二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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少年陰陽師*琴萩皐月
日時: 2011/04/25 23:05
名前: 翡翠 (ID: QoAeUzsP)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=20127

こんにちわ。
少年陰陽師が大好きな翡翠です。

〜注意〜
・これは、翡翠の妄想です。
・主人公はオリジナルキャラです。
・恋愛要素もある・・かも?
*荒らしはやめてください。
*原作の説明はしません。
*原作の話と被ったり、ずれたりするかも知れません。


*オリキャラ紹介*
>>1
#プロローグ#
>>2
〜第一章〜
>>3 >>6 >>9 >>12 >>22 >>23

*他に書いている此処で小説*

・少年陰陽師*安倍紫春伝*(参照にて)

更新はかなり遅いと思いますがよろしくお願いします。

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Re: 少年陰陽師*琴萩皐月 ( No.9 )
日時: 2011/03/23 07:22
名前: 翡翠 (ID: 2fGMg0kq)

*皐月*

「晴明、客人を連れて来た」

漆黒の髪を持つ女性がそう言うと、

「中に入りなさい」

老人の穏やかな声が聞こえてくる。

「失礼します」

中に入り、一度頭を下げて口にする。
室内に入ると同時に案内してくれた女性が姿を消す。

「たしか、皐月殿でよかったかな?」

私が顔を上げると齢八十は超えるだろう老人が訪ねてくる。

「はい、この度は突然の来訪に了承していただきとても嬉しく思います」

そう言って再び頭を下げる。

「顔を上げなさい。今日からしばらくの間此処に住む
のですから敬語でなくともよいのですぞ」
「そう言う訳には…」

私が困惑していると、今までずっと黙っていた氷火が口を開く。

『…晴明殿だったな。これからしばらく皐月ともども世話になる、氷火だ。よろしく頼む』

狐の姿でそう言う氷火に目線を向けた晴明様が目を軽く見開いた。

「おや、この狐は皐月殿の式かな?」

晴明様の問いに私は答える。

「はい。この子は氷火。私の唯一の信頼できる相手です」

少し誇らしげに言う私を見て晴明様は笑顔で言う。

「そうですか、皐月殿がそう言うのであればそうなのでしょう」

そんなやり取りをしていた時だ。

「…晴明、昌浩を連れて来た」

突然晴明様の隣に、茶色の長い髪で鎧を来た長身の男性が現れる。

「六合、わかった。わざわざすまないのぅ」

晴明様がそう言うと男性は現れた時と同じように姿を消した。
その様子をじっと見ている私に気づいた晴明様は説明してくれた。

「驚かしてしまったかのぅ、今此処に現れたのは【十二神将】じゃよ」

十二神将。晴明様に仕える者達の事だ。

「はい、神気をまとっていたので、何となくでしたが
わかりました。私を案内してくれた人も神将ですね」

先程のことを思い出しながら口にする。

「勾陣の事じゃのぅ。彼女も神将じゃよ」

晴明様の答えに私は安堵する。
間違っていたらどうしようかと思っていたのだ。
私が深呼吸するのを見た晴明様は廊下のほうに向けて声をかけた。

「昌浩、入りなさい」

晴明様が声をかけてすぐに、先程の小柄な少年と白い生き物が、室内に入ってくる。
私は二人の姿を見て姿勢を正す。
おそらく本題は此処からだろうと私は直感で感じているのだった。

Re: 少年陰陽師*琴萩皐月 ( No.10 )
日時: 2010/12/27 19:08
名前: 勾菜 (ID: zla7iYi5)

さつきちゃん!安倍邸突入!!

Re: 少年陰陽師*琴萩皐月 ( No.11 )
日時: 2010/12/27 19:13
名前: 翡翠 (ID: 5Aoc6eDE)

*勾菜*
突入!です。
この後、どうなるんでしょう!?

Re: 少年陰陽師*琴萩皐月 ( No.12 )
日時: 2011/03/23 07:24
名前: 翡翠 (ID: 2fGMg0kq)

*皐月*

中に入ってきた、少年はどうしてか、顔を強張らせている。

「昌浩、こちらは、琴萩皐月殿。今日からしばらくこの家で共にすごす事となる」

晴明様の紹介の後に私は頭を下げて言う。

「なにとぞお願いします」

頭を下げる私に、少年も慌てて名前を名乗る。

「えぇと、安倍昌浩です。こちらこそよろしくお願いします」

二人して顔を上げない私たちにあきれた、氷火と白い生き物が言う。

「いつまでそうしてるんだ、皐月」
「昌浩、お前もだ」

私と昌浩はほぼ同時にそう指摘される。

「あ、紹介します。この子は私の式の氷火」

まだ、氷火の事を紹介してないことに気づきそう口にする。

「よろしく頼む」
「よろしく氷火。あ、もっくんの紹介もしなきゃ」

昌浩がそう言った途端、白い生き物は怒号を上げた。

「もっくん言うな!」

怒号を上げたんだけど、昌浩は気にした風も無く言った。

「もっくんは、物の怪だから、式とかじゃないんだけ
ど、説明するの難しいから、もっくんて呼んで良いよ」

さらっと、物の怪…もっくんの事を無視する昌浩。
ひととうり、お互いの名前を言った後、晴明様が口を開く。

Re: 少年陰陽師*琴萩皐月 ( No.13 )
日時: 2010/12/28 12:09
名前: 勾菜 (ID: YuPjYlyf)

なんだか、いい雰囲気…


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