二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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D.gray-man -日と月- <完結>
日時: 2012/06/16 17:29
名前: 快李 (ID: qs8LIt7f)

初めまして
   またはお久しぶりです

快李です(´・ω・`)

  〜作中〜

D.gray-man -消えた扉-
D.gray-man -存在の証-


  ◆注意事項◆
・荒らしはご退出お願いします
・主人公はアレンじゃないです
・キャラ崩壊有り
・亀更新(ぇ


オリキャラ紹介:>>1 >>77 >>107

〜目次〜

イメージソング・・・>>257
オリキャラのイラスト・・・>>304

第一章 -笑顔の力- >>263
第二章 -仲間の絆- >>264
第三章 -迷い道- >>265
最終章 -日と月- >>295

    END...2012.6.12

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Re: D.gray-man -日と月- ( No.298 )
日時: 2012/06/04 17:52
名前: 快李 (ID: qs8LIt7f)

        第九十八夜  -神への殺意-

said無し


ロ「ボクはロード・キャメロット。君を迎えに来んだよぉ」
卦「ボクを・・・?」
由「お兄ちゃん・・・パパは・・・?ママは・・・?」
卦「・・・パパとママは—」
ロ「死んだんだよぉ」
卦・由「!!」

 由尹は悲しい顔をし、卦尹はおこった顔をした。卦尹はまだ幼いため、あまり恐い顔ではない。逆に言えば可愛いものだ

卦「由尹に余計な事言うなっ!!お前が・・・お前が殺ったのかよ!!」
ロ「可愛いねぇ卦尹はw・・・違うよぉ」
卦「え?・・・じゃあ、誰が殺ったの?」
ロ「''神様''だよ。ねぇ卦尹。神様が憎い?」

 由尹は相変わらず泣きじゃくっている。そんな中、由尹の泣き声にかき消されそうな小さな声で、卦尹はつぶやいた

卦「神様がパパとママを殺したんなら・・・憎いよっ!神なんか・・・大嫌いだ!!」

          切りま

Re: D.gray-man -日と月- ( No.299 )
日時: 2012/06/05 16:44
名前: 快李 (ID: qs8LIt7f)

由「・・・え?ダメだよお兄ちゃん!神様は私達の味方なんだよっ!?」
卦「由尹・・・でも・・・・・・」
由「神様を敵にまわすお兄ちゃんなんて・・・大っっ嫌い!!」
ロ「・・・かんせ〜い♪」
卦・由「え?」

 ロードは急に笑い、悟った。まるで、何かを待っていたかのように。

ロ「日と月の材料は整ったよ。二人共。ボクが言う言葉をひとつづつ、繰り返して言ってね」
卦・由「・・・うん?」

 卦尹と由尹はまだ疑問を持っている。

ロ「お」
卦・由「お」
ロ「ま」
卦・由「ま」
ロ「え」
卦・由「え」
ロ「な」
卦・由「な」
ロ「ん」
卦・由「ん」
ロ「て」
卦・由「て」
ロ「死」
卦・由「死」
ロ「ん」
卦・由「ん」
ロ「で」
卦・由「で」
ロ「し」
卦・由「し」
ロ「ま」
卦・由「ま」
ロ「え」
卦・由「え」

 ただ無意識に、ロードの言葉を繰り返していた為、何を言ったのか忘れてしまった二人。でも、それがあだとなった。
 もし、この言葉の意味に途中から気づいていれば・・・仲の良い兄妹が、争いの巻沿いになる事はなかった。

卦・由「・・・?」
ロ「ハッピーバースデー!太陽と月!!君らは今日から・・・敵同士だよぉ」
卦・由「!?」
由「敵・・同士・・・?」

 幼い二人にはまだ、難しい言葉だった。

ロ「卦尹は神に選ばれたんだよ。こっちに来て」
卦「俺が・・・?」

 卦尹は、幸太が神に選ばれたという事を思い出した。もしそっちに行ったら・・・幸太に会えるかもしれない
 そんな甘い考えが、頭をよぎった

卦「わ!!」

 わかったとも言わなく、無理矢理腕を引っ張られる

卦「待ってよ!由尹!!由尹いぃぃいぃぃい!!」
由「お兄ちゃん・・・?お兄ちゃん!!!」

 二人の運命は、今切り離された・・・——

Re: D.gray-man -日と月- ( No.300 )
日時: 2012/06/06 18:11
名前: 快李 (ID: qs8LIt7f)

        第九十九夜  -止める事は不可能-

said無し


卦「月?」
??「ハイ。我々は今日から兄妹でス」
卦「エクソシスト・・・ノア・・・月・・・太陽・・・星・・・惑星・・・」
ロ「千年公〜。一気に離したから混乱しちゃったよぉ?」
千「大丈夫ですよ。頭の良い卦尹くんなラ」

 千年伯爵から聞かされた、月・太陽・星・惑星・エクソシスト・ノアの存在

卦「どうして俺はノアで・・・幸太と由尹はエクソシストなの??」
千「それが・・・運命だからでス」
卦「運命・・・」
ロ「今日から二人は敵同士なんだよぉ」
卦「・・・」

 反抗したい。そう思っていた卦尹。でも、そんな事を言ったら殺されてしまう。そう恐れ、卦尹は黙ったままうなずいた。

卦「じゃあ・・・由尹が待ってるから」

 そう言って卦尹は帰っていった

ロ「・・・月と太陽を目覚めさせる材料は・・・互いを嫌う言葉・思いと''お前なんて死んでしまえ''だったよね?」
千「はい。よくやってくれましたネ」


由「お兄ちゃん!!」
卦「由尹!」

 由尹は泣きながら、卦尹の胸に顔を埋めた。もう二度と離れたくないという思いか、卦尹の服を握りながら

由「お母さんとお父さんが・・・」
卦「・・・」

 両親の死体はなかった。あったのは、両親が着ていた服だけだった

卦「由尹・・・」

 今度は卦尹が由尹を握り締めた。由尹の'笛'がイノセンスだと知らされ、自分はノアだと知らされた
 もう、二人の運命は既に切り離されていた

卦「ごめんな・・・ごめん・・・・・・」

 この災いの元は卦尹だった。卦尹を探すため、ロードはアクマを使って村人を殺して回った

 しばらくして、由尹は眠りについた。そんな由尹をおぶって、卦尹は歩き始めた。その行き先は——

卦「こんにちは!!」
??「あら?こんにちはwwどうしたの?」
卦「えっと・・・」

 母の妹の家だった。結婚をしていて、婚約者は優しい人だった。そして、おばさんに、すべてのことを悟った

お「・・・そう。そんな事が・・・—。信じがたいけど、本当なのよね?」
卦「はい・・・。由尹はまだ知らないんです。だから・・・」
お「大丈夫よ。約束は守るわ」
卦「・・・お願いします」

 それから夜。卦尹が目を覚ますと、由尹はいなかった。部屋中探しても見つからず、外へ飛び出した。見ると、千年公と由尹が一緒にいた。
 そして、妙な人間に似た機械2つも

由「ママ・・・・・・・・パパアアアアアアアアアアアアアアア!!」
卦「あれって確か・・・アクマに・・・そんな・・・由尹!!!」

 卦尹は、ロードからアクマの作り方を教わった。あれが・・・アクマの作り方なんだ。


 そして、由尹は自らの両親をアクマにした。

Re: D.gray-man -日と月- ( No.301 )
日時: 2012/06/06 18:17
名前: 快李 (ID: qs8LIt7f)

99話キタ━━━(゜∀゜)━━━!!

由尹・卦尹・幸太の顔が出来ました!!(´∀`*)
100話行ったら載せるよぉお!!

今日は流石にないけどね(^Д^)

明日載せまっせ!!(ノ∀`)

Re: D.gray-man -日と月- ( No.302 )
日時: 2012/06/07 17:16
名前: 快李 (ID: qs8LIt7f)

        第百夜  -庇って何が得られたか-

said無し



 由尹がアクマのボディに襲われる。それも二体同時に

卦「由尹・・・由尹!!!」
由「お兄ちゃん・・・?」

 由尹は殺される事を理解していない。キョトンとした顔で、卦尹を見つめている。アクマが刃を振り上げると同時に

 卦尹は由尹を抱き、ギュッと目を瞑る

卦「う・・・ああ!!」
由「お兄ちゃん・・・!!」

 刃は卦尹の喉元を切り裂いた。傷は浅かった。しかし、血は止まらない。

卦「倒・・・さ・・・・・なきゃ・・・・」

 千年公の姿も見当たらない。何処に行ったのか・・・わからない
 ブシュッという音とともに、もう一体のアクマが由尹の耳元を切り裂いた

由「うああ!!」
卦「由尹・・・・?由尹!!」

 途方にくれていたとき、由尹が泣きながら笛を吹いた

卦「・・・え」

 その時、笛の中から一つの火と、由尹の中から一つの火が出てきた。笛の火が由尹の中に入り、由尹の火が笛に入った

 笛から出た紅葉がアクマを叩き、破壊した

由「・・・」
卦「由尹・・・由尹!!」

 それから由尹はしばらく起きなかった
 影から出てきたのは、千年公だった

千「邪魔してくれましたネ」
卦「千年公・・・由尹を殺そうとしてたろ!?」
千「・・・いいえ。卦尹くん・・・その子は由尹じゃありませんヨ」
卦「・・・え?」

 千年公は言った

千「さっきの二つの火は、'由尹の魂'と'イノセンスの魂'です。
   イノセンスとのシンクロ率が低いまま発動させたショックで、入れ替わってしまったんでしょうネ」
卦「じゃあ・・・由尹が起きたら、ソイツは由尹じゃなくて・・・」
千「ハイ。イノセンスです」
卦「な・・・」

 千年公は直に消えていった。そして、卦尹の喉元・由尹の耳元にはペンタクルがつけられた

 二時間その場に座っていると

由「う・・・・ん・・・・・・」
卦「!イノセ・・・・・・・・由尹w起きたか?」
由「・・・誰・・・?」
卦「え?」

 由尹は、何も覚えていなかった。自分の事も、俺のことも・・・・親の事も、全て

卦「・・・君の名前は澤羅由尹。それで、ボクは卦尹。由尹のお兄ちゃんだよ」
由「お兄ちゃん・・・ヨロシクwww」

 まずは自分たちの名前の事を言った。そして・・・卦尹は嘘をついた

卦「母さんと父さんは、出張でいないんだ・・・。しばらく二人で暮らすことになったんだよ」
由「出張・・・うんwwww二人二人〜〜ww」

 由尹はスクスク育ち、本当の事を告げられないまま育っていった。

            そして・・・


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