二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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彼の秘密ーREBORNー
日時: 2010/06/23 15:13
名前: 海条みや (ID: e1D/tu7D)

なんかー・・・
ツナのことが好きな女の子(強いが、ツナには及ばない)が、ツナの秘密を知っちゃって、でどうなるー・・というカンジのお話?

ま、適当によんでやってください。
でわでわw

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Re: 彼の秘密ーREBORNー ( No.12 )
日時: 2010/07/09 17:08
名前: 海条みや (ID: e1D/tu7D)

そしたらカノンは一瞬固まって、そしてニッコリと微笑んだ。

「ツナ・・・・・・

なぜそんなに可愛いんだ!!
ああもう、怒りもどこかへ飛んで行ってしまったではないか!」
「そうだぞ!綱吉、そんな顔をたやすく他の者に見せるでない!見せるのは私だけにしろ!」

「ジョット、泣いてほしかったの?」
「「ちがう!そのような顔がだめなんだ!」

見事にハモッた二人、そのような顔ってなんだろ?という疑問を抱きながらも、この二人は仲がいいのか悪いのか、と感じられるほど二人はその後もハモりつずけた。

「・・・あ、俺、そろそろ戻るわ、ジョット、カノン、またね!」

俺は現実の時間を考え、ジョットとカノンに別れを告げた。

「ああ、また来い」
「もちろん」

手を振って、自分を目覚めさせる。

そして、もとの場所に戻ったとたんに、俺は気だるさに襲われた。

「うぇ・・・気持ち悪い・・・・なにコレ・・・」

いままでは現実に戻っても特に問題はなかったので、コレは自身の体の不調だと考える。
そして熱を測るタメに額に手を当ててみると・・・

「(・・・・ちょっと・・熱っぽい・・・カナ?)体温計・・・」

少々熱っぽかったので、俺は体温計を取りに下へ向かった。
ちなみに今リボーンは、俺の事についての報告書をイタリアへ持っていっているので、今はいない。

「えっと・・・ココだったはず」

体温計が入っている場所を思いだし、その引き出しを開ける。
と、そこには俺の記憶どうり、体温計が入っていた。
それを取り、脇に挟んで体温を測る。
何分かすると、測り終わったという合図の音がなった。
そうするとそこには、『37:5』という数字。

「37度5分・・・か、微熱だけど、いいや、ほっとこ」

俺の体は強いので、これぐらいだったらどうにでもなる。
ちなみに今日は平日、もちろん学校はある。
なんかめんどくさい事が起きなきゃいいけど・・。

「あら、ツッ君今日は早いのね」

そのとき、後ろから母さんの声がした。
心配をかけないように、体温計はすばやく元の位置へもどす。

「ああ、なんか目が覚めちゃって・・ご飯作ってくれない?」
「もちろん作るわよ、学校の準備はできてるの?」
「うん、起きてから時間があったからもう準備したよ」

ほんとは昨日だけど。
一応ダメツナだからな。
そして母さんが作ってくれたご飯を食べて、家を出た。

「あぁ〜・・・あ、そういや今日風紀チェックだ、(ばれたらめんどいし・・恭弥のとこならぼ)」

なんだか嫌な気分だが、熱があるんだ当然か、と思い、すたすたと歩いていった。
その嫌な予感が学校で当たるとも知らずに・・・。

Re: 彼の秘密ーREBORNー ( No.13 )
日時: 2010/07/14 18:13
名前: 海条みや (ID: e1D/tu7D)

「うっわ!遅刻だー!!」

只今俺はダメツナのダメダメ速度で学校へと向かっている。
今日は一応早く家を出てのだが、あの『ダメツナ』がそんなに早くこれるワケがない。
なので家を出てから結構時間を潰し、今にいたる。

「(あ〜だるい・・・熱上がったか?)ハァ・・」

少しだけ速度を落とし、緩やかに走る。

「(風紀チェックは楽にパスするか・・・げ、恭弥いねぇし・・・まぁどうにかなるか)あ、草壁さんだ、(草壁さん・・・なら大丈夫だな)よし行こう!」

今度は少し速度を上げ、校門へと近づく。
そして校門に着く。

「えっと〜(あ、あった、草壁さんの列・・・・)」

草壁さんの列を見つけ、そこへ並ぶ、あまり人はいなかったし、俺が最後だったのでスムーズに進んだ。

「あ、あの・・・」

自分の順番になると、俺はビクビクする様子で草壁さんへと声をかけた。

「ああ、どれ・・・・とくに何も持っていないようだな、よし、入れ」
「は、はい!」
「・・・・・・あとで保健室へ来てください」
「?分かりました」

小声で草壁さんが俺へ言った。
なぜ保健室なのかは分からなかったが、とりあえず返事をした。

そして教室へと向かうと。

「(あれ・・・・・おかしいな、視界がグラグラする・・・・)」

なんだか視界が揺れて、グラグラした。
まぁ歩けたから気にしなかったけど。

Re: 彼の秘密ーREBORNー ( No.14 )
日時: 2010/07/17 08:10
名前: 海条みや (ID: e1D/tu7D)

「・・・・・・(ちょっと・・・これは、やばい・・・カモ)」

さっき教室に入ってから、もうすぐチャイムが鳴るであろう時間になっている。
しかも体調が半端なく最悪だ。

「あれ?ツナ君、どうしたの?大丈夫?」

京子ちゃんが気分の悪そうな俺を心配してくれたのか、声をかけてきた。

「っ・・・ごめん京子ちゃん・・先生に保健室行って来る、って言っといてくれない・・・?」
「え!大丈夫?うん、分かったよ、気をつけてね?」
「う、うん・・・・」

俺はフラフラしながらも保健室へ向かった。

Re: 彼の秘密ーREBORNー ( No.15 )
日時: 2010/07/20 13:52
名前: 海条みや (ID: e1D/tu7D)

「すいませーん・・・・・・あ、草壁・・さん・・」

保険室の扉を開けると、そこには草壁さんがいた。

「あ、綱吉さん、楽にしていいですよ、今は他に誰もいませんから」

あたりを見てみると、たしかに誰もいなかった。
来る途中でチャイムが鳴ったせいか、廊下の方にも気配はしない。
なので演技をやめた。

「あ・・・そういや、なんで・・・さっき、ここに来いって・・・・・」
「それは、綱吉さんも分かっていると思いますよ?」
「・・・・ああ、この熱・・・気がついたんだ・・・」

そういえば、と思って額に手を当てる。
なんか結構熱かった。

「はい、もちろんですよ、委員長にも『気をつけるように』と言われていましたしね」

へぇ、恭弥が言ったんだ・・・・。
さっすが俺の腹心。

「・・・・今の体温計りたいんで・・体温計取ってもらえます?」
「はい、・・・・・・・・・・どうぞ」
「ども・・・・」

草壁さんは棚の入っていた体温計を取り、俺に渡してくれた。
・・・・草壁さんも、俺に慣れたな〜、最初の頃はビクビクしてたのに。(委員長の主人だと知り、怖かったから)
そんな事を思っていたらさっそく体温計の音が鳴った。

Re: 彼の秘密ーREBORNー ( No.16 )
日時: 2010/08/02 21:13
名前: 海条みや (ID: isn12P1b)

体温計を見てみると、『38・9』との数字が。

「うおっ!めっちゃ・・・上がって、る」
「やはり熱がありましたか・・・許可は貰っています、ベットで休んでいてください、家へ送ります」
「わぁ〜・・・ありがと、うございま〜・・・す」

うん、やっぱり草壁さんは頼れるねぇ・・・・・
もしかして、俺が草壁さんのこと気に入ってるのって、『アイツ』と似てるから・・?・・・・

(ありえる!!苦労人の所とか!!)

なんか笑いがこみ上げてきたよ。

あと、なんか、ねむ、け、が・・・・・

俺は眠気に身を任せ、眠りへと落ちていった。
そこで俺は、昔の自分が犯した、『過ち』の夢を見た。


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