二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- rain line【テニスの王子様】いつのまにか参照100w
- 日時: 2011/12/25 13:41
- 名前: ぺこ ◆PbO2Gwv0IA (ID: 8hgpVngW)
立海中心のオリジナルギャグ小説な予定。
ii注意!!
▼荒らし、チェンメ、誹謗中傷 etc... はだめ!
▼幸村が限りなく魔王様
▼みんな残念なイケメン
▼柳が限りなくお母さん
▼みんな変態
です!
上記の事がおk! な人はどうぞっ
- Re: rain line【テニスの王子様】 ( No.1 )
- 日時: 2011/12/02 00:38
- 名前: ぺこ ◆PbO2Gwv0IA (ID: 8hgpVngW)
<オリキャラ>
柄鳩 吹李(えばと すいり)
立海大付属中学校3年
153㎝ 39㎏
・茶髪のロングストレート(腰まで)で琥珀色の瞳。
・スカートは短く黒タイツ着用。 偶に伊達眼鏡(本人曰く「形から!」)。
・参謀をママと呼んで魔王様に意見出来て皇帝に堂々と老けryって言えるあるいみ最強なヒロイン。
・男子にも女子にも好かれる(と書いていじられると読む)。
・かなり鈍感。
・三バカに劣らずバカ
サンプルボイス
「ちょっとーデブン太ぁ! わたしにガムを寄越しなさい!」
「今すげえいいトコだから! 今四天王だからぁぁあああ゛あ゛わたしのライチュウウウウウウウッ!」
「風紀委員だからって女子のスカートをじろじろ見ていいと思うなよ老け顔!」
- Re: rain line【テニスの王子様】 ( No.2 )
- 日時: 2011/12/02 17:07
- 名前: ぺこ ◆PbO2Gwv0IA (ID: 8hgpVngW)
<気まぐれ猫と日常>
何度目か知らない、煩いアラームを時計ごと破壊する気で止めると音が止んだ。
もぞもぞとまた布団の中に潜り込んで、そこからチラ、と視線だけを動かして時刻を確認する。
デジタルの時計が示している時刻は7:40。
うっし、まだ寝てよう。
「あああああああああああああ!?」
寝るなわたし! 起きろわたし!
中々離れられない布団からやっと足を出すと、そこから猛ダッシュで制服を着てリビングへと降りる。
用意されている朝食にはラップがかけられており、上にはママからの置手紙。
"吹ちゃんへ。 何度も何度も起こしたのにカラ返事でママのガラスのハートは傷ついたのでもうママは知りません! いってきます!"
「てめえのハートは鎖帷子で覆われてるだろおおおおおッ!」
今頃柳あたりに"今日、吹李が遅刻する確率99%"とか言われてるんだろうな……ってか高えよ!
柳の残り1%の低すぎる確率に逆らう気なんか起きないわぃ。
ハムエッグをパンで挟んで片手に持ち、牛乳は放置。 あんな肉の元の牛から分泌されたものは食せません。
わたしお肉大嫌いなんです。 なにあの匂いありえない。
「よっさー、いっへきふぁす!」
あ。
靴ひも切れた。
*
急いだって遅刻するんだから、どうせなら優雅に歩いて行こうとぽてぽて歩く。
もうハムエッグサンドは胃袋の中へと入っていってしまった。
そして前方にわかめ少年……もとい弟キャラ発見!
「ズバリ★ そのワカメヘアーは何処で切っているのかな?」
「潰すよ?」
「さっせんしたああああああっ」
「あれ!? 吹李先輩!?」
違う奴かと思った! なんて謝ってくる赤也。
赤也って思ったより怖い。 悪魔化するとかなんとか聞いてたけどもう素で悪魔なんじゃね?
とか思ったけど後ろから抱き着いたりじゃれてきたりするのを見て、コイツちょれえわ……じゃなくて可愛いわ、なんて思ったりした。
てゆーかあれだね、通学路で赤也とわたしが出会って遅刻とか言ったらもう結果みえてるっつーか死亡フラグっつーか。
「…………ネエ、アカヤクン」
「なんでカタコトなんスか……」
「ワタシタチ、チコクシテルンダヨ…………ユッキーガ、ユルストデモオモウカイ?」
「うわそうだった! やっべえ!」
「ええええええええええええまさかの置いていく系ですかぁ! 所詮自分が可愛いんすかぁ!」
赤也はそんなこと耳にも留めず一目散に学校へと走って行った。
どうしようかなぁ……どうせならお昼から行こうかな。 むしろ休みにしとこうかな。
そんなことを思いつつふと上を見上げると携帯が震えた。
取り出して開くとメールで、差出人はついさっき話題に上がってしまったユッキーだった。
"サボったら分かってるよね?(´^ω^`)"
……。
…………。
こえええええええええええええなんだこの顔文字いいいいいいいいい!
ぱねえ! 恐怖ぱねえ! もう……やっべえ!
取り敢えず魔王様の実力を把握したところで学校行こうと思う。
でないとわたしが死ぬより辛い事になるから。
- Re: rain line【テニスの王子様】 ( No.3 )
- 日時: 2011/12/03 10:59
- 名前: ぺこ ◆PbO2Gwv0IA (ID: 8hgpVngW)
<気まぐれ猫とクラスメイト>
バァン!
朝一番、綺麗に放ったその音は他のクラスにも響いていたとか。
だがわたしは勢いを乗せすぎて跳ね返って戻ってきた扉に挟まれてしまった。
「ぐえっふ」
「お前さんバカじゃのう」
カエル握りつぶしちゃった感じの声が……あ、いや、わたし握りつぶした事ないからね!?
パァン! とかした事ないから! 違うから!
まさかの扉の裏切りで痛めた肩を押さえてたら仁王が来てくれた。
なんだこいつ。 貶しに来たのか!?
「誹謗中傷はお断りよ! 誹謗中傷、ダメ絶対!」
「誰に言うとるんじゃ、それに、心配してやったのに酷い言いぐさじゃのう」
「あれ? 心配してくれたの? 失敬」
「まぁ面白半分じゃき」
「おいてめっ……白髪ァァアアアアア!」
プリッ……とかお前なに? かわいいとか思ってんのか!
元ヤンなりの迫力を出してみた。 元ヤンっつーかグレてただけですがね!
でも仁王はそれをものともせず笑って外へ出て行った。
すると今度は家森ティーチャー(32)独身が白髪ァァアアアアア!と叫んだのをみて、なにか分からない運命を感じた。
「やっさん……その気持ちマジで分かる」
「分かってくれるか吹李……じゃねえよお前にも困らされてんだよさっさと席座れよバーロー」
「あいた!」
出席簿で叩かれた。
仕方ないからしぶしぶ席へと座って、やっさん率いる国語の漢文に挑む。
漢文好きだし別にいいけどね! へん!
くちゃくちゃ。
くちゃくちゃくちゃくちゃ。
……。
「うるっせえわデブン太! なんなんだお前! ちょっ……わたしにも寄越せよ!」
「うるさっ……ほい、グリーンアップル」
「Thank you. I am very happy!」
「何気に発音よくしてんじゃねえわ! 笑顔すげえイラッとくるぜぃ!」
「だからお前らうるせえええええええええええええええええええ」
おっとすまねえなやっさん!
つうかブン太と席が隣なのが悪い。 絶対に席順が悪い。
クラスメイトが面白がってこの席にしたなんてわたし絶対に許さないからね!
そんなことを思っていると、携帯が鳴った。
♪かみがーみのーめーはーすたーれぇてー
「おーちーるったましーのーしーみッ!」
「歌わんでええわあああああああああああッ!」
やっさん必殺のチョーク投げがさく裂した。
その瞬間ブンちゃんに避けられてちょっと悲しくなった。
あ、それよりも携帯携帯。
…………あれ? 嫌な予感しか……てか視界がゆがむわぁ……、
"煩いんだけどやめてくれないか? 駄声聞かせるなよ(´^ω^`)"
ああああああああああ!?
え? ちょっと待って!? だって歌ったのメールの着信音だよ!? え?
ええええええええええ!? ユッキーエスパー!? ぱねえ! こええ!
その後、吹李は魂が抜けたように授業を受けていたという。
むしろ死んでいた。
(歌詞: マキシマム ザ ホルモン / シミ)
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