二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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デュラララ!!
日時: 2011/12/29 20:18
名前: ユキナ (ID: .zYCudUc)

ユキナです!
よろしくお願いします(∩´∀`@)⊃
これは、『デュラララ!!』の小説をそのまま写したものです。
『デュラララ!!』の小説は、値段が高いので、皆さんが買わなくても読めるようにと思い写すことにしました。
これからよろしくお願いします!!!

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Re: デュラララ!! ( No.2 )
日時: 2011/12/29 20:20
名前: ユキナ (ID: .zYCudUc)

  プロローグの続きです。

 襲撃から三時間。あの女も家に帰ったろうと思い、俺はマンションの下のコンビニで買い物をする事にした。歯磨き粉と週刊誌を手に取っている間にも、あの電波女の顔が脳裏に過ぎる。
 第一印象は、かなりの美少女。少し大人びていて、どちらかといえば『美女』と表現してもいいかもしれない。だが、そんな女にどうして既に彼氏がいないのか—その理由を俺は身をもって知った。
 あんな電波娘はいくら可愛くても御免こうむる。よほど彼女が欲しい人間ならば別だろうが—今の俺にはまったく興味が無い。俺には既に彼女がいるのだから。
 しかし明日の入学式を一体どうするべきか—自分の部屋のある階に上り、狭い通路を歩きながらぼんやりと考える。
 あんな女と毎日顔をあわせるぐらいなら、いっそのこと行かない事にしてしまおうか。あぁそうさ、俺には彼女がいるんだ。あんな女とは違って、物静かでとても美しい彼女が。彼女と一緒なら、別に高校いかなくてもいいや。姉さんの会社にバイトでもなんでもいいから雇ってもらって、働いてみるかなぁ。
 あぁ、そうだ思い出した。そもそもどうしてあの女を助けたのかを思い出した。喋ってみると全然違っていたけど、よく似てたんだ。俺の彼女に。だから助けたんだ。今思うと馬鹿な事をした。顔が似てるからという理由で助けたら、中身は大違いなんだものな。
 そんな事を考えながら自分の部屋のドアに鍵を挿す。
 あれ?おかしいな。
 —開いてる。

 警鐘警鐘警鐘。俺の全身ピンチ警報発令中。
 警笛警笛ピピピのピ。ドアを開けると女の靴が。

「せ、誠二・・・・・・さん・・・・・・」
 部屋の奥に行くと、ストーカー女が立ち竦んでいた。
 不法侵入者である女に対して、俺は自分がやけに冷静になっている事に気が付いた。女の顔に浮かぶ表情に気が付いたからだ。
 そして、俺は自分でも驚くほど冷めた声を絞り出していた。

「見たな?」

「えと、あの、私、そのッ・・・・・・」
 彼女の顔に張り付いているのは、いつもとはまるで違う、不安と恐怖に満ちた表情。
 ・・・・・・なんだ、こんな表情もできるんじゃないか。
 そして俺は確信した。やはり、こいつは見てはならない物を見てしまったのだ。
「あ・・・・・・あのぅ、誠二さん、私、・・・・・・えぇと、誰にも言いませんから!こんな事があっても、私、やっぱり誠二さんの事が好きで、えと、えと、大丈夫です。どんな趣味でも、私なら合わせて見せますから、えと、だから、えと」
 攻守交代。今度は俺が彼女を追い詰める番になってしまったようだ。
「いいんだ」
「誠二さん!」
 俺の言葉に、ストーカー女の声が希望に満ちる。
「いいんだ」
「誠二・・・・・・さん?」
 冷めたままの俺の瞳に気が付いたのだろう。瞬時にその希望が不安に塗り替えられた。
 俺は彼女の表情を完全なる絶望へと塗り替える為に、もう一度だけ声を上げた。
「いいんだ」

「誠二!」
 姉さんが部下の人を二人連れて部屋に来た時、俺は居間に正座してカップラーメンを食っていた。部下の人達が手際よくストーカー女の身体をバッグに入れて運び出した。姉さんは一通り部屋の中を見回すと、血の付いた壁を見てから、俺の身体をギュッと抱きしめた。
「大丈夫よ、大丈夫だから」
 姉さんの暖かい温もりを感じながら、俺はただ、メシが食いにくいなぁと感じていた。
「誠二、貴方は何も心配する事は無い。全部姉さんに任せて、ね?」
「姉さん、あの女じゃなくて—彼女の事なんだけど」
「やっぱり誠二が連れ出してたのね・・・・・・大丈夫よ、彼女の事も私に任せなさい、いいわね?大丈夫よ、私が居る限り、誠二に怖い目なんか絶対にあわせないから・・・・・・ましてや警察なんかに貴方の事は渡さない、絶対に渡さないから、だから安心しなさい」
 それだけ言って、姉さんは部下に何かを色々と命じて去っていった。
 やっぱり姉さんの会社でバイトはやめよう。姉さんの周りは本社にも内緒でカタギじゃない連中との付き合いがあるらしい。姉さんの部下のこの人達だって、人が死んでるのに何も言わずに作業をしている。きっと元はカタギでは無かったのだろう。
 こんな悪人達と一緒に仕事するのは嫌だな。俺まで悪人になってしまうから。
 俺が悪人になって警察に捕まったりしたら、彼女はきっと寂しくなってしまう。それは避けなければ。
 部下の人達が無表情なままで壁の血をふくのを見ながら、俺は静かにのびきったラーメンを胃にかき込んだ。
 あぁ、不味いラーメンだなぁ。

 これは、歪んだ歪んだ物語。
 歪んだ恋の、物語。

Re: デュラララ!! ( No.3 )
日時: 2011/12/29 20:20
名前: ユキナ (ID: .zYCudUc)

  第一章 『影』
チャットルーム(休日・夕刻)
《だからね、今池袋は『ダラーず』ってチームが凄いんだって!》
[私は見た事ないんですよね、『ダラーず』って、噂は凄い聞くんだけど]
《地下に潜ってるっぽいですからねー!でも、ネットとかでも凄い噂になってますよ?》
【そうなんですかー、甘楽さん、池袋に詳しいんですね】
《それほどでもないですよぅ!》
《あ、じゃあじゃあじゃあ、黒いバイクの話って知ってます?》
【黒いバイク?】
[あー]
《最近新宿とか池袋で話題の奴。昨日ニュースにも出てたよー》

★東京都・文京区某所(平日・深夜)
「こ・・・・・・の・・・・・・化物めぇぇぇぇあああッ!」
 歪んだ怒声と共に、男は鉄パイプを振り上げ—一目散に逃げ出した。

 深夜の立体駐車場を、青年が走る。その右手に、人肌にまで温まった鉄の感触を握り締めながら。だが、次第にその感触すらも冷や汗に濡れて不確かなものとなっていく。
 周囲には人影も無く、持ち主を待ち続ける乗用車がまばらに停っているだけだ。青年の周りからは音が綺麗に消え去っており、彼の耳には己の足音と荒い息遣い、そして徐々に高鳴っていく心音だけが渦巻き続ける。

  長いので分けます。byユキナ

Re: デュラララ!! ( No.4 )
日時: 2011/12/29 20:21
名前: ユキナ (ID: .zYCudUc)

  第一章 『影』
 武骨なコンクリートの柱の間を駆け抜けながら、チンピラ風の青年は叫ぶようにして呟いた。
「・・・・・・く・・・・・・くくッくッ糞ッ!糞ッ!糞ッ!やや、や、やってられっかよ畜生!」
青年の目に浮かぶ光は怒りの色を放ち、それでも彼の口からは怯えの吐息が振り絞られる。その瞬間までは、対峙する者に畏怖を与える為に刻み込んでいた首筋の刺青。それが今や、チンピラ自身の恐怖によって歪んでしまっている。そして、元々大した信念も無く入れたその青紫の紋様に—漆黒のブーツが叩き込まれた。
 
   時間が無いので分けますbyユキナ

Re: デュラララ!! ( No.5 )
日時: 2011/12/26 11:08
名前: エマ ◆qHpEBGCQt6 (ID: oJBEkqvs)

いやいやいや、
法的にそれってどうなんでしょう?
確かに小説は高くても買えない人もいるでしょう。
でも、それってどうなんでしょう?
小説内容をまんま移すってことは、ユキナさんは小説をもっているんですよね?
だったらおもしろいところをかいつまんで話したり、
小説そのものをかしてあげるのでいいんじゃないんですか?

まぁ、二次小説が法にさわるかどうかといったら触る、でしょうけど。
丸写しは完璧NGだと思います。(コードの方のコロスって意味じゃないとこ注意)
とりあえず、今まで書いた内容けしてロックすること希望です。
内容消さなくてもこれ以上内容が増えないこと希望です。

Re: デュラララ!! ( No.6 )
日時: 2011/12/29 20:17
名前: ユキナ (ID: .zYCudUc)

  第一章 『影』
《昔から都市伝説みたいな感じだったらしいけど、携帯にカメラ付くようになったでしょう、あれで写した人とかが多くて、それで一気に有名になった感じなんですー》
[あー、知ってる知ってる。っていうかあれは都市伝説でもなんでもないですよ。普通の暴走族っていうか、あ、でも別に群れて珍走してるわけじゃないんだけど]
《二輪なのにライトつけないで走ってるなら充分アホだって》
《人間だったらだけど》
【話が見えないんですが】
《あぁ、えっとね・・・・・・ぶっちゃけ、化物みたいなもんです!》


   分けますbyユキナ


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