二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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<デュラララNL>好きなんです狩沢さん
日時: 2011/10/31 17:00
名前: 小笠原 (ID: yAyIWM7Y)

俺たちはいつも一緒にいた。
だからこれからも一緒にバカなことで騒いでいられると思っていた。

だけどお前は…

「イザイザに付き合ってって言われちゃった。」
って笑顔で言うんだ。

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Re: <デュラララNL>好きなんです狩沢さん ( No.10 )
日時: 2011/11/08 17:08
名前: ぴこ厨@絆(ほだす) ◆w6bR1QqEtU (ID: Pvby2f.0)

どどど、ドタチンが可愛い!!

やばいです!

Re: <デュラララNL>好きなんです狩沢さん ( No.11 )
日時: 2011/11/08 18:00
名前: 小笠原 (ID: yAyIWM7Y)

二回もコメントありがとうございます!
ちゃんとハッピーエンドになるよう精一杯頑張りますよー!!
ドタ狩メインにサイトでも小説書いてるので見てください!「君といられるならそれでいい」ってサイトです。

Re: <デュラララNL>好きなんです狩沢さん ( No.12 )
日時: 2011/11/08 18:25
名前: 小笠原 (ID: yAyIWM7Y)

臨也に会いに行ってるのは知っていたし、何も驚く様な事じゃないはずだ。狩沢が人とのスキンシップが激しいのも知っていた。
だから2人が手をつないでいても不思議ではないんだが…
俺は自分でも驚くほど動揺していた。
「狩沢さん!なんで臨也さんといるんっすか!?」
「えっと、なんていうかー…」
「俺が食事に誘ったんだよ」
狩沢のサポートをしつつ臨也は自分の方へ狩沢を引く。
「そうそう!で、今から帰ろうとしてて」
(お前も抵抗くらいしろよ)
「帰るなら車出すか?」
「えっと…」
狩沢が急に押し黙る。
「狩沢?」
「そうだねー。狩沢着替えないから一旦帰ろうか」
「!?」
「イザイザ…!!」
俺は臨也が何を言っているのかよく分からなかった。
(一旦ってどういう事だよ!)
俺はそんなに分かりやすい顔をしていたのか遊馬崎が心配そうに見ている。
「あれー?ドタチンなんか怒ってる?」
「ドタチン…」
(俺は…!)
「なんで俺が怒るんだよ…」
口から出たのは言いたいこととは真逆の言葉だった。
狩沢が何か言いたげに俺を見ている。
「ドタチンは狩沢のお父さんみたいなもんじゃんか」
(お父さんなんかじゃねぇよ…)
「俺は「ドタチンのばか!!!!」
かぶさったのは狩沢の声。
その時俺は気づいた。あの狩沢が…


泣いていることに。

Re: <デュラララNL>好きなんです狩沢さん ( No.13 )
日時: 2011/11/10 17:56
名前: 小笠原 (ID: yAyIWM7Y)

「狩沢っ…」
「ばかばかばかばかばか!!」
「狩沢さん落ち着いてくださいっす!」
遊馬崎が狩沢をなだめるが、狩沢は口を閉じようとしない。
「ドタチンは私がイザイザとどうなったっていいんだね!!」
「…っ!!」
渡草と遊馬崎が俺を見る。
沈黙
「…イザイザ」
「なーに?」
にやにやと笑う臨也。
「家…行くから…」
ぐっと拳を握りしめる。
臨也が分かったと言って狩沢を連れて消えて行った。
なんで今俺は何も言えなかった?
今ならまだ言えたはずだ。
好きだと…。
俺は結局臆病で、引きとめもできなかった。

Re: <デュラララNL>好きなんです狩沢さん ( No.14 )
日時: 2011/11/12 14:16
名前: 小笠原 (ID: yAyIWM7Y)

ドタチンはバカだね…。
今ならまだ間に合った。
俺も諦めたかもしれないのに。
しくじった。
ドタチンは狩沢を手放した。
だったら俺が狩沢を…
「イザイザ」
「ん?」
「えっと、やっぱごめん。行けないよ…」
狩沢が足を止める。
「私まだドタチン好きだもん。こんなんじゃイザイザ傷つけちゃう」
「俺は狩沢になら傷つけられてもいいよ」
俺は狩沢を強く抱きしめた。
俺はどうしようもなく君が好きみたいだ。
「イザイザ…」
ドタチンなんか見ないで俺を見て。
「好きだ狩沢…」
「やめて…」
「やめないよ」
「私はドタチンが「狩沢っ!」
狩沢が俺を見上げる。
驚いたように目を見開いている。
狩沢にキスした時と同じ。
俺はあの時と同じ顔をしているのかな?
「狩沢。ドタチンは君を大事に思ってる」
「知ってる…」
「ドタチンは君がいないとダメだよね…」
狩沢の体からすっと離れる。
これで終わりだ。
俺は好きな人には幸せになってほしいタイプらしい。
だから狩沢…
「ドタチンなら大丈夫だよ」
きっと君は幸せになるんだ。
泣かないでよ。漫画みたいじゃないか。
俺はモブキャラでいい。
ヒロインはハッピーエンドがお似合いだ。
俺は狩沢を背に家へと足を運んだ。


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