二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 少年陰陽師*琴萩皐月
- 日時: 2011/04/25 23:05
- 名前: 翡翠 (ID: QoAeUzsP)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=20127
こんにちわ。
少年陰陽師が大好きな翡翠です。
〜注意〜
・これは、翡翠の妄想です。
・主人公はオリジナルキャラです。
・恋愛要素もある・・かも?
*荒らしはやめてください。
*原作の説明はしません。
*原作の話と被ったり、ずれたりするかも知れません。
*オリキャラ紹介*
>>1
#プロローグ#
>>2
〜第一章〜
>>3 >>6 >>9 >>12 >>22 >>23
*他に書いている此処で小説*
・少年陰陽師*安倍紫春伝*(参照にて)
更新はかなり遅いと思いますがよろしくお願いします。
- Re: 少年陰陽師*オリキャラ ( No.1 )
- 日時: 2010/12/24 22:35
- 名前: 翡翠 (ID: 6B38yoz9)
〜主人公〜
*琴萩皐月【ことはぎさつき】
【15】【女】
容姿:長い浅葱色の髪を後で軽く結んでいる。
立場:陰陽師で、安倍家に住むこととなる。
能力:霊力が相当強く、晴明にも劣らない。
性格:以前は、心根が優しく、妖怪にも情けをかける。実力はあるが、自らを犠牲にするような行動をとる事もあった。だが、今は・・?
*氷火【ひょうび】
皐月の式で普段は九尾と言う狐と同じ姿だが、相手が強い時は人間の男の姿になる。人の言葉を理解し、話すことができる。名前のとうり、氷と火を扱う。皐月のことをとても大切に思っている。
- Re: 少年陰陽師*オリキャラ ( No.2 )
- 日時: 2010/12/22 14:06
- 名前: 翡翠 (ID: 6B38yoz9)
#プロローグ#
小さな頃、聞いたことがあった。
『このみやこで、いちばんゆうしゅうな、
おんみょうじはどこのいえ?』
幼い私がそう聞くと、顔も覚えていない母は私に言った。
『安倍家の陰陽師。
それが都で一番腕の立つ者達だ』
『あべ?』
首を傾げて言う私の頭を母は撫で言った。
『お前が、15にもなる頃にはわかるさ。時など、すぐに過ぎ行くのだから』
『わたしがいちにんまえのおんみょうじになれたらあえるかな』
『あぁ、必ず会えるさ。何か困った事が起きたら、安倍家に行くのだ。わかったか?』
『うん!わかった。こまったら、あべけにいく!』
幼い私が、そう言うと母は満足げに笑うのだった。
それから、数年が過ぎ、私が10になった日、母は姿を消した。
そして、私の中から母の姿が消えた。
それから、私は少しずつ変わった。独りが当たり前になって、笑う事がほとんど無くなった。
あの時から、5年が過ぎて、私は優秀な陰陽師になった。それこそ、安陪晴明に並ぶほどに。
だから、私は安倍家に行く事にした。
末の孫であり、安倍晴明の後継者である安倍昌浩の下に。
行けば何かが変わる気がした。
以前のように、笑えて、母の事も思い出すような気がしたのだ。
そうして、私は安倍家に滞在する事となる。
そこで、己の秘密を知り、恋を知る事となるのだ。
- Re: 少年陰陽師*琴萩皐月 ( No.3 )
- 日時: 2011/03/23 07:08
- 名前: 翡翠 (ID: 2fGMg0kq)
〜安倍家〜
今日の安倍家はいつにも増して騒がしい。
「もっくん、そっちはどう?」
小柄な少年が、白い生き物に言う。
「物の怪言うな!晴明の孫」
物の怪と言われた白い生き物は小柄な少年に言い返す。
「孫言うな!って、今はそれどころゃ無いんだった」
反射的に言い返した少年の名は、安倍昌浩。
安倍家の末の孫にして、この都で大陰陽師だと言われる晴明の後継者だ。
まぁ、そのせいで、【あの、晴明の孫】と言われ続けた昌浩は一刻も早く一人前の陰陽師になるべく日々修行中なのだ。
で、その昌浩と言い合いをしていたのが、通称物の怪のもっくん。
大きさは犬と猫ぐらいで、瞳は夕焼けのように紅い。
「今日は大事なお客様が来るんだから、ちゃんと準備しないといけないんだから。もっくんも働けよ」
「へいへい。わかってるよ」
そう今日、安倍家に訪問者が訪れる。
それが、琴萩皐月である。
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