二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 魔天使マテリアル 志穂の1日
- 日時: 2012/11/11 13:59
- 名前: ミッキー♪ (ID: e2Ia0l.i)
こんなに変な小説読んでくれるのでしょうか?
名乗り遅れました,ミッキー♪です。
今回の小説は,志穂の1日を追いたいと思います!
ちなみに、わたし呼びタメokなので、最初っから、気軽にお願いします!(強制ではありませーん!)
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- Re: 魔天使マテリアル 志穂の1日 ( No.91 )
- 日時: 2012/12/17 20:08
- 名前: ミッキー♪ (ID: rRbNISg3)
よ〜し、早く4つ更新するぞ〜!
志穂は、公園でこれといった情報を見つけることができなかったので、一息ついて、ちらっと隣にいる徹平を見る。
「地よ、留めし記憶を我に!」
徹平は、しばらく難しい顔をしていたが、ふと、顔を真顔にした。志穂が我慢できずに徹平に話しかける。
「どうしたんですか、徹平さん。」
徹平は、すぐにうなずく。
「ああ、ここニ、三日で貧血で体調を崩した人の映像を見てたんだけど、何か、ネズミみたいなのがチョロチョロ周りを走ってんだ。」
「じゃあ、灰色の靄があるか確かめてください。」
徹平は、にかっと笑うと、
「当たり前だろ。今は、仲間がいるんだから、オレは、情報収集に力を注ぎ込めるんだよ!」
志穂は、そう言って地面に再び手をつく徹平を見て、少し驚いた。
(徹平さん、ユウヤとの戦いからから変わりましたね。あの時、徹平さん、カッコ良かったですから。)
徹平は、しばらくして地面から手を離した。そして、マテリアルで全員に告げる。
「今回の件は、間違いない悪魔の仕業だ。オレが見た、映像が正しければ、ネズミの姿をしている。」
そうきっぱり言った徹平の言葉にマテリアル達は、困ったような表情をする。最初に口を開いたのは、翼だ。
「やっかいだな。ネズミは、何しろ小さい。つまり、的が小さい。そう言うときに一番有効な力は、サーヤちゃんの破魔の力何だけど、それは、とどめに使わなくちゃね。だから、それ以外は、どうするかだけど……」
ここで、翔にバトンタッチする。
「とどめの前は、俺らが編み出した小さい的用の技を使って徐々に体力を奪おうと思う。ただし、注意して欲しいことが一つ。頭がいい悪魔は、でかい姿をとれるのに、わざと、弱そうな姿をとることがある。」
「何で?」
徹平がごく普通のように聞く。それに翼が答える。
「その方が敵を油断させることができるから、だ。」
翼は、ごく普通に答えたが、翔は、黙っていなかった。
「徹平、お前マテリアル歴何年だっけ?」
そしてグリグリ攻撃をかます。志穂は、呆れたように作戦を告げる。
- Re: 魔天使マテリアル 志穂の1日 ( No.92 )
- 日時: 2012/12/20 20:11
- 名前: ミッキー♪ (ID: tgMaGFHR)
そろそろ、この話にもメドつけなきゃな〜……。ではでは、はじめまーす!
「翔さん、徹平さん!そろそろ、作戦を始めますよ!」
志穂がとうとう、しびれを切らしてじゃれあっている二人にいうと、
「ああ、ごめんごめん。」
「おっとっと。んじゃ、しほっちがんばれ!」
と、翔は、ファンの子は、失神してしまいそうな、いたずらっぽい笑顔でいい、徹平は、いつもと変わらない笑顔で言う。志穂は、全員の配置の最終確認を行い、自分も配置につく。志穂は、公園にあるベンチにぐったりと座る。そして、あたりの様子を風の力で確認する。
(右は、大丈夫、左も…………)
そう思った時だった、後方から悪魔が志穂に襲いかかって来た。
(えっ!?うっ………。)
志穂は、一瞬判断が遅れ、悪魔に口を塞がれてしまった。すると、悪魔は、みるみる大きくなり、ゴリラのような形になり、志穂におおいかぶさった。
(しまった、悪魔に隙を見せるなんて…………)
悪魔は、徐々にとがった口を志穂の首もとに近づける。ガブっと志穂は、悪魔にかぶりつかれ気力をなくしていく。
(痛っ!うっ……みなさん、助けて…………!)
もう叫ぶこともできなくなった、志穂は、心の中で叫ぶ。そのとき、異変に気がつき、技を繰り出したものがいる。徹平だ。
「地よ!怒れる波となれ!」
その言葉を合図にマテリアル達が一斉に焦ったようにでてきた。
「えっ!?志穂ちゃん!大丈夫?」
「志穂…………!」
サーヤとレイヤが先ほどの徹平の技で解放された、志穂に駆けつける。
レイヤにだかれ、辛うじて意識は、あった志穂は、か細い声で言う。
「すいません、レイヤ君、紗綾さん…………。」
レイヤは、志穂を離れたところに置くと、すぐに加勢に向かう。サーヤは、少し、ためらっていたが、すぐに、加勢に向かう。志穂は、昔から悪魔と戦っているだけあり、体力は、すぐに戻った。そして、起き上がり仲間達を見る。
「火よ!正義の銃となりて、悪を打ち抜け!」
「火よ!悪を打つ鞭となれ!」
「雷よ!薙ぎ払え!」
「光よ!闇を断つ剣となれ!」
「地よ!怒れる波となれ!」
その中で徹平は、「しほっち、ゆっくり休んで!」と、言う風にグッドサインを出した。
- Re: 魔天使マテリアル 志穂の1日 ( No.93 )
- 日時: 2012/12/20 20:40
- 名前: ミッキー♪ (ID: tgMaGFHR)
やった!やっと、4つ目だ!よ〜しがんばろうっと!
レイヤ、徹平、翔、翼の攻撃のおかげで、悪魔の動きもだいぶにぶくなってきた。そして、とうとう、サーヤが破魔の笛を口に当てる。すると、まばゆい光とともにホイッスルのようだった破魔の笛がフルートのような形になる。
「よしっ!紗綾ちゃん、がんばれ!」
翔が応援の声をかける。サーヤは、小さくコクリとうなずくと、笛をゆっくり吹き始める。志穂達人間には、美しく聞こえるこの調べも悪魔にとっては、猛毒同然、悪魔は、しばらく、もがき続けたが、やがて、跡形もなく消滅した。志穂は、その瞬間マテリアル達に近づき頭を下げる。
「すいませんでした!私が不甲斐ないばかりに…………!」
サーヤは、そんな事よりと、志穂の肩を抱く。
「志穂ちゃん!立って大丈夫なの?」
志穂は、少しはにかみながら、
「心配してくれてありがとうございました。」
と、心から親友にお礼を言った。
- Re: 魔天使マテリアル 志穂の1日 ( No.94 )
- 日時: 2012/12/21 06:47
- 名前: みるく (ID: 9hbH.LYy)
悪魔に襲われそうになったとき徹平が志穂助けてるヽ(^o^)丿
っていうかまた4つ更新・・・偶然??
- Re: 魔天使マテリアル 志穂の1日 ( No.95 )
- 日時: 2012/12/21 15:09
- 名前: ミッキー♪ (ID: 1QppuERs)
わぁ!昨日頑張って更新した甲斐があった〜!っていうか、本当に偶然なのかな〜?
チリンチリンと、windmillのドアが開く。
「ただいま帰りました。」
サーヤが伊吹にぺこりと頭を下げる。しかし、あいさつもすっ飛ばして、おねだりをしている徹平を志穂は、速攻でたしなめる。
「行儀が悪いですよ。徹平さん。あいさつが先です!」
志穂がそういうと、めんどくさそうにだが、一応、徹平も、
「へーい。次から気をつけまーす!」
と、返事をした。そうこうしているうちに、伊吹が志穂の前におにぎりがのせてある。皿をすっと出した。
「疲れただろ。食え。中身は、明太子とおかかだ。」
どうやら、サーヤが自分のことをきずかって今日の事を伊吹に説明しておいてくれたらしい。志穂は、コクリとうなずくと、明太子おにぎりを一口食べた。
「美味しいです!明太子が家で食べてるのより、美味しいです。」
そう、言って、明太子を褒めると、伊吹が、すかさず、明太子について、一言加える。
「さすが、志穂。当たりだ。今日は、明太子パスタ用に福岡の明太子をしいれたんだ。」
志穂は、真面目に聞いていたが、それに突っ込むものがいた。レイヤだ。
「そんなこと言ってるから客が減るんだ。」
「俺は、腹を見たしてくれた上、幸せな気分にしてもらったものをもっと知ってもらおうとしているだけだ。」
「それを誰もが聞きたがっているわけじゃないだろ。」
「俺は、0.1%でも、感心を持ってくれるかもしれないと、思ってるんだ。」
まさに売り言葉に買い言葉。志穂は、苦笑いしながら、こんな風にケンカできる人がいるのがうらやましかった。そして、ふと、サーヤをみると、サーヤは、お弁当を包んでいた。そして、そのお弁当を志穂と、徹平に渡す。すると、サーヤは、コソッとささやく。
「志穂ちゃん、いっていいよ。」
サーヤがさしているのは、デートのことだ。志穂は、すぐに、うなずくと、徹平を手招きする。
「みなさん、お先に失礼します。」
と、だけ言い残し店から出る。店から出ると、徹平ががっちり、志穂の手を握り歩き出す。志穂は、その瞬間体温が熱くなったような気がした。そして、徹平は、早足にずんずん進んで行く。そして、10分ほど歩いた後、ある高台についた。
(ここは、どこでしょう?)
そして、ある場所に着くと、どかっと腰を下ろす。志穂もとりあえず、徹平の隣に腰を下ろす。
「ふ〜。間に合った。」
志穂は、たまらず、徹平に尋ねる。
「何がですか?」
「まぁ、みてろって。おっとっと、3,2,1!」
徹平のカウントダウンが終わった瞬間、街に一斉に明かりがつく。志穂は、思わず、
「わぁ!」
と、小さく歓声をあげた。
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