二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- IF もしも、君と。 [テニスの王子様]
- 日時: 2010/11/18 18:36
- 名前: 扉 ◆A2rpxnFQ.g (ID: TtH9.zpr)
もしも、ですよ??
これは、もしも、の話です。
貴方は、たくさんいる“愛する彼”の中から———
貴方は、たった1人を選ぶことが出来ますか??
*★*——————————————————————*★*
扉です!! 元・亮です!!
こんにちは、こんばんわ、初めまして^^
初めましての方は、是非、お友達に!!
11月の受験生ですよー、日々のプレッシャーと疲れに耐えかねて、作っちゃいましたよvv
放置小説いっぱいあるのですが、気分一層にw
今回は、初(?)のトリップものですー^^
ホント、逃げたいんです、3次元から!!
そんな扉の理想(妄想??)も詰め込む予定ですb
扉の他小説ですv
ht☆tp://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=19038
Now let's go!!!
たくさんの幸せと、たくさんの笑顔を求めて。
大好きな彼らに、逢いに行こう!!!
- Re: IF もしも、君と。 [テニスの王子様] ( No.1 )
- 日時: 2010/11/21 12:36
- 名前: 扉 ◆A2rpxnFQ.g (ID: TtH9.zpr)
もしも、ですよ??
これは、もしも、の話です。
例えば貴方に、大好きで大好きで仕方ない人がいるとします。
例えば貴方に、他の誰よりも愛している人がいます。
だけどその人とは————、絶対に会うことが出来ないとします。
世界中何処を探しても、貴方の愛す彼は居ません。
世界中に届く声で叫んでも、貴方の声は届きません。
なぜなら、彼は紙面の中にしか存在しない、2次元の人間なのだから。
貴方はそれを、充分に理解しています。
貴方はそれを、承知の上で愛しています。
貴方はそれを、知っているが故に—————浮気をします。
たくさんたくさんの彼を、精一杯愛するのです。
1人になんて、特定できない。
さて、此処からが、本題です。
浮気性の貴方。
仕方のない愛と、仕方のない浮気の狭間で、大人になっていく貴方。
そんな貴方の前に、1人の天使と言う名の悪魔が現れました。
そして、貴方に問います。
「愛する彼に、逢わせてあげよう」
もしも、ですよ??
これは、もしも、の話です。
貴方なら——————————、どの彼を、“愛する彼”と言えますか??
- Re: IF もしも、君と。 [テニスの王子様] ( No.2 )
- 日時: 2010/11/18 19:09
- 名前: 無幻 (ID: 8hgpVngW)
>扉
扉〜っ(*^^)v
見つけたので来ましたっ(^^ゞ)
面白そうだねぇb
私も二次元へ行きたいよぅ…(^^;)
いざっ!仁王の元h((
あうぅっ!「浮気性」の言葉が響くよぅ…
不二君も良いけど最近は仁王も良いんだよぅ…
久々にテニプリの漫画を読み返してたら「仁王〜」って仁王ラブ状態になっちゃって…(^^;)
受験勉強頑張ってねっ←
三次元にいい事なんてないよぅ…
さあ、ニ次元に逃げ込もうっ(笑)
- Re: IF もしも、君と。 [テニスの王子様] ( No.3 )
- 日時: 2010/11/21 12:38
- 名前: 扉 ◆A2rpxnFQ.g (ID: TtH9.zpr)
- 参照: どうしようどうしよう、追いかけなければ、行ってしまう。
>無幻
扉は死んだら二次元に行けると信じてるw
根気のない扉のことだから、またいつ挫折するか分かんないけどさw
応援よろしくですv
えへへ、扉も宍戸さん一筋とか良いながら、ブンちゃんや白石に揺れてるんだよぅ^^
仁王も良いよね、かっこいいよね!!!
もう皆スキだ!!
頑張りますv
ありがとうー^^
- Re: IF もしも、君と。 [テニスの王子様] ( No.4 )
- 日時: 2010/11/21 12:48
- 名前: 扉 ◆A2rpxnFQ.g (ID: TtH9.zpr)
- 参照: どうしようどうしよう、追いかけなければ、行ってしまう。
001 ※
毎日は、驚く程につまらない。
毎月毎月テストがあって、それに向かって勉強して。
終わってみれば、あの勉強は努力は、何だったのかと、自分が情けなくなる毎日。
「ご、ごじゅうにてん・・・・・・」
テストを眺め絶望的に呟く少女が1人。
「お、勝った」
横からそれを盗み見て、喜ぶ少女が1人。
「一緒、一緒!! ジュリア!!」
仲間を見つけて、大して嬉しい点数でもないのに喜ぶ少女が1人。
「お前は??花」
「死んだよー、やばい」
自分の点数を明かさず、誤魔化す少女が1人。
そんな彼女たちには、共通点があった。
「もーいや。マジ嫌。死ぬ、死にたい」
常人よりも茶色が強い、癖のある髪の毛を揺らしながら、少女は言う。
「良いだろ!!お前、他の教科は全部俺より上だし」
「ジュリの志望校、レベル高いからでしょ??」
「偏差値60くらいあるよ」
佐藤樹莉唖。
薮内莉汰。
伊藤真幸。
大河花。
6月の地区大会で敗退し県大会への道を閉ざされた、女子テニス部部員だ。
自動的に引退となり、彼女たちは自由な放課後を過ごす———・・・訳にもいかず、家へ帰れば宿題が待っている。
そんな、つまらない毎日。
「つまらん!! ホント嫌」
「それは同感」
ジュリアの隣で、ジュリアよりも10㎝ほど小さいツインテールの少女・莉汰が頷く。
「逃げよう」
莉汰は立ち止まり、唐突に言う。
「何処へ」
それに続いて、ボブショートの少女、真幸が立ち止まる。
きょとん、とした表情で、花も振り返る。
「テニプリの世界」
大真面目な莉汰の表情に、思わず吹き出す真幸。
「確かに逝きたいけどさ」
そう、テニプリこと、テニスの王子様。
彼女たち4人の、心の余裕でも在り支えでも在り。
入部当初、バラバラだった4人を、繋げたきっかけでも在る。
主人公の越前リョーマを始めとする、青春学園の仲間や、氷帝学園、立海大、四天宝寺などのライバル校の面々。
彼女たち4人は、これらをこよなく愛している。
これが、共通点だ。
莉汰は続けた。
「絶対ここより楽しいだろ!!」
少し先を歩いていたジュリアは、わざわざ戻って来た。
「同感!!」
その一言を伝えるために。
「此処に埋まってる石を掘り起こせば、行けるかもよ!!」
そう叫んだあと、莉汰はしゃがんで、アスファルトと土の間を眺める。
確かに、黒い石が埋まっている。
莉汰は無表情のまま、口を動かせた。
「此の石を掘り起こせば———、きっと運命が変わる!!」
「真顔で何ゆってんの?!」
「えぇえ?!」
真幸と花がツッコむが、莉汰の耳には届かない。
「よし、掘ろう」
「ジュリちゃん?!や、ちょ、ジュリちゃんまで?!」
ジュリアは莉汰の隣にしゃがむ。
そして、何処から拾ってきたのか、少し尖った石でアスファルトを叩き始めた。
何故か、幼稚園児の様に熱中していた。
「やだ、マジで運命変わると思ってるよ、この2人」
「変わるわけないよ、掘り出せるわけないよ」
真幸と花が、だんだんと呆れ始めた頃だった。
「あ、出てきた」
実際、ジュリアと莉汰だって、本当に運命が変わるなんて思っちゃ居なかった。
ただ、少しだけ儚い夢が見たかった。
少しだけ、現実離れして、遊びたかっただけ。
ただ、それだけ—————
それだけ、なのに。
ノリと勢いで掘り起こした黒い石は、妙な光を放った。
「な、に??」
「これ、なにぃぃぃぃ?!」
「ジュリちゃん、どうしよう、街が、足下が黒いぃぃ!!!」
「やだやだやだ」
真幸も花も、ジュリアにしがみつく。
そんな中、莉汰はやけに冷静に呟いた。
「マジかよ」
「え・・・・・・??」
目の前に現れたのは———
「連れて行ってあげましょう。テニスの王子様の元へ」
黒い服に身を包んだ、怪しい男だった。
この掲示板は過去ログ化されています。