二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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作ってゆく自分の人生ーREBORNー
日時: 2010/07/10 13:38
名前: 海条みや (ID: e1D/tu7D)

この小説はリボーンです!
このお話は、ツナが十代目になる事を覚悟していて。
でも平穏な日常を心の奥で望んでいるお話です!

詳しいこと↓

俺、沢田綱吉は、小さい頃、マフィアのボスになるのだと教えられた。
そして、それはけっして変えられない運命だともー・・
それは、平穏を望む俺にとって、過酷な定めだった。
でも、それでもけっして変えられないのなら、少しだけでいい、たった少しの時間でいいから、俺にわがままを言わせてくれ。
そのためならば、俺の平穏のタメならば、そちらの要求をなんでも呑もう。
そう思って、俺は、9代目と、いや、ボンゴレと、『取引』をしたんだ。

その内容は、
『沢田綱吉が、高校卒業まで自由に暮らすと共に、あくまでも穏便に、そう、極秘で『時期ボンゴレ十代目』の仕事をこなす事』だ、
そして、その契約を交わしたその日から、俺は、帝王学を学び、契約の書類に印を押し、極秘で日本へと発った。

ちなみに、日本では『ダメツナ』を演じ、前髪を伸ばし、分厚いメガネをかけ、雲雀恭弥という部下を手に入れ、『仕事』をこなした。
奈々はこのことを知っている。

しかし、その契約は、少しずつ、少しずつ、変わっていった。

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Re: 作ってゆく自分の人生ーREBORNー ( No.9 )
日時: 2010/07/31 22:02
名前: 海条みや (ID: isn12P1b)

すいません、なんだか私長編で、原作と同じようにやるのはちょっと難しいと判明したので、同じ設定で少し続いてる、短編のようにしたいと思います。
日時がけっこう離れていたり、同じストーリーで二つあったり、ものすごく短かったりするのは、ご了承ください。

Re: 作ってゆく自分の人生ーREBORNー ( No.10 )
日時: 2010/08/02 10:14
名前: 海条みや (ID: isn12P1b)

黒き死神、来る

__________________

「はぁぁぁぁぁ・・・・・(アルコバレーノらしき視線は感じるようになったけど・・・・9代目が・・・まさか契約修正するなんて・・・・)」

俺はあの後、9代目になんとか連絡を取り、アルコバレーノの件について話ところ、9代目は、

『すまんのぉ、綱吉君、本当は、君の願いを聞いてやりたいところなんだが、そうもいかなくなってきてしまったんだ。悪いが・・・あの契約は、修正させてもらった。高校卒業まで、のところを、ボンゴレ10代目が必要になる時まで、とね・・・・すまんの』

だ。
アルコバレーノのことについては、アルコバレーノの方から話してくれるらしい。

「・・・もう帰ろう・・・・」

俺はそれまで持たされていたホウキを片付け、荷物を取り、学校を出た。

「(あ〜・・・・そろそろ恭弥の血・・・飲みたくなってきた・・・・)」

最近大きな仕事が多く、力を使いすぎたので、血を飲み、力を補充したいところだ。

力が少なくなってきてるせいで、家へと帰る足取りは、なんだか重かった。

だが家には必ず着くもので、玄関を開け、家へと入ると・・・・
目の前に母さんが立っていた、たいそうな言葉をもって。

「ツー君、今日、家庭教師がくるからv」
「はぁ!?」

なにを言っているんですか?お母様。

「母さん、俺に教師なんて必要ないって知ってるでしょ!?」
「あらあら、言い方がおかしかったかしら?」
「へ?」

「『家庭教師』じゃなくて、『アルコバレーノ』が来る・・・だったわね」
「!」

母さんの纏っている空気の温度が急激に下がったように思えた。

「なんでかしらね・・・アルコバレーノの皆さんがたは、私たちの一族のこと・・・・知らないらしいの」
「え?でも、俺のところに来るんだろ?せめて来るヤツぐらいは知ってるんじゃ・・・」
「知らないらしいわ、だから・・・私たちの『一族』のこと・・・教えちゃだめよ?綱吉」

俺たちの、吸血鬼一族のことは、ボンゴレ内でもトップの秘密だ。
それを知っているのは、今の所、9代目ぐらいだと思う。(あ、父さんもか)

「分かったよ、母さん」

「あら?来たわね」

本当だ、微かだが、気配を感じる。
あ、今、ドアの前にー・・・

「チャオッス」
「あらあら、僕、何色かしら?」
「!!??」

あ〜・・・おどろいてんな、ま、そりゃそーか。
ボンゴレ門外顧問の妻とはいえ、一般人がアルコバレーノのこと知ってるかもしんないんだから。

「母さん母さん、たぶんコイツ黄色のリボーンだよ」「へぇ、もみあげが特徴的っていうのは、本当だったのねぇ」
「・・・・お、おい、なんでそれを知っている?」

おちついたのか、とりあえず気になっているらしいことを聞いてきた。

「やーねぇ、だてに『若獅子』の妻やってないわよv」
「家光から聞いたのか・・・ところで、お前はなぜ?」

「なぜ?なぜって・・・・・って、お前、まさか9代目から、俺のことなんにもきいてねぇのか?」
「9代目!?あ〜・・・そういえば、最後らへんはお前の自慢話ばっかだったから、最後まで聞いていない」
「おいおい〜、だめだろ、依頼人の話は最後まできかなきゃ」

「お前・・・ダメツナじゃねぇだろ」
「え?ちがうちがう!ダメツナも、俺だよ!まぁ、学校でだけのキャラだけど」
「キャラ?あれは演技か?」
「そうだよ、だめだろ、天下のアルコバレーノが普通の一般中学生の演技くらいみやぶれなきゃ」


「おい、それより、詳しいこと聞かせやがれ」
「やっだなにそれ、命令口調〜?ちゃ〜んと『聞かせてくれ』ぐらいは言えなきゃねぇ」
「・・・・聞かせてくれ」
「はいはい、それでいいんですョ〜v」
「うざったいからその口調やめろ」
「やっだ銃口こっちに向けないでよ、分かったから」
「チッ・・・・・・」

そんなこんなで、ふざけながらも俺は事情を説明し、(一族以外のこと)とりあえず・・・・寝た。

Re: 作ってゆく自分の人生ーREBORNー ( No.11 )
日時: 2010/08/16 13:56
名前: 海条みや (ID: Z38QiqU5)

ようやっと面倒事がだいたい落ち着き、とうとう京子ちゃんに連絡を取った。
京子ちゃんの気持ちは素直にうれしかったし、いつもならば適当にかわすところなんだけど、京子ちゃんはすごく本気らしかったから、今回はそうはいかない。

「ツナ君!」
「あ、京子ちゃん」

待ち合わせ場所に指定したのは並盛公園。
走ってきたらしく、息が乱れている。
・・・・急がなくてもよかったのに。

「ツナ君、待った?」
「いや?全然・・・」
「そう、ならよかった」

いつもの笑顔を見せてくれる京子ちゃんは、どこか落ち着いていた。

「で、本題に入るけど・・・・」

俺が言葉を発したら、それまで落ち着いていた京子ちゃんはビクッと肩を揺らした。

「・・・・京子ちゃんの気持ちはうれしい、だけど・・・・ごめん、その気持ちは・・・・受け取れない」

俺は包み隠さず、本音を言った。
うやむやにしてしまったら、京子ちゃんが傷つくように思えたから。
なんだか、京子ちゃんはどこか強くて、同じようにはかなく見えるんだ。

「そっか!」
「え?」

予想を裏切った反応だった。
京子ちゃんは、明るく元気に笑っていた。

「ツナ君、だったら私、ツナ君に私のこと好きになってもらえるようになるから!!」
「え?」
「ずっとツナ君の隣にいられる女の子になるからねv」
「え?」
「私、強い女の人になってみせるから!」
「????は、はい?」

「ツナ君、私がんばるから!!じゃあね!」
「う、うん?ば、ばいばい・・・?・・・」

京子ちゃんは明るく言いたい事いって、行ってしまった。
俺はどうすればいいのだろうか?

「・・・・とりあえず、帰ろう・・・・・」

Re: 作ってゆく自分の人生ーREBORNー ( No.12 )
日時: 2010/08/17 12:45
名前: 海条みや (ID: Z38QiqU5)

・・・・すいません。
追加設定です。
奈々の一族は、ヴァンパイアの中ではかなり高い位置にいる名家です。
簡単に言えば、裏社会でのボンゴレの立場と同じ感覚です。
・・・・・『裏社会のまた裏、存在さえもあいまいなヴァンパイアの世界。その頂点に君臨する、[グレイウ]家。マフィア界の「法」復讐者(ヴィンディチェ)さえをも従える、本当の裏社会をまとめる一族。その一族は、ボンゴレと同じように、特殊な「力」を持っている。詳細は不明だが、こう伝えられている。
『すべてのものをひれ伏させ、すべてのものを従える力』と・・・そして、今の当主は、「クロス・グレイウ」そして、次期当主候補の名は、「マナ・グレイウ」と「リーヤ・グレイウ」日本名を、「沢田香奈」と「沢田綱吉」ーー・・・・・・』

Re: 作ってゆく自分の人生ーREBORNー ( No.13 )
日時: 2010/08/17 12:48
名前: 海条みや (ID: Z38QiqU5)

あ、それと、あの告白事件はありません。
なんてったって、京子がすでに告白しちゃってるしね!
それにつなは死に際に告白すればよかったなんて後悔するような性格に設定してませんもん!!


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