二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ひぐらしのなく頃に希【謎殺し編】
- 日時: 2009/12/18 14:20
- 名前: 月乃 ◆3txRA5P8CY (ID: 8Sk6sKy2)
- 参照: http://id4.fm-p.jp/302/moonlight124/index.php?nocnt=1&prvw=K2o1Ulc2aVBjeUx1dWN0Z2RXaWMzUT09
○挨拶
10分も持たないで消えるって悲しすぎるね、うん。
3代目です。
どうもどうも、月乃(奏羅)でっす!
あるぇー(・з・)本編始まる前に消えたってどういうこった!
しかも10分持ってないぞorz
……え、そんなことよりポケスペ更新しろって? サーセンw
ポケスペはですね——……ホムペで更新してるから……なぁ……。ちなみにホムペは参照から。
希は、のぞみって読みますー。
たまーにひぐらしもいいんじゃないかって思い作っちゃったよ!
でも実は1期は目明し編まで、解は雛見沢大災害?の所、礼は昼壊し編のみなので、間違ってるかもしれませんすみません。
でも、書きたかったんですっ! 応援よろしくお願いしまっす!!
○目次
オリキャラ>>1
【謎殺し編】
00.プロローグ>>2
01.転校生>>4
02.見える者>>11
03.部活>>13
04.犬猿の仲>>14
○その他
イメージソング[運命]>>21
○お知らせ
12/11 執筆開始〆(・з・)
12/11 オリキャラ更新〆(・з・)
12/11 プロロ更新〆(・з・)
12/11 1話更新〆(・з・)
12/11 2話更新〆(・з・)
12/12 3話更新〆(・з・)
12/12 4話更新〆(・з・)
- Re: ひぐらしのなく頃に希 ( No.11 )
- 日時: 2009/12/12 16:19
- 名前: 月乃 ◆3txRA5P8CY (ID: gOBbXtG8)
- 参照: ポケスペのパラレル編思いついた。
02.見える者
一時間目の授業が終わった後、色んな人があたしの机の周りに集まってきた。すると……。
「はぅ……かぁいいよぉ!! お持ち帰りぃ〜!!」
「ふぇっ!?」
「ゲッ、レナ!!」
いきなり誰かに持ち上げられてその子は暴走する。あたしは必死で「助けてぇー!」と叫ぶが、誰も助けてくれなかった。いや、助けられなかった。
転校初日に何事? 殺されるわけじゃないよね……?
やっと女の子の暴走止まり、あたしは教室に戻ってきた。
「……ご、ごめんね……つい可愛くて……」
「か、可愛い!? この世でめったに言われないのに!!」
あたしは少し驚きながら女の子を見る。そういえばこの子は〝竜宮レナ〟と言う名前らしい。
「俺は前原 圭一!」
「私は北条 沙都子でございましてよ!」
「僕は古手 梨花なのですよ、にぱー☆」
圭一、沙都子ちゃん、梨花ちゃんと自己紹介をしてくれた。
「……っ!」
今、何かが通ったような……?
「どうしたのですか?」
梨花ちゃんが心配そうにあたしの顔を覗き込む。
「あ、なんか通りかかったからなんだろうなぁって……でも分からないや」
「そうなのですか……。あ、ボクトイレ行ってきますです!」
「行ってらっしゃーい!」
梨花ちゃんはパタパタとトイレへ行ってしまった。
でもしばらくしても梨花ちゃんは戻ってこなかった。
「うーむ……大便かなぁ」
「魅音その言い方やめろ!」
魅音の言葉に圭一が突っ込む。
するとあたしは急激に腹が痛くなった。あたしこそトイレに行くのにふさわしい人間か……?
「と、トイレ行ってくる……」
「あ、ゆっくりブリブ……」
「だからその言葉やめろ!!!」
突っ込みに笑えず腹を抱えながらトイレへ向かう。
「……生の……よ。ど……う、羽……」
「あ……ぅ……に……よ……らな……です」
梨花ちゃんがトイレで誰かと喋っている声が聞こえた。でも、生徒はみんな教室に居るし……誰だ?
あたしはそっとトイレのドアを開ける。そこには……。
「あ、梨花ちゃ……!?」
「みー? どうしたのですか?」
梨花ちゃんは「どうしたの?」みたいな顔で見てくるけど……あたしは見えた。
「梨花ちゃんの後ろに……幽霊がああああ!!」
「えっ!?」
「あぅあぅ!?」
梨花ちゃんは後ろを振り向いて幽霊をじっと見つめる。そしてなぜか幽霊がおどおどしている。
「み、見えるのですか? ここにいる〝神様〟が!」
「か、神様!? ああああ! あたし神様になんて事を……!!」
「と、とりあえず状況を説明してほしいのです!」
あたしはゆっくりと梨花ちゃん……と、神様の〝羽入〟に状況を説明した。普通は梨花ちゃんにしか見えないものが、あたしに見える……梨花ちゃんはそれを疑問に思っているらしい。
「……難しいわね……」
梨花ちゃんはまるっきり変わった声でそういう。
「……あのことを話さないのですか?」
「……月乃に話しても無駄よ。きっと……もう訪れないのだから……」
「ん?」
「な、なんでもないのですっ」
二人は声を揃えてそういう。でも少し怪しいと思った。
でも、あたしが、この雛見沢村の新たな惨劇のループの原因者だなんて……この時は気づけなかった。
- Re: ひぐらしのなく頃に希【謎殺し編】 ( No.12 )
- 日時: 2009/12/12 15:32
- 名前: 月乃 ◆3txRA5P8CY (ID: gOBbXtG8)
- 参照: GOLDEN SUN and SILVER MOON
あげー
- Re: ひぐらしのなく頃に希【謎殺し編】 ( No.13 )
- 日時: 2009/12/12 16:56
- 名前: 月乃 ◆3txRA5P8CY (ID: gOBbXtG8)
03.部活
教室に戻ったらみんなが出迎えてくれた。嬉しかったけど、心の中で何かがつまっているような……スッキリしない気持ちがあった。
『……でも、月乃に話したほうが安全を確保できると思いますで……』
『羽入ッ!!』
『はぅ!』
『……月乃に話さないと言ったら話さないのよ!!』
梨花ちゃんは何かを喋ろうとする羽入を睨みつけながら怒る。……本当に言えない事なのだろうか?
羽入は、少しあわあわしていたが、やがてシュッと消えた。
『……梨花ちゃん……』
『大丈夫なのです。羽入はいつでもああなのですよ。にぱー☆』
誰もが萌える梨花ちゃんの〝にぱー☆〟の笑顔を見て、あたしは安心する。
そして梨花ちゃんがトイレから出ようと扉の取っ手に手を伸ばし扉を開ける前に何かをブツブツ言っていた。
『梨花ちゃ……?』
『……月乃……さっきの事は絶対誰にも言わない事。……分かったわね?』
大人口調で言う梨花ちゃんに少しあたしは怯えた。年下に怯えたことは、今までで一度もなかった。それに幼い梨花ちゃんが大人っぽい口調であたしに向かって喋るなんて…………。
「……の……つ……月乃!」
「はうあっ!?」
気がつけば教室に居て、休み時間だった。魅音が一生懸命あたしを呼んでいたのにあたしは気づかなかった。
「大丈夫? ボーっとしてたよ?」
「ううん! 考え事してただけ……」
魅音に心配かけてちょっとしっかりしなきゃなーと思い、頬を両手でペチンと叩いた
梨花ちゃんの席をチラッと見る。沙都子ちゃんと詩音と仲良く喋っている。……やっぱみんなともっと仲良くなりたいなぁ……。
「というわけで! 月乃との絆を深めるために、月乃を部活に誘いたいのだがー!」
「賛成ー!!」
それは放課後の事。みんなが机をくっつけあい、魅音があたしを部活に誘った。みんなは口を揃えて賛成と言うが……。
「ぶ、部活って……なんの部活?」
「我が部はだな、複雑化するしゃか……」
「はいはい、省略省略。つまり、ゲーム部みたいなものだよ」
ゲーム部……という事は、ボードゲームとかトランプとかをする部活って事? それを部活と言うのだろうか……?
「ちなみに最下位は罰ゲームがあるからね♪」
「ば、罰ゲーム? たとえば……」
「メイド服を着て下校、とか♪」
め……メイド服、を着て下校? それは避けたい……!
という事は、最下位を避けなければならない。
「じゃあ初心という事で、ジジ抜きでどう?」
「わ、分かった」
魅音はロッカーからトランプを出す。そのトランプを手に取ると、とても傷がついていた。
「これ、結構傷ついてるねー……はっ!」
みんなの視線が痛い。これはまさか……カードに傷をつけて、どのカードが分からせるためか? なんと卑怯な……!
「勝つためには手段を選ばないのでしてよ!」
「くぅ……!!」
沙都子ちゃんが高笑いをする。という事は……最下位確定って事か!?
結局最下位でボロ負け。結局メイド服を着るハメに……。
「おー、よく似合ってるよ月乃ぉ〜♪」
「……うー……こんなの着て下校なんてしたくないよぉ……」
「はぅ〜かぁいいよぉ〜!!」
魅音はなぜか持っているカメラでメイド服姿のあたしをとり、レナはお持ち帰りモード、梨花ちゃんと沙都子ちゃんと詩音はニコニコしながらあたしを見ている。
圭一がとても笑いを堪えてるようにしか見えなかったので、一発パンチでおみまいした。
「月乃ぉー!!」
「笑いを堪えてる方が悪いんじゃないの〜圭一くぅん♪」
クラスには笑い声が響き渡る。
……前の学校では、こんな楽しい光景がなかった気がする。とても楽しくて……楽しくて。
だけど……この村で、大変なことが起こるとは……この時は思わなかった。
- Re: ひぐらしのなく頃に希【謎殺し編】 ( No.14 )
- 日時: 2009/12/12 18:50
- 名前: 月乃 ◆3txRA5P8CY (ID: gOBbXtG8)
- 参照: なんかコメディになっちゃった...まぁいいんだけど←
04.犬猿の仲
部活が終わり、魅音と詩音とレナと圭一と帰る事になった。もちろん、罰ゲームのメイド服で下校をしていた。
「……ねぇねぇ月乃ちゃん!」
「どうしたの?」
レナがニコニコしながらあたしに話しかけてくる。そういえば、レナは〝かぁいいもの〟をお持ち帰りするって圭一から聞いたけど、レナ自身のほうがかぁいいのになぁ……。
「明日から、一緒に登下校しないっ?」
「登下校? いいの?」
「一人より二人! 二人より、みんなのほうがいいじゃん!」
レナに続いて、魅音もそういう。詩音と圭一もそれに賛成をする。
「……うん、じゃあ明日から一緒に下校しよう!」
「よし、じゃあ8時に待ち合わせ! 遅れたら罰ゲームだよ〜」
魅音がニヤっと笑いながらあたしにそういう。やっぱ寝坊しちゃダメだよね、当たり前だけど。
「じゃあねー!」
魅音と詩音と別れ、レナとも別れる。残りは圭一とあたしだけになった。
「圭一はいいねぇ……」
「ん? 何が?」
「両手に花ってか?」
「……うぇ?」
ああなるほど、圭一は鈍感だ、っとすぐ察知した。恋愛経験豊富なあたしにとってそれはすぐ分かった。
圭一は、頭はいいけどこういうのはダメなんだな。
「……レナと魅音と詩音と梨花ちゃんと沙都子ちゃんと……」
あたしは一人ずつ指で数えていく。相変らず圭一は「?」な顔。
「……5人。5人に囲まれた圭一。つまり5手に花……ねぇ……」
「おいおい、どういう事だよ?」
「なんでもありましぇーん! あ、あたしこっちだから、じゃーねー!」
「おう!」
圭一とも別れ、一人になる。
ひぐらしのなき声が響き渡る。あたしは夕空をじっと見つめる。
「綺麗だなぁ……」
そう呟き、あたしはすぐ走って家に向かった。
「圭一ーここの問題の解き方教えてー」
学校。魅音と詩音とレナと圭一とあたしで問題を解いていたが……あたしは問題につまって圭一から問題を教えてもらっていた。
「……月乃と圭ちゃん仲いいねー」
「え? もしかして魅音、嫉妬ぉ〜?」
「な、違うよ! そんなんじゃ……」
照れる魅音にあたしはからかい続ける。次第にレナと詩音も笑いを堪えていた。
「お姉と圭ちゃんはもう恋人じゃなかったんですかー?」
「し、詩音っ、そんな誤解しないでよ!!」
「誤解? 私は本音を言っただけですけれど?」
「まぁまぁ、あたしが悪かったってー!」
詩音と魅音の言葉の喧嘩(?)にあたしは割り込もうとする。
と、その間に圭一とレナが仲良さそうに喋っていた。まるで恋人のように。
そんな女ったらしの圭一にまた一発殴った。
「月乃ぉぉ! お前ぇのパンチ痛ぇんだよ!!」
「ごっめーん! 手が滑っちゃってさぁ〜」
あたしは沙都子ちゃんみたいに高笑いをする。その光景を見て今度はレナちゃんがあたし達を止めてきた。
「け、圭一君も月乃ちゃんも落ち着こうよ、ね?」
「れ、レナが言うなら……」
レナがそういい、あたしと圭一が声を揃える。すると今度は「同じこと言うなよ!」ともめる。
ダメだ、圭一とは多分一生犬猿の仲だな。
日曜日、部活メンバーと一緒に雛見沢の町を案内してもらうことになった。
そして、古手神社の前で休憩をしていた。
「レナの作ったお弁当だよー! みんないっぱい食べてね〜☆」
「お、お弁当ッ!!」
あたしはすぐ〝お弁当〟ワードに食いつき、レナのお弁当のおかずを次々と食べていく。
「お、美味しい! レナ料理上手だよ!!」
「月乃ちゃん、ありがとう〜」
「おい月乃ぉ! 俺も食うからな! あー! その卵焼きは俺のだ!!」
「レナの卵焼き上手いもん! 食べるし!!」
またまた圭一との喧嘩で、今度はおかずの取り合い。
くだらないことかもしれないけど、なんとしてでもレナの卵焼きは食べたかった。
「あぅあぅー! 喧嘩はダメですよー!」
「は! はにゅ……」
「月乃ぉー!」
ボッと羽入が出てきたが、梨花ちゃんの大声にあたしはビックリする。気がつけば圭一がレナのお弁当のおかずをバクバク食っていた。
「圭一てめぇええええええ!!」
「食ったモン勝ちだ!!」
その後、何度も何度も圭一と喧嘩を続けた。でも、こういう光景が今まで望ましかったんだよね……。
「……圭一と一日中喧嘩してたけど、ずっとあんな風な喧嘩がしてみたかった……っと」
夜、自分の部屋で日記帳にそう書き、布団に向かった。
明日から大変な目にあうとは思わなかった。この時が、最後の幸せだったなんて……。
- Re: ひぐらしのなく頃に希【謎殺し編】 ( No.15 )
- 日時: 2009/12/12 18:24
- 名前: 月乃 ◆3txRA5P8CY (ID: gOBbXtG8)
- 参照: レイエ<ワタイエ<レホワ グリブル<グリイエ<ブラブル ゴークリ<エメクリ ルサ<ルビカガ パル嬢<ゴープラ シルミカ<シルブル<シルオレ
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