二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ただいま同棲チュウ
日時: 2011/05/15 17:29
名前: みーちゃ (ID: 2I.nahgp)

嵐と女の子が同棲しちゃう話です!!
よろしくおねがいします。

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Re: ただいま同棲チュウ ( No.9 )
日時: 2011/05/17 20:25
名前: みーちゃ (ID: 2I.nahgp)

朝起きると、嵐の皆は家にいなかった。
本当にお仕事に言ったんだ…

「あれ、朝ご飯…」

リビングの机の上には朝ご飯がラップしてあった。
松潤が作ってくれたのかな…

今まで、独りが普通だった。
そして、これからも独りだと思っていたのに…

—————4年前———————————————————————

両親が事故で亡くなった。
不慮の事故だった…

引っ越そうとしていたあたし達福田家は、荷物は引越し屋さんに
任せ、タクシーで新居へ向かっていた。

その時、事故は起きた。

居眠り運転をしていたトラックがあたし達が乗っているタクシーに
突っ込んできた。

お母さんは、あたしを守るようにして死んでいた。
お父さんも、フロントガラスに頭を突っ込んで死んだ。

そこから、あたしの生活は180度変わった。

明るかった性格も暗くなり、無口に。
親戚の家に預けられたけど気を遣ってばっかりだった。

新しい学校でも友達はおらず、いじめられる毎日。
そんな毎日が嫌で嫌で…

————————————————自殺行為をした。

手首をカミソリで思いっきり切った。

…けど、死ねなかった。

それが原因でもっといじめられた。

そして、月日が流れた。
—————————————————————————————
今、あたしはココにいる。
にぎやかな人たちと一緒に暮らしている。

「ごちそう様」

左手首には、まだ大き傷が残っている。
あと、傷がいくつかね。

お皿を洗い終わったあたしは、ソファーに寝転んだ。
深呼吸をすると、まだあの人たちの匂いがする。

思ったより、いい人だな…

上手くやっていけるか不安だけど、できる事はしよう!
そう思い、足に力をこめて立ち上がった。

Re: ただいま同棲チュウ ( No.10 )
日時: 2011/05/17 20:39
名前: みーちゃ (ID: 2I.nahgp)

まずは、掃除…

掃除機を棚から引っ張り出した。
あんまり使ったことないけど、大丈夫だよねっ!

「コンセント…差し込むところはどこかな…
あっ、あった…」

グッと思いっきり差し込んでスイッチON!!

…と思ったけど…弱/中 が一緒になってる…どうやって
調節するんだろ?


「まず、弱から押して良いよね…」

ブォ〜ン…
静かな音で鳴り始めた。
その時、間違って「強」を押してしまったため、ブォォォンン!!と
唸り声のような音が鳴った。

「うわぁぁっ!!?」

肩がビクっとなり、掃除機を落とした。
慌てて拾って「弱」にする。

「ホッ…良かったぁ」

何だかんだで掃除機終了。
お次は、洗濯機!

「洗濯機なら使い方わかるよ〜ん…」

ボタンを順番に押していき、すたーと!
グォン、グォン。と回り始めた。

「ちょっと休憩…」

ソファーに座り、くつろぐ。
何気なくテレビのリモコンを手にとり、スイッチを
入れる。

「あっ、お笑い…」

両親が事故に会うまでは、お笑いが大好きだった。
つい見はまり、楽しいひと時を過ごした。

Re: ただいま同棲チュウ ( No.11 )
日時: 2011/05/20 22:14
名前: みーちゃ (ID: 2I.nahgp)

ソファーから頭が落ちて気が付いた。
何と、5時間も眠りっぱなしだった。

「夜の7時…!!?」

まだ、嵐のみんなは帰ってきていない。
遅いなぁ…

Re: ただいま同棲チュウ ( No.12 )
日時: 2011/05/21 08:20
名前: みーちゃ (ID: 2I.nahgp)

「ただいまー」

玄関から靴を脱ぐ音が聞こえた。
お出迎えに…行った方がいいのかな…?

小さな声で気合を入れ、お出迎えに。
ところが、リビングのドアを開けようとした瞬間…

ゴンッッ!!!!

「わっ、美樹すまねぇ。大丈夫か?」
「ぅ…痛いぃ…」

ドアノブに手をかけようとしたら、ドアが開いて
あたしの頭に思いっきりクリーンヒット。

めっちゃ痛いんですけど…

「美樹c、そんなところに突っ立ってちゃダメでしょぉー」
「だってぇ…」
「まぁまぁまぁ、喧嘩はナシ!早く夜ご飯食べましょう!」

喧嘩じゃなかったんだけどなぁ…
まぁ、いっかぁ。

「皆、何のお仕事してるの?」
「まだテレビ見てないんだね。見てみなよ」
「ぅん…」

言われるがままリモコンを手に取り、電源ボタンを押した。
すると、まだあのお笑いがやっていた。

「これじゃなくて…えっと…」

翔ちゃんはチャンネルを回していく。
そして、1つの番組がやっていた。

「…あれ?」
「♪これ、おいら達だよー」
「え??何で…?」

テレビに映っているのは、今あたしの横にいる人達。
テロップには、「嵐、また新たな快挙!!」

「嵐…」
「俺らのグループ名。俺らって…いわゆる…なんつーの?」
「芸能人なんですよね。僕ら」

芸能人?ゲイノウジン?
あの、テレビに出てなんかいろいろする人?

「えっっ!!!芸能人!?」
「あは、やっと気づいたぁー」
「皆って、え?何?タレントさんなの?」

それでもよくまだ理解できなかった。
だって…芸能人が隣にいるんだよ?

「ん〜…まぁ。座って話そうか^^」

ソファーに座り、翔ちゃんの顔を見る。
綺麗な顔〜…

「俺らは、“嵐”っていう一つのアイドルグループなんだ。
俺らが所属しているのは“ジャニーズ”って言うんだけど…」

ジャニーズ。聞いた事あるような…ないような…

「俺らは歌手活動しているって言うわけ。だから、テレビにも
出てる。バラエティもでる。冠番組も持ってる」
「翔さん、だんだん自慢話みたくなってますよ。」

ニノに突っ込まれ、翔ちゃんが少し照れ笑いをした。
もう1度あたしの顔を見て、「そういうこと。」とだけ言った。

「そぉなんだ…びっくり…」
「んもぅ、美樹ちゃん可愛いぃぃー!!!」

相葉ちゃんがあたしに抱きついた。
抱きつ…恥ずかしいーーー!!

相葉ちゃんは背が高く、手足が長いからあたしは相葉ちゃんの
胸の中にスッポリ埋まってしまった。

「あぁーーーっ!」

続いて、リーダーが大声をあげちゃった。
しかめっ面してるみたい。

「相葉さん、リーダーが困ってるじゃねーか」
「何でリーダーが困るのー?」

と、とととりあえず、離してぇぇ!!
心臓が…持ちません。

Re: ただいま同棲チュウ ( No.13 )
日時: 2011/05/21 17:48
名前: みーちゃ (ID: 2I.nahgp)

「美樹ちゃん、俺の事好きー?」
「えっ?え…と?」

こう言うとき、何て答えればいいのー!!?
恋愛経験0のあたしにはサッパリ…

「美樹ちゃん困ってるじゃん!やめなよー」
「しょうがないなぁー」

翔ちゃん、ナイスフォローありがとうっ!!
…と思ったら鋭い質問をされた。

「美樹ちゃん、誰とも付き合った事ないの?」
「ぅ…」

そのとおりです。
誰とも付き合った事がありません!!
告白されたことはあるけれど、付き合うって事がわからなかった
から断った。

「初々しいですね〜」
「ニノはPlay boyだからなw」
「ちょっと!潤君変な事教えないでください!」

Play boy??何それ?
あっ!あの、ブランドの名前かなぁ…?

「美樹ちゃん、気にしなくていいですから!」
「うん!」

元気に返事をし、横を見るとリーダーと目が合った。
リーダーは一瞬だけ目を合わせてこっちに来た。

「ど…どうしたの?」
「おいら…」

リーダーはあたしの目を見つめた。


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