二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ボカロ曲物語〜歌の世界を君に〜【造り直します。必読有】
- 日時: 2013/01/05 19:06
- 名前: 流夢 (ID: O72/xQMk)
こんにちは、流夢です。
お気軽に流夢とお呼び下さい。
☆作者紹介
名前:流夢(るむ)
性別:女(男っぽいです)
誕生日:1月13日
年齢:中1、12歳
在住:埼玉県越谷市
私の自己紹介もほどほどに・・・続いて。
☆作品等について
・荒らし等作品妨害目的の方はお戻りください。
・この作品はボカロの曲を元に、私の勝手な解釈で短編小説にさせて頂きます。
・非公式
・更新は不定期です。申し訳ありません。
・作品の中には、グロテスクなどの表現等が含まれている場合が御座います。
・主は全てのボカロ小説を読んでいるわけではありませんので、
「これは私のパクリじゃないか?」という方はお申し出下さい。
そして私がその作品を拝見させて頂き、似ていたと認識したら削除させて頂きます。
あまり似ていないと認識した場合は、この小説を続行させて頂きます。
☆リクエストについて 只今リクエストは受け付けておりません
・公式小説又は漫画に使用され、販売されている、または販売予定の楽曲のリクエストはお止め下さい。
・性的描写や暴力描写の多い楽曲リクエストもお控え下さい。
これらの楽曲をリクエストした場合、リクエストは無効となってしまいます。
多々の注意事項を申し訳ありませんが、確認願います。
—————
【カゲロウデイズ】>>1.>>2.>>3.>>4
【悪食娘コンチータ】>>5.>>6.>>10.>>11
【桜歌】>>14.>>15
【正義粉砕】>>20.>>23.>>24
【偽善正義】>>25.>>29
【秘蜜〜黒の誓い〜】>>30.>>31.>>35.>>44.>>45
—御客様—
いもsama* 雛苺sama* ああsama* 蜜咲sama* 胡蝶sama* カノンsama* 鏡猫sama* ジュエリーsama*
- Re: ボカロ曲物語〜歌の世界を君に〜 ( No.1 )
- 日時: 2012/01/07 20:13
- 名前: 流夢 (ID: O72/xQMk)
【カゲロウデイズ】
作詞:じん(自然の敵P)
作曲:じん(自然の敵P)
唄 :初音ミクApend
一話目はカゲロウデイズです!
これには登場人物が居るので、その前設定を此処に載せますね。
・笹宮 蒼 (ささみや そう)男
・炉桜 南 (ろおう みなみ)女
2人は幼馴染。
陽炎の導く世界で同じような日を繰り返す。
では次回から本編へ入ります。
お楽しみに・・・。
- Re: ボカロ曲物語〜歌の世界を君に〜 ( No.2 )
- 日時: 2012/01/07 20:49
- 名前: 流夢 (ID: O72/xQMk)
【カゲロウデイズ】
南「蒼〜今何時?」
蒼「午後12時半。ちなみに今日は8月15日だよ」
南「あはは、聞こうとしてるのばれた?」
蒼「当たり前だろ?何年一緒に居ると思ってんだよ」
2人が笑う。
何時もと同じ日々だ。
蒼「それにしても・・・」
蒼・南「暑い〜・・・。・・・」
2人が同時に言い、顔を見合わせる。
ぷっと吹き出したかと思えば、大笑いしていた。
今日は日差しが眩しい。
ずっと外に居れば、病気になってしまいそうだ。
2人の家の近くにある公園ですることも無く駄弁っている。
キィ・・・キィ・・・とブランコに乗っていた。
南は膝に黒猫を乗せていた。
南「でもまぁ・・・夏は嫌いかな」
南が猫を撫でながら呟く。
その時、猫が膝から飛び降りて、公園の外に出て行こうとする。
南「えっ・・・ちょっと待って!」
南は猫を追いかけて走っていってしまう。
蒼はやれやれと後ろに付いて行った。
猫が信号を渡る。
勿論南も渡ろうとした。
南が数歩出た時。
信号が赤に変わった。
南は気が付かない。
蒼「南!危ないッ!!信号赤だぞ!!」
南「え・・・ッ!?ッ!!!」
その瞬間トラックが南にぶつかり、南を引きずる。
トラックのブレーキ音が泣き叫んだ子供の声に聞こえた。
蒼「南——!!」
道路や付近が南の血飛沫で真赤に染まる。
蒼の顔や服にも、血が付いた。
そこらじゅうに血の臭いが立ち込める。
その臭いに蒼が噎せ返った。
蒼「げほっげほっ・・・な・・・なんでこんな事にッ」
蒼の居る信号前の反対側に、蒼によく似た人物が居るように見えた。
その蒼によく似た奴は、陽炎だ。
陽炎は舌を出してこう言った。
陽炎「嘘じゃないぞ」
嗤い声にも聞こえた。
晴れた青空。
空の水色とその色をかき回すような蝉の音。
蒼の視界はそこで眩み、記憶も途絶えた。
- Re: ボカロ曲物語〜歌の世界を君に〜【只今カゲロウデイズ小説化中】 ( No.3 )
- 日時: 2012/01/08 14:31
- 名前: 流夢 (ID: O72/xQMk)
【カゲロウデイズ】
蒼「ッ!!」
ジリリリリリリ・・・・・・・・
蒼はベッドの上で目を覚ました。
時計が煩くないている。
蒼「今・・・何時・・・?」
8月14日の午前12時過ぎを指している。
やけに蝉の声が煩い。
時計の声に劣らないほど、蒼の部屋に響いていた。
蒼はゆっくり体を起こすと、ベッドから降りる。
南「あっ、蒼〜!こっちこっち」
蒼「南・・・」
南「どうしたの?蒼、顔色悪いよ」
蒼「なんでもないよ」
蒼と南は家の近くにある公園で駄弁っている。
ブランコに乗っていた。
南は黒猫を抱いている。
蒼「でもまぁ・・・少し・・・不思議・・かな」
南「ん?」
蒼「いや」
蒼は曖昧に促した。
昨日見た夢を思い出す。
南「えっ・・・ちょっと待って!」
南は膝から降りた猫を、追いかけようとした。
その時、蒼は昨日見た夢を鮮明に思い出す。
走って行ってしまおうとした南の腕を掴む。
蒼「今日はもう・・・帰ろうか」
南「えっ?でも」
蒼「あの黒猫は野良なんだろ?平気だよ」
南「まぁそうだけど・・・」
蒼「帰ろう」
蒼が強く言った。
南がその気迫に負けたのか、静かに頷く。
南「うん、分かった。帰ろう」
そう言って2人は、公園を出て行く。
公園を抜けて直ぐの曲がり角。
そこを曲がった瞬間、2人の眼に入ったのは。
逃げ惑う人々の姿。
或いは上を見上げて指差し、口を開けていた。
蒼「何だ・・・?」
南「蒼・・・上ッ!!」
南が顔を上げてがくがく震えている。
蒼が上を見上げようとした瞬間。
南に体を押される。
南の体には、上から落ちてきた鉄柱が貫いていた。
?「きゃぁぁあああああああああああああ!!!!!!!」
辺りに女性の悲鳴が響き渡る。
何処からともなく聞こえた風鈴の音と交じり合って酷い音になっていた。
蒼「・・・・・・」
蒼は言葉を発しようしても声に出来ず、口をぱくぱくさせていた。
その時蒼の眼に入ったのは、昨日もみた陽炎だった。
蒼「夢なんだろ・・なぁ!」
陽炎「夢じゃないぞ」
口元は嘲笑うように嗤っていた。
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