二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 永遠を持つ者達
- 日時: 2010/02/03 10:49
- 名前: 羅々 (ID: TW9kGICx)
はじめまして羅々です。
初心者なので、あまり上手に出来ないかもしれませんが、温かく見守ってください。
注意ですが、何処のジャンルにしたら良いのか分からなかったのでここに入れてみました。
二次元小説とは多少(かなり)違うと思うのでので気をつけて下さい。
あと、誤字脱字があったら教えてください。
言いたい事はこれだけです。
これからよろしくお願いします。
〜〜 一言で終わる超大ざっぱなあらすじ 〜〜
娘のために起こした母親の行動が、大きな事件を引き起こしてしまう長編のファンタジー小説です。
- Re: 永遠を持つ者達 ( No.2 )
- 日時: 2010/01/26 21:39
- 名前: アリア (ID: sursjWUQ)
面白そう(^−^)
がんばって!ファイト
- Re: 永遠を持つ者達 ( No.3 )
- 日時: 2010/01/27 18:20
- 名前: 羅々 (ID: ot2SupHm)
アリアちゃん、ありがとうございます!
初めてなので不安だったんだけど、アリアちゃんのおかげで吹っ切れました!
ゆっくりだけど、確実にお話は進めていくので、もしもまた見てくれたらコメントください。
- Re: 永遠を持つ者達 ( No.4 )
- 日時: 2010/01/28 18:20
- 名前: 羅々 (ID: ot2SupHm)
第1話 開かずの扉と謎の少女
1
五つの軍のうちの一つ、南部軍では
「死ねええぇぇぇ!」
今まさに、格闘が始まっていた
先程の声は、格闘をしている一人の少女(?)から発せられていた
その少女は十から十二歳くらいの年齢だと思われる
ペピチェネチカ国特有の赤みがかった茶髪に青い目
髪はショートカットで、くせ毛なのかすごくカールしている
童顔の可愛らしい少女は、見た目とは裏腹に格闘をしている相手に向かって勢いよく蹴りを喰らわしていた
服装はこれも見た目に似合わないボーイッシュな格好をしていた
動きやすそうな靴に、男性用の動きやすそうな民族衣装
そんな少女の蹴りを物ともせず少女の相手をしているのは、南部軍の将軍
シュトラ・スマイク・低高である
髪を短く切りそろえているが、いくら整えても外側にはねてしまう髪が印象的だ
南部軍の紺色の軍服をキッチリと着ている、まだ三十代前半の男性だ
少女の蹴りを軽くよけ、その額を少し強めに叩いた
「痛っ!」
少女が額に手を当てている隙をついて、腹を押し、足を引っ掛けて後ろ向きに転ばせた
少女は体重が軽いのか(見た目どうりだろうが)簡単にすっ転んでしまった
「痛〜・・・」
少女は頭を抱えながら立ち上がると、自分を見下しているスマイクを睨みつけた
「いきなり何すんだよ。頭が痛いじゃねーか」
「男だったら少しは我慢しろ。それに、先に攻撃してきたのは貴様だろう?リリーダ・ウォルマン・明異」
この少女・・否、この少年の名はリリーダ・ウォルマン・明異という
国家錬金術師の内の一人で、得意の錬金術は〈炎〉
そのため、国家錬金術師の証である十字架には、ルビーが埋め込まれている
これでも立派な十六歳だ
今、スマイクとウォルマンが格闘をしているのは、部屋の窓辺でゆっくりと煙草を吸っている金髪の外国人男性が問題の種だった
彼の名はタウァン・マイケル
南部軍の少尉だ
年齢は二十七歳
噂話が大好きで、噂を聞けば茶色の目をピカピカと光らせながら聞き入っている
今回の騒ぎは、その噂話が問題だった
場所は、今から約三十分前のウォルマンの住む寄宿舎に遡っていく・・・
- Re: 永遠を持つ者達 ( No.5 )
- 日時: 2010/01/27 11:07
- 名前: 羅々 (ID: TW9kGICx)
注意ですが、この小説はまったくのオリジナルなので、通常とは名前や苗字の順番が異なります。
苗字・名前・苗字(外国用)
という並びです。気をつけて下さい。
- Re: 永遠を持つ者達 ( No.6 )
- 日時: 2010/01/28 20:28
- 名前: 羅々 (ID: ot2SupHm)
2
昨夜は夜遅くまで仕事をしていた為に朝起きたのが午後三時位だったウォルマンの所へ、今日は休みのマイケルがやって来た
「実は、とっておきの噂話があるんだよっ!聴きたいか?」
マイケルは茶色い目をピカピカと光らせながら、楽しそうに部屋へと入ってきた
「別に」
かなり遅い朝食をとりながらウォルマンはそっけなく答えた
その答えが不満なのか、子供のように怒りながらマイケルはウォルマンを無視して話し始めた
「『別に』じゃなくてさ、兎に角聴いてくれよ・・」
その内容は、ウォルマンにとって多少興味のあることだった
ウォルマンの右隣の部屋で、人魂のような物を見たというのだ(それも、虹色の人魂だ)
その部屋は、四年前からずっと開いていない部屋で、国家錬金術師の1人が利用していたそうだ
四年間も開いていなかったせいで、埃だらけになってしまい、今では寄宿舎の管理人でさえ近ずか無いという
その人魂の正体を自らの手で暴きたいというのだ
ウォルマンも前々から気になっていたので、その話にのることにした
朝食の食器を片付けた後、早速隣の部屋の鍵の場所を聞いた
「・・・で?隣の部屋の鍵は?」
それを聴いた途端にマイケルは少し困った顔をした
「分からないんだ。管理人には聞いたけど、あの部屋の鍵は預かってないって。管理人が持ってないなら、たぶん将軍の所だと思・・」
マイケルが言い終わらない内にウォルマンは部屋を出て行ってしまった
「待てよっ!将軍、けちだから貸してくれないぜ」
その後をマイケルも追いかけて行く
「そんなの知るもんか!当たって砕けろ!」
そう言いながら、将軍のいる南部軍へと二人は走って行った
そして、ウォルマンと将軍の格闘へと繋がっていく
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