二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

BLEACH 零を背負う者
日時: 2009/12/26 23:05
名前: 湯山 アヤカ (ID: VTrHJ6VV)

 せっかく立て直したのに、また消えてしまった。
 一体なぜなんだ?!

 という事で、もう一度はじめます。

 よろしくお願いします。


目次

 1 プロローグ                10 るかと舞奈
    >>1                      >>17 >>18
 2 零番隊の秘密             11 それぞれの覚悟
    >>2 >>3 >>4 >>5           >>19
 3 双子の隊長              12 るかの陰謀
    >>6                      >>20
 4 始まりの人物              13 空白の一日
    >>7                      >>21
 5 藤原家と朽木家             14 るかの誘惑
    >>8 >>9                   >>22
 6 訪問客                 15 昔の舞奈と今の珠
    >>10                      >>23
 7 開戦の合図               16 終わりの始まり
    >>11                      >>24
 8 塗りつぶされた真実           17 輝く紅き月
    >>12 >>13 >>14 >>15         >>25 >>26 >>27
 9 十一番隊にて              18 零番隊出動
    >>16                      >>28


過去編 紅葉・楓
 19 落ちなかった落ち葉
    >>29 >>30 >>31 >>32 >>33
 20 応え
    >>34 >>35 >>36
 21 始まりの場所
    >>37 >>43

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10



Re: BLEACH 零を背負う者 ( No.39 )
日時: 2009/12/26 14:58
名前: アヤカ (ID: VTrHJ6VV)

秋空さん

 アドバイス、ありがとうございます。
 次から、それで行こうと思います!

Re: BLEACH 零を背負う者 ( No.40 )
日時: 2009/12/26 15:00
名前: 秋空 (ID: 1SUNyTaV)

湯山様へ

えっと,私の事は呼びタメでOKです(汗
其れと出きればで良いので時々私の小説見てやって下さい♪
BLEACHの刹那の時間【月】って奴ですvv過疎ってるんですよ(苦笑

頑張って!!

Re: BLEACH 零を背負う者 ( No.41 )
日時: 2009/12/26 21:26
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: APpkXS4D)

私の小説にコメントありがとうございます
この小説の隠れ読者でした(コメントしろ
いつみても面白いです
舞奈ちゃんの活躍を期待しています

Re: BLEACH 零を背負う者 ( No.42 )
日時: 2009/12/26 22:08
名前: アヤカ (ID: VTrHJ6VV)

凛さん

 いつも読んでくれてたんですか?!
 ありがとうございます。

 これからも、よろしくお願いします。

Re: BLEACH 零を背負う者 ( No.43 )
日時: 2010/01/01 18:00
名前: アヤカ (ID: VTrHJ6VV)
参照: http://ameblo.jp/dgrayble/image-10417821026-10350736399.html

39 始まりの場所
  楓 視点

 「始まり……の場所?」

 俺の言葉に、舞奈は少し頷いた。

 「ここは、あたしにとっては、全てが始まった場所なの。あたしはここでね、ホロウに襲われて、斬魄刀を——炎帝を実体化させたんだ」

 そう言って、遠くの方を見ながらふっと微笑んだ舞奈の眼は、あの日、何もかも失ってしまった俺らに似ている気がした。

 そして、舞奈は零番隊という隊の事について、語り始めた。
 零番隊の掟。
 その仕事。
 さらに、自分の家族の事も話してくれた。

 俺はある事に気付いた。
 舞奈が自分の家族の話——特にお兄さんの話になると、うれしそうに、声のトーンが上がる。
 だが、反対に、その表情はどこか暗く、寂しそうだった。

 その時、俺は分かった。
 俺は父上と母上を殺した人が、舞奈だと思ったときになぜ、裏切られたと感じたのか。
 だぶん、俺はこいつは、俺に似ていると、どこか心の奥で思っていたんだ。
 こいつも、俺達と同じく、もう帰る場所がないと、思っていた。
 実際、そうだった。
 でも、舞奈には、俺らと決定的に違う所があったのだ。

 俺と紅葉は、あの日『全て』を失った。
 家も、家族も、これから得るはずの幸せも…そして、これから背負わなければならなかったモノも……
 
 舞奈は、『全て』を失わなかった。むしら、加算されたのだ。
 失った幸せの分だけ、背負わなければ、ならないモノが増えたのだ。

 「始まりの場所……」

 舞奈はどんな思いを込めて、ここをそう呼んでいるのだろう?

 「楓? どうしたの?」

 「へ? いや、なんでもねぇ」

 いつの間にか、声に出してしまっていたのか。

 「まぁ、言いたい事は、この場所があたしの運命を大きく変えたって事。だから、あなた達にも効くかなって思って、連れて行ったてわけ」

 そう言って、舞奈は、あははと笑う。
 だが、すぐに真剣な表情で俺達の方を見た。

 「ここからが本題だよ、楓、紅葉。あたしが何であなた達を助けたのか、それは前任があたしに残した言葉だからよ」


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10



この掲示板は過去ログ化されています。