二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- リアル鬼ごっこ×心霊探偵八雲
- 日時: 2010/05/22 18:28
- 名前: 甘栗 ◆1WZThYdb3Q (ID: 6xeOOcq6)
初めまして^^
リアル鬼ごっこ・心霊探偵八雲が大好きな『甘栗』と申します♪
初作品なので、gdgdになると思いますが、見てくださると嬉しいです^^
☆注意☆
・流血等表現があります。苦手な人はお控えください。
・リアル鬼ごっこ・心霊探偵八雲を知らない方は、一度本を呼んでみてください。この話の内容が分かりやすくなると思います。
・チェーンメール、荒らしはお断りします。
・コメントやアドバイス、受け付けます。
・挫折の危険性あります。
以上の事が守れる(?)方はどうぞお進みください。
- Re: リアル鬼ごっこ×心霊探偵八雲 ( No.1 )
- 日時: 2010/05/22 18:51
- 名前: 甘栗 ◆1WZThYdb3Q (ID: 6xeOOcq6)
☆登場人物紹介☆
斉藤八雲……このお話の主人公。大学生で頭脳明晰。大学側を騙し、大学に住みついている。左目が赤く、その事によるためか、『死者の魂』が見える。あだ名は『化け猫』
小沢晴香……このお話のヒロイン。八雲と同じ大学に通っていて、同級生。八雲の左目を綺麗と言った。八雲の想い人。けれど、自分の事は鈍感なので、何も気づいていない。八雲の事を想っている。あだ名は『トラブルメーカー』
後藤和利……何かと八雲を頼る元刑事。現在は探偵事務所を設立している。幼いころ母に殺されかけた八雲を救った刑事。あだ名は『クマ』
石井雄太郎……後藤の元部下。後藤が警察をやめた事を引きずっている。基本まじめ。が、後藤の事になると無茶をする。
王様……このゲームの主催者。佐藤抹殺計画から3000年たった今、再び恐怖のゲームを開催しようとする
こんなところかなぁ〜^^
- Re: リアル鬼ごっこ×心霊探偵八雲 ( No.2 )
- 日時: 2010/05/22 20:16
- 名前: ツン萌え ◇lWYtn5MZ2k (ID: iGvI5nur)
面白そうなお話ですね!
楽しみにしてます!!!
- Re: リアル鬼ごっこ×心霊探偵八雲 ( No.3 )
- 日時: 2010/05/23 08:28
- 名前: 甘栗 ◆1WZThYdb3Q (ID: 6xeOOcq6)
プロローグ 恐怖のゲーム
昔々、王国には『佐藤』と言う苗字の人が沢山いました。
人口の半分以上が佐藤で埋め尽くされていた時代のお話です。
ある日、王様は自分の姓を持つ者が沢山いることに腹を立てました。
そう、王様の姓も『佐藤』だったのです。
なんとかして『佐藤姓』を滅したい。
それが王様の考えでした。
王様は悪い事を考えるのが得意で、ある恐ろしい計画を思いついたのです。
『リアル鬼ごっこ』
人々はそう称しました。
ルールは簡単。ただ鬼ごっこをすればいいいだけ。
ただし、鬼は『佐藤探知機』という探知機を持っていて、鬼に捕まれば、その佐藤は死んでしまう。
とてつもなく恐ろしいゲームでした。
期間は一週間。夜の11時から12時まで。
一週間逃げ延びた者には王様に何でも言う事を聞いてもらえる事になっていました。
一週間後、一人の青年が生きて帰ってきました。
王様と同年齢の青年です。
王様はすぐにその青年を呼びました。
——何でも言う事を聞いてやる……と
その青年の心は復習心でいっぱいでした。
妹、友、父……。
大切な人が目の前で捕まった。
青年の心は、もう壊れていました。
——パン
乾いた音とともに、王様は倒れて行きました。
「王様、僕からのお願いです。……死んでください。」
王様は
「死にたくない」
それだけ残して死んで行きました。
その後、青年も側近の銃で撃たれ逝きました。
それから3000年。今まさに、その恐怖のゲームが再開しようとしているのです。
そう、どうしようもないバカ王のせいで……。
- Re: リアル鬼ごっこ×心霊探偵八雲 ( No.4 )
- 日時: 2010/05/22 20:29
- 名前: 甘栗 ◆1WZThYdb3Q (ID: 6xeOOcq6)
ツン萌えs>>
初コメ、ありがとうございます^^
精一杯がんばりますので、よろしくお願いします♪
- Re: リアル鬼ごっこ×心霊探偵八雲 ( No.5 )
- 日時: 2010/05/22 20:57
- 名前: 甘栗 ◆1WZThYdb3Q (ID: 6xeOOcq6)
第一話 夢
「う〜ん」
斉藤八雲は自室(大学にあるプレハブの建物)でうめき声をあげていた。
「……ッ!?」
飛び起きるといつもの自室。
小さなため息をつき頭を掻く。
「八雲君、おはよ!」
扉を開けて入ってきたのは、小沢晴香。通称『トラブルメーカー』
「どうしたの?そんなに汗かいて!?」
「あぁ……変な夢を…見ただけだ。」
「変な夢?」
——ハァ…ハァ……
荒い息を立てて走っている僕。
その後ろからは、王国のマークのついた迷彩柄の服を着ている人。頭には変な機械。
——何故僕は逃げているんだろう?
止まろうとしたけれど、足が勝手に動く。
——タッタッタッタ……
足音が近づき、迷彩服の人は手を伸ばす。
——逃げなければ
本能でそう感じ、僕は逃げた。
けど
——ガシッ
捕まった。
必死にもがいたけどその手が離れる事はなかった。
「離せぇぇぇぇ〜!!」
そう叫んだところで目が覚めたんだ。
「八雲君も『夢』見るんだね〜」
晴香は笑う。
「君は僕の事をなんだと思っているんだ?」
——化け猫
心の中で呟くけれど、あえて口にはしない。
倍になって帰ってくる事を晴香は知っている。
「八雲君は八雲君。その夢もきっとすぐに忘れるって!」
晴香は近いうちに、この無責任な発言を悔いる事になる。
そう、恐怖のゲームが再び……
始まるから。
この掲示板は過去ログ化されています。