二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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その人形は愛する人のため朽ちました。【銀魂】
日時: 2011/05/27 15:26
名前: 華奈 ◆MF8Oky1lg6 (ID: Mm9jHYga)




初めましてorこんにちは!
今回は二次制作に挑戦してみたいと思いますッ!

皆さん銀魂知ってますか!
面白いですよねぇ真選組が好きです!
と、いうわけで真選組特にドS王子沖田総悟を中心に話を書いていきたいと思います!総悟ファンの皆さんすみません
><!頑張ります。



オリキャラ紹介♪

名前 人類型戦闘兵器参‐七五零号(櫻見 桜華)
年齢 (見た目)10代半ば (製造年)5年前
外見 人間。整ってはいるが幼さが残る顔立ち。黒く長い髪をサイドテ
   ール。身長165㎝。細身。
肩書 幕府軍支援団体専属機械家の製造作品

という感じです。あとあと必要なの付け足しておきますね★


では、始まり始まり〜

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Re: その人形は愛する人のため朽ちました。【銀魂】 ( No.1 )
日時: 2011/05/27 14:53
名前: 華奈 ◆MF8Oky1lg6 (ID: Mm9jHYga)



***   ***   ***



「もしもこの世界に争いがなかったらどんなに良かっただろうか」


 そんな顔をしないでください。私は争いがあるから生まれてこれたのです。


「私は争いは何もかもだめだと言っているんじゃない。何も得られない争いがだめなんだ」


 何も得られない争い?何かを得られる争いなんてあるんですか?


「ああ。誰かを護りたいとか、誰かの為とか、そういう争いにはだれも反対しないさ。少なくとも、私はね」


 なら私は、博士のために戦います。それならいいでしょう?


「私のために?だったら私は反対だ」


 どうしてですか?誰かのためでしょう?


「お前にはもっと護ってやりたい人が現れるだろう。その人を護るために、私のことは護らなくてもいい」


 …でも。


「私はお前を何のために造ったと思う?」


 戦争で勝つため。だから私は戦闘用なのでしょう?


「違うね」


 じゃあ何のために?


「私が、護りたいものを護れなかったから、私の代わりに誰かを護れるように」


 博士の…代わりに?


「そうだ。私の代わりに私を護ったって仕方ないだろう?だから、護りたい人を見つけて、死ぬ気で護ってやりな」


 分かりました。


「さあ、できたぞ。これでお前も立派な人間だ」


 …博士。


「ん?」


 …行ってきます。


「ああ、行ってらっしゃい」




 そう言って博士は、私に笑いかけた。



***   ***   ***


博士はなんかあの人っぽくなっちゃいましたね。

ほら、林博士。

Re: その人形は愛する人のため朽ちました。【銀魂】 ( No.2 )
日時: 2011/05/27 15:25
名前: 華奈 ◆MF8Oky1lg6 (ID: Mm9jHYga)




***   ***   ***



よく晴れた朝。
こんなにも空気はさわやかだというのに、男だらけの真選組屯所内はなんだか暗い雰囲気に包まれている。


「なんかさ…最近副長機嫌悪りーよな」
「疲れるよなぁあのピリピリした感じ」
「でも機嫌よくてもキツいよなあの人は」
「あ、わかるわかる。確かに」

聞こえてくる小鳥のさえずりも、暗い男たちの愚痴に埋もれてしまう。



そう、彼らが言うようにこんなにも真選組が暗いのは、鬼の副長土方十四郎の機嫌が悪いのが原因なのだ。
土方が何に対して機嫌が悪いのか?隊員は全くこれが分からないため、ピリピリした雰囲気に耐え続けているのだ。



真選組の雰囲気を悪くしている男土方が、屯所の廊下を歩いていた。


「トシ、いいところに」
そこにゴリラでストーカーという警察官にあるまじき男近藤勲がやってきた。というか、彼は立派な真選組局長なのだ。
トシと呼ばれたのはもちろん土方。近藤は土方の先輩であり上司であり、さらに幼いころからの友人でもある。真選組で土方をトシと呼べる無鉄砲者というか猛者は近藤一人である。


「今日幕府から指令が出てな。江戸中から探し出してほしいものがあるらしい」
「探し出してほしいもの?」
「ああ」
「何を」




「…ワンピースの、37巻」


「何でだぁぁぁぁッ!!!」
「うわぁぁトシ!落ち着け!気持ちは分かる!」
興奮した土方はそのへんにあるものをなんでもかんでも壊し始めた。必死で止める近藤。


「ワンピースの37巻!?なめんなよ真選組は何でも屋じゃねェんだッ!」

暴れながら叫ぶ土方。止める近藤は涙目になっている。
「トシ!!頼むから続きを聞いてくれ!!」


「…で?」
やっと落ち着いた土方。しかしあれだけ暴れたのに呼吸一つ上がっていない。
対する近藤はもう死にかけだ。肩で呼吸どころか呼吸してますか?という大変危険な状態だ。
「近藤さん?続きって言うのは?遊んでねェで教えてくれよ」
流石鬼の副長。自分がやったことをもうお忘れで。
「ト…トシ…」
そしてさらにこちらも流石。ゴリラのストーカーいえど真選組局長。息を吹き返されました。



「…というわけでだな。とりあえず、万事屋に頼んどいたわけだ」
「なるほど」
何とか水を与えることによって蘇生した近藤がこのセリフを言ったのがあの乱闘から約10分後。いかに大変な事件だったかわたっていただけただろうか。




「しかし万事屋に借りを作るのは癪だな…」
「仕方ないだろう。あいつらもそれくらいわかってくれるさ」



***   ***   ***

長いなぁすみません。スペースなくて読みづらいですね。

これからは気をつけたいと思いますです。


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