二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- D灰 〜†運命の歯車†〜
- 日時: 2010/01/07 22:59
- 名前: 悠 ◆FXzmrZiArI (ID: w3Re2V0V)
† クリックありがとうございます †
どーも、悠(ゆう)です^^
これで何回目?っていうくらい消えておりますが、
これで何回目?っていうくらい復活し続けております(汗
最後に更新した話だけ載って前の分は↓を見て下さい!
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=13912
「今回こそ、消えませんように!!」(手をあわせ、空に向かって祈り中)
〔†〕注意
・更新はカメ並と言ったらカメに失礼なほど遅いです
・グロ+流血表現多数出現!!!苦手な方は即Uターンをお勧めします
・これいつの時期の話やねん!っていうくらいマンガと合っていません
‾‾‾‾‾‾■□■□■□■□■□■□‾‾‾‾‾‾
●プロローグ >>1
●第二章「操り人形」
・第五夜 >>2 ・第六夜 >>3
・第七夜 >>10 ・第八夜 >>30
・第九夜 >>34
●番外篇
・クリスマスだし……パーティしちゃおっ!!!
〈Ⅰ〉>>15 〈Ⅱ〉>>18 〈Ⅲ〉>>20
〈Ⅳ〉>>21 〈Ⅴ〉>>25
●登場人物ご紹介
・レギ・インフォルト >>4
・シュピア ・イーゼル >>5
・ヴァル・インディーズ >>6
※話が進むと更新します。こまめにチェック!!(笑
______■□■□■□■□■□■□______
〔†〕お客様
・なさにえる様 ・秋空様
・音賂様 ・邪狼様
- Re: D.Gray-man†運命の歯車† ( No.2 )
- 日時: 2009/12/18 18:55
- 名前: 悠 ◆FXzmrZiArI (ID: w3Re2V0V)
† 第二章「操り人形」 第五夜 †
「イノセンス発動!!」
手をかけていた刀の形状だったイノセンスが鞘ごと水状になった。
その水と化したイノセンスは槍状になりながら
すぐ後ろにいたレギに向かって勢いよく伸びた。
レギはすぐさま後退して伸びてきた槍を鎌で受け止める。
__だが、思ったよりも水で出来た槍は威力が凄く踏ん張らないと吹っ飛ばされそうだ。
思いっきり力を込めて槍を投げ払う。
槍はグルンッと廻ってヴァルの方へ進み蛇のようにヴァルの周りで動いている。
ヴァルは柄を持ちながらその槍を操っている。
「凄いだろ。白刃は水と氷に変化できる。
まぁ今日のような天気では威力は少し落ちるけどな」
不敵な笑みを浮かべながら柄を前に差し出す。
すると柄の周りに槍が集まり刀身が純白な長刀へとなった。
「…水や氷など脆い物だろ」
「さぁな?」
鎌を構えなおすレギに向かって挑発的な口調でヴァルはレギを見下ろす。
しかしそう言うヴァルは少しだけ息があがっていた。
__あぁ、もう最悪の天気じゃねぇか!!
空を見上げると雲一つ無い綺麗な青空。
太陽は少し傾いたくらいなので多分午後一時頃だろう。
つまり一日の中で最も気温の高い時間帯なのである。
「どうした。攻撃してこねぇのか?」
ずっと空を見ているヴァルに今度はレギが挑発的な口調で問う。
そんなレギにヴァルは舌打ちをしてから切っ先を向けた。
「俺がお前を待ってやってんだよ」
「強がりだなお前。戦いにおいて待つというのは自殺行為だぞ?」
「じゃあ何故お前は今待っている?さっさとかかってこればいいじゃねぇか」
__早く帰りてぇな。あ、そういえば昨日スペインでは……。
「ではお望み通りお前を斬ってやろうか」
「なにも望んでねぇけど……!!」
レギがそう言いながら鎌を再度構えた瞬間目の前から消えた。
いや消えたのではない。移動したのが早くて目が追いつけていないだけだ。
__キイィィン!!
目の前に迫った鎌を白刃で受け止めるが
細い白刃では大きい刃の持つ鎌に勝とうというのは少し無謀だ。
「水龍!!」
ヴァルがそう叫ぶとレギの後ろに巨大な水の龍が地面から現れた。
レギが慌てて振り返ると目の前に水の龍が迫っていた。
その間にヴァルはレギとの距離をとっていた。そして__。
「水龍、そのままソイツを飲み込め!!」
水龍は大きな口を開けそのままレギを飲み込んだ。
飲み込んだといっても水なのでレギの姿はまだ見えている。
「…クッ!!こんな大量の水をどこから……!!」
水龍の中でもがきながらレギはヴァルに向かって叫ぶ。
「説明すんのは面倒なのでヒント。昨日のここの天気は?」
「天気…?」
「そう。それヒント」
「確かスペインは…!!」
レギの顔が驚愕した顔へとなった。どうやら分かったらしい。
昨日のスペインの天気は大雨。地下には大量の水があるだろう。
それ使ったというわけだ。
「分かったか?まぁ晴天の日にこんな大量の水を操ると疲れんるんだけどな…」
そう言うヴァルはかなり息があがっている。肩で大きく息をしている。
そしてそのままヴァルは駅のほうへ戻ろうとした。
勿論帰るため。一応遺跡調査というものはしたのだからさっさと帰りたかった。
「どこへ行く!」
「……どこって帰るんだけど?」
「オレをそのままにしていいのかよ」
「放っておけば死ぬじゃんか」
水龍の中には少しだけ酸素はあるがそのままにしておけば酸素は無くなり呼吸が出来ず死ぬ。
「っつーか喋ると空気なくなるぞ?」
振り向きながら正直な感想を言った。敵にアドバイス的な事を言う意味は無いがなんとなく。
だが少し疑問が出て来た。
先ほどは喋った時にモガモガという水に空気が入るような声だったが
今はどうだった?ちゃんとした声になっていなかったか_?
思った時には既に遅し。目の前に三日月のような形の衝撃波と思われるものが迫っていた。
反射的に白刃で受け止めるが白刃はいともたやすく折れた。
次の瞬間。身体に物凄い痛みが走った。
_______あ、これヤバイんじゃ…ねぇ……の?
倒れていく自分が最後に見たのは大きな鎌となびく銀色の長髪と。
〟〟〟〟〟
燃え盛るように真っ紅な瞳_______________。
続く
- Re: D.Gray-man†運命の歯車† ( No.3 )
- 日時: 2009/12/18 19:00
- 名前: 悠 ◆FXzmrZiArI (ID: w3Re2V0V)
† 第二章「操り人形」 第六夜 †
「……死んでなかったのか」
レギは肩で息をしながら鎌をリング状に戻した。
レギの立っている周りでは先ほどの攻撃で弾け飛んだ水龍でできた水溜りがある。
その視線の先には遺跡の壁画に飛び散った血の跡と血溜りがある。
しかし、ヴァルの姿は無い。
「逃げたか……。まぁオレもその方が好都合だからいいか」
レギのその真っ紅な瞳は点々としている血の跡に向けられている。
その点々はあらゆる方向にあるため後をつけることができない。
「一旦、戻るか」
_________リリリリン!!!
「リーバーくん!鳴ってるよー」
「室長が出てください。通信機はあなたの机の上でしょうが!」
「だってないもん!」
「ないんじゃなくて、書類で隠れて見えないんでしょ!
じゃあその雪崩がおきそうな書類をどうにかしてください!
こっちは忙しいんですから」
リーバーの冷たい言葉で仕方なくコムイは電話にでた。
「もしもし?」
「____________………」
「あれ?」
しかし、電話をしてきた相手の声が聞こえない。かわりに、ノイズが聞こえた。
次第に声ではないが吐息が聞こえるようになってきた。
「あの、誰?」
コムイは電話のコードを指でグルグルしながら素直に思った事を口にした。
この時点では何が起こったかなんて知るわけも無いのだ。
「ハァ、ハァ、俺だ。…シスコン野郎」
「ちょっと!!!!誰がシスコン野郎……っていうか誰!?」
「……言うの面倒だから気付け」
「あ!!!!」とコムイはこの言い方で誰だか分かった。
というより、面倒だから、という言葉が一番分かりやすかった。
「どうしたの?任務は……というより何かあったの?」
「任務サボろうとしてるんじゃ」と言いかけたがいつもと違うのに気づき、
いつになく真剣な声でそう言った。
「レギっていう奴と戦ったんだが……攻撃を…うけ_____」
「え、大丈夫!?」
不自然なところで言葉が切れたためコムイは慌てて声をかけるが返答が無い。
ツーッと冷たい汗が頬を伝っていった。
「リーバーくん!スペインで誰か任務に行ってない?」
「え、確かリナリーがさっき行きませんでしたか?」
「あぁ!そうか。すぐに連絡してヴァルくんの所まで行ってもらって!」
ただ事ではないと思ったリーバーは、
通信機でリナリーのゴレームに繋がるようにしながらコムイに事情を聞いた。
しかし、返ってきた答えは最悪しか言いようのない事だった。
「え、でもヴァルがまさか……」
「____それほどにレギ・インフォルトという人物が強いかって分かってしまったね」
とりあえず、コムイには連絡はとれた。
レギに斬られたあと水龍はすぐに消えずそのまましばらく残っていたので、
その間に駅の近くまで戻ってこれた。
今はとてもじゃないが動けはしない。先ほどの攻撃をもろに受けてしまった。
「ったく、面倒クセェ」
なんとか声に出した言った。
そのままじっとしていると意識が遠のいていってしまう。
「でも、あいつの瞳ってアレンは……灰褐色って」
確か、倒れる前に見た色は真っ紅な色だった。
イノセンスを解放したからではない。じゃあ、何故だ?
まさか、ヴァル一族がなんかしたとか?
「まさか、な。………っつーかヤベェかも」
そこで完璧にヴァルの意識は途切れた。
続く
- Re: D.Gray-man†運命の歯車† ( No.4 )
- 日時: 2009/12/18 19:01
- 名前: 悠 ◆FXzmrZiArI (ID: w3Re2V0V)
† 登場人物ご紹介 †
○名前 : レギ インフォルト
○性別/年齢/出身地/一人称 : ♀/不明/ロシアのどっか/オレ
○容姿 : 腰まである銀色の長髪に灰褐色の瞳。
白いTシャツに黒いジャケット、黒のジーンズにブーツ。
だいたいは帽子を被っている。身長は170cmくらい
○性格 : 男まさりな性格で負けず嫌い。
何も縛られないで結構自由に生きている。
人とあんまり関わろうとしない。
○イノセンス/フリガナ : 魂狩り/ ソウルハンター/結晶型
○形状 : 発動前はキーホルダーみたいな黒いリング。
発動後は少し長めの捧に少しだけ曲がった刃のついた鎌
○能力 : 壊した人間の魂(精神)と破壊したAKUMAが原動力でいくら壊れても修復可能
○第二解放〔魂の輪(ソウルリング)〕
刃のついている反対側の捧の先端から鎖が伸びて、
鎖の先にトランプのダイヤを細くしたような刃がついてる。
白くて半透明でフワフワしたゴーストみたいなのが出てくる。
輪をつくり、その輪に触れると様々な効果を発する。
壊れた人間の魂(精神)だと、相手の動きを止める“鎖連縛”という鎖になる。
破壊したAKUMAだと、相手を攻撃する“鎖連刀”という鎖のついた刀になる。
○ワザ : 撃狩(ゲキシュ)…威力が絶大な衝撃波をブッ飛ばす
○その他 : ユアーシュというもののため、シュピア側につく
- Re: D.Gray-man†運命の歯車† ( No.5 )
- 日時: 2009/12/18 19:02
- 名前: 悠 ◆FXzmrZiArI (ID: w3Re2V0V)
† 登場人物ご紹介 †
○名前 : シュピア
○性別/年齢/出身地/一人称 : ♂/見た目は12歳くらい/???/僕
○容姿 : 短い白髪(アレンみたいな)に黒い瞳。
白いシャツに黒いベスト、黒いズボンにブーツをはいてる。
身長は130cmくらい
○性格 : 見た目とか口調とか子供みたいなのに威圧感がある。
目的のタメならなんでもやるタイプ
(ある意味、一番怖い人)
○その他 : 自称ヴァルという種族
○名前 : イーゼル
○性別/年齢/出身地/一人称 :♂/20歳後半/???/私
○容姿 : 焦げ茶色の髪をオールバックにしていて、瞳は藍色。
いつもスーツを着ている。身長は180㎝くらい
○性格 : 物静かだけど威圧感がある。
目的のタメならなんでもするタイプ
○その他 : 自称ヴァルという種族
- Re: D.Gray-man†運命の歯車† ( No.6 )
- 日時: 2009/12/18 19:02
- 名前: 悠 ◆FXzmrZiArI (ID: w3Re2V0V)
† 登場人物ご紹介 †
○名前 : ヴァル・インディーズ
○年齢 : 17歳
○性別 : ♂
○国籍 : ロシア
○1人称 : オレ
○容姿 : 肩ぐらいまである茶髪に透き通った橙色の瞳。
Tシャツにジャケット、ジーンズに黒のブーツ。
○性格 : 極度の面倒臭がり。任務に行くのも面倒がるほど。
でも、戦いや仲間が傷つけられた時には容赦はしない。
(ただし、「面倒くさい」などの愚痴は言い続ける)
○サンプルボイス
「任務?……面倒だから、サボッていいか?」
「お前らAKUMAか?破壊すんのも面倒くせぇ」
「テメェ等、絶対許さねぇ!!!!この手で五分で葬ってやろうか」
○イノセン : 白刃(しらは)
○形状 : 白い長刀
○能力 : 刀が水や氷に変化でき、水や氷で攻撃。
周りの水や空気中に含まれる水蒸気も使える。
○技 : ・水刃(スイジン)…刀が水に変化し攻撃。
・水龍(スイリュウ)…水の龍が攻撃。
・氷刃(ヒョウジン)…水刃の氷バージョン。
・氷龍(ヒョウリュウ)…水流の氷バージョン。
○その他 : 水があれば白い刀を沢山作って攻撃できる。
○シンクロ率 : 88%
○その他 : リナリーだけにはどうしても頭が上がらない。
女性に対してはほぼラビと同類。(ストライク!ってなる)
身長は170cmぐらい。
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