きができないようにされている。

鎖で縛られていなくてもジルに切り付けられた傷のせいで動くこともままならかった

足も切りつけられていたが鎖は付いていてなかった

姫【あの時私を助けてくれたのは誰・・・?

今頃みんなはイタリア主力戦で戦っているのかな・・

私もみんなのそばでサポートしてたかったのに・・・

傷が痛い。足はなんとか動くけど切り付けられた場所から出血していて貧血気味なりかけていた

姫「ベル・・・・・
兄様・・・」

ベルに逢いたい・・・

兄様にも逢いたい

兄様には一度も会ったことがない・・・

覚えているのは一緒に居たとき兄様のあの優しい手の温もりだけ・・・

一度でいいから逢いたかった

逢いたいよ。兄様・・・・

そんなことを考えていると部屋のドアが開いた

入ってきたのはさっきジルから姫を助けてくれた男だった

?「傷大丈夫?」

姫「誰・・?」

姫は出血があまりにもひどいため目の前がぼやけている。

?「ボク?ここでいっちゃつまらないからまた今度言うよ♪
ボクにとって君は大切な人だから傷つけたくないんだ・・・」

姫は分かっていた
前がぼやけて見えなくてもその人が悲しい表情でいっていることを。

姫「・・・・」

?「そろそろお迎えも来る頃かな?
あと少しだけ待っていてね♪
ボクまた君の事を迎えに行くから♪
じゃあね♪」

男は姫の頭をなでる

姫は驚いた、この温もり私は知っている、
この温もりは・・・・・

         兄様!

姫「兄様・・・?」

男は部屋を出る寸前だった

暗い中だったから分からなかった

でも男は姫ににっこりと微笑むと部屋を出て行った

姫は涙を流していた

もしかしてあの人が私の兄様・・・?
あの温もりは本物・・?
ホントに兄様・・・?

あの忘れられない温もりが・・・
今になってよみがえって来る・・・

姫「逢いたい、逢いたいよ兄様・・・!!」

姫は泣き続けていた。
泣き止もうとすると何故か止まらなく流れ出る・・・

そんな事を繰り返してると爆発音が聞こえた

たぶん姫が居る城からだと思う

姫「!!!!」

ここにいては危険かもしれない

でも鎖に手は繋がれたまま・・・

体も痛いし泣き叫びたい。
こんな所には居たくない。

誰か・・・・

姫は心の中で叫び続けていた

疲れて意識が遠くなっていくのが分かった

そんな時

バァンッッ

次の瞬間姫の居る部屋のドアが壊れた。

姫「・・・?」

フラン「センパイーもし部屋に姫が居たら怪我してますよー
こんなあけ方」

ベル「とにかく急いでんの!姫が怪我してるかもしんねーだろ」

姫「べる・・・・」

姫はそうつぶやくと目を閉じた

フラン「ベルセンパーイ
姫居ました」

ベル「マジ!?」

フラン「ここに居ますよー
しかも傷ひどいですー
出血ひどいですー シーツが真っ赤ですよー」

ベル「ヤバッ!!
とにかく今できることやっとこうぜ」

フラン「そうですねー
もう意識なんて飛んでいいくらいなのにさっきまで
たもっていたんですよー」

ベル「姫・・・」

フラン「ベルセンパイー
とにかく城から出ましょうー」

ベル「ああ」
そういとベルは姫を抱っこして部屋からでた。

その頃ボスは・・・

ジル「お!あれって・・・」

オル「間違いありません
ヴァリアーのボスとしてかつてボンゴレの10代目に最も近いと言われた男XANXUS!!!」

ジル「とてつもなく目つき悪ぃー
まさに不良軍団の大将だな」

ザンザスはジルの事見る

ジル「だけどたいしたとはねーんだってな
中学生に負けたんだろう?」

ザンザスは目をつぶる

ジル「しーしっし!!
14歳の沢田に凍らされたんだぜ!
激弱ってことじゃん!!

あれれ?どーした
図星で言葉も出なくなったか しししっ」

ザンザスは椅子に座ったままあくびをする

ザン「はぁ・・・」

ジル「!
おいいつまで寝そべっているつもりだ?
椅子に座ったまま戦っていいのは王子のジル様だけだぜ?」

ザンザスはジルの事無視したまま

ジル「てんめっ
立場分かってんだろうーな」

ザンザスはジルに向かって挑発した

ジル「カッチーン」

オル「ジル様あなたの手を汚すまでもありません

ここは私にお任せを 巨雨象!!」

ドオオオ

オル「喰らうがよい」

ザァ


ザンザスに向かってオルゲルトの匣兵器が突撃してきた

ジル「ぶっつぶれ〜〜!!」

オル【ぬ・・・?
なんか妙だ・・・・】

ジル「?」

ドオオオオ
ザンザスの前で匣兵器は止まっていた

オル「バッバカな!!
触れることもなく止めただと!?」

ピキピキ
オル「!!

石化
いやこれは・・・!」

タァタッ

オル【またあの影・・・!!】

ザン「まぁゆっくりしてけや」

ザンザスの手が光りはじめた

ザン「沢田綱吉の名をほざいた以上てめーらはここでかっ消す!!」

オルゲルトの匣兵器はザンザスの憤怒の炎により
破壊された。

Re: 未来への贈り物 【リボーン】 ( No.35 )
日時: 2010/05/04 21:59
名前: 切り裂き王子 ◆65Zbaor.k6 (ID: qwjQ/00r)

第二十八話 ザンザスVSジル

オル「なっ!!

バカな・・・・
巨雨象の動きの一切を封じるとは・・・」

ジル「バカはお前だろうオルゲルト」

オル「!?」

ジル「巨雨象を止めた犯人は他にいんのさ」

オル「!!

匣兵器!!」

ジル「あったり〜
やつの背後の岩陰にガラの悪い赤い眼球が見えるだろう?」

ザッ

オル「あ・・・

あの匣兵器は・・・・
天空ライオン」

ジル「激レアの百獣の王か」

オル「その通りです!!」

ジル「へーザンザスお前にも一応大空の波動が流れてんだな。
ボンゴレリングには拒絶されたクセにな!!

そーだお前は王位正統継承者あるオレより遥かに劣る雑種だ!!」

ザン「おい
てめぇのうぜぇ遠吠えは聞き飽きた

ジル「!!

おい!オルゲルト早くあいつやっちまえ」

オル「ハッ」

オルゲルトは匣兵器を二つ開匣した

オル「覚悟せよ!ザンザス!!」

ズオオオオ
二重の鉄槌!!

ザン「ベスター」
ザンザスが呼ぶとべスターがザンザスの前に来る

ベスター「GAAAAAAA!!!!」

ベスターが吠えるとオルゲルトの匣兵器が止まる

オル【また動きが封じられた】
ピシピシッ

オル【石化・・・
大空の調和なのか・・?】

コオオオ・・・

ザンザスがまた憤怒の炎を出そうとする

ザン「かっ消えろ」

だが

ホクンホクン
ザン「!!!」

ジル「バーカが」

ザンザスにジルの嵐コウモリの炎が襲う

ビキビキ
ブシュッ

ザン「ぬうっ」

ビキキキ

ベスター「GA!!」

ザン「がっ
ぐあっ!!」

ジル「しししっ

どーだ嵐コウモリの超炎波は。
それともまだ座ったままやろってのか?

つーかその前にその椅子は永遠の安楽椅子になっちまったかもな」

ザン「ぐ・・・
ハァハァ・・」

グオオオオオ

オルゲルトの巨雨象の石化が解ける

オル「石化が解けました」

ジル「よーし潰しちまえよ」

ザン「ハァ・・・ハァ
ベスター

ギョオオオ
巨雨象と嵐コウモリがザンザスに突撃しにきた

ベスター「G、GAAAOOOO!!!」

べスターが咆哮すると嵐コウモリと巨雨象が撃破された

ジル「!?」
オル「咆哮で撃破だと!?」

オル【大空にこのような能力は・・・】

ザン「てめぇらは俺たちを本気で怒らせた」
ドン

ザンザスの顔にはアザが広がっていた

ジル「!!
なんだ顔中アザだらけだぜ・・」

オル「聞いたことがあります!!
ザンザスの怒りが頂点に達したとき奴の顔には
9代目にやられたボンゴレ奥義の古傷が浮かび上がると・・」

ベスターもしま模様が浮かぶ

オル「!?
天空ライオンではなく嵐トラなのか!?」

ザン「ベスターはライオンでもとらでもねぇ

雑種が劣ると誰が決めた?」

ジル「雑種なのか!?」

オル「だがライオンの雑種など・・はぁ!!
まれにライオンのオスとトラのメスとの異種交配によりライガーと呼ばれる混血の子供が生まれるという・・
ま、まさか・・・」

オル【調和と分解。二種の属性を持つ
この匣兵器は・・・

天空嵐ライガー!!」

Re: 未来への贈り物 【リボーン】 ( No.36 )
日時: 2010/05/04 23:00
名前: 切り裂き王子 ◆65Zbaor.k6 (ID: qwjQ/00r)

第二十九話 ザンザスとベスター

オル「バカなっ!!」

ジル「くだらねぇ三文トリックだ
タネはぜってーある」

ザン「ベスター」

ザンザスは椅子に座ったままベスターの名前を呼ぶ
するとベスターは座りボックスにもどった

ボシュッ
カシャン

ザン「次にこれが開匣されたときがてめーらの最後だ

だが死に様くらい選ばせてやる
楽に死にたきゃ白蘭のカスをココへ呼べ」

ジル「!」

オル「!!」

ザンザスは椅子に寄りかかった

ジル「おいおいおいおい随分調子にのってんじゃん」
ジル【バーカが 余裕ぶっこいて匣兵器を閉じたのが運のつきだ】

ジルはザンザスに向かっていった

ジル「よーく考えてみろ
わざわざお前ごときに白蘭様がお動きになると思うか?・・・・
と言いたい所だがお前は運のいい男だ
ちょうど白蘭様への定時報告の時間だ」

クククッ
ジルは嵐コウモリの位置をザンザスの周りに替えた

ジル「特別に白蘭様と話をつけてやってもいいぜ・・・」

ジル【しししっ嵐コウモリで360℃包囲完了♪】

ジル「もちろんする話の内容は」

ジルは指を握った
ギュっ

ジル「お前の死についてだ!!」

ボゴッ

嵐コウモリの炎が一気にザンザスに向かってきた

ジル「あは〜最速最大炎圧だ!!

気づいたときはもう遅・・」

ドウッ





ジルの嵐コウモリがどんどんやられていく

ザンザス「何が遅ーんだ?」

ジル「なぁ!?オレの嵐コウモリが!!」

オル「匣兵器を使わずこれほどの戦闘能力を!!」

オル【噂道理だ・・・
この迫力・・
この面構え・・・
似ている・・・
たぐいまれなる戦闘能力と憤怒の炎により裏社会を恐怖に束ねた伝説の男・・・

ボンゴレⅡ世に!!】

ザン「・・・・・
交渉決裂だな・・・・
それ相応の死をくれてやる」

ボオオオオオオッ
ザンザスのリングに炎が灯る

ジル「オルゲルトなーに突っ立ってんだよ!!
体張って盾になれよ!!」

オル「無論です!」

オル「フンッ!!」

オルゲルトが雨ペリカンを開匣する

ザバッ

雨ペリカン最大防御!!

ザン「笑止」
ザンザスはリングで匣を開匣した

ギャキッ

オル「!!」

オル【炎が混ざってる!!大空のリングだけではなくザンザスの生まれつき手に宿していたという
憤怒の炎までもが匣内に混入している!!
だから純粋な一属性の天空ライオンでなく二つの属性の性質を持つ天空嵐ライガーに!!
謎の多い大空属性だがこれなら説明も付く」

ベスター「GAOOO!!」
ピシッ

雨ペリカンが石化し始める

オル【石化は・・・
大空属性による城との調和・・・】

ボロボロ

オル【そしてその直後に襲うのは嵐属性の・・・
ピシピシ
分解】

オルゲルトが倒される

ジル「ゲッ!

あ・・・足が・・・!!

ゲエッ!!

固まってきた!!」

ザン「おいドカス
王子は座して戦うんじゃなかったのか?」

ザンザスはジルに銃を向ける

ジル「クッ!」

ジル【ムリだ!、勝ち目がねぇ!】

ジル「お、落ち着け!!白蘭様と話をつけさせてやる!!
お前のは望みは分かってるんだ!!

お前が欲しいのはボンゴレボスの座なんだろう!?」

ピク・・・

ジル「お前は沢田綱吉にのこと憎くてしょーがないだろう?
だから今は亡き9代目直属なんて謳ってる!!
そりゃそーだ
ボンゴレ10代目に座を奪われたんだからな!!」

ジル「オレの力を持ってすれば憎き沢田を倒しお前はボンゴレのボスになれるぜ!!
正確にはミルフィオーレボンゴレ支部だ!!
オレが白蘭様にお前がミルフィオーレ幹部として迎えるようにとりはからってやる!!

白蘭様は寛大な方だ!!


沢田綱吉を倒した後は今のボンゴレと同等!

いやそれ以上の戦力を手に入れることも夢じゃねーぜ

ししっ

最高だろう!!」

ザン「ドカスが」

ザンザスがジルに銃を向けて言う

ザン「オレが欲しいのは最強のボンゴレだけだ
カス下につくなどよりヘドがでる」

ジル「な・・・・

あ・・・・?」

ジルがだんだん石化かしていく


ザン「10年前の沢田綱吉をいかしているのも殺せないからじゃねぇ
ボンゴレファミリーは常に最強でなくてはならない

ジル【・・・・?】

ザン「内部にどのような抗争があろうとも外部のドカスによる攻撃を受けた非常時においては、
ボンゴレは常に・・・


一つ!!!!」

ザンザスはジルに向かって銃を撃った

攻撃を受けたジルは倒れた

Re: 未来への贈り物 【リボーン】 ( No.37 )
日時: 2010/05/05 15:01
名前: 切り裂き王子 ◆65Zbaor.k6 (ID: 8bddVsaT)

第三十話 真実

ドゴッ!!


レヴィ「あ、あの光は!!
ボスの銃弾!!」

東の森〜

スク「あのクソボス。久しぶりに本気になったか」

南の森〜

フラン「ボス。ベルセンパイのお兄さん殺ちゃった
みたいですよー」

ベル「マジ!?
まぁいっか。姫も助けられたし」

ルッス「あんらー?
急に静かになったようだけど・・・
メガネがないから全っ然わかんないわ!

もーメガネメガネ!!」

ルッスは落としたメガネを探す

ルッス「!」

ルッス「もしかして・・・
見えるわー♪」

ルッスはメガネを見つけるとかけあたりを見渡した

ルッス「・・・・・・ボスったらハデに遊んだみたいね・・・」

日本〜

リボ「たった今ジャンニーニからイタリア主力戦の情報が入ったぞ
ザンザスが敵の大将を倒したらしいぞ」

リボーンがみんなに言う

「!!!」

獄寺「マジッスか!?」

ツナ「ザンザスが・・・・
あのザンザスが!!」

正一「せっかくのニュースに水をさすようだが
喜ぶのはまだ早い
大将を打ってもまた新しい大将をたて」

リボ「その心配もねーぞ。
敵は撤退し始めたらしいぞ」

正一「やったじゃないか!」
リボ「まーな」

正一は喜ぶ

ツナ【すごいさすがヴァリアー・・・

さすがザンザスだ!!
あとは白蘭を倒すだけ・・」

「いいや、ただの小休止だよ」

「イタリアの主力戦も日本のメローネ基地もすごい楽しかった」

パァッ

ツナ「わぁ!!」

ツナたちの前に白蘭の立体映像がでる

フラン「やられた敵の端末からかですねー」

ツナ「こ、こいつが・・」

正一「白蘭サン!!」

白蘭「ボンゴレの誇る最強部隊の本気が見れちゃったり前哨戦では相当有意義だったよね♪」

ザン【前哨戦・・・?】

白蘭「メローネ基地で必死にボクを欺こうとする演技する正チャンも面白かった♪」

正一「ぼくが騙していたのも!!」

白蘭「うん。バレバレだよ」

正一は驚く

白蘭「確かにこの戦いは逆に利用して敵に寝返る計画もできていたし正直ボンゴレと手を組むなんて思っていなかったけど、正チャンがてきになるのは範囲以内だから。

だって正チャン昔からずっーとボクのすることになすこといつも否定的な目でみてたもん」

白蘭は笑う

正一「・・・・・
あなたは間違っている!!」

白蘭「ほーらきた!まぁ好きにすればいいよ
どちらが正しいかは今に分かるし

しっかし正チャンもつくづくもの好きだよね
まだケツの青いボンゴレ10代目になんかに世界の命運をあずけちゃなんてさ」

ツナ【世界の命運・・・?】

白蘭「本当はこのまま息つく暇なく戦力を投入してボンゴレも消すのは簡単なんだ
でもここまで楽しませてもらったのは確かだ
それに信頼していた副官に裏切られたとあっちゃ
リーダーとしてのプライドにかかわっちゃうだろ?」

白蘭「だからそろそろちゃんとやろーっと思って」

白蘭「沢田綱吉君率いるボンゴレファミリーと僕のミルフィオーレファミリーとの正式な力比べをね」


ザン【正式な・・・】

ツナ【力比べ・・・?】

白蘭「もちろん73をかけて。
あ!忘れてた後もう一個かけなきゃね♪」

ツナ「もう一個・・・?」

白蘭「そう姫ちゃんをね。」

スク「おい!なぜ姫もその争いに参加する!!」

スクアーロが白蘭に言う

白蘭「あれ?みんな知らないの?」

ツナ【・・・?】

白蘭「姫ちゃんはボクの実の妹なんだ♪」

「!!!」

ツナ「妹、、、?」

白蘭「みんなは73のなかのリングはみんな大空がボスだと思っているよね?」

ラル「!?」

リボ「白蘭。てめー何が言いて。」

ツナにはリボーンが切れかけているのが分かった

白蘭「姫ちゃんはアルコバレーノのボス。
73の核となる存在だよ。
だからアルコバレーノは大空がボスじゃなく姫ちゃんがボスなんだよ♪」

ベル「姫がアルコバレーノのボス・・?」

正一「でもそう簡単にいくと思いますか?」

白蘭「お、元気だなー正チャン」

正一「あなたはこの日本に四人イタリアに一人計5人の6弔花を送っている
そのうちの7つのうち5つのマーレリングを失っている
もはやあなたは翼をもがれた鳥だ」

正一は白蘭に言う

白蘭「う〜ん、ま、それが本物ならね」

ピシッ
正一「!?」

正一がつけていたリングが割れる

白蘭「言っとくけど正チャンがつけているリングは・・・ニセモノだよ♪」

正一「ニ、ニセモノ!!」


白蘭「もちろんそのリングもすごーいリングなんだけど73はもっとすごいものなんだ。」

正一「だけど・・・」

白蘭「悪いけど正チャンには秘密で他に組織してあるんだ」

正一「!?」

白蘭「正チャンに会わすには刺激が強すぎると思ったから伏せといたけどもう敵同士だから敵同士だからいいよよ
紹介するね」

白蘭がそういうとモニターに6人の人間が移った

白蘭「彼らが本物のミルフィオーレファミリー6人の守護者
真6弔花♪」

「リ、真6弔花!!」








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