二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

FAIRYTAIL マジックメモリー
日時: 2012/04/28 17:29
名前: 陽菜 (ID: ia9Umcvq)

えっと、まだ『NARUTOナルトと九尾は仲良し』を書いている途中

ですが、第二作目行っちゃいまーす。

原作通りにやってるんで、アニメオリジナルストーリーとか出てきません

ので、そこんとこ注意してください。


注意
・荒しはなしです。
・更新が遅いです。
・駄文です。
・ルーシィが出てきません。


よろしくお願いします!

Page:1 2 3 4 5 6 7



Re: FAIRYTAIL マジックメモリー ( No.3 )
日時: 2012/04/28 18:39
名前: 陽菜 (ID: ia9Umcvq)

こんにちわ!

こっちは全くの初心者なんで、本を見ながらになりますけど
頑張ります!

更新も!

Re: FAIRYTAIL マジックメモリー ( No.4 )
日時: 2012/12/24 10:05
名前: 陽菜 (ID: ia9Umcvq)

第一話

ハ「ここがマグノリアか。」

ハルトは列車から出ながら呟いた。
マグノリアは結構大きな街で、駅に降りると観光客や買い物をする人で行きかっていた。

 「ねえ、そこの君。」

不意に声をかけられ、振り返ると5人の同い年くらいの男が近づいてきた。

 「君可愛いね。観光で来たの?」
ハ「ええ、そんなところです。」
 「じゃあ、俺達が案内してやるよ。」
ハ「お気づかいなく。一人で見ようと思うので。」
 「そんな事言わずにさ。もっといい場所に連れて行ってやるよ。」

男の一人がハルトの腕を掴んできた。
離そうとしても、それより強い力で握られ逆に引っ張られる。

 「抵抗してないで早く・・・ぶっ!」

男がハルトを引っ張ろうとした時、ハルトと男の間に誰かが入って来て、その男を吹っ飛ばした。
男は壁に亀裂が入るほど叩きつけられ、気絶した。

 「な、何だテメ—!!」
 「嫌がってんだろ?ナンパなら他でやれよ。」
 「テメ—、よくやってくれたな・・・やっちまえ!!」
全「このヤロー!」
ハ「あ!危ない!」

男供は何処に隠し持っていたのか、鉄パイプを取り出し襲いかかって来た。
やられる!・・そう思った瞬間、急に周りに冷気が漂い、鉄パイプが凍りついた。

 「な、何だぁ!?」
 「パ、パイプが・・凍って・・・」
 「オメ—等、オレにケンカ売ろうってか?」

その人は何がしたいのか、急に上着を脱ぎ始めた。
脱ぎ終わると、胸元に青色のフェアリーテイルの紋章があった。
男供は一気に青ざめて、そそくさと逃げて行った。
その人は服を来ながらハルトに向かって言った。

 「アンタ、大丈夫か?」
ハ「は、はい。」
 「そうか、駅には変な奴が多いから気を付けろよ。」
ハ「あ、あの・・・」

ハルトがお礼を言おうとしたが、その人はもう駅の外に出て行ってしまった。

ハ「・・行っちゃった。まだお礼もいってないのに・・・」

ハルトはため息をついて外に出た。
ここからでも、フェアリーテイルの建物が良く見える。

ハ“・・・あそこに行けばあの人に会えるかな・・”

ハルトは笑いながらフェアリーテイルを見つめ、駆けだした。
前々から行ってみたいとは思っていたし、あの人のお礼も兼ねて向かった。

ハ“フェアリーテイルならナツがいるかな?楽しみだな〜。”

Re: FAIRYTAIL マジックメモリー ( No.5 )
日時: 2012/12/24 10:07
名前: 陽菜 (ID: ia9Umcvq)

第二話

ハルトは勢いよく駆け出してきたものの、初っ端から道に迷ってしまっていた。

ハ「どこだよここ・・・」

人が多いし、お店が立ち並んでいるので、商店街みたいなところだろうと思うが、肝心のフェアリーテイルが分からない。

ハ「フェアリーテイルの建物があんなに小さく・・・だいぶ離れたな〜。」
 「キャア!!」
ハ「!!」

後ろから、物が落ちる音と女の人の声が聞こえた。
振り返ると、女の人が石に足をぶつけたのか倒れていた。
紙袋から飛び出してきたリンゴなどの果物が、あたりに散乱している。

ハ「大丈夫ですか?」
 「ええ、大丈夫よ。ありがとう。」

女の人は両手いっぱいに紙袋を抱えて、前が見えない状態だったので、果物のいっぱい入った重い方を持つことにした。

 「ごめんなさいね。持ってもらちゃって。」
ハ「大丈夫ですよ。私、結構力ありますから。」
 「自己紹介がまだだったわね。私はミラジェーンよ。」
ハ「ハルトです。ハルト・ニーベル。」
ミ「ハルトは観光でこの街に来たの?」
ハ「はい。でも、道に迷っちゃって・・・」
ミ「ここは広いからね。あっ、着いたわ。」

そう言って足を止めた場所は、フェアリーテイルの門前だった。
いつの間に着いたのか、ハルトが驚きながらもミラは普通に入って行く。

 「戻ったか、ミラ。」
ミ「ただいま、マスター。」
マ「ん?その子は?」
ミ「荷物を運ぶのを手伝ってくれたんです。ハルト、そこにおいてくれるかしら。」
ハ「あ、はい。」

そう言ってハルトが歩き出そうとした瞬間、どこからともなくお酒の瓶が転がってきた。
ハルトは避ける間もなく、踏みつける。

ミ「危ない!!」
ハ「うわぁ!」

ハルトが倒れる!と思った瞬間、誰かがハルトを支えてくれた。
振り向くと、駅のホームで助けてくれた人だった。

ミ「ハルト、怪我ない!?」
ハ「はい、大丈夫です。」
 「お前、駅にいた・・・」
ハ「ハルトです。さっきは助けていただいて、ありがとうございました。」
 「お礼なんかいいよ。俺はグレイだ。よろしくな。」
ハ「はい。」
ミ「ハルト、せっかくだから何か食べて行って。」
ハ「い、いえそんな・・」
ミ「いいからいいから。」

ミラは強引にハルトをカウンターに座らせた。
ハルトはせっかくのご厚意なので、甘えることにした。

ミ「ハルトも魔導士?魔力が感じられるんだけど・・」
ハ「はい。アイデティック・マジックメモリーという魔法を使います。」
ミ「聞いたことない魔法ね。どんな魔法なの?」

ハルトは自分の魔法について、例えを交えながら教えた。
ミラは興味津々で聞いてくる。

ミ「そんな魔法があるのね。初めて知ったわ。」
ハ「これは代々親から子へ受け継がれる魔法で、それもなぜか女性にしか使えないんです。」
ミ「じゃあ、ハルトはお母さんからその魔法を?」
ハ「はい。先週受け継ぎました。」
ミ「そうなの・・」

その後も、いろんな話をした。
ハルトはこれまで旅をしてきた感想を、ミラはフェアリーテイルのことをいっぱい話した。

ミ「ねえハルト、フェアリーテイルに入らない?」
ハ「え?」
ミ「絶対楽しいと思うわ。ね!そうしましょ!」

ミラは何の承諾も得ずに、ハルトの右腕にフェアリーテイルの紋章を付けた。
ハルトは一瞬戸惑ったけど、ミラらしいと思い笑顔になった。

ミ「はい。これでハルトもフェアリーテイルの一員よ。よろしくね。」
ハ「はい。よろしくお願いします。」

Re: FAIRYTAIL マジックメモリー ( No.6 )
日時: 2012/12/24 10:10
名前: 陽菜 (ID: ia9Umcvq)

第三話

次の日——

 「ハルト?」

ハルトがミラと話していると、後ろから懐かしい声が聞こえてきた。
振り向くと、ナツがこちらを見ていた。

ハ「ナツ!!!」

ハルトが名前を呼ぶと、ナツは笑顔になって歩いてきた。
ハルトは椅子から飛び降りて、ナツの手を握った。

ハ「久しぶり!元気にしてた?」
ナ「おう!ハルトも相変わらず元気そうだな!」
ハ「フェアリーテイルにいるとは聞いていたけど、会えるとは思わなかったよ。」
ナ「オレもだ。イグニ—ルが消えた時からだから、7年ぶりか?」
ハ「そうなるね。」
ミ「ナツ、ハルトと知り合いだったの?」

ハルトとナツの終わらない会話を見越して、ミラがナツに聞いてきた。
ナツは普通に答える。

ナ「ハルトはオレの幼馴染なんだ。」
全「え・・・えぇーーーーーー!!!!?」
ハ「幼馴染て言っても、イグニ—ルが消えるまで何だけどね。」
ハ「ナツに幼馴染がいたなんて聞いてないよ!」
ナ「言ってねーもん。」

ナツが最もらしい事を言ったので、みんな黙ってしまった。
ナツはそんなのお構いなしにハルトとこれまでの事を色々話した。
ハルトも自分の旅の事を話して盛り上がった。

ハ「でもナツ、何で幼馴染がいるって言わなかったの?」
ナ「言う必要ねーから。」
ハ「私的には、そんなことよりも猫が喋ってる方が驚きだけどね。」
ナ「あっそうだ。ハルト!オレ達でチーム組まないか?」
ハ「チーム?」

ハルトが首をかしげていると、ミラが説明してくれた。

ハ「へ〜、面白そうだね。」
ナ「だろ!決定だっ!!」
ハ「ナツ!仕事行こ!!」
ナ「よっしゃあ!ハルト、行くぞ!」
ハ「うん!」

Re: FAIRYTAIL マジックメモリー ( No.7 )
日時: 2012/12/24 10:13
名前: 陽菜 (ID: ia9Umcvq)

第四話

ハルトがフェアリーテイルに入って一週間——

ハルトはすっかりギルドに馴染んで、エルザ・グレイとは一緒に仕事に行ったりもしていた。
今日も5人で仕事に行って戻ってくると、ギルドがおかしい事に気付いた。

エ「何だ・・・・?ギルドの様子がおかしい・・・・」
ナ「ん?」
ハ「な、何?・・え?」
グ「これは・・・」

ギルドには大きな鉄の支柱が突き刺さり、建っているだけでも奇跡に等しいくらいの状態だった。

ハ「誰が・・・こんなことを・・・」
ナ「オレ達のギルドを・・・」
エ「何があったというのだ・・」
ミ「ファントム・・・・」
ハ「ミラさん・・・」
ミ「悔しいけど・・・やられちゃったの・・・」

ミラの案内で、ハルト達はフェアリーテイルの地下にやって来た。

マ「よっ、おかえり。」
エ「ただいま戻りました。」
ナ「じっちゃん!!!酒なんか呑んでる場合じゃねえだろ!!!」
ハ「マスター!!!今がどんな事態か分かってるんですか!!!」
ナ「ギルドが壊されたんだぞ!!!!」
マ「まあまあ落ち着きなさいよ。騒ぐ事でもなかろうに。」

マスターの意外な発言と落ち着きに、ハルトは驚いた。
ミラの話しによると、襲われたのは夜中らしくケガ人はいなかったらしい。
とりあえず、ケガ人がいない事にハルトは安心した。

ナ「納得いかねえよ!!!!オレはあいつ等潰さなきゃ気がすまねえ!!!!」
マ「この話は終わりじゃ。上が直るまで、仕事の受注はここでやるぞい。」
ナ「仕事なんかしてる場合じゃねえよ!!!!」
ハ「ナツ、ギルド同士の武力抗争は評議会で禁止されてるから・・・こればっかりは・・・・ね。」
ナ「先に手ェ出したのはあっちじゃねーか!!!」
ハ「そう言う問題じゃないよ。」

ハルトが説得し、何とかナツを黙らせたがそれでも納得がいかないようだった。
その日の夜は、ミラの提案でハルトの家にお泊まり会をした。

ナ「お前案外広い家に住んでんだな。」
ハ「借家だし。そんなに広くないよ。」
ハ「ねぇ、何で急に襲ってきたのかなぁ?」
エ「さあな・・・今まで小競り合いはよくあったが、こんな直截な攻撃は初めてだ。」
ナ「じっちゃんもビビってねえで、ガツンとやっちまえばいいんだ。」
ハ「そうはいかないよ。魔法界全体の秩序の為にも、二つのギルドの為にも。」

ハルトはよく知らないが、ファントムの方にも滅竜魔導士がいるらしい。
実際に潰し合えば、戦力は均衡しているとエルザは言っていたが、

聖十大魔道、マスター・ジョゼ
S級魔導士、エレメント4
鉄の滅竜魔導士、鉄竜のガジル

参戦するS級魔導士がエルザしかいない状態では、フェアリ—テイルが勝つ確率は難しい。

ハ“・・・大丈夫だよね。みんながいるんだもん。何があっても恐くない。”


Page:1 2 3 4 5 6 7



この掲示板は過去ログ化されています。