二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ボーカロイド・crack(ひぐらしキャラが演出)
- 日時: 2010/11/21 18:12
- 名前: 嘉佳緒 (ID: qrnJbgt/)
ども。嘉佳緒です。
はじめましての方が比較的多いのではないでしょうか。
僕はある人の影響でこのカキコと出会いました。
そしてボーカロイドとも。
なので記念すべき第一話はボーカロイドにします。
crackが僕個人好きなので小説にするのですが、ここで問題が。
他のキャラ演出の事です。
ひぐらしのなく頃にに決りました。
因みにcrackとは『ひび割れ』という意味です。
原子の擬人化 >>6
原子の擬人化第一話「会議のはじまりは争いの後」>>7
原子の擬人化第二話「酸素の考え」>>8
原子の擬人化第三話「乱入。それは歌?そして機械」>>9
原子の擬人化第四話「彼女達の名はボーカロイド」>>10
原始の擬人化第五話「ボーカロイドの自己紹介」>>11
お知らせ>>12
crack歌詞>>13
crack第一話「私のひび割れた世界」>>14
- Re: ボーカロイド・ダブルラリアット(他のキャラ演出) ( No.5 )
- 日時: 2010/11/19 22:42
- 名前: ルリ♪ (ID: JLxwojUk)
アニメキャラかぁ〜!!う〜ん…とにかく考えてみます。いいのがあったらお知らせください!あー♪楽しみ♪
君は実にバカだな〜って私も好きなセリフですよ♪
それでわっ!考えておきます♪
- Re: ボーカロイド・ダブルラリアット(他のキャラ演出) ( No.6 )
- 日時: 2010/11/20 14:09
- 名前: 嘉佳緒 (ID: qrnJbgt/)
よろしくお願いしますね、ルリ♪さん。
それではキャラが出来上がるまで短編やらせてください。
ボーカロイドとはあまり関係ありません。
そこはご了承ください。
では。
《原子の擬人化》
登場人物
・水素 (原子記号:H)
敬語喋りでおっとりとした性格の持ち主
皆のまとめ役。
・リン (原子記号:p)
男口調で活発。皆のムードメーカー。
・炭素 (原子記号:C)
頭がよく喋り方は普通。口癖は「馬鹿は馬鹿なりにやるもの」。
自分のことには疎い。
・塩素 (原子記号:CI)
最高にバカで、世間知らず。俺様なところも…?
・亜鉛 (原子記号:Zn)
消極的であまり皆と喋ろうとしない。
水素を兄と慕っている。
・白金 (原子記号:Pt)
怒ると怖いが普段は優しい。
皆に尊敬(?)されている。
・酸素 (原子記号:O)
特徴が無いのが特徴。
総てにおいて普通。
・窒素 (原子記号:N)
二重人格。普段は心優しいが、その裏は……
と言う感じやります。
少しでも興味がお持ちになれましたらコメント大丈夫です。
次で始まります。
- Re:原子の擬人化第一話 「会議のはじまりは争いの後」 ( No.7 )
- 日時: 2010/11/20 14:53
- 名前: 嘉佳緒 (ID: qrnJbgt/)
わたしたちを取り囲む世界は、物質によって満たされています。
それらの物質は、総て原子から構成されているのです。
物質がさまざまに変化しても、物質から構成されている原子は地球から消えてなくなることはありません。
貴方の周りで、どんな原子を見つけえることが出来るでしょうか。
「皆いいですか?僕たち原子は人間様の役に立っています。そのことを第一に、人間様のために色んなことをやる、その計画を立てましょう」
原子世界で会議が行われていた。
どうやら人間に感謝を表すならどうすればいいかが題目らしい。
水素が丁寧に話を切り出すが皆聞き耳を立てようともしない。
それどころかリンはテーブルに足を預けている。
「リン!その行儀の悪い体勢はなんですか!背筋を伸ばして座ってください!」
「あ?あたしのすることに何か文句でも?ていうかさー、水素兄ちゃんは本当にその『人間様』の役に立とうと考えてるわけ?止めた方がいいぜー?ろくなことになりゃあしないって」
「何を言いますか、リン。僕たちの存在を定義付けたのは人間様である、ドルトン様(19世紀の初めごろ、物質はそれ以上分割することの出来ない小さな粒から出来ていると考え、それを原子ととよびその性質を説明した人)とアボカドロ様(水素や酸素などの気体の物質では、原子は単独で存在しているのではなく、いくつかの原子が結びついた粒が単位になっていると考え、このような粒を分子とよんだ人)ですよ?その人間様の役に立とうと考えて何が悪いのですか。貴女もその中のお一人なのですからちゃんと人間様のお役に立てるよう考えてください」
つらつらと語る水素になにかを言うのは難しい。
総てが正論なのだから。
それでもリンは平然と言った。
「だから?あたしたちを定義付けたのがその人間マサであろうとも、今の人間マサは何をやらかしている?人を信じることはしず、疑うことばかりはイッチョ前で…あたしは願い下げだな」
「…あ、あのあの……リンのいう事は正しい…と思います…。でも…兄様のほうが尤もだと…私は思います…」
「亜鉛ちゃんの言うとおり。ボクらは喧嘩をしにきたわけじゃないんだから、ここは水素の提案にのってみたら?リン」
おずおずと言う亜鉛に助け舟を出したのは白金だった。その言い方は反論を許すまじで、リンはぐっと黙り込んだ。
「……。それでは、今から会議をはじめます。題目はさっきも言ったように、『人間様に感謝を示すならどうすればいいか』です。皆の意見をお聞きします」
鳥が囀る朝。
原子たちによる会議が行われた。
- Re: 原子の擬人化第二話 「酸素の考え」 ( No.8 )
- 日時: 2010/11/20 15:12
- 名前: 嘉佳緒 (ID: qrnJbgt/)
「ハイ。俺はね、木の育成化をすればいいと思う。俺たちが木を育てるんだ。人間は木の伐採をしすぎて地球温暖化を促進させてるんだから、逆に俺らが木を育てれば人間の良心は変われると思うぜ。な?それが1番の感謝方だと思うんだが…どうだろう?」
酸素の意見に首を縦に振る原子は水素と亜鉛だけだった。
「だめだね。その前にどうやって10年以上もかかる木を植えなきゃならない。待っていたら地球は終わりを迎える。それか、太陽が死んでいる」
頭の良い炭素が否定に入った。それに窒素も同意する。
「そうだよ。地球温暖を問題にするならその提案は無理っぽいよ。だって…遅すぎるもん、木の育成化は。それなら人間は当の昔に試してるって。僕らが手を加える前に、炭素くんのいうとおり、地球は滅亡するさ」
「それに、人間は火星に移住を試みてるみたいだしよ。地球は問題に出さない方がいい」
いつの間にかリンが話の輪に入っていた。
酸素の提案は敢え無く没となる。
- Re: 原子の擬人化第三話 「乱入。それは歌?そして機械」 ( No.9 )
- 日時: 2010/11/20 16:59
- 名前: 嘉佳緒 (ID: qrnJbgt/)
「じゃあ一体どうすれば—————…」
頭を抱える水素。無理も無い。あれから色々な案は出たものの、矛盾か否定ばっかりだった。
もうネタは尽きたといって良い。
皆も疲労で顔がやつれている。
会議は地獄絵図と化した。
だが。
「だったら歌えばいいじゃんッ!!」
元気と威勢の良い黄色い声が、空気の重苦しい部屋を染めた。
その声の主は原子達のものではない。
部外者、他者、ここに存在する人物とは一致しないもの。
そいつは無駄にでかい扉を蹴って入ってきた。
いや…見るからに5人はいる。
元気よく声を張ったのは真ん中に居る緑髪をツインテールにした少女だった。
その子は腰に手を当てて胸を張る。
「水素君。君は何か間違っていないか?人間に感謝を示すなら、歌が手っ取り早い!即ち、人は安寧と安らぎを求めているのだ!!」
その場に居た原子たちは、情けなく口を半開き。
後にこの子がボーカロイドの一人、初音ミクだと知るのはまた次のお話。
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