二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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FAIRYTAIL マジックメモリー
日時: 2012/04/28 17:29
名前: 陽菜 (ID: ia9Umcvq)

えっと、まだ『NARUTOナルトと九尾は仲良し』を書いている途中

ですが、第二作目行っちゃいまーす。

原作通りにやってるんで、アニメオリジナルストーリーとか出てきません

ので、そこんとこ注意してください。


注意
・荒しはなしです。
・更新が遅いです。
・駄文です。
・ルーシィが出てきません。


よろしくお願いします!

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Re: FAIRYTAIL マジックメモリー ( No.23 )
日時: 2012/12/24 10:37
名前: 陽菜 (ID: ia9Umcvq)

第十四話

その日の夜、ナツがハルトの家にやって来た。

ハ「どうしたの、ナツ。何か用?」
ナ「これ渡そうと思ってたんだ。」
ハ「仕事?」
ナ「・・・じゃないんだけど、来週マグノリアの収穫祭だから、フェアリーテイルもお祭りに参加するんだ。右下の方見てみろ。」

言われるがままに見ると、そこには「Miss FAIRYTAIL CONTEST」と書かれていた。

ハ「ミスフェアリーテイルコンテスト?」
ナ「フェアリーテイルの女の子達の美人コンテストだ。ミラやカナも出るけど、やってみろよ。」
ハ「私はいいよ。身内同士で優劣つけるなんて嫌だし。」
ナ「ぜって—面白いからやってみろって。見に行ってやるからさ。」
ハ「んー・・・・分かった。出るよ。」
ナ「よっしゃあ!頑張れよ!」


《翌日》

ナ「祭りだぁ!!食えるもん片っ端から食うぞォ!!!」
ハ「食うぞーー!!!」
グ「はしゃぎ過ぎだっつーの。」
ハ「それにしてもすごい人だね。」
グ「ファンタジアを見る為に、他の街からも集まってくるからな。」
ハ「大パレードか〜、私もみたいな〜。」
グ「つーかお前、コンテストに参加するんだろ?早く行くぞ。」
ハ「あ、うん。」

ハルトはコンテスト会場のギルドへ向かった。
そこにはもうすでに多くの人がそろってる。

マ「マグノリアの町民の皆さん、及び近隣の街の皆さん、お待たせしました!!我がフェアリーテイルの妖精たちによる美の競演!!ミス・フェアリーテイルコンテスト開催でーーーす!!」
グ「あいつ・・売り子やったりいろいろ大変だな。」
ナ「早くハルト出てこねぇかなー。」
グ「お前さっきからそればっかじゃねーか。」

ナツはハルトしか興味なく、ホットドックをもしゃもしゃと食べている。
その間にも、マックスは司会を進めて行く。

マ「エントリー№1、異次元の胃袋を持つエキゾチックビューティ!!カナ・アルベロ—ナ!!」
観「オオオ!!」
マ「さあ・・魔法を使ったアピールタイムだ!!おおっと!カードがカナの姿を隠して・・水着に着替えたー!!!」
カ「50万・・・いえ、酒代は頂いたわ。」
ハ「みんなやる気だな〜。」
エ「ハルトはやる気じゃないのか?」
ハ「ナツに誘われて来ただけだし・・・」

そうしてる間にもパフォーマンスは続き、ハルトの番になった。

マ「エントリー№7、我らがギルドのスーパールーキー、ハルト・ニ—ベル!!」
ナ「ハルトだ!!頑張れ—!!」
ハ「えーと・・じゃあ、ナツの炎を使ってアピールしよっか。」

ハルトが炎を出して演技しようとしたら、後ろから誰か出てきた。

 「エントリー№8、妖精とは私の事、美とは私の事、そう・・全ては私の事・・優勝はこの私、エバーグリーンで決定〜!」

Re: FAIRYTAIL マジックメモリー ( No.24 )
日時: 2012/12/24 10:40
名前: 陽菜 (ID: ia9Umcvq)

第十五話

 「ハ〜イ、くだらないコンテストは終了で〜す!」
ハ「え・・・」
ナ「どけよ、エバーグリーン!まだハルトのアピールタイムだろ!」
エ「なに?このガキ。」

エバーグリーンは眼鏡をあげてハルトを見た。
ハルトは危険を察知し、目から受ける魔法を反射的に遮る。

エ「なに!?」
ハ「何をしようとしたのか分かんないけど、目から受ける魔法は私には効かない。」

ハルトが次の攻撃に備えて戦闘態勢を取った瞬間、天井から雷が降って来た。
ハルトは雷に当たって、膝をついた。

 「よォ・・・フェアリーテイルのヤロウども・・・・祭りはこれからだぜ。」
マ「ラクサス!!」
グ「フリードにビックスローも!!?」
 「雷神衆!ラクサス親衛隊だ!!」
ハ「おい。」
ラ「あ?」
ハ「目的は知らないけど、さっさとみんなを元に戻せ。」
ラ「それは無視だ。これは余興だからな。」

ラクサスが指を鳴らすと、カーテンが燃えて石化したみんなが出てきた。
みんな=カナ、ジュビア、ミラジェーン、エルザ、レビィ、ビスカ。

マ「バカな事はよさんか!こっちはファンタジアの準備も残っとるんじゃ。今すぐ皆を元に戻せ。」
ラ「ファンタジアは夜だったよな。さぁて、何人が生き残れるかねぇ・・・」

ラクサスはハルトの上に雷を落とそうとした。
ハルトはしびれて動けない。

マ「よせぇ!!」

ゴオオン!!

雷はハルトの頭の上で折れ、ハルトの横に落ちた。

ラ「石化した女どもとこいつは人質に頂く。ルールを破れば一人ずつ砕いていくぞ。言ったろ、余興だと。」
マ「冗談ですむ遊びとそうかいかぬものがあるぞ。ラクサス。」
ラ「もちろん、オレは本気だよ。」
フ「ここらでフェアリーテイル最強は誰なのかハッキリさせようじゃないか。」
ビ「——つう遊びだヨ。」
ラ「ルールは簡単、最後に残った者が勝者。バトル・オブ・フェアリーテイル。」

ガコーオン!!

ラクサスがそう言った瞬間、机が勢いよく吹っ飛んだ。
ナツが笑いながら立っている。

ナ「いいんじゃねえの?分かりやすくて。燃えてきたぞ。」
ハッピー「ナツ!!」
ラ「ナツ・・・オレはお前のそういうノリのいいとこは嫌いじゃねえ。」
ナ「つーか、ハルトを返せよ。そいつは石になってねーだろ。」
ラ「言っただろ、こいつも人質なんだよ。」

ラクサスはそう言うと、痺れながらも立ち上がったハルトを、自分の下へ引き寄せた。
ナツはその行動を見てめちゃくちゃ怒ってる。

エ「制限時間は3時間、それまでに私達を倒さないと、みんな砂になっちゃうから。」
ラ「バトルフィールドはマグノリア全体。オレ達を見つけたらバトル開始だ。」
マ「ふざけおってぇ!!!」

マスターは巨大化し、ラクサスを捕まえようとした。
ラクサスはハルトの腕を掴んだまま、光線を出す。

ナ「ハルト!!」
ハ「ナツ!」
ラ「バトル・オブ・フェアリーテイル、開始だ!!!」

Re: FAIRYTAIL マジックメモリー ( No.25 )
日時: 2012/12/24 10:42
名前: 陽菜 (ID: ia9Umcvq)

第十六話

ハルトが目を開けると、そこはギルド内ではなく教会の中だった。
ハルトは術式に囲まれ、出れなくなっている。

エ「やっと目を開けたのね。遅過ぎよ。」
ハ「慣れてないし・・てか、何で教会?」
フ「教会は一番見つかりにくい場所だからな。隠れるには持ってこいの場所だ。」
ハ「ふ〜ん。ま!ナツが見つけてくれるでしょ。きっと。」
ラ「それはないと思うぜ。」

ハルトが壁にもたれながら言うと、ラクサスが不敵な笑みを見せながらやって来た。
思念体で向こうの様子を見てきたらしい。

ラ「ナツはギルドから出られねぇみてーだからな。」
フ「ん?それはおかしいぞ。あの術式は80歳以上と石像が出てはいけないものだ。何故出れない?」
ハ「実は80歳以上だったとか?」
ビ「んなわけあるか。」
ハ「じゃあなんで出られないのよ?」
ビ「いや、俺に聞かれても・・」

一瞬の沈黙の後、雷神衆は残り人数を減らす為に出ていた。
ハルトは壁にもたれかかりながら、魔力を溜めているラクサスを見つめた。

ハ「一つ聞いてもいい?」
ラ「あ?」
ハ「何でそんなに最強にこだわるの?」
ラ「最強のギルドを作れば、もうバカにされるような事はねぇ。オレの目指すギルドはあんなアホらしいギルドじゃねぇんだ。」
ハ「確かに、それには一理あるね。」

ハルトの意外な言葉に、ラクサスは視線をハルトに向けた。
ハルトは笑いながらラクサスを見返す。

ハ「確かに、フェアリーテイルはバカばっかやってるギルドだよ。他のギルドだったら、あんな事はしないだろうね。」
ラ「ああ、だからオレは・・」
ハ「それでも、あなたのやっている事は少し違うと思う。」
ラ「なに?」
ハ「ギルドって言うのは、仲間の集まる場所であり、仕事の仲介所であり、身寄りのない子にとっては家でもある。あなたのモノじゃないし、誰かのモノでもない。ギルドは、一人一人の信頼と義によって形になり、それはいかなるものより強固で堅固な絆になってる。そうじゃない?」
ラ「入ったばかりの新人に何が分かる。」
ハ「入ったばかりだから分かる。このギルドはすごく温かくて、家族みたいだって思うんだ。」
ラ「・・お前、家族は?」
ハ「歳の離れた兄が一人。でも、今どこにいるのか、生きているのかさえ分からない。」

ハルトは窓の外を見ながら、兄の話をした。
ラクサスは黙って、ハルトの話を聞いてくれた。
それが嬉しくて、ハルトは最後に「ありがとう。」と言った。

ラ「何で礼なんか言う。」
ハ「話を最後まで聞いてくれたの、あなたが初めてだから。」
ラ「お前の兄貴、名前はなんて言うんだ?」
ハ「ウルフ・ニ—ベル。召喚魔法を使う、魔導士さ。」

名前を聞くないなや、ラクサスは驚いた顔をしてハルトを見た。
ハルトは不思議な顔をしてラクサスを見る。

ラ「お前、ウルフの妹だったのか。」
ハ「兄さんを知ってるの!」

Re: FAIRYTAIL マジックメモリー ( No.26 )
日時: 2012/05/08 21:49
名前: 陽菜 (ID: ia9Umcvq)

《ハルトの兄の設定》

名前:ウルフ・ニ—ベル
性別:男
年齢:23歳
髪型:藍色でゼレフと同じような感じ。
服装:長ズボン、白の長そで、半袖のコート。
性格:優しいく妹思い。
一人称:オレ
魔法:召喚魔法
    殴った回数によって、召喚するグローブが違ってくる。
所属ギルド:フェアリーテイル→グリモアハート

ハルトの兄。
フェアリーテイル時代は、ラクサスとチームを組んでS級クエストに出ていた。
15歳の時、ハデスに連れ去られてグリモアハートに入る。

Re: FAIRYTAIL マジックメモリー ( No.27 )
日時: 2012/12/24 10:44
名前: 陽菜 (ID: ia9Umcvq)

第十七話

バトル・オブ・フェアリーテイルは、ナツとガジルの勝利で幕を閉じた。
マスターは危篤だったようだが、ポ—リシュカさんのおかげで一命は取り留めた。

ハ「一時はどうなるかと思ったけど・・」
グ「あのじーさんがそう簡単にくたばる訳ねーんだ。」
エ「しかし、マスターもお歳だ。これ以上心労を重ねればまたお体を悪くする。皆もその事を忘れるな。」
エ「こんな状況で本当にフェんタジアやるつもりなのか?」
ミ「マスターの意向だし・・こんな状況だから・・・って考え方もあるわよ。」
ハ「ケガ人多いからね、まともに動ける人は全員参加だよ。」
ハ「じゃあ、私も!?」
グ「見ろよ、あんなの参加できねーだろ。」

グレイが指差した方を見ると、包帯だらけのナツとガジルがドーンと座っていた。
ナツは何か言ってるみたいだけど、口を包帯で覆ってるせいで何言ってるのかさっぱりだ。
その時、ラクサスがギルドへ入って来た。

 「ラクサス!!!」「お前・・・」
ラ「ジジィは?」
 「てめェ・・・どの面さげてマスターに会いに来やがった!」「そーだ、そーだ!」
ハ「やめなよ、みんな。マスターは奥の医務室にいるよ。」

ラクサスはハルトの横を通って、医務室へ向かった。
突っ掛かってきたナツに、背を向けながら手をあげる。

ハ「さあ、ファンタジアの準備しよっ!」
 「オイ!いいのかよ!!ラクサス行かせちまって。」
ミ「大丈夫よ、きっと。」
 「てかミラちゃん!何でケガしてんだよ!?」
 「ナツ・・・お前ラクサスよりもひでーケガってどーゆー事よ。」
ナ「んがごがー!」
ガ「こんなの何ともねーよ、だとよ。」
ハ「ナツー血ィ!血出てる!」

ハルトはナツの包帯を巻き直しながら、昨日ラクサスに言われた事を思い出した。

ハ【ねぇ、何で兄さんの事知ってるの!?】
ラ【あいつとはチームを組んでいた。8年前、オレが腕を折ってウルフ一人でクエストに行った時、その時からウルフは帰ってこなくなった。】
ハ【兄さんは無事なの?】
ラ【分からねぇ。クエスト先に連絡したら、もうその日のうちに終わってるって言われた。】
ハ【マスターはその事・・・】
ラ【知ってるに決まってんだろ。何で隠してるのかは知らねぇがな。】

ラクサスはあの時、一瞬だけ悲しい顔をした。
ハルトはその表情を見て、ラクサスは本当に兄さんを心配してるんだと思った。

ハ“弁護・・・してあげよっかな。”


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