二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- デュラララ!!【只今、番外編執筆中】
- 日時: 2011/11/23 20:36
- 名前: 絆(ほだす) (ID: Pvby2f.0)
ほだデス(_^_)
今回は、デュラララに挑戦してみましたw
シズちゃんメインです!
私的にシズちゃんは、
強いけど弱くて、ぶっきらぼうだけど優しくて、ってイメージがあるので
そこを上手く表現できたらなぁ〜と思います^^
キャラ崩壊とか、オリキャラ入れたりとかあるので
ダメ×な方は読まないほうがいいかもです(^_^;)
でわでわw
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- Re: 自動喧嘩人形が誰かを守りたいなんて、おかしいですか? ( No.8 )
- 日時: 2011/04/28 20:40
- 名前: 絆(ほだす) (ID: 4NzAaWKB)
【あれ…?いつ壊れたの、私と君と…君の……】
静雄が入院生活を始めて、早二週間。
もうすっかりこの生活にも慣れてしまった。
……敢えて慣れない箇所を挙げるとしたら……
彼女の『足』のことだろう。
三日前—
静雄は彼女から
「自分には足が片方無い」ということを知らされた。
動揺や悲しみ…怒りなど、色々な感情がこみ上げてきたが
それと同時に、それよりも強く……
『彼女を守りたい』そんな思いが静雄にはあった。
自分には何かを壊すことしか出来ない、そんな事は分かっていた。
でも、
どうしてもこの手で彼女を守りたい、彼女のそばにいたい、
……もしもこの手で何かを守れるとしたら……?
自分自身の可能性を信じてみようかな、そう思うようになっていた。
—ある時彼女はこう言った。
「……私に、無いモノ…かな?」
「私に見えて貴方に見えないモノ。」
今はまだ、彼女にしか見えない景色。
いつかは自分も見えるようになっていたい。
彼女に無いモノを補えるようになっていたい。
………と、一人で感慨にふけっていた静雄。
今、静雄に見えているのは自分自身に対しての理想。
……外の景色はなにも変わらない。いつも通りの静かな景色。
しかし、次の瞬間その静かな景色は一変することになる。
ピクッ
静雄の顔面に血管が浮き出る。
その次の瞬間……
静雄の世界でいちばん嫌いな男、静雄を入院にまで陥れた男、
『折原臨也』
が陽気にスキップまでしながら病室に入ってくる。
「やぁ、シズちゃん。
病院のベッドの寝心地はどうだい?」
「いーざーやーーーーーーーーッ!!
殺す殺す殺す…………ッ!!」
「ヤダなぁ、せっかくお見舞いに来てあげたのに〜。」
もう誰もこの二人の暴走は止められない。
…しかし彼らの暴走は、看護婦によって止められてしまった。
何か静雄はベッドを持ち上げて暴れそうな感じになってしまったので、
舞梨がナースコールを押したのだ。
「私はいいけど、他の患者さんとか看護婦さんに睨まれたくなかったら喧嘩はやめておいたほうがいいかも。」
静雄は、舞梨にそう言われるとつい動きが止まってしまう。
ポカンとしている静雄。
いつも通りドヤ顔な臨也。
……彼女は……
いつになく冷たい表情だった。
しかし、それは自分に向けられているものではないと分かった。
何故なら……
彼女がこう言ったから。
「どうして貴方がここにいるの。」
静雄は今まで、
こんなにも無慈悲で冷酷な彼女の顔を見たことがなかった。
- Re: 自動喧嘩人形が誰かを守りたいなんて、おかしいですか? ( No.9 )
- 日時: 2011/04/28 20:12
- 名前: 絆(ほだす) (ID: 4NzAaWKB)
【私が大嫌いって言ったら、君は笑っちゃうから…。】
「どうして貴方がここにいるの。」
その言葉、その瞳を向けられた張本人『折原臨也』は
彼女にそうされることに「慣れている」みたいだった。
「どうして…って、君のお見舞いに来ただけなんだけど?
……ついでにシズちゃんの。」
「……もう二度と、私の前に現れないでって言ったよね?何でいるの!?」
臨也はその質問には答えずただ笑っているだけだ。
「……ひぃの質問答えてよ……。ねぇ…?」
いまいち状況をつかめない静雄。
しかし、甘える時や心をひらいている時は、
舞梨の一人称が『ひぃ』に変わることを知っている。
そのことやさっきからの言動からして、臨也は自分よりも舞梨と親しい仲なのだということを悟った。
「そういえば……」
舞梨の質問をひたすら無視してから、
臨也は自分の質問を始めた。
「考え、変わったかい?」
舞梨は自分の質問を無視されたことに少々苛立ちを感じていたが、
臨也相手に怒っても無駄だということは分かっているため、黙って質問に答える。
「……貴方なんかの世話になる気はありません。」
「へぇ。そうかい。でもさ……」
「君がこうして入院生活を送っていられるのは誰のおかげだと思ってるのかな?」
「……っ!!」
「また来るよ。その時は良い返事を期待してるね。」
臨也は、そう言って病室から立ち去った。
- Re: 自動喧嘩人形が誰かを守りたいなんて、おかしいですか? ( No.10 )
- 日時: 2011/04/29 15:09
- 名前: 絆(ほだす) (ID: 4NzAaWKB)
【君って甘いね?愛してるなら優しくしてよ。】
「……アイツと…どんな関係なんだ?」
臨也が病室から立ち去った後、率直に疑問をぶつけてみた。
「……しぃくんも、あの人と知り合い…なんだよね?」
「あぁ……。出来れば知り合いたくなかったけどな。」
「じゃあ…分かるよね?あの人の酷さ。」
そう言って彼女は、自分とあの男との関係を話し始めた。
「あの人—臨也お兄ちゃんは…私のいとこなの……。」
「いとこ?」
「うん。私のお母さんのお兄さんの息子。」
「いとこ—って……それは分かったけど
なんでこんなに仲悪いっつーか……訳ありっぽい感じなのか?」
普通親戚って、仲が良くて、一緒にいると落ち着く…とか。
親戚に対してそんなイメージがある静雄。
しかし、二人の間には安心や落ち着き、仲の良さなどがあるように見えなかった。
すると彼女は、まるで自分の罪を告白するかのように静かに質問に答える。
「それは……私があの人に愛されてるから。」
「私の家族を殺したのも、私をこんなにしたのも……お兄ちゃんだから……。」
愛されていることも、家族が死んだのも自分のせいだと言わんばかりに……。
当然、突然そんな事を言われて冷静でいられる訳がない。
「おまっ……家族が死んだのは事故のせいだって……」
「違う。確かに表向きは事故。でも本当はお兄ちゃんが裏で手を回してたの。」
「私だけを生き残らせるために……。」
臨也が……ノミ蟲が……人を—、
俺が今一番守りたい奴の足を……家族を……奪った…だと……。
静雄は元々臨也が嫌いだった。
でも……それを除いても……
臨也を許せなかった。
「お兄ちゃんは……私を好きだから…愛してるから……
私だけ…欲しかった。だから家族が邪魔だった。それだけ。」
それよりも……
臨也を今も生かしている自分を許せなかった。
それよりもっと……
全てを失ったことを自分のせいだと責めている『彼女』を許せなかった。
全てを償おうとしている彼女を。
「…しぃくん相当怒ってるみたいだけど、全部私のせいだし……
お兄ちゃんを責めないであげてね。
今暴れると怪我に響くよ?」
「……でもっ……」
「しぃくん、怒ってくれてありがと。」
静雄は言葉を無くした。
だって……彼女が完璧な笑顔を見せるから……。
- Re: 自動喧嘩人形が誰かを守りたいなんて、おかしいですか? ( No.11 )
- 日時: 2011/04/29 16:24
- 名前: 裂弥 ◆WGwRMEbPps (ID: A9wxTbZM)
あぁぁぁやぁぁぁ!!!!!?(荒らしではないです
ごめんなさい文才すぎて悲鳴上げました!
もう題名から惚れ悶えて更に中みてシャウトして!
…改めまして裂弥とかいてさくやと読むものです。
ちょ、舞梨ちゃんのシズちゃんの呼び方反則…っ!
そして一人称も反そk((((((
うざやさん酷い…と一人で言ってましt(もうダメだ
更新頑張って下さい、俺切ない系好きですっ!
いやでもギャグも好k(もういい
- Re: 自動喧嘩人形が誰かを守りたいなんて、おかしいですか? ( No.12 )
- 日時: 2011/05/03 19:13
- 名前: 絆(ほだす) (ID: 4NzAaWKB)
裂弥サマ>初めましてです(_^_)ほだデス!
コメ有難うございますですw(カンゲキカンゲキ
舞梨は、私のタイプの女の子…といいますか…。そんな感じなのです!
題名で悶える方始めて見ました…いや、見てはないけど(藁
私は基本的に臨也ラァブ!!なので(黙れ)
シズちゃんもラァブ!!です。
……まあ、こんな感じで私も壊れてますけど……(^_^;)
良かったらまたコメして下さい(_^_)
更新頑張ります!
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