二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 君の笑み、そして涙。【イナズマ短編集】
- 日時: 2010/03/15 17:49
- 名前: ぺりどっと(元くろーばー) (ID: Se9Hcp4Y)
−・−・クリックにマジで感謝!!−・−・
前スレが消えたのと、
もう1回書きなおしたいと思ったため
建て直しました!
元くろーばーのぺりどっとと申します。
イナズマイレブンの鬼道を中心に、
恋の短編集をかいていきたいと思います。
読みにくいかと思いますが、
温かく見守ってくれると嬉しいです><
*−・−・目次でっす−・−・*
プロローグ >>1 キャスト >>2 >>9 NEW!
第1章 春という季節
>>5>>6>>8>>10>>11>>12>>14>>15>>16>>17
>>18>>21>>24>>25>>26>>29>>30>>31
第2章 夜空に咲いた大輪の花
>>36
番外編 >>13>>23>>32
−・−コメしてくれたお客様-・-
水晶 月光 かのん 愛羅
−・スゲーッマジで感謝!!−・
- Re: 君の笑み、そして涙。【イナズマ短編集】 ( No.22 )
- 日時: 2010/02/24 21:18
- 名前: ぺりどっと (ID: SLKx/CAW)
学年末テストが近づいてます><
更新は、テスト後にならないと
難しいです。
学年末、範囲広すぎてヤバい……orz
- Re: 君の笑み、そして涙。【イナズマ短編集】 ( No.23 )
- 日時: 2010/03/02 19:04
- 名前: ぺりどっと (ID: SLKx/CAW)
番外編! 学年末は恐ろしすぎる!の巻
円「鬼道ー、数学どうだった?」
鬼「……言えない」
円「え、鬼道のことだからまた
100点取ったんだろ?」
鬼「違う……俺は、オレはッ……」
豪「どれ、見せてみろ」
鬼「あ!豪炎寺、俺のテスト返せ!」
豪「……なんだ、この点数」
鬼「!?」
豪「95点取りやがって!俺なんか
89点だったんだぞ!90点台まで
あと少しだったのに……!!」
円(もうコイツら普通じゃねェェェ!)
く「という感じで、いつもは100点の
鬼道でさえ5点もミスしてしまう
学年末テスト。怖いと思いません?
ちなみにうちは数学で30点ぶんは
答えられませんでした♪
発展問題をテストに出すのやめよ、先生!」
円「オレなんかほとんど
空欄だからおk★」
く「最後に。数学と理科とか
知らねー!誰か教えてぇぇぇ!!」
以上!!
- Re: 君の笑み、そして涙。【イナズマ短編集】 ( No.24 )
- 日時: 2010/03/02 19:21
- 名前: ぺりどっと (ID: SLKx/CAW)
第13話 身近な問題
また、月曜日がやってきた。
俺はあの日以来、笠峰とまともに
目を合わせられなくなってしまった。
笠峰を見ると、変に意識してしまうからだ。
そして、ゴーグルがやけに
ありがたく思えた。
もし、これがなければ表情がすぐに
バレて怪しまれるに違いないからだ。
……誰だ、ゴーグルあるほうが
怪しいって言ったヤツ。
それにしても、俺は笠峰のことを
ほとんど知らない。知らないのに
『結婚』だの『婚約者』だの言われても
仕方が無い。
とりあえず、吹奏楽部でホルン担当と
いうことは知ってるが……
待てよ、ホルンは世界一難しい
楽器といわれていて……ん?
そうか、吹部のヤツらはいつまで
たってもホルンが上達しない笠峰に
うんざりしていたのだ。
もし笠峰が練習に練習を重ねて、
ホルンが上手くなれば、いじめが
なくなるかもしれない。
まずは、笠峰の身近な問題を
解決する。彼女をもっと知るのは
その後だ。
と思ったが、今の俺は笠峰を見ると
硬直して話すことすらできない。
どうすれば……。
ボールが空中に舞い上がり、
俺がシュートをしようとした瞬間。
ふっと、笠峰の哀しげな顔が。
「!?」
気がつくと、ボールはゴールを飛び越え
木に引っかかっていた。
「どうした鬼道!最近、調子が悪いぞ!
何かあったのかー!?」
円堂の大きな声。そのとき、笠峰が
こっちを見ているのに気付いた。
腕をおさえ、苦しがっている。
俺はとっさに一歩踏み出した。
続く!!
- Re: 君の笑み、そして涙。【イナズマ短編集】 ( No.25 )
- 日時: 2010/03/05 13:09
- 名前: ぺりどっと (ID: SLKx/CAW)
第14話 痛い傷
「大丈夫か?」
俺が声をかけても、笠峰は無言のまま。
右腕を押さえてる左手からは、
赤いのが流れていた。
「春奈、救急箱だ!」
「え、はい!」
「ひどい傷……どうしたの?」
木野が手当てをしながら聞いた。
「……吹部の人たちが」
「吹部って、吹奏楽部のこと?」
笠峰がこくっとうなずく。
「吹部がどうかしたの?」
「私が吹部なのは知ってるでしょ?
追い出されたの、吹部」
「どういうこと?」
木野が消毒液を傷口につけると、
笠峰はうめき声をあげた。
「あ、ごめん!」
「ううん、大丈夫。
私ね、部長や他の人に『アンタは楽器も
ろくに吹けないし休んでばかり。
やる気の無い人は出ていって』と言われたの」
「それで?」
木野が笠峰の腕に包帯を巻いた。
「追い出されるのは悲しかったけど、
仕方ないと思ったの。でもそのあと、
いろいろ暴言はかれて……。
腕もこんなに……」
止まることはない暴走。
そこで止めておけばいい問題を、
エスカレートさせていく——。
俺は笠峰を守らないといけない
立場なのに……。
「でも私、他の部活に入るつもりは
無いの。またあんなふうにされるのは
イヤだし」
「だったらサッカー部来いよ!」
円堂が言った。
「サッカー部はそんなことしないし、
みんな仲良くやってるぜ!
サッカー苦手なら、マネージャーでもいいし」
俺は思わず『ナイスアシスト!』と
心の中で叫んでしまった。
「誘ってくれてありがとう。
でも、やっぱりいい」
「え……」
「鬼道、アホ毛立ってる」
「豪炎寺、うるさい」
続く!!
- Re: 君の笑み、そして涙。【イナズマ短編集】 ( No.26 )
- 日時: 2010/03/05 15:20
- 名前: ぺりどっと (ID: SLKx/CAW)
第15話 笑顔
下校時刻、俺は笠峰をみかけた。
「鬼道くん……」
傷はブレザーの下になってて
よく見えなかったけど、やはり
痛そうだ。
「あ、怪我なら平気よ。すぐ直るから」
いじめられ、更に吹部を追い出された
というのにこの笑顔。
この自信は一体どこからくるのか。
「お父さんの会社も、最近調子がいいみたい。
海外進出も夢じゃないわ。
もっと忙しくなると、ここを離れないと
いけないかもしれないな〜」
空を見上げる笠峰。
今、ここを離れるって……。
「もちろん、まだ建て直しの最中だから
そんなのまだ先の話なんだろうけどね」
「そうか、でももしかしたら
転校するかもしれないんだろ」
「それはわからない。でもまた会えるわ。
だって、私と貴方は……」
「!!……それは、そうだが」
笠峰が笑った。無理して笑ってるようにも
見えてしまうのは、何故だろう。
続く!!
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