二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ハリー・ポッター ’僕が君で、君が僕!?’
- 日時: 2010/01/09 12:07
- 名前: 明菜 ◆wSaCDPDEl2 (ID: QfxSjaEX)
- 参照: おしゃべりとハリポが大好き*☆
みなさんこんにちはvv
小説がいっぱい消えてしまってテンション↓の明菜です(笑
今度は消えないことを祈ります♪+。゜(^^;)
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
∮エピローグ∮
小さい頃から、彼は僕の英雄だった。
フレッドとジョージから彼の話を何度も聞かされて、
いつからか僕は思うようになったんだ。
「彼と、友達になりたい」
彼も僕と同じ年だと聞いて、もうこれは運命だと信じていた。
ホグワーツに入学して、彼と友達になったら僕も有名になれるだろう。
そんな期待で僕は胸を膨らませた。
入学前日なんか、緊張して眠れなかったほど…。
僕は、彼と友達になりたかったんだ。
彼が、どんな人物なのか知りたかった。
ハリー・ポッターが、どんな人なのか。
- Re: ハリー・ポッター ’僕が君で、君が僕!?’ ( No.1 )
- 日時: 2010/01/09 14:01
- 名前: 明菜 ◆wSaCDPDEl2 (ID: QfxSjaEX)
- 参照: おしゃべりとハリポが大好き*☆
「おはよう、ハリー」
「おはよう、ロン」
僕らは挨拶をして、男子寮の階段を降りていく。
僕はロン・ウィーズリー。
隣にいるのは英雄、ハリー・ポッター。
ハリーに面と向かって「英雄」だなんて言うと、ハリーは怒る。
ハリーは特別扱いされるのが嫌いだ。
いつだったかこんなことを言っていた。
「僕は無名になりたい。名前だけの功績はいらないんだ」
僕にはハリーの気持ちがわからなかった。
まぁそんなことは置いといて、僕らは談話室でハーマイオニーに会った。
「おはよう…遅いわよ、2人とも!」
「おはよう、ハーマイオニー」
ハリーはハーマイオニーの怒りをなんなくすり抜けた。
「君が早いんだろ。早く朝食食べに行こうぜ!」
「だから・・あなたたちが遅いから私は待ってたのよ?
早く行きましょうよ、ハリーも!」
「わかってるって、待ってよ」
いつも通り。
僕らはいつも通り廊下を歩き始めた。
ハリーとハーマイオニーが話している半歩後ろから僕がついていく。
前まで2人の身長は同じくらいだったのに、
ハリーはいつの間にかグンと背が伸びていた。
でも、僕に比べたらまだまだだ。
僕がハリーに勝っていることって、身長だけかも。
「どうしたの、ロン?今日はいやに静かじゃない」
ハーマイオニーが後ろを振り向いた。
ハリーもこっちを見てくる。どうしたの?という顔をして。
「別に!腹が減ってんだよ」
僕は2人を追い抜かして走り出した。
2人はそれが大広間までの競争だと理解して、一緒に走り始めた。
ハリー、僕の一番の親友。
ハーマイオニー、僕の好きな人。…ハリーにも言えないんだけど。
親友と、好きな人と一緒にいられる毎日はなんて幸せなんだろう。
僕は走りながら思わずニッコリした。
階段に差し掛かったところで・・・・
「ちょっ!ロン!!転ぶって!」
「えっ?!ああああぁっ!!!」
僕は驚いて足を踏み外した。
ハリーは僕の手を引っ張って助けようとしたけど・・・巻き添えになって
僕と一緒に階段の下まで一気に転げ落ちた。
「ハリー!ロン!」
上からハーマイオニーの声がする。
「大丈夫?」
僕らは重なり合って階段の下で倒れていた。
周りにいた生徒たちも驚いて集まってくる。
「大丈夫だよ・・いてて」
僕の声・・・・・・いきなり変わってないか?
なんか目もぼやけてる。
「ロン、大丈夫?痛・・・」
僕の声が言った。
相変わらず目がぼやけているので何も見えない。
ためしに、すぐ近くに落ちていたメガネを拾ってかけてみた。
そこで僕は有り得ないものを見た。
「ハリー?ロン?本当に大丈夫なの?」
心配しているハーマイオニー。
ガヤガヤ騒ぐ見物人たち。
そして、
驚いて口をあんぐり開けている僕が、目の前にいた。
- Re: ハリー・ポッター ’僕が君で、君が僕!?’ ( No.2 )
- 日時: 2010/01/09 17:31
- 名前: ハル (ID: C4wHHg61)
めちゃくちゃハリポ好きなんですけど!
もしかして。。。
- Re: ハリー・ポッター ’僕が君で、君が僕!?’ ( No.3 )
- 日時: 2010/01/18 18:02
- 名前: 明菜 ◆wSaCDPDEl2 (ID: QfxSjaEX)
- 参照: おしゃべりとハリポが大好き*☆
ハルs>>
ハリポタ好きなんですかv
仲間、仲間♪ ty
もしかして。。。なんでしょうかww
- Re: ハリー・ポッター ’僕が君で、君が僕!?’ ( No.4 )
- 日時: 2010/01/29 17:23
- 名前: 明菜 ◆wSaCDPDEl2 (ID: 3el8KrnW)
- 参照: おしゃべりとハリポが大好き*☆
「あー…僕の目、また悪くなったのかなぁ?ロン」
僕の目の前にいる奴が喋った。
姿は僕だけど…中身は…
「いやハリー、君の目のせいじゃないさ」
ハリーの声で話すなんて、変な感じだ。
そう、僕とハリーの心と体は入れ替わったんだ。
30分後、僕らは大広間で昼食を朝食をとっていた。
「つまり、こういうことね?」
僕の正面でハーマイオニーが言った。
「あなたがハリーで(ハーマイオニーの指は”ロン”の体を指している)、
あなたがロン?(今度は僕に向かって指を向けた)」
「「うん」」
僕らは同時に答えた。
「ハリーってホントちっちゃいよね。皿が遠くて不便だよ」
僕は隣に座っているハリーに向けて皮肉った。
「君の体は便利だ。ただ手足が長すぎて困るなぁ」
ハリーも負けじと言い返す。
僕らが入れ替わったことは、ごく一部の生徒と教師しか知らない。
さっきからみんな”僕の体”に向かって
「ロンってよく食べるなぁ」
なんて言ってるけど、中身はハリーだ。
「てか、そんなにガツガツ食うなよ?」
僕がいつもハリーに言われるセリフを言ってやった。
「君になりきってるだけだけど?」
ハリーが涼しい顔で返す。
「僕はそんなにがっついてない!」
「それに君の体だといつもの2倍くらい腹が減るんだよね〜」
僕が言い返そうとしたそのとき、予鈴が鳴ったので
僕は口を閉じてカバンを持って立ち上がるしかなかった。
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