二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 黒蝶の死神〔silver soul〕
- 日時: 2009/11/22 11:17
- 名前: 沖田京子 (ID: 4MZ2FBVM)
はい。また消えやした!!
また書き直しやす。
宜しくお願いしまさァ!!
- Re: 黒蝶の死神〔silver soul〕 ( No.4 )
- 日時: 2009/11/22 11:20
- 名前: 沖田京子 (ID: 4MZ2FBVM)
二訓『私と、おっ、おっ・・・』
「おい!羅夢斗は、何処行った?」
「あっ!局長!お帰りなさい。副長は・・・多分、またナンパです・・・。」
「そうか・・・。ありがとう。」
羅夢斗もとい、宝積寺 羅夢斗は、此処の副長である。
面は結構いい方だそうだ。いつもチャラチャラした奴で、
仕事をサボって、ナンパをしている。
「・・・探しに行くか・・。」
これも、毎回のこと。大体の場所は分かっている。
慣れと言うものは、怖いものである。
そうこうしてる間に、いつもアイツがナンパしている場所に到着。
この辺のはずなのだが・・・。
—「ねぇ、お姉さん!俺と遊ばない?」
・・・ん?
—「いいじゃん!少しぐらい!!」
・・・はァ・・・やっぱり。
路地裏から聞こえる、聞きなれた声。
よく聞く、決まり文句。
「ねぇ。お願い!!」
「やめてください!!」
「本当、少しだけでいいか・・」
バコッ!!
「いい加減にしろ。」
私は、そいつの後頭部を、殴った。
・・・死なない程度に・・・多分、加減して。
「・・・・・。」
いや〜。私、手加減って、苦手で!・・・って言ってる場合じゃねェー!!動かねーよこいつ!
どうしよ・・
「いってーな!」
あ、動いた・・・よかった・・・。
「大丈夫か?悪かったな、この馬鹿が・・。」
「あ・・はい///あ、ありがとうございます///!!!」
なんか、顔赤くね?大丈夫なのかこいつ?
「じゃっ、帰るぞ。」
「へ〜い。」
「ちょっ、ちょっと待ってください!!」
「「あ?」」
「お・・お名前は・・・?」
早く帰りてーのによ・・。
「俺は、宝積寺 羅夢・・「アンタじゃない!!」」
もう、早く終わらせろよ・・・。
「お名前は・・・?」
・・・っ!私!?
「・・・西園寺 亜蝶だ。」
「亜蝶様!!私と、おっ、おっ・・」
「「お?」」
「お付き合いしてください!!」
・ ・ ・ ・ ・
「「えぇぇぇぇえええ〜!!」」
私と、付き合う?え、この人って、あっち系の人?
「アハハハハハハハ!!!」
断るしかないか・・・。可愛そうだけど・・・。
「悪いけど、これでも一応、女なんだ。だから、付き合えねー。」
「っ!!そうなんですか!?すいません!!」
「アハ八ハハハ!!」
うざいな、こいつ。
「こいつ、殴っていいよ!」
馬鹿な奴だ。
「え、良いんですか!?」
「あぁ。」
如何せ、懲りないのだから。
ドギッ!ガゴッ!!ボギッ!!
何か、凄い音する・・・。
「ふ〜。すっきりしました。ありがとうございました。」
女は、余程すっきりしたのだろう。鼻歌を歌いながら、去ってった。残されたのは、血だらけになっている羅夢斗だけだった
- Re: 黒蝶の死神〔silver soul〕 ( No.5 )
- 日時: 2009/11/22 11:21
- 名前: 沖田京子 (ID: 4MZ2FBVM)
第三訓『《京子》さんがお困りになりますもの・・・』
「亜蝶さん。私を、城下に連れて行ってはもらえませんか?」
「・・・そよ姫様。それは・・・」
今回の仕事は、そよ姫様の話し相手。
まぁ、月一回はこうして、話をしている。
今日は、何を言い出すかと思えば・・・
「亜蝶さんは、SPの資格を持っておられるでしょ?」
「・・・はい。」
「なら!お願いします!!」
そんな事、私に出来るわけないのに・・・。
姫様を連れ出すなんて、この国の大切な方なのに・・・出来るわけない!!
「姫様・・・。何故ですか?貴女様は、この国の大事なお人。そんな方を、連れ出すなんてことが、私に出来るとお思いで?」
「だって、城の中にいるだけでは、つまらないんですもの・・・。あと、私が城下に亜蝶さんと行かないと、この話が進まなくて、《京子》さんがお困りになりますもの・・・。」
「姫様。《京子》とか、出さないでください・・・。分かりました。一日だけですよ?」
この話進まなくなると、私の出るとこなくなるもんな・・・。
・・・この話が続かなくて、悲しんでくれる人いんのか?
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
・ ・・町・・・
私は、一応男っぽい格好に着替えて、見つからないように、姫を連れ出した。
姫は、町娘の格好をしている。姫もこうしてると、普通の女の子なのにな・・。
「亜蝶さん。あれは何ですか?」
姫が指差したのは・・・
「・・・何あれ・・・。」
其処には、たこのようなエイリアンが次々と家を破壊していく光景が・・・。
・・・っ!姫様が危ない!!非難させなければ!
とそのとき、いきなりエイリアンから、噴水のごとく喀血した。周辺に血の雨が降ってきた。そのとき私は、昔の事を思い出してしまったのだ。忘れかけていた記憶が、今、走馬灯のように駆け巡った——
《ねぇ・・・。晋、小太、銀、辰・・・・。さようなら。》
<おい!お嬢!行くな!>
<やめろ!もう、汚れんな!>
<一人で、抱え込むなよ!>
あの時の私は、真っ赤だった。
まぁ、今もだけど・・・。
「そよ。もう帰ろう・・。」
こんなところに、いつまでも居てはいけない。そう思ったんだ。
「はい!」バンッ!!
「大丈夫かィ?悪かったねィ。」
「いえ・・。」
姫が、黒い服を着た男にぶつかった。そう。真選組の者だった。
「すんません。ウチの妹が、ご無礼を!!」
私は、とっさに関西弁でしゃべった。もし、次に会ったときに、私だとばれない為に。
「いや。こっちもよそ見してたんでねィ。」
「総悟ォォォオオ!!待ちやがれ!!」
「チッ。きやがった。じゃっ。俺はこれで!!」
黒服の人は、何処かに走って行ってしまった。その人を追いかけてきた人は、私たちを不審な目で睨んで行ってしまった。
そして、姫の城下町探検も無事バレずに終わった。
〜真選組〜
「おい、総悟。昼間の奴、なんか見たことある奴連れてなかったか?」
「へ〜。土方さん。いくら女にもてないからって、男に走っちまいやしたか。」
「・・・っ!ちげーよ!お前殺されたいのか!?」
「殺せるもんなら、殺して見やがれってんだ。クソマヨラー。」
「総悟ォォォオオオ!!」
「(でも、あの餓鬼。どっかで見たことあるのは、確かですねィ・・・。)」
- Re: 黒蝶の死神〔silver soul〕 ( No.6 )
- 日時: 2009/11/22 11:21
- 名前: 沖田京子 (ID: 4MZ2FBVM)
第四訓『ピ〜ピピ〜ピ〜ピ!』
姫様の城下探検から、数時間経った。
これからが本業の時間だ。
「え〜と・・・今回のターゲットは・・・・・。」
依頼人からもらった、写真を見ながら思った・・・・・・
「蛙ゥゥゥウウウ〜〜〜〜!!??」
いやいやいや、コイツ幕府の幹部だよね・・・・・
殺っちゃって良いの?これ?
ま、この仕事は、期限ないし、ゆっくり殺ろうか・・。
—「ピ〜ピピ〜ピ〜ピ!」
何だこの音?
—「は〜い。ちょっといいかなぁ〜。」
この声、昼間姫にぶつかった奴!
確か真選組の奴で、隊長ランクの服着てた奴だよな・・。
顔まで、はっきりと見てないけど・・・。
—「質問にいくつか答えてもらえるかねィ?」
・・・なんか、あのコも今は、これくらいの年かな・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
それは、私が4歳の時・・・
その頃はまだ、家のために働いてた頃。あの日も私は仕事だった——・・・
ズシャァァァアアア!!
「な・・ん・で・・・だ・・。お・・前は、だ・・れだ・・?目的は・・な・・んだ・・・。」
私は、ある家族の抹殺に行ったんだ。名前は、分からないが、父親と、母親、6歳の少年と、その姉。幸せそうな家族だった。その家族を、私は、引き裂いたんだ。
「父・・さん?母・・さん?っ!!父さん!母さん!!」
私が切ったため、血だらけの二人に駆け寄る少年。
「・・・逃げ・・な・・さい・・・・・。お・・前・・たちだ、け・・で・・・も・・・・・。」
「父上・・・。母上・・・。」
体の弱そうな少女は、腰を抜かしてしまってるようだ。
「・・・お前・・・何した。父さんと母さんに・・・
何をしたぁぁぁぁあああ!!」
少年が、私に切りかかってきた。当然のことかわすが。
・・・これが、家族・・・。親は、子を思い、子は、親を思う。これが、普通の家族・・・。
『お前等は、生かしてやるよ。』
そう言い残して、私は帰って行った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
本当は、全員殺すはずだった。でも、出来なかった。こいつ等には、生きて欲しかった。たとえ、私がどうなろうとも、生きて欲しかった。怨まれても、呪われたとしても。
ま、んなわけないか。帰ろっと。
あ、仕事。どうしよ・・・。
- Re: 黒蝶の死神〔silver soul〕 ( No.7 )
- 日時: 2009/11/22 11:22
- 名前: 沖田京子 (ID: 4MZ2FBVM)
はい、一度此処で、オリキャラや、黒龍組の説明をしまさァ。
宝積寺 羅夢斗(Housyakuji Ramuto)
黒龍組副長
刀の使い手。(沖田より少し弱い)
容姿端麗だが、チャラいため、モテない。片目に眼帯をつ
けているが、何故なのか分からない。
日々、局長を守るためがんばっている・・・?
黒龍組
殺し屋の集団。
組内で、最年少の亜蝶が、率いている。
主に、幕府の命によって動く。
法に背いた者達の排除が仕事。(犯罪者の処分)
たまに、密偵や、幕府の護衛などもする。
- Re: 黒蝶の死神〔silver soul〕 ( No.8 )
- 日時: 2009/11/29 21:24
- 名前: 沖田京子 (ID: kG84zh4.)
第5訓『本当の自分を隠して』
—「お前の今日からの訓練は・・・・・・《感情殺し》だ・・・。
だから、お前には戦争に参加してもらう。拒否権は無しだ。いいな。」
「はい。父上・・・。」
「今日から、新しい仲間が入ります。さぁ。おいで。・・・亜蝶だ。仲良くしてあげてくださいね。」
「・・・」
「お前、女のくせに調子乗ってんじゃねーぞ!」
「どうせ、すぐ弱音吐いてやめるんだろ?」
「さっさと、やめちまえ!!」
「うるさい。黙れ。」—
っ!!ゆ・・め・・・。懐かしい夢だな・・・。何か起 こりそうだ。
「局長!おはようございます!!」
「あぁ。おはよう。」
「今日からですね。」
「あぁ。そうだったな。私が居ない間、皆でここを守ってくれよ。」
「はい!」
broooo!!broooo!!
「亜蝶!!!行くぞ!!!」
来た。来ていきなり行くぞって、なんなんだよまったく。
「分かってる。」
「早くしろよ。」
「おう。皆!私が居ない間、此処を宜しくな!羅夢斗が、ナンパとか、ナンパとかナンパとかしてたら「ナンパだけじゃねーか!」・・半殺しから、3.8/4殺しまで許すから。」
「「「「「「「はい!!」」」」」」」
「ウ、嘘だろ・・・。」
「じゃっ!行ってくる!!」
「「「「「「「「行ってらっしゃい!!」」」」」」」」
「あ、お前には、偽名使ってもらうから。」
「は?聞いてねーぞ?」
「西園寺って名前だとやり難いだろ。」
「分かった。・・・黒川 瑞希・・・。なんてどうだ?」
「あぁ。分かった。伝えておく。」
これから、何が起こるのか、まだ知らない——
〜あとがきと言う名の懺悔〜
えっと、更新遅くてすいやせん!!
期末と、漢検と、塾の定期があったもんで・・・。
はい。此の頃コメが来ない!!悲しいでさァ。
でも、あきらめやせんぜ!つーことで、これからも よろしく!
次回は、今回の少し前のころの真選組の話と、亜蝶 の入所でさァ!!
お楽しみに!!
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