二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- NO,6×桜姫華伝
- 日時: 2011/08/09 11:12
- 名前: 月乃 (ID: TPtU8hBo)
設定
主人公;桜
桜姫華伝と設定は同じです。(着ているのも着物で)
NO,6
この話では
ネズミ・紫苑・イヌカシなどが
でます。設定は変わりません。
変わるようでしたら
お知らせします。
- Re: NO,6×桜姫華伝 ( No.3 )
- 日時: 2011/08/10 15:35
- 名前: 月乃 (ID: TPtU8hBo)
人:「捕まえますか?」
羅史:「あぁ、早く回収しろよ。」
人:「了解しました。」
—植木
桜:「きゃああああっ!」
ざざざざざざっ!どさっ!
桜:「これが、外?」
ぐるりと周りをみまわすと、壁に穴が開いていた。
桜:(少し小さいけど、がんばれば入れそう・・・。)
桜は穴をくぐり、にぎやかな音がするほうに行ってみることにした。
桜「・・・!人が、いっぱい!」
そこは、市場だった。
桜にとっては初めてみるものばかりだった。
桜:「なんか、人に見られてる・・・?」
珍しい着物に、端整な顔立ち・・・
そうくると目立つに決まっている。
男:「おい、おまえ、ちょっとこっちにこい。」
桜は、知らない男に呼び止められた。
桜:「?、なにか、御用でしょうか?」
すると、急に狭い路地裏に引き込まれた。
桜:「ひゃぁっ、なにをするんですか!」
いきなり顔を近づけられる。
男:「ふーん、いい女だ・・・。」
男の酒臭い息がかかる。
桜:「離してくださいっ!」
そのとき、
市場の人たち:「なぜ、こんなところにNO,6が・・・」
男:「なにっ!」
男は桜を離して、すばやく逃げた。
桜:「なんだったの・・・?」
少しほっとする桜。
だが、それもつかの間。
桜:「あれは、羅史!」
私を追って来たのだろうか・・・。と、考えていると、
人:「いたぞーーっ!」
桜:「!」
桜はまた走りだした。
羅史:「追え、少しぐらい、怪我を負わせてもかまわない。」
ドンッ
紫苑:「いてっ!」
桜:「ご、ごめんなさいっ」
夢中で走っていると、人とぶつかってしまった。
そのとき、
パンッ
かわいた音がした。
それと同時に桜が足をおさえる。
どこからか銃で
足を撃たれたのだ。
紫苑:「君、大丈夫!?くそっ、血がっ・・・。」
羅史:「まったく、手間をかけさせないでくれ。」
羅史が草のしげみから出たとき、
羅史「・・・!」
そこには、誰もいなかった。
- Re: NO,6×桜姫華伝 ( No.4 )
- 日時: 2011/08/16 13:34
- 名前: 月乃 (ID: TPtU8hBo)
—ネズミの家
紫苑:「大丈夫かな・・・、この子・・・。」
桜の傷を手当てし終わった紫苑。
桜は紫苑のベッドで寝ている。
紫苑:「でも、NO,6に追われていたってことは・・・。」
ガチャッ
突然、ドアが開いた。
ネズミ:「ただいま。NO,6のやつらが来たらし・・・、」
ネズミは言いかけて、やめる。
紫苑:「おかえり、ネズミ。実は・・・、」
紫苑はネズミにさっきのことを説明した。
今日は、ここまでにします。
- Re: NO,6×桜姫華伝 ( No.5 )
- 日時: 2011/09/15 23:22
- 名前: 月乃 (ID: TPtU8hBo)
ネズミ:「で、そいつを助けたのか・・・。」
ネズミはため息をついた。
ネズミ:「NO,6のやつらにここがばれたら、あんた、どうするつもりだよ。」
紫苑:「でも、ほっておけないし・・・、怪我してるんだよ!?」
ネズミは急に立ち上がり、紫苑の胸ぐらをつかんで言った。
ネズミ:「あんた、前にも言っただろ。そんな甘い考えじゃ、ここでは生きていけないって。もう忘れたのか?」
紫苑:「分かってる、けど、放っておけないんだ。」
ネズミは舌打ちをして、紫苑から手をはなす。
ネズミ:「あんた、早死にするぜ。俺は忠告したからな。」
そう言って、ベッドで寝ている桜の顔を見る。
そうして驚いた顔を見せる。
ネズミ:「こいつは・・・!」
紫苑:「もしかして、知り合い・・・?」
紫苑は少し驚く。
ネズミ:「いや、まさか、な・・・。」
そう呟き、ネズミは夕食を作るためにキッチンへと向かった。
- Re: NO,6×桜姫華伝 ( No.6 )
- 日時: 2011/08/16 12:37
- 名前: 月乃 (ID: TPtU8hBo)
桜:「ん・・・。ここは、どこだろう・・・?」
桜はゆっくりと起き上がった。
桜:(NO,6じゃ、ないみたいだし・・・。)
いろいろなことを考えているうちに、足の痛みに気がついた。
桜:「・・・っ!」(そういえば、羅史に、銃で足を・・・。)
ぐううう〜っ
桜:(はうっ、は、はずかしい〜っ///)
桜のお腹が盛大になった。
桜は誰も部屋にいないことを確認し、少しほっとした。
そのとき、部屋のドアが開いた。
紫苑:「あ、起きたんだ!」
無垢な笑顔を向けられ、桜は戸惑う。
桜:(信用して、いいのかな・・・。さっきの路地裏にいた人みたいな子かもしれないし・・・。でも、怪我の手当てをしてくれたんだよね。)
桜が考えている間にも男の子は足の包帯をかえてくれた。
その途中、男の子が問いかける。
紫苑:「君、どうしてNO,6のやつらに追われていたの?」
桜:「・・・、それは・・・。」
桜はそれっきり黙ってしまった。
そんな桜をみて、紫苑は言う。
紫苑:「なにか、訳ありなんだね。無理して言わなくてもいいよ。」
桜:「・・・、ごめんなさい・・・。」
桜はなんだか、申しわけなくなってしまった。
ネズミを早く出したいですっ!
- Re: NO,6×桜姫華伝 ( No.7 )
- 日時: 2011/08/17 10:45
- 名前: 月乃 (ID: TPtU8hBo)
桜は今までのことを紫苑とネズミにすべて話した。
(自己紹介もした。)
—夕飯
ネズミ「・・・、おい。あんた、飯食うのか?くわねーのか?」
眼の前にあるのはネズミの顔。
桜:「わわわわわ、私なんかが人と一緒に、ご飯を!いいいい、いいんですか!?」
動揺しまくりの桜にネズミは半分呆れ顔。
ネズミ:「こいつと話すと疲れるな・・・。」
それに対して苦笑する紫苑。
紫苑:「まぁまぁ、ネズミ。あ、食べるみたいだよ。」
桜は、自分の目の前にある湯気のたっているスープをじーっと見つめる。
ネズミ:「・・・、何してるんだ、あんたは。」
桜は不思議そうに紫苑とネズミに問いかける。
桜:「あの、どうしてスープに湯気がたっているんですか?」
紫苑&ネズミ:「え?/は?」
二人は一瞬ポカン、とする。
ネズミ:「あんた、頭大丈夫か?」
紫苑:「できたてだし、当たり前じゃあ・・・。」
一人には哀れみの目をむけられ、もう一人には心配そうに顔を覗き込まれる。
桜:「あの、私は冷たい料理しか、食べたことがなくて・・・。」
ネズミ:「あんた、変わってるな。」
紫苑:「こら、ネズミ!」
桜:「・・・・・・。」
—五分後
ネズミ:「・・・腹へったんだけど。」
紫苑:「・・・そうだね。」
桜:「た、食べてもいいですか?」
今日はここまでで♪
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