二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- *+☆おいでよ動物の森〜フルーツ村だより〜★+*
- 日時: 2010/08/08 18:59
- 名前: hiroko (ID: SLr1s4QH)
- 参照: http://hiroko871010
〜*。+○登場人物&村紹介○+。*〜
フルーツ村:何が起こるか分からない、
別名フシギ村。
色々な村へとつながっている。
〜光の魔術使い〜
ソラ:フルーツ村に引っ越してきた女のコ。
可愛い顔をしているが性格は作者似。
見習い魔女。
ブーケ:ソラに初めて出来た友達。
明るくて元気。風使い。
ジャン:お笑い担当、行動派。炎使い。
マーサ:おとなしいがキレるとマジ怖い。水使い。
チーフ:イケメンだが何を考えているか不明。何使いかも不明。
〜闇の魔術使い〜
レベッカ:ソラを倒そうと色々考えている。草使い。
登場人物はこれから増えます!
あくまでこれはおもな登場人物です*
- Re: *+☆おいでよ動物の森〜フルーツ村だより〜★+* ( No.7 )
- 日時: 2010/08/09 18:17
- 名前: hiroko (ID: Uk0b6ssr)
- 参照: http://hiroko871010
「ねぇ、あんた、『光の宝石』って知ってる?」
ブーケがジャンに聞いているのが聞こえる。
知らないだろうなと思っているのが目に見えている。
私はファイヤー村の果樹、「リンゴ」を一つ食べていた。
(…おいしい…)
「『光の宝石』?おいら知ってるよ」
「「えええぇぇぇ————!!!」」
知ってるんだ!?
「どんな宝石!?どこにあるの!?」
私たちは急いでそう聞いた。
「どんな宝石かは知らないけど…、ウォーター村にあるって聞いたことがある」
「ウォータ村…?」
「ここから結構近いよ。お前らそれを探してるの?」
ジャンが目を細めながら首をかしげる。
「うん…」
「ウォーター村は水の村だから、おいら苦手…。」
そうか、炎使いだもんね。
「とりあえず、行こう」
ブーケが風を出して私たちはそこにのった。
「うぉっ、ブーケお前スゲーな!」
「別に…///」
……ん??
ブーケちゃんの顔が赤い。
まさか…ね。
- Re: *+☆おいでよ動物の森〜フルーツ村だより〜★+* ( No.8 )
- 日時: 2010/08/09 18:30
- 名前: hiroko (ID: Uk0b6ssr)
- 参照: http://hiroko871010
「ほへー、ここがウォーター村…」
「ほへーってお前子供か!!」
「あんたのほうが子供じゃん!!」
ギャーギャー言い合う私たち。
「…はぁ。ここの村の住民に話し聞きに行こう」
ブーケはため息をつくと、私たちの腕を引っ張って行った。
ウォーター村は思ってた以上にきれいで、涼しかった。
とくに水はキラキラしてて、太陽に反射する。
ゴミ一つないこの村。誰が住んでいるんだろう…。
「あのぉー、スンマセン〜」
ジャンがすぐそばにあった小さな家のドアをたたく。
「はーい?」
落ち着いた小さな声が聞こえてきて、ドアが開く。
ごくっ……。
出てきた人物(?)は、
黒白。
モノクロ。
うさぎ。
「かっ…可愛い…」
おとなしそうなその子は、「なんですか?」と聞いてくる。
「えっと…お名前を教えて下さい」
ジャン、そんなことを聞きに来たんじゃねーだろ!
「アタイ?マーサです。」
「可愛い…///」
ジャンが呟く。おいおい。しかも顔赤くなってるし!
「えっと、『光の宝石』っていうのがこの村にあるって聞いたんですけど…ありますか?」
と、ジャンを押しのけてブーケが言う。
「『光の宝石』…」
マーサがうつむく。
「え?ないんですか?」
「…持っていかれてしまったんです、黒魔術族に…」
マーサは俯いたまましゃべる。
「黒魔術族?」
「闇の魔術使いの別名です。一週間前あたりにやってきて、村を荒らして住民を脅し、持って行ってしまいました」
「「「うわぁ…」」」
3人の声がはもる。どんだけひどいんだよ!!
「あの、取り返してくれませんか?」
「え?あぁ、そのつもりですけど」
私が答えると、ジャンが、
「マーサも来たらいいじゃん」
とぼやく。
「え?無理ですよ…力弱いし…」
「大丈夫!」
そうこうしていると…
「おーっほっほっほ!!!!」
…やっぱり来た。
- Re: *+☆おいでよ動物の森〜フルーツ村だより〜★+* ( No.9 )
- 日時: 2010/08/09 18:36
- 名前: hiroko (ID: Uk0b6ssr)
- 参照: http://hiroko871010
「レベッカ…」
「あっ…黒魔術族…」
「え?あれが?」
「あれって失礼ね!そうよ!」
レベッカは、「くらえ!草!」と攻撃を仕掛けてきた。
なんでいきなり攻撃するんだよ!
しかもマーサちゃんの所に!
「マーサ…」
「ちょっ、きゃ!!」
そのとき、マーサの周りに水の結界みたいなのが出来て、マーサは助かった。
「マーサ、すげぇ…」
ジャンが呟く。
たしかにすごい。
攻撃タイプの私たちと違って、防御タイプなのかな。
「あぁっ、もう!次回も『おーっほっほっほ!!!』って言わないといけないのかしら」
あれって言わせられてるのか?
疑問を残しながらレベッカは去って行った。
何しに来たんだ、ホント…。
「あの、アタイも自分がどこまでやれるか知りたいので修行行きたいです」
「え?いいの?行こう行こうっ♪」
私たちは仲間が増えるたびにとても喜ぶ。
それは、自分の友達が出来るからだ。
- Re: *+☆おいでよ動物の森〜フルーツ村だより〜★+* ( No.10 )
- 日時: 2010/08/10 20:06
- 名前: hiroko (ID: ErINZn8e)
- 参照: http://hiroko871010
「で、どこに行けばいいの?」
「レベッカを追いかければいいんだろ?簡単じゃん」
「どうやって?」
「次にあいつが来たときに付いていけばいいんだよ」
「それってストーカーってことですか…?」
「チゲーよ!!」
私、ブーケ、マーサの質問攻撃にさすがのジャンも疲れたようだ。
「っていうか、ここ俺男子一人だけだよな…。変態?」
「変態とか最強にきもいです…」
マーサちゃんって何気に言うよね…。
ジャンショック受けてるし。
「とりあえず、レベッカが来るの待とう。」
「…あのさ、」
思ってたんだけど、と私は切り出す。
「ずっと戦いの場面ばっかじゃん?それじゃつまらないから、たまにはまったりした場面も必要だと思うんだ」
私をブーケが目を細めながら見つめる。
「まったりって、どうするの?」
「う〜ん…」
考えてなかった。
「恋話しよーぜ、恋話!!」
「ジャンさんには話したくないです…」
あ、またショック受けてる。
「いいんじゃない?恋話!♪」
ブーケがジャンを慰めるように言う。
「じゃぁ、恋話の始まり始まり〜〜」
- Re: *+☆おいでよ動物の森〜フルーツ村だより〜★+* ( No.11 )
- 日時: 2010/08/10 20:14
- 名前: hiroko (ID: ErINZn8e)
- 参照: http://hiroko871010
「「「「……」」」」
「おい、なんかしゃべれよ…」
「嫌だよ、あんたこそしゃべりなさいよ」
「なんでだよ」
シーンとなった空気にジャンとブーケのひそひそ話がやけにこだまする。
「やめっか?恋話」
「そうだね、やめようか」
私たちは立ち上がる。
すると、ブーケがジャンの服を掴んでこう言った。
「あのさぁ、ジャン」
「ん?」
ジャンはもう一度腰を下ろす。
「アタイがあんたのこと好きだったらどうする?」
「「「!!!!!???///」」」
みんなの動きが止まった。
ブーケ、何言って…。
ジャンは、「は?」とでも言うように、訝しげにブーケを見つめる。
「あぁ、そうだなぁ、ありえねぇなっ(笑)」
ジャンは「お前何言ってんだよー」とブーケの肩をバシバシ叩く。
「あはは、だよねー、ありえないよねー」
ブーケも笑いながら叩き返す。
「……?」
何だったんだろ、今の…。
一瞬、ブーケが涙目に見えた。
「きっと上手くいきますよ」
マーサが二人を見ながらそう呟いた。
「……?」
ただいま2回目「……?」。
マーサが何を言っているのか理解できなかった。
でも、まさか、ブーケ、ジャンの事…。
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