二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

【Dgray-man】-鍵の少女- 参照1000突破!
日時: 2011/01/31 08:25
名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: EHM01iHp)
参照: オリキャラ募集終了でございます。

どうも(・ω・*)ノ
花影でございます。「ツバサ×CCさくら」と「伝説の勇者の伝説 Dalkmemory」を書いていますんです。
今回はまたまた新しいの作っちゃいました。
さすがに、三作が限界なのでこれ以上は作らないと思います。はい。きっとですが。なんかスレ立てそうな感じがしま(ry)

さてはて、読むについてご注意は駄作&更新遅いというくらいでしょうか。
え?荒らし?そんなもの論外です。
読んでショックで精神崩壊しそうな方は、早めに戻ってくださいね。
精神崩壊しても、私は一切の責任を負いません!



☆++☆++☆++☆++☆++☆++☆++☆++☆++☆++☆++☆++☆++☆++☆++☆++☆++☆++☆++☆
【お知らせ掲示板】

+OP決定しました!


☆++☆++☆++☆++☆++☆++☆++☆++☆++☆++☆++☆++☆++☆++☆++☆++☆++☆++☆++☆



【この小説の曲♪】
+OP.パノラマ-Panorama-(水樹奈々)>>140

【本編どうぞ〜(・ω・*)ノ】
プロローグ>>2
第一章>>3 >>5 >>7 >>9 >>10 >>16 >>23 >>29 >>33
第二章>>58 >>66 >>74 >>84 >>91 >>99 >>100 >>139 >>141
第三章>>153 >>156 >>158

【番外編①もしもアレンが女の子だったら】
+黒の教団入団編>>41
+黒アレン編>>45

【オリキャラ一覧】
☆++エクソシスト++☆
+私作オリキャラ(レイナ・ラーズド)>>1
+リンネ様オリキャラ(リンネ)>>13
+ゆずは様オリキャラ(ラフィルド・アリアンス)>>14
+ヴィオラ様オリキャラ(スプリング・グリーン)>>17
+風様オリキャラ(サチュラ・リーフィア)>>18 >>27
+葵様オリキャラ(九条アリス)>>19
+夢樹様オリキャラ(藍歌)>>20
+淡雪様オリキャラ(ニーヴェル・モンド=安軌鎖)>>36
+アル様オリキャラ(杏瑠)>>38

☆++☆++ノア++☆++☆
+私作オリキャラ(フェルナ・リュール)>>55
+夢樹様オリキャラ(メル)>>48
+ヴィオラ様オリキャラ(神樹)>>49
+葵様オリキャラ(彗)>>50
+風様オリキャラ(シェンバ・アルデヒド)>>53
+アル様オリキャラ(鳳 季更)>>75

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33



Re: 【D.gray-man】-鍵の少女- ( No.7 )
日時: 2010/12/06 16:53
名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: EHM01iHp)

すこし日が暑くなってきた昼下がり。
レイナはコムイに教団内の案内をされていた。
「ここがこれから君のホームになるわけど。お家の人は大丈夫?」
「いないから」
コムイの質問にレイナは冷やりとした回答を返す。
「え?」
「あっ」
思わず聞き返すコムイ。それに何か気づいたように声を上げると、レイナはアワアワと説明し始めた。
「いやっ、家にいないだけっ!外で働いてるっていうの!うん、そんな感じっ!」
「へー。そうなんさね」
「うんっ。って‥‥わぁ?!」
レイナの横からひょっこり顔が出てきた。
赤毛の少年。ラビだ。
もしかしてと思い、周りを見回せば…
「もしかして、聞いてた?」
「「「「うん」」」」
案の定、先ほど見かけた面々がいた。
「なんかすごいことになってるけど大丈夫‥‥‥?
 えっと‥‥ここは食堂ね」
コソッと横で言うコムイに思わずにらみ付けようとした瞬間!
グゥキュルルルルルルル
レイナのおなかから物凄い音がした。
「「「「・・・・」」」」
これには誰もが沈黙する。
「‥‥‥」
ただただ沈黙。
刹那!沈黙が破られた。
「ご馳走様ですー」
声は食堂のほうからしている。
それでも、レイナたちはただただ沈黙。
「ん?皆さん何してるんです?」
声の音源がこちらに気づいたようだ。コツコツと足音が近づく。
サラリ、とレイナの視界に白がゆれた。
白髪の少年──アレンがレイナを覗き込んでいたのだ。
「‥‥‥」
それでもレイナは放心状態のまま。
しばらくするとアレンはきょろきょろし始めて─
「あっ。ジェリーさんみたらし団子お願いできますか?」
「みたらし団子?!」
みたらし団子という単語にレイナが覚醒した。
その他は、まだ食うのかとアレンにずっこけている。
団子という言葉に覚醒したレイナは立ち上がると同時に、アレンと頭を打った。
「いたぁい‥‥」
「アレン大丈夫さ?」
「あっ。やば」
頭を打った衝撃でかレイナの意識が朦朧とし始めた。

──「大丈夫さ?」
     ──「医務室!医務室!」

声が聞こえるが、レイナは何を言っているのか理解出来ていない。
「やばいなぁ…」
意識の奥底でそう思いながらレイナは意識を手放した。

Re: 【D.gray-man】-鍵の少女- ( No.8 )
日時: 2010/12/05 21:54
名前: ユキナ (ID: 5FEzjtUd)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

いえいえ、気長に待つよ^^

がんばってね☆

Re: 【D.gray-man】-鍵の少女- ( No.9 )
日時: 2010/12/06 17:30
名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: EHM01iHp)


   ポロロン
         ポロロロロン
柔らかな音が広がった。
懐かしくて、物悲しい、───旋律。

───ココは?
レイナの前には戦場が広がっていた。
戦っているのは
──アレン?ラビ‥‥?
   ──科学班の皆‥‥!
そう、あの時笑いかけていた黒の教団の皆。

──なんで?
レイナは力いっぱい叫んだ。
誰かに届くように、と。
それでも誰も気づいてくれなくて。
──もうっ…いやなのにっ
少女から自然と涙がこぼれた。
涙は自らの波紋を広げていく。

景色は涙で埋まって───

──お前は鍵。
   ──すべてを知って
      ──何を選ぶのか?
         ──『彼』の目覚めは始まっている

音がやみ、すべてが白に落ちて、

 ユメハオワリ。
  カナシミノアメガヤムノハ
 オマエシダイダ

       ○○○───!!



「あっ、動いたさ」
「そりゃ生きてるもの」
レイナが医務室に運ばれて数分。
今までピクリともしなかったレイナが動いた。
「んっ」
レイナの意識がこの世界へ戻ってくる。
「ここは…?」
「ここは医務室ですよ」
目を開けるとアレンが心配そうに覗き込んでいた。
しばらく焦点の合わない目でアレンを見つめたレイナは、
「もう、どこにもいかないでね?みんな」
きゅッとアレンの首に抱きついた。
これまた周囲に衝撃が走る。
「あの‥‥?」
3分ほどして、レイナは倒れこむように寝息を立て始めた。

レイナが寝息を立て始めて数分。
医務室では緊急会議みたいなことが行われていた。
「アレン、あの子と知り合い?」
「アレン君、会ったときにもだきつかれてたよね?」
「いや、ほんとに何ででしょ‥うか?」
まぁ、主にアレンが叩かれそうなのだが。
「アレン!」
「アレン君!!」
「僕は知らないんですよ〜!」

この日。教団中にアレンの叫び声が聞こえたとか。

Re: 【D.gray-man】 -鍵の少女-  ( No.10 )
日時: 2010/12/06 21:10
名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: EHM01iHp)

「いのせんすのてきごーりつ?」
「そう。イノセンスの適合率をこれから調べるんだ」
ある夏の日の昼下がり。
レイナは何か検査を受けるようだった。
コムイが言うには、イノセンスの適合率を調べるだけらしいのだが…。
「ホントにそれだけ?!」
コムイに見事、レイナのバックドロップが決まる。
「あべべべ…。ホンッ‥とにそれ‥だけぇー!」
言い残してガクリ、と倒れるコムイ。
「室長。何やってるんすか」
虚しくも、リーバーたちに踏みつけられていたのだが。
結局、リナリーが来たことでコムイはすぐ復活してしまった。
「というわけで」
「いやぁぁぁぁああああ!!」
アレンたちに見守られつつ、レイナは連行されていた。
「大丈夫ですよ。レイナ」
アレンが呼びかけるが、レイナの耳には聞こえていないだろう。
叫びは、ヘブラスカのところへつくまで続いた。

「へー。コレがヘブちゃん」
ヘブラスカをみたレイナの反応は意外とあっさりしたものだった。
「ヘブちゃ……」
横でラビやアレンの顔が引きつっているが、彼女は気づいていないのだろう。
ヘブラスカと何か話している。
一通り話した彼女は、何か納得した顔だった。
適合率の量り方でも聞いたのだろうか。
「”じゃあ、始めるぞ。コムイ”」
レイナの体がふわりと浮く。
「”適合率は─、最大93%だな”」
「高いな。じゃあ、予言はどうだい?」
コムイが聞くと、ヘブラスカはもういちど目を閉じた。
「”『時の破壊者』の目覚めの鍵だ”」
予言に大元帥がざわつく。
少し驚いた顔をしたコムイは一瞬だけアレンを見ると、すぐにいつもの表情に戻った。
「そうか。では、その子をおろしてあげてくれ」
「”あぁ。彼女のイノセンスを早く加工してやれ”」
レイナのつま先が地面の感触を感じる。
──何かが起こる…!
レイナは何かが動き出したのを感じていた。

   ──彼が、動き出す…!

Re: 【D.gray-man】 -鍵の少女-  ( No.11 )
日時: 2010/12/07 13:17
名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: EHM01iHp)

コツコツと教団の廊下に軽快な足音が響いた。
(…時の破壊者か‥‥)
音の元凶は考えごとをしながら歩いているコムイ。
と、その後ろをついて歩くレイナだ。
「ねぇー。コムイー」
「・・・」
レイナが話しかけるが、コムイは気づいていない。
いや、正確には聞こえてはいるけれど他の事で手一杯で、反応できていない。
「むー…」
とうとう、レイナはどこかへ行ってしまった。
─イノセンスを持ったままで。


レイナがしばらくうろうろしていると、アレンを見つけた。
ココは談話室のようだ。
「アッレンー!」
レイナはアレンの首に飛びつく。
アレンが変な声を出して倒れているが、彼女は気づかなかったのだろうか。
レイナがアレンの首から離れたところで、一人の少年が目に留まった。
黒髪にポニーテールの目つきの悪い少年だ。
「ねぇ、リナリー。あの人だぁれ?」
近くにいたリナリーにレイナは聞いてみる。
「あぁ、彼?彼は神田ユウ」
「へー。ユウちゃん」
笑えばかわいいだろうになー。とか、レイナが思っていると足音が近づいてきた。
「レイナいるさ?」
そう呼びかけて扉を開けたのは、ラビだった。
「イノセンスの加工のことで話があるってさ」


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33