二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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その人形は愛する人のため朽ちました。【銀魂】
日時: 2011/05/27 15:26
名前: 華奈 ◆MF8Oky1lg6 (ID: Mm9jHYga)




初めましてorこんにちは!
今回は二次制作に挑戦してみたいと思いますッ!

皆さん銀魂知ってますか!
面白いですよねぇ真選組が好きです!
と、いうわけで真選組特にドS王子沖田総悟を中心に話を書いていきたいと思います!総悟ファンの皆さんすみません
><!頑張ります。



オリキャラ紹介♪

名前 人類型戦闘兵器参‐七五零号(櫻見 桜華)
年齢 (見た目)10代半ば (製造年)5年前
外見 人間。整ってはいるが幼さが残る顔立ち。黒く長い髪をサイドテ
   ール。身長165㎝。細身。
肩書 幕府軍支援団体専属機械家の製造作品

という感じです。あとあと必要なの付け足しておきますね★


では、始まり始まり〜

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Re: その人形は愛する人のため朽ちました。【銀魂】 ( No.8 )
日時: 2011/06/03 13:25
名前: 華奈 ◆MF8Oky1lg6 (ID: Mm9jHYga)

カンナさん

初めましてー華奈です。
あの機械の名前は頑張って考えたんですよ。製品番号は適当だけど。
彼女は何のために万事屋に来たかは私も分かりません。いつも行き当たりばったりで考えてるのでw
小説の方も拝見させていただきますね^^
個人的に好きな長編は①ミツバ編②真選組動乱編③芙蓉編なので機械系のお話にしましたー。名前で先が読めますけどねw

Re: その人形は愛する人のため朽ちました。【銀魂】 ( No.9 )
日時: 2011/06/03 14:08
名前: 華奈 ◆MF8Oky1lg6 (ID: Mm9jHYga)




***   ***   ***



その頃、万事屋の前に1人の男が立っていた。
よく見ると、近藤や土方と同じ服を着ている。つまり、真選組隊員、しかも高官だ。
そしてその男はため息をひとつついて、万事屋に背を向けた。




「ん?なんか物音がしたような…」
今まで談笑という名のコントを繰り広げていた新八が顔をあげた。
「何アルか?」
「物音なんてしてねーぞ」
「空耳アルよやーねー最近の子は」
「そうそう私たちが子供の頃なんかとは全然違うのねぇ」


なぜか追いつめられる新八。悲しいがこれが彼なのだ。
「でも…」




「私も、聞こえました」



今まで笑っていた幕府軍支援団体…なんとかが短く言った。腰を浮かせる。
それだけで救われる新八。
「ですよね!?やっぱり。ほら、僕の方が正かっ…」
「静かに」
「すみません」

彼の自慢は、機械にたやすく遮られた。



「…もうしないですね、音は」
ふうと息を吐く機械。どうやら危険はもうないらしい。
そして再びソファに腰掛ける。



「でもよう、なんで聞こえたんだあんな音?」
銀さんが切り出す。その横にはいつの間にか巨大犬定春が腰かけていた。
「知らないアル。誰か来たんじゃないアルか?」
おいでヨ定春〜と言いながら神楽が手を伸ばす。
まあいっかと銀さんは勝手に納得していた。





「そうアル、卵割り器に名前つけてあげるアルよ」
定春とじゃれていた神楽が急に顔をほころばせた。
「私に…ですか?」
「だって名前ないと不便アル」
「一応あるんだけどね…」
新八のもっともな突っ込みは無視された。


「ん〜何がいいかなぁ」
上を見ながら考える神楽。天井のシミを「あ、あれは酢昆布アル」と言って物に例えながら。


「て言うかうちのものじゃないのに勝手に名前つけていいのか?」
珍しく銀さんの正論。
「大丈夫アル。問題ないヨ」
ろくに考えもせず返す神楽。「あれはイチゴ」。まだ言っている。



10分後。
「決まったアル」
神楽がニヤッと笑った。
「また中2病なヤツじゃねーだろうな」
銀さんがからかうが神楽はチッチッチと指を振る。
そして充分間をためて言った。


「鶏卵割り専y…」
「また卵割り器かぁぁ!」
銀さんに頭を叩かれた神楽。平気な顔をしているところは流石夜兎族。


「冗談アルよ、冗談。ホントは」



「櫻見桜華(サクラミオウカ)アルよ」
「神楽ちゃん、今、夏…」



***   ***   ***


なんか単調になっちゃいますね。反省。

定春登場〜。もふもふしたいw

Re: その人形は愛する人のため朽ちました。【銀魂】 ( No.10 )
日時: 2011/06/07 15:52
名前: 華奈 ◆MF8Oky1lg6 (ID: Mm9jHYga)




***   ***   ***



「櫻見…桜…華?」
首をかしげる機械。
「そうアル、可愛いでショ?」
首を縦に振る神楽。


すると機械は涙を流した。


あわてる新八。
「え?えっと…」
「ほら神楽ぁ、拒否ってんじゃんかよォ〜」
からかう銀さん。



「違います…」


涙を流しながら笑う。
「嬉しくて…」




「じゃあ今から卵割り器は桜華アルよ」
「卵割り器じゃないんだけどね…」
またスルーされたダメガ…いや、新八。




「でよォ、桜華は何でここに来たんだ?」


「私は、今日から真選組隊員なので」




間。




「ええええええええええええええええ!?」
「し、真選組!?」
「汚職警官アルか!?」

彼らがいないのをいいことに、さんざん捲し立てる3人。
「やめた方がいいぜ」
「化け物だらけアルよ」
「その前に男だらけですよ」


その中で微笑む桜華。
「大丈夫です」







「というわけで、皆さんにあいさつをと思って…」
「ふうんなるほどな」
うんうんとうなずく銀さん。おそらく、分かっていない。


「じゃあ私、そろそろ行かなきゃ…」

ソファを立とうとした桜華を、神楽が呼びとめた。
「待って」


「…はい?」
「…何かあったら、私のところにくるアル。いいね?」
「…はい!」


そして桜華は万事屋を出て行った。



***   ***   ***


沖田出てこないなぁ〜。

でもそろそろ出てきそうだわね!

Re: その人形は愛する人のため朽ちました。【銀魂】 ( No.11 )
日時: 2011/06/10 08:14
名前: 華奈 ◆MF8Oky1lg6 (ID: Mm9jHYga)




***   ***   ***



「ひ〜じ〜か〜た〜さ〜ん…」
気の抜けた声が屯所に響き渡る。この声の主こそ、真選組最強を誇る弱冠18歳の少年隊長沖田総悟だ。
彼は自らの後輩で上司である土方を嫌っている。
しかし、今日の彼はなんだか弱っていた。



「死ねェェェェェェ!!」
訳はなくて。
いつもどおり土方に刀を向けた。

それを紙一重でかわす土方。
「何してんだ、総悟」
土方の冷たい目線の後ろから、沖田が最も尊敬する人物近藤が顔を出した。そして沖田の刀は近藤めがけて一直線。

「のあぁぁぁぁ!こ、虎鉄ちゃん!!」
近藤は名刀・虎鉄ちゃんをとりだした。コロコロも付いている最新モデルだ。
しかし一瞬遅くて近藤はざっくり…。
となる前に沖田が刀を止めた。


「死ぬかと思ったぁ、死ぬかと思ったぁ…」
過呼吸状態になった近藤はヘタリと腰をついてしまった。
沖田はお構いなしに話し始める。


「今日幕府からなんか機械が来るらしいですぜ」
「機械?」
「ええ、万事屋の下にいる金玉とかいう奴みたいな感じの」
「じゃあ林博士の作品なのか…?」
「バカだねィ土方さんは。林はもう死んだだろィ」
「バカはお前だ。まだ残ってる作品かもしれねーだろ」
「みんな処分されたんだよバカ土方死ねこのやろー」
「お前が死ねこのドSバカ」
「刀バカ」
「あー結構刀は侍の魂だ」
「もーやめろ!」

復活した近藤によってくだらないい争いは終わった。



***   ***   ***


今日は用事あるんで少なめで。

ごめんなさい見てくれてる方><

Re: その人形は愛する人のため朽ちました。【銀魂】 ( No.12 )
日時: 2011/06/13 15:29
名前: 華奈 ◆MF8Oky1lg6 (ID: Mm9jHYga)




***   ***   ***



ピーンポーン・・・

屯所のチャイムが鳴った。
1人の隊士が出て、近藤のもとにやってきた。


「局長、客人です。サクラミと名乗っていました」
「サクラミ?」
近藤は首をかしげた。聞いたことのない名前だった。
「誰だろうな…」
独り言をいいながら近藤は玄関へと歩いていった。





玄関に着いた近藤は目を疑った。
サクラミという客人は、容姿端麗な女性だったからだ。
お妙さん一筋の近藤でも、少し心が揺らいでしまった。
(いかんいかん)
自分を制し、客人に話しかけた。
「何か…?」
すると客人はかわいらしく微笑んだ。


「初めまして、サクラミオウカです」

(…?)
頭に疑問符を浮かべている近藤に客人はそばにあった紙に、『櫻見桜華』と漢字で書いてみせた。
「こう書きます」
「いや、そういうことじゃなくて…」





「なるほど」
近藤と桜華は、応接間に座っていた。
あぐらをかいて腕組みをする近藤。対照的に正座で手を揃えている桜華。

桜華は自分がなぜここに来たのかを説明した。
自分は機械であること、戦闘兵器であること、そして真選組に派遣されたということ。
それを理解した近藤は、よくよく桜華を見てみた。
機械とは思えない、繊細な表情。
先ほど総悟が話していた機械というのは彼女のことだったのか。


近藤は、土方を呼び出した。
実質的に隊の人事を決めるのは近藤ではなく土方だからだ。
土方も最初は桜華に驚いたが近藤とは違い呑み込みが早いためすぐに納得できたようだ。

「で、彼女の配置はどこにする?」
「戦闘兵器なら前衛だろ?でも1番隊は総悟がいるし…」
「…総悟のとこはダメだな」
「だろ?つーか真選組はヤローだらけなんだ。機械とは言え女が安心できるとこなんてどこにもねー」
「それもそうだな…。しかしそれでは」
「じゃあこいつのために新しいとこを作るってのはどうだ?」
「…独りぼっちか?それはそれでかわいそうだな」
「難しいなオイ」
「す、すみません…」



***   ***   ***


長かったぁ!やっと真選組入隊!

お疲れ!私!


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