二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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人柱アリス 〜オリジナル〜
日時: 2011/04/08 19:28
名前: レイコ (ID: HQaTRwOr)

      あるところに、小さな夢がありました。
  
         だれが見たのかわからない
      
   それは本当に小さな夢でした。小さな夢は思いました。
      
        このまま消えていくのはいやだ。
      
     どうすれば、人に僕を見てもらえるだろう。
      
   小さな夢は考えて考えて、そしてついに思いつきました。
      
   人間を自分の中に迷い込ませて、世界を作らせればいいと。

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Re: 人柱アリス 〜オリジナル〜 ( No.5 )
日時: 2011/04/09 10:17
名前: レイコ (ID: HQaTRwOr)

    第1話 


     私の目の前に何かが映っている



     何かはドンドン姿を変えていく



真っ赤な矢印、青いひし形、緑色の木、黄色い・・・何コレ、逆さの桃?


  あ、トランプ?スペード、ダイヤ、クラブ、ハート



「さぁ、おいでよ新しいアリス、5人目のアリス」


    
  子供っぽい声、誰?そう言えばどこかで聞いたことのある・・・。
    


     ふぇ?何かが手に触れた


 
    思わず目をつぶってしまった・・・。



  軟らかくてぷにっとしてる赤ちゃんみたいな手?



「早くきてよぉ、朝が来てしまうよぉっ」



  赤ちゃんの手は私の手をぐいぐい引っ張る



    え?何がなんだか、え?私どうしたら



「コラ、マリ!いつまで寝ている!起きろ!この薄汚い子鼠!」

  
  
「だから言ったのに、また、朝が来て・・・」
    
    

    そういったのと同時に私は目が覚めた。


    
          続く

Re: 人柱アリス 〜オリジナル〜 ( No.6 )
日時: 2011/04/09 13:29
名前: 勾菜 (ID: qBWNiYNB)

うわっ…すごいドキドキする…
どうなるんでしょうかっ!
気になる……更新待ってます!!

Re: 人柱アリス 〜オリジナル〜 ( No.7 )
日時: 2011/04/09 17:07
名前: ミズキュウラ・ドラッテ (ID: sC1Xeyy3)

レイコ先輩!
先輩のあと押しで更新しやしたぜ!←(ナニキャラ?

最初から最後まで私は読みに来ます!
文才のありさに驚きを隠しきれず、更新頑張ってくださいと世界の中心で励ましを叫ぶ。

では♪

Re: 人柱アリス 〜オリジナル〜 ( No.8 )
日時: 2011/04/10 12:28
名前: レイコ (ID: HQaTRwOr)

    っきゃあああ!また来てくれてるよぉぉぉ!
     ハッピーーーーーー!(きめえw



 【勾菜様】
     
   ご来店有難うございやす!(おい
   ふふふ、ドキドキしますかぁw?
   もっとときめかせてやるぜw(ちげーだろ!
   あ、すいまめん。勾菜さんの作品も
   読みにいってきまーす!来てくれた人の作品
   読んでるんで。良かったらまた来てくださいYO

  
  【 ミズキュウラ・ドラッテ】
   
   ふほおおおお!またきてくれてるぅぅぅ!!
   ミズキュウラ・ドラッテさんありがとーございますっ
   ってえええ!先輩っ!?それはアナタの方では!?(嬉しそう)
   それに、文才なら ミズキュウラ・ドラッテさんの方が
   あるじゃねっすか!ワタスのほーがド後輩です!
   と、土俵の真ん中でヘラヘラ笑う。
   じゃね♪

Re: 人柱アリス 〜オリジナル〜 ( No.9 )
日時: 2011/04/10 18:01
名前: レイコ (ID: HQaTRwOr)

  第2話 毎日のこと

  起きてからすぐ、私の頭が床についている事がわかった。


「痛い・・・」


「ドンだけ寝相が悪いんだ、このウスノロ!」

  
  すいませんねぇ、寝相が悪くて


「仕事の時間に2分も寝坊してるじゃないか」

  
「こねずみどんくさーい」




   あーあ、バカ息子まで登場ですか。



  てか、年下に子鼠って言われたくないんですけど

  バカとかどんくさいとか召使の癖にとか

  言いたい放題いったあと二人は出て行った。


   
   っと思ったらマーピン(バカ息子)が



「時計壊したくらいで寝坊すんなよタwコ」


   ・・・ほわっと?



「あ、しまった・・・」



   さ〜て〜は〜あ



「貴様の仕業かああ!」


「パパー!ドブネズミが僕をいじめるよー!」




    ちっ、逃げ足だけは速いんだから。



    大体いじめられてるのはこっちだっつーの。


    もっと優しい人が拾ってくれると思ったのに・・・。


   そう、私は孤児。親が居ない


   孤児院で毎日楽しくみんなと遊んで暮らしてた。


   公園へ遊びに行ったり、みんなでお菓子を食べたり


   夢を語った事もあった・・・。


   そこへ、あのヴィヴター伯が私を引き取った。


   伯爵の癖に意地悪で、私を育ててくれると思ったら


   掃除に洗濯家事を押し付けてあの意地悪マーピンの


   お世話までさせるんだから。


   ひ ど い よ 。 。 。



   その夜も酷い仕打ち。


  夕ご飯抜きの刑。朝寝坊したから。

  
  ここから抜け出すことはできないのかな。


  虐待じゃん、コレ。警察に言えば何とかしてもらえるかな・・・。


  そうしたら私、あの人から保護されるでしょ。


  でも、そんなことしたらあとで絶対・・・。


  誰か、助けて・・・。


  

 







    

   






    やっぱりあの娘は5番目アリスだぁ
    僕の中へ来るに相応しい人材だよねぇ




    今宵もアナタの元へ参りましょう・・・。



                  つづく
  


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