二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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月光の瞬き【REBORN】
日時: 2010/01/30 18:38
名前: 梨耀 ◆qXKx3/miOM (ID: lTlVXzN9)

こんにちは。梨耀りてるです。
元 苺梨 です。

リボーンが好きなのでがんばっていきたいです!!

更新が遅かったり、早かったり。


どうぞお付き合いくださいませ。


—更新履歴—

ぷろろーぐ >>1
登場人物  >>2  
一話    >>3 
二話    >>4
三話    >>6
四話    >>11

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Re: 月光の瞬き【REBORN】 ( No.1 )
日時: 2010/01/24 18:46
名前: 梨耀 ◆qXKx3/miOM (ID: lTlVXzN9)

     — ぷろろーぐ —


—月はいつも、泣いていました。



暗く、冷たい夜。月は、一人で泣いていました。

孤高の月に、誰も話しかけません。

そう、月が遠すぎて。



—時が経ち、一人の少女が月に話しかけました。


   「どうして キミは一人なの?」


まるで月のような美しい少女でした。


  「それは、僕が遠くて、高いから。」


月はそう言って、悲しく微笑みました。

少女はそんな月をそっと抱きしめ、こう言いました。


     「私が守ってあげるよ。」


彼女こそ、気高い月の【パラディーネ】(守護者)。


今日もまた月は瞬いています。


—彼女と共に・・・・・


—ぷろろーぐ 完 —

Re: 月光の瞬き【REBORN】 ( No.2 )
日時: 2010/01/24 18:53
名前: 梨耀 ◆qXKx3/miOM (ID: lTlVXzN9)

—登場人物—

【ルーナ(仮名)】♀ 10代の少女。伊人。
・金髪、赤い瞳。
・明るい性格だがちょっと黒い一面も。
・フリーのヒットマン。報酬は高め。
・自分のことを「ルーナ・ディ・パラディーネ」と
 名乗っている。(月の守護者)
【備考】
・初代の血を綱吉とルーナで分け合ったらしい。
なので、初代と似ているところがある。

だいたいの面影は綱吉。
細かいところはルーナ・・・・みたいな。

—登場人物 完—

Re: 月光の瞬き【REBORN】 ( No.3 )
日時: 2010/01/25 18:14
名前: 梨耀 ◆qXKx3/miOM (ID: lTlVXzN9)

—  一話  — 小さい花

とある町の裏通り。

ここはマフィアによる、いわゆる「クスリ」の
取引が盛んな所だった。

そこをてくてくと歩く、一人の少女。

周りからみれば食虫植物の群れの中の小さな花。

異色、だ。


「おいおい、お嬢ちゃんが何の用だい?」


黒いスーツを身に纏った男性が少女に話しかけた。


「私ですか?ファミリーの殲滅に来ました」


ニコリ、と笑う少女。その背後の確かな殺気。

只者ではないという感覚が、その男の中を駆け巡る。


「てめえ・・・!何者だぁ・・・?」

「言ったでしょう。まぁ正確に言えば
  【この裏通り】の壊滅・・・でしょうか」

ニコニコとした表情。

ゾクリとしたが、長年の経験のせいだろうか、

彼は拳銃をポケットから抜く。


「あぁ?!ガキに何が出来るんだよ!!」


—バンッ 軽い拳銃の音と、
—バキッ 何かが折れる音。


少女は両手にグローブを嵌めて、弾を二つに割った。


「はやく報酬もらいたいですし・・・・・
 【ツナ】にも会いたいんです」

彼女はグローブに炎を灯し、嘲笑う。

「大体、月の守護者にガキなんて、失礼です」

男は目を見開いた。

その瞬間、防ぎきれない【ナニカ】が襲い掛かった。

+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+

「おい、ツナ」「何さリボーン」

いつも変わらぬ風景と会話。

その舞台でも、少女は舞った。


「イタリアでな、何かスゲー奴が出たそうだ。
 名を「ルーナ・ディ・パラディーネ」、
 【月の守護者】・・・ってな」

「どーせ、マフィア関係だろ」

少年は背伸びをした。少しため息を漏らすと、

小さな虹にこう言った。


「マフィアなんかになるもんか」


少年はもう一度背伸びをして、
ベッドに潜り込んだ。今日は土曜日。

そんなときにも、超直感は何かに感づく。


—得体の知れない「何か」に・・・・・

— 一話 —完


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