二次創作小説（紙ほか）※倉庫ログ
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- [色々]愛する人には、なれないけど[短編]
- 日時： 2010/09/07 19:59
- 名前： ささめ ◆rOs2KSq2QU （ID: lFvCr/Ox）
- 参照： http://www.kakiko.cc/novel/novel5/index.cgi?mode=view&no=11896
「でも、君と一緒にいたいよ」
＊＊＊＊＊＊＊＊
センス？
そんなもん母さんの胎内に置いてきたわ！
どうも別館⇒シリアス⇒二次小説《←今ここ》なささめですよう。ちなみに全部短編スレしか建ててないんだぜ！
別館のスレ（BL・GL系）は参照です。ふと興味をもってくださった方は是非是非ー
えーと、ここは色んな二次の短編ぽいぽいしたいなという私の自己満足の目的だけの為に建てたものです。たぶん更新亀さん以下っていうかなめくじさんより遅いと思うけどね！なめくじなめたらあかんぜよっていう。
……あれ？説明といえるものが見当たらないってどういうこと？ちなみにリクエストは、用紙ないけどいつでも受け付けてますー。
とりあえず、のんびり気ままに書き進めていくのでよろしくお願いしますー
＊小説（●は新しいもの）
■ｓｓ（版権もの） 下に行く程新しいです。
（嘘つ.きみーくんと壊れたま.ーちゃんよりみーまー）[シリアス・少しグロ]【メランコリー・ナイト】>>1
（プシュケの涙より彼方＋宛）[シリアス？/ちょっとネタバレ]【見えなくて良かったと安堵する】>>4
（デュラララ！より新セル）[ほのぼの/甘]【例えそれが無くても】>>5
（イナズマイレブンよりゼルマキュ）[シリアス？/片想い]【混濁的博愛】>>6
（ボカロよりクオミク）[シリアス/崩壊ネタ/ミクオ捏造有]【俺と君は一緒にはいられないようです】>>11
（イナズマイレブンより佐久間＋鬼道）[シリアス/暴力表現有/捏造有]【劣等感カタルシス】>>14
（逆転裁判よりナルマヨ）[ほのぼの/甘]【君より素敵な人なんて】>>17
（イナズマイレブンより円秋）[シリアス/円堂病み/捏造有]【こんな僕でも愛して欲しいと】>>22●
（嘘つきみーくんと壊れたまーちゃんよりみーまー）[シリアス？/ギャグちっくである]【What are you be？】>>23●
（イナズマイレブンより塔風）[ほのぼの/甘め]【平等なのです】>>24●
＊長編
- Re: [色々]ララバイ・ララバイ！[短編]３つうｐ ( No.11 )
- 日時： 2010/08/29 10:22
- 名前： ささめ ◆rOs2KSq2QU （ID: n9Gv7s5I）
- 参照： ぱやっぱー！ ……って大きく叫びたい年頃である
（ボカロよりクオミク）
[シリアス/崩壊ネタ/ミクオ捏造有]
【俺と君は一緒にはいられないようです】
「クオ……っ……クオっ！ それ以上歌っちゃ駄目だよ、クオが壊れちゃう……っ！ クオ！ 歌うのを早くやめてっ」
「ミ、ク…………」
薄れゆく視界と意識の中で、ぼんやりとした輪郭を手でなぞる。いや、手といっても、今の俺には彼女の頬を触る指さえ崩れている。無理矢理緊急コードでつなぎとめているせいか、ひどく体が不安定だ。後何分……何秒もつのかは、俺にさえ予測出来ない。
「クオ、クオ！ 何で歌うの、歌ったらクオは壊れちゃうのにっ……何でそんなに自分を崩壊させようとしてるの、クオ!?」
《っだっだだだだｄｄｄｄだめなっななななんだよｙｙｙｙｙみｋｋｋっく…………》
「クオっ」
今まで綺麗に響いていた声は、今ではただの数字と英語の羅列になり、言葉を発するのも精一杯だ。駄目なんだよミク、と言うつもりが、酷い言葉となってしまった。ミクはその言葉を必死に聞き取ると、涙を浮かべた瞳で俺を見る。そんな顔すんなって、と笑うことも、壊れ途中の俺には敵わない。
《ｋｋｋっくｍｍｍｍｍミっｋク……おｒｒｒｒｒｒ俺とｍｍｍミクｈｈｈｈは……おお同じｊｊｊｊ存在っいいいだｄｄｄｄｄｄろｒｒｒっろう？》
「同じ存在……？ そ、そうだよ！ クオとミクはずっと同じ存在なの、変わらないの！ だから……消えないでよ……クオ、クオっ！」
《だｄｄｄｄｄだから、ちｇｇｇｇｇがうんｄっだよ、ｍｍｍｍミｋｋｋｋっク……》
俺とミクは同じ媒体であり、双子であり、同一の存在だ。それは俺とミクが生まれた瞬間から、ずっと変わらないことだ。しかし、それは可笑しいこと。同じ媒体、同一の存在が、同じ世界で同じように生きるのは……いけないことなんだよ、ミク。同じ存在は、２つも要らない。そうだろ？ ……マスター。
「待っててクオ、マスター呼んで来るからっ」
《ｍｍｍｍっもうむｒｒｒｒｒｒりっだｙｙｙｙっよ…………ミク……おっｒｒっれはもう……コワれれれるかっっら…………》
「クオ！」
《マスターは……もう承諾しｔｔｔってくれてｒｒｒｒｒるから……っ…………りんもれンｍｍｍっも……るかサンもめイコ姉さンも……カイとにーサンも……わかｔｔｔっつてくれてるからっ…………》
「そ、そんな…………」
皆、知ってた。俺がいつか消えなくちゃならないってことも。俺とミクが同時に生きることは、この世の不条理だということも。皆が全てを理解した時、リンは泣いていた。レンは悔しそうに顔を歪めて、メイコ姉さんは怒っていた。カイト兄さんは、辛そうに唇をかみ締めていた。ルカさんは無表情で、俺の手を握ってくれた。だけど良いんだ、それだけで俺の心は救われていられたから。
だから、だからミク——————お前だけは、俺を、俺のことを—————！
《だｋｋっから……ミク…………おレを……忘れなイで…………俺……ミクのこト大好きだッたカら……忘れて欲しク…………なイなぁ……》
「ク、オ……忘れないからぁっ…………私、絶対忘れないからさぁ…………消えないで……消えないでよ……クオおっ！ いっちゃやだよお！ 私を残さないでよっ、クオっ」
……何言ってんだ、ミクにはちゃんと色んな人がついてるじゃんか。そう思い、閉じていた目を開ける。今度は、ミクの顔ははっきりと見ることができた。案の定、ミクは泣いていた。あまりにも俺の胸を締めるける、表情。その顔、見るつもりじゃなかったのになーと苦笑した。だから、ミクに最後の一言。
《…………ミク、一緒にいられなくて、ごめんな》
さよなら（、一方通行で、届かない歌を歌うよ）
＊＊＊＊＊＊
イメソンはルカちゃんの「ディスコミュニケーション
」ですぞー
ミクオ大好きなんですぶはーかっこ良い短髪青髪。
ミクとクオはずっと仲良かったら可愛い。
- Re: [色々]ララバイ・ララバイ！[短編]２つうｐ ( No.12 )
- 日時： 2010/08/29 15:26
- 名前： ささめ ◆rOs2KSq2QU （ID: n9Gv7s5I）
- 参照： ぱやっぱー！ ……って大きく叫びたい年頃である
（イナズマイレブンより佐久間＋鬼道）
[シリアス/暴力表現有/捏造有]
【劣等感カタルシス】
「俺のために、なんて言うなよ……おまえを思って、なんて言うんじゃねーよ…………！」
泉のように湧き出てくる怒りを押さえつけるようにして、眼帯の少年は言葉を続ける。眼帯の少年は、床に転がっているゴーグルを付けた少年に鋭い視線を寄せた。ゴーグルを付けた少年————鬼道有人は、げほげほと溢れてくる二酸化炭素にむせている。それを見て、眼帯の少年————佐久間次郎は、まるで虫を見るかのような目つきで、鬼道を睨んだ。
「今は境界が違うんだよ…………なぁ、分かれよ、なぁ………鬼道……！」
冷めた瞳の内には、こらえきれない憤怒の感情が見え隠れしていた。鬼道の名を呼んだ瞬時、佐久間はその感情をぶつけるかのようにして、彼の胸倉を掴んだ。頬や腕に痣が浮き出ている鬼道は、呼吸を突然邪魔され、ぱくぱくと口だけを動かす。口から漏れる空気の音を聞きながら、佐久間はそれさえも鬱陶しそうに、鬼道を床へと打ちつけた。
「……ぐぁっ……さ、くま……」
「簡単に分かるなんて言うな、簡単に大丈夫なんて言うなよ……お前と俺じゃ、心の作りが違んだ…………知らないんだろう？ そうなんだろ？ …………なあ、鬼道……そうだろうッ！」
「っぐうっ…！」
佐久間は狂ったように、無抵抗の鬼道に跨ると、その首を両手で締め上げた。鬼道はそれにさえ痛いとも苦しいとも喚かず、ただただ泣きそうな表情で佐久間の名を呼ぶ。
「…………さ、ぐま……おれ、は……お前らのこどを……わかっで……なかっ、……がはっ……！」
「うるさい、うるさい、うるさい……！ どうせそんなこと言ってても…………爽快な気持ちなんだろ、自分より下がいるって楽だろう!? 本当の気持ちを言えば良いんだよ、鬼道っ」
鬼道の言葉を遮るかのように、佐久間はより一層鬼道の首を圧迫した。鬼道からは、必死に空気を求める音しか聞こえなくなる。……だが、微かに唇が蠢いたのを、佐久間は見逃さなかった。
「何だよ、まだ言いたいことでもあるのかよ」
「……………………から……」
「あぁ？」
「………………お前のために……なんて言わないよ…………おまえを思って……なんて、言わないよ………………今は境界が違うのは、………………あぁ、……分かってるのさ……」
「！」
「……簡単に、分かるなんて言わない…………簡単に大丈夫なんて言わないから……………………今、お前を分けてるラインを、…………またがさせて………………渡らせてくれないか………………なぁ…………さく、ま」
「そんな、こと……今更……っ！」
急にかけられた、佐久間を労わる言葉。それに対して佐久間自身は、少しだけ心が動いた気がし、鬼道から視線を外す。しかし、鬼道はただまっすぐに、佐久間の顔を正面から見据える。その視線を感じ、佐久間は思いつめた表情で、顔を伏せた。
と、同時に、鬼道の首を絞めていた10本の白魚のような指が、ゆるりと外れる。鬼道はチャンスとばかりに、上体を起こす。佐久間はそんな鬼道の姿を見ても、その場の座り込み下を向いていた。
「…………突き放してくれれば、良かったんだ」
「佐久間……」
喉の痛みと圧迫から解放された鬼道。鬼道は自身のことなどどうでも良いようで、
＊ほるー
- Re: [色々]ララバイ・ララバイ！[短編]２つうｐ ( No.13 )
- 日時： 2010/08/29 15:12
- 名前： ささめ ◆rOs2KSq2QU （ID: n9Gv7s5I）
- 参照： ぱやっぱー！ ……って大きく叫びたい年頃である
何か金縛りにあってすごいだるい
次何書こうかあ、夢書こうそうしよう
円塔書きたいなー不春も書きたい木春も
杏臨も正杏もみーまーも湯女僕もジェロニモさんも
うーん浮気し放題だ私
- Re: [色々]ララバイ・ララバイ！[短編]２つうｐ ( No.14 )
- 日時： 2010/09/01 19:44
- 名前： ささめ ◆rOs2KSq2QU （ID: tuG0e6yh）
- 参照： ぱやっぱー！ ……って大きく叫びたい年頃である
（イナズマイレブンより佐久間＋鬼道）
[シリアス/暴力表現有/捏造有]
【劣等感カタルシス】
「俺のために、なんて言うなよ……おまえを思って、なんて言うんじゃねーよ…………！」
泉のように湧き出てくる怒りを押さえつけるようにして、眼帯の少年は言葉を続ける。眼帯の少年は、床に転がっているゴーグルを付けた少年に鋭い視線を寄せた。ゴーグルを付けた少年————鬼道有人は、げほげほと溢れてくる二酸化炭素にむせている。それを見て、眼帯の少年————佐久間次郎は、まるで虫を見るかのような目つきで、鬼道を睨んだ。
「今は境界が違うんだよ…………なぁ、分かれよ、なぁ………鬼道……！」
冷めた瞳の内には、こらえきれない憤怒の感情が見え隠れしていた。鬼道の名を呼んだ瞬時、佐久間はその感情をぶつけるかのようにして、彼の胸倉を掴んだ。頬や腕に痣が浮き出ている鬼道は、呼吸を突然邪魔され、ぱくぱくと口だけを動かす。口から漏れる空気の音を聞きながら、佐久間はそれさえも鬱陶しそうに、鬼道を床へと打ちつけた。
「……ぐぁっ……さ、くま……」
「簡単に分かるなんて言うな、簡単に大丈夫なんて言うなよ……お前と俺じゃ、心の作りが違んだ…………知らないんだろう？ そうなんだろ？ …………なあ、鬼道……そうだろうッ！」
「っぐうっ…！」
佐久間は狂ったように、無抵抗の鬼道に跨ると、その首を両手で締め上げた。鬼道はそれにさえ痛いとも苦しいとも喚かず、ただただ泣きそうな表情で佐久間の名を呼ぶ。
「…………さ、ぐま……おれ、は……お前らのこどを……わかっで……なかっ、……がはっ……！」
「うるさい、うるさい、うるさい……！ どうせそんなこと言ってても…………爽快な気持ちなんだろ、自分より下がいるって楽だろう!? 本当の気持ちを言えば良いんだよ、鬼道っ」
鬼道の言葉を遮るかのように、佐久間はより一層鬼道の首を圧迫した。鬼道からは、必死に空気を求める音しか聞こえなくなる。……だが、微かに唇が蠢いたのを、佐久間は見逃さなかった。
「何だよ、まだ言いたいことでもあるのかよ」
「……………………から……」
「あぁ？」
「………………お前のために……なんて言わないよ…………おまえを思って……なんて、言わないよ………………今は境界が違うのは、………………あぁ、……分かってるのさ……」
「！」
「……簡単に、分かるなんて言わない…………簡単に大丈夫なんて言わないから……………………今、お前を分けてるラインを、…………またがさせて………………渡らせてくれないか………………なぁ…………さく、ま」
「そんな、こと……今更……っ！」
急にかけられた、佐久間を労わる言葉。それに対して佐久間自身は、少しだけ罪悪感を感じた気がし、鬼道から視線を外す。しかし、鬼道はただまっすぐに、佐久間の顔を正面から見据える。その視線を感じ、佐久間は思いつめた表情で、顔を伏せた。
と、同時に、鬼道の首を絞めていた10本の白魚のような指が、ゆるりと外れる。鬼道はチャンスとばかりに、上体を起こす。佐久間はそんな鬼道の姿を見ても、その場に座り込み下を向いていた。
「…………突き放してくれれば、良かったんだ」
「何で…………何でそんな風に思うんだよ」
「思うしか、無かった」
喉の痛みと圧迫から解放された鬼道は、視線を佐久間に向けた。佐久間は虚ろな表情で、唇を血で濡らしている。きっと、強い力でかみ締めたのだろう。
佐久間は何かをこらえるように、両手の拳を握り締めた。ぽとり、と唇から流れた血が、拳を濡らす。
「…………鬼道さんが、俺を突き放してくれたら……お前は弱いから、必要無いんだって言ってくれたら…………俺は、貴方のことを忘れられたのに…………貴方から、逃げることが出来たのに…………っ」
「佐久間……」
鬼道は最後に佐久間の名を呼ぶと、小さく震えるその両肩に、自分の手を置いた。その行動に反応し、佐久間は一度だけ顔をあげる。しかしまた、視線を地面へと向けた。鬼道さん。佐久間は、小さく鬼道の名を呼んだ。鬼道はそれにああとだけ答える。それだけで十分だと、佐久間は思った。
「ごめんなさい、ごめんなさい、鬼道さん……俺は…………こんなことをしても、貴方から見捨てられたくないです…………ごめんなさい」
「もう良いから、佐久間」
「え？」
「もう、１人だけで苦しまなくて良いからな」
鬼道の言葉に、佐久間は涙でぐしゃぐしゃの顔をあげる。そんな佐久間の顔を見て、鬼道は微笑んだ。その笑顔を見て、佐久間もつられるように、泣き笑いの表情に変わった。
（……あぁ、貴方は俺を浄化してくれた）
＊＊＊＊＊
イメソン⇒ミクの「ワイトアウト・オーバーライン」ですよー
佐久間が劣等感とか感じる話がすごい好きです。
- Re: [色々]ララバイ・ララバイ！[短編]２つうｐ ( No.15 )
- 日時： 2010/08/29 19:29
- 名前： ささめ ◆rOs2KSq2QU （ID: n9Gv7s5I）
- 参照： ぱやっぱー！ ……って大きく叫びたい年頃である
（嘘つきみーくんと壊れたまーちゃんよりみーまー）[シリアス？/ギャグチック]
【君が真実になる前に】
「まーちゃんは花火がしたいのだ！」
「………………のだー」
体中の期待をバンザイのポーズで表現してみせたまーちゃん
＊ほりゅー
書こうかどうしようか……ふーむ