二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- マギ —運命と魔導殺し—
- 日時: 2013/01/05 22:59
- 名前: 黎 (ID: VXkkD50w)
小説カキコで駄文と有名な黎です!
マギも好きになったので思いつきで書きました!
荒らしはやめてください!
これでも一生懸命書きます!←おい
コメントをくださるとうれしいです…!
人物紹介
トーマ・アンダーソニック(17) 女
茶髪のちょっぴり長いショートヘア。目は緑。フインキは穏やか。身長163CM。性格は困っている人を放っておけない性格。だが時々それが災いして周りの人に振り回されることも。胸はCカップ。
備考
戦闘時 第一形態・・・銃に刀がついた銃剣。
第二形態・・・馬鹿でかい洋刀。
武器名・・・ゼロ(普段はブレスレット)
「ソロモンの頭脳」と呼ばれる魔導書も使う。これは防御法。相手の攻撃を分析して無力にする力を持つ。
魔力は馬鹿でかい。ルフに愛される才能の持ち主である。使った魔力をもう一度集めることも出来る。相手の使う技を使えなくすることから魔導殺しと呼ばれる。第一、第二形態になると髪の色は銀髪になり、目の色は赤になる。
攻撃方法は、魔導書とゼロを駆使して、魔法、剣技などを使いこなす柔軟に戦う。
異名は魔導殺しです!
ゼロ・・・トーマの武器。中身は童顔の美少年。世話焼き。
マギのキャラクターを一応全員出したいとは思ってます・・・!
プロローグ >>3 動き出す運命 番外編>>76>>83
お正月編>>89>>90
第一章 第二章
>>5 1話 出会いと貝串焼き >>73 17話 争奪戦
>>9 2話 王様 >>79 18話 消えた欠片
>>13 3話 不穏な影 >>86 19話 突然の出来事
>>18 4話 誘拐
>>20 5話 戸惑い
>>26 6話 女の友情
>>29 7話 毒
>>36 8話 シンドリア王国にて
>>43 9話 迷える子羊たちに告ぐ
>>49 10話 矛盾してる人達
>>52 11話 尻拭い?
>>58 12話 乗り間違い
>>59 13話 実力行使
>>62 14話 バトル
>>65 15話 決着、微量の真実
>>68 16話 「ようこそ」
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- Re: マギ —運命と魔導殺し— ( No.9 )
- 日時: 2012/11/08 19:01
- 名前: 黎 (ID: kgjUD18D)
「・・・ん・・・・?」
むくっとトーマはベッドからゆっくりと体を起こす。
なぜベッドにいるのだろうか。
私はあの少年少女3人に突撃されて気絶してしまったはずだ。
しかも、ココの部屋はなんだか高級な気がする。
そんな思いがトーマの中でうずく。
ふと、自分の近くにトーマの腕を枕代わりのように椅子に座って寝ているアラジンを見た瞬間・・・。
「えっ!?だ、だれですかーーーーーーーーーーッ!!!」
トーマの羞恥心と焦りが混ざった叫びが交差する。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ごめんよお姉さん。ココは王宮さ。驚かせるつもりはなかったんだ・・・。」
「…少しやりすぎたようですね・・・。」
「ごめんな。」
トーマの叫び声を聞き、駆け寄ったアリババ、モルジアナはアラジンと共に謝罪の言葉を口々に言った。
「私こそごめんね。驚いてしまったからさ…。」
トーマはそういって微笑した。
「僕アラジン!こっちのお兄さんはアリババ君で、こっちのお姉さんがモルさん…いや、モルジアナだよ!」
「よろしく!」
「よろしくお願いします。」
アリババはグッと親指を立て、モルジアナは軽く会釈した。
「私はトーマ!トーマ・アンダーソニック!」
「トーマか!」
アリババはニッと笑った。
「…お2人とも、そろそろ修行の時間です。行きましょう。」
モルジアナがハッとしていうと、
「あッ!そうだね!ヤムさん怒ると怖いからなあ…!」
「いや、こっちの師匠のほうがすっげえこえんだぜ…!わりい!トーマ、もうちょっとでシンドバットさんが来るからそれまでちょっと待っててくれ!」
「あ・・・うん。」
そう言って3人はあわただしくトーマが寝ている部屋から出て行った。
「・・・シンドバットさん?」
ふと、その名を口にして首をかしげるトーマ。
「と、というか私の荷物!特にあの書物がないと…!」
荷物に気付いたトーマは急いでベッドから降りた。
「…これのことかい?御嬢さん。」
「な・・・ッ!」
いきなり現れた紫の髪の男、シンドバットに驚く。
「あ・・・あの・・・。」
「俺はシンドバット。ここのシンドリア王国の王様さ。」
「え?」
ぐるぐると混乱し始めた。
—ココの王様男前だからね〜—
おばさんの言葉を思い出した。
「1つ、いいですか?」
「ああ。なんでもいいぞ。」
ギギギ…。とロボットのような首の動きでシンドバットをトーマは見た。
「私がここにいることと、あの3人は絶対関係あるんですか…?後その本についても・・・。」
頼む、嘘であってくれ。たまたまだと言ってくれ。
そう必死に思いながらトーマは言った。
「…ああ。俺もそのことを話したくてここに来た。」
「いやああああああああああああああああッ!!!」
トーマは心の涙を流した。
—神様、あなたって残酷ですね。—
- Re: マギ —運命と魔導殺し— ( No.10 )
- 日時: 2012/11/08 19:17
- 名前: 茅 (ID: 8LMztvEq)
ト、トーマ!?
大丈夫か!?ww
- Re: マギ —運命と魔導殺し— ( No.11 )
- 日時: 2012/11/08 19:33
- 名前: 名無しさん ◆2j1z4NTEbs (ID: pm796894)
こんにちは。いや、こんばんはかな?
名無しです。すっごいおもしろい!
頑張ってください!
- Re: マギ —運命と魔導殺し— ( No.12 )
- 日時: 2012/11/08 19:55
- 名前: 黎 (ID: kgjUD18D)
茅>たぶん大丈夫!wwwたぶん・・・。www
名無しさん>面白いだなんて言ってくれてありがとうございます!これからもがんばります!また来てくださいね!
- Re: マギ —運命と魔導殺し— ( No.13 )
- 日時: 2012/11/09 20:12
- 名前: 黎 (ID: kgjUD18D)
その瞬間、トーマは暗殺者のごとく素早くシンドバットの前で正坐をした。
「え…。御嬢さん・・・?」
さすがのシンドバットもたじろぐ。
「…今まで気絶している間、この宮殿においてくださったことは感謝しています。…ですが、その本についてはお話したくはありません・・・。」
と、土下座した。
神々しいぐらいに。
「やめてくれ御嬢さん!おれは女性にそんなことはさせたくはないんだ!顔を上げてくれ!」
シンドバットはトーマを立ち上がらせる。
「じゃあ…!」
トーマはうれしそうに顔を上げた。
「ああ!さっきアラジンから聞いた君のルフについて知りたいんだ!」
堂々とした物言いにトーマは慄然とした。
「わ…私…本当に…たいしたやつではないんです・・・・!この国の刊行者にすぎないんです・・・ッ!」
「君の旅行費は俺が責任を持って負担する!だから、ここにゆっくりいるといい!」
「いえ・・・ですから・・・・!」
「気にすることはない!」
手を振って顔を引きつらせるトーマにシンドバットは笑顔で言った。
「・・・で、君のことを少し話してくれないか?アラジン君が言っていたことが気になってね。」
(・・・やばい…!このままだと…喰われる!!)
「・・・ゼロ・・・。」
「?何か言ったかな?御嬢さん。」
—結局こうなるのか—
「…すみません。陛下。」
すっくと立ち上がると、窓を思い切り開け、トーマはそこから飛び降りた。
「!御嬢さん!!」
シンドバットは窓から大声でトーマに呼びかける。
「限定・・・解除!!」
空中でトーマはゼロ—ブレスレットに呼びかけた。
すると、次の瞬間煙がトーマを包み込む。
「…あれは・・・ッ!」
トーマが地に降りたとき、トーマの髪は銀髪、目の色は赤に変貌していた。服装は、黒騎士を彷彿されるような黒に近い藍色の、胸、ふとももに甲冑がついているロングスカート。
そして、トーマは思いっきり天高くジャンプした。
もう、シンドバットの目にはトーマの姿は見えなかった。
「シン?!さっきすごい音がしたのですか・・・。」
バタバタと銀髪の男、ジャーファルが駆け寄った。
「さっきの少女ですか?」
ジャーファルはちらり、と先程トーマがいるベッドを一瞥した。
「ああ。あの子は何か秘密がある…!」
宝を見つけた子供のように、目を輝かせるシンドバットにジャーファルははあ、とため息をついた。
「…一応七大将に言っておきますね。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
—こう帝国—
「…どうした…。マギよ・・・。」
顔も見えない白いマントに包まれた男が、ボーっと壁に寄りかかっている黒髪の男、ジュダルに話しかける。
「…ルフが騒がしんだよ。黒いのも白いのも。…それにどこかに飛んで行ってやがる。こっちの方向は確か…。あのバカ殿の国だ・・・。」
そう言って歩き出した。
「どこへ?」
「もちろんあの国だぜ。…後、このルフ騒動の犯人拉致っちゃうかも。」
ジュダルはそういってたくらみたっぷりの笑みを浮かべる。
そして、じゅうたんに乗り込んでいってしまった。
「さあて…。誰だ…?つえーやつだといいけど。」
そう言ってニヤリ、と笑った。
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