二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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とある科学の超集束砲(プラズマガン)
日時: 2010/04/03 23:27
名前: 東 (ID: w/o6P.S0)
参照: http://to-a.ru/dAY8Vu/img1

今回は禁書目録(超電磁砲)のサイドストーリーを書いていきたいと思います。

注意

1 オリジナルキャラ出てきます。

2 誤字脱字多いかもw

3 東の事が良く分かんないけど嫌いだ〜!って人はどうぞ<戻る>をクリックして下さい。

それではキャラ紹介を

Ⅰ 新野 来渡(しんの らいと)♂ LEVEL3 <能力>電磁集束(プラズママスター)
学園都市第4学区 波風中学校在学 補足 風紀委員ジャッジメント

今作の主人公であり、新米ジャッジメントの中学2年生。不本意ながらも、とある事件に巻き込まれていく。ちなみに辛いものが食べれない。

Ⅱ 安達 水遥(あだち みなはる)♀ LEVEL0<能力>無能力者
学園都市第4学区 波風中学校在学 補足 チャイルドエラー

主人公のクラスメイト、今は何の力も持たないが、ある事件をきっかけに能力を開花させていく。ものすごい甘党。

Ⅲ 片野 新谷(かたの しんや)♂ LEVEL2<能力>死徒再来(マーブルクリーチャーズ)
学園都市第27新興学区 端丸中学校在学 補足 風紀委員(ジャッジメント)

来渡の小学生時代の親友、つい最近端丸中学校に転校したが、来渡と同じ支部に配属になっている。一応常識人。

Ⅳ 仁部 優子(にべ ゆうこ)♀ LEVEL3<能力>読心能力(サイコメトリー)
学園都市第4学区 津浪高等学校在学 補足 風紀委員(ジャッジメント)第170支部リーダー

主人公達の先輩にあたる高校2年生のお姉さん。何でもできるイメージがあるが、彼女が作った料理を食べて生きている人はいないとか・・・


NEWS〜〜〜〜〜〜

3月11日 第1章開始

3月29日 仁部先輩のプロフィール追加

3月31日 タイトルロゴ追加(参照URLより)



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Re: とある科学の超集束砲(プラズマガン) ( No.14 )
日時: 2010/03/26 21:03
名前: 東 (ID: w/o6P.S0)

ヒデオさん、どうもありがとうございます。

次は近いうちに更新する予定なので、楽しみにしていてください。  by東

Re: とある科学の超集束砲(プラズマガン) ( No.15 )
日時: 2010/04/01 23:29
名前: 東 (ID: w/o6P.S0)
参照: http://to-a.ru/dAY8Vu/img1

              *
「ん・・・」

目を開けると、水遥が心配そうに俺の顔を覗き込んでいた。

「あ、やっと起きた!」

「ここは・・・?」

「私の寮だよ」

「そっか・・・」

あれ?なんで俺はこんな所にいるんだ?

「来渡ったらハンバーグ食べた瞬間に、倒れちゃうんだもん」

「ハンバーグ・・・?」

あ、そういえばそうだ。食べたハンバーグが予想以上に辛くて気を失ったんだった。

「まったく、ここまで運ぶの大変だったんだよ。」

「お前がここまで運んだのか!?」

「そうだけど・・・」

恐ろしいパワーだ・・・

「まあそれはそうと、これからどうしようかな・・・」

現在時刻は午後3時15分、ほとんどメシが食えなかったせいで小腹がすいてきたな・・・

「ねえ来渡、これから暇ならクレープ食べにいかない?」

「クレープ?」

「そうクレープ、第七学区に新しいクレープ屋さんができたんだって。」

「まあ腹減ったし、行くとするか。」

「やったー!来渡とデートだ〜」

「おまっ、何考えてんだ!」

「まぁまぁ、そう言わずに〜」

「たくっ、しょうがねえな・・・」

こうして俺達は寮を後にすることにした。




              *
「けっこう賑わってるな」

ざっと見て15〜20人くらいの人がならんで順番をまっていた。

「時間掛かりそうだね・・・」

「まあ、待ってればすぐだろ」

・・・

それから10分くらいだろうか、やっと順番が回ってきて・・・

「いらっしゃいませ、クレープショップ『らぶるん』へ、ようこそ」

「水遥、お前何食べんだ?」

すると水遥はメニューを何回か見まわした後・・・

「え〜と、じゃあこの『チョコバナナクレープ』をひとつ」

チョコバナナクレープか、最近忙しくて食べてないな・・・

「来渡は何にするの?」

「ん〜と、そうだな・・・」

同じものにしようと思ったのだが、コイツに何勘違いされるかわかんないし腹も減っていたので・・・

「じゃあ『マヨネーズソーセージスペシャル』をください」

「うわぁお、聞いただけで胸やけしそう・・・」

「腹減ってんだからしょうがねえだろ」

「それもそうだね・・・」

「それでは少しお待ちください」



そして出来上がったクレープを持って俺達は近くのベンチに腰をかけることにした。

「いただきま〜す」

「いただきます」

俺達はそれぞれのクレープを頬張った後、お互いの顔を見て思わず苦笑してしまった。

「ぷぷっ、来渡、口の周りにマヨネーズ付いてるよ」

「そういうお前こそ、チョコだらけだぞ」

なんかこのごろ忙しかったせいで、こんな楽しい感覚は久しぶりだ。

「ふぅおいしかった・・・」

「たしかに・・・って食うの早っ!!」

どんなスピードで食べたら俺の視界から外れたほんの数秒で食えるんだ?

すると・・・

「なんか物足りないかも」

「おい、まさかお前・・・」

「もう一個買ってくる!」

「どんだけ食うんだお前は!?」

驚くと言うかここまでくると呆れるわ・・・

「じゃ、ここで待っててね〜」

「はいはい・・・」

でも・・・

勢い良く走りだした水遥の背中を見つめていると、なんだかこっちまで元気が出てくるな

「もうちょっとアイツと一緒にいてもいいかもしれ・・・


「キャー!」


そう言おうとした時、広場から悲鳴が聞こえた。しかし一体誰の・・・

「お前、少し一緒に来てもらおう」

「あなた達だれ!?」

聞こえてきたのは、紛れもなく・・・水遥の声だった・・・

「よし!連れていくぞ!」

「来渡!たすけ・・・」

「お前は少し黙ってろ」

男が手にしたスタンガンを水遥の首に突き付けると・・・

「ら・・・い・・・・・・」

水遥は男の手の中で気を失ってしまったようだ。

「くそっ、あいつら一体・・・」

しかし考えるより先に俺の体は動いていた。

「おいお前ら!ジャッジメントだ!おとなしくその女の子を開放しろ!」

「おやおや、子犬に気づかれてしまいましたか・・・」

「もう一度忠告する!従わないなら、力ずくで拘束するまでだ!」

「まったく、ザコが何をほざいているやら・・・」

「ザコかどうか、その体で確かめさせてやる!」

プラズマチャージは・・・50%くらいか、だがこいつらを吹っ飛ばすには十分だ。

「くらえ!」

俺が集めたプラズマを射出しようとした瞬間・・・



キィィィィィン



「がはっ・・・」

なんだこの頭に直接流れてくる様な音波は・・・?

「これは『キャパシティ・ダウン』と言う特殊な音波でしてね、能力者の脳に影響を与えることができるのですよ」

「そんな・・・バカな・・・」

「そういう事ですから、あなたは少し眠っていてください・・・」


ドスッ


男が俺の腹に向かって蹴りを繰り出した。

「では、いきますよ・・・」


「待て・・・よ・・・返せ・・・返してくれ・・・よ・・・」

その言葉を最後に俺の頭の中は真っ白になった。







第3話 日常生活(アブノーマルライフ)













今回の更新はここまでです。

次回からは少しシリアスパートでお送りしますよ。     

(ついでにコメ募集中w)            by東

Re: とある科学の超集束砲(プラズマガン) ( No.16 )
日時: 2010/03/29 20:13
名前: 禁書録目 (ID: GyOijjIz)

面白い展開でした!(^O^)
続きが気になります!
あ、挨拶遅れました禁書録目です(^_^)v

これからも頑張ってください!

Re: とある科学の超集束砲(プラズマガン) ( No.17 )
日時: 2010/04/01 03:05
名前: 東 (ID: w/o6P.S0)

すいません返事遅れてしまいました^^



禁書目録さん、コメありがとうございます。

文才のない私の小説なんかをを読んでもらってうれしいです。

続きはいつになるか分かりません(すいません・・・)がこれからもがんばります。  

Re: とある科学の超集束砲(プラズマガン) ( No.18 )
日時: 2010/04/03 22:40
名前: 東 (ID: w/o6P.S0)
参照: http://to-a.ru/dAY8Vu/img1

第4話 連鎖爆撃(ボムハッピー)


「ここは・・・?」

見慣れない天井、ここは病院・・・?

「お、やっと起きたみたいだね」

「すいません状況がよくわからな・・・っていうかカエル!?」

「失礼な、僕は医者だし、ちゃんと『冥土帰し』って言う名前があるんだよ」

このカエル顔の医者(?)の名前は冥土と言うらしい、なんとも恐ろしい名前だ

「じゃあカエ・・・冥土先生、俺はなぜこんな所にいるんでしょう?」

「それは僕が聞きたいよ、なんせ君は道の真ん中で倒れてたんだから」

「道の真ん中で・・・」

あっ!

その瞬間、俺の脳裏には泣きながら気を失っている水遥の顔が浮かび上がった。

「そうか・・・俺は結局アイツを守ってやれなくて・・・」

「まあ詳しい話は後にして、今はゆっくり休んだ方がいいよ」

「休んでる暇なんかないっすよ!」

そう言って体を起こそうとした時・・・

ピキッ!

「んにゃ!!?」

間抜けな声を出しながら俺は、床に向かって真っ逆さまに墜落した。

「だから言わんこっちゃない・・・」

「あの・・・先生?俺の体から、「ピキッ」って音がしたんですけど・・・」

「そうだね」

「あの・・・助けてくれないんですか?」

「いい薬だね、頭が冷えるまでそこでそうしてなさい」

そう言うとカエル先生は病室から出て行った。

「アレ?・・・体が動カナイ?」

あぁ・・・床が冷たいなあ・・・

誰か助けてくれないかと思った時、病室のドアが開いて誰か入ってきた。

「当麻〜?ここにいるの〜?」

「あの、お譲ちゃん・・・?たぶん病室間違ってると思うよ?」

「お譲ちゃんじゃないんだよ!インデックスなんだよ!」

この修道服姿の女の子の名前はインデックスと言うらしい(偽名・・・だよな?)

「ええと・・・じゃあインデックスちゃん、ここにはたぶんその当麻って人はいないと・・・ってもう居ねえし!」

人が親切にアドバイスしている最中にいなくなるとは、良い根性してるじゃねえか・・・

まったく・・・この病院には変な人しか集まらないのか?

「あら?その変な人の中に私は入っているのかしら?」

「かもしれないですね・・・って仁部先輩!?」

「あら失礼ね、せっかくお見舞いに来たのに」

「なんで俺の考えてることが!?」

「私の能力にかかればそんなの朝飯前よ」

「うっ・・・読心能力・・・」

「まぁそんな事は置いといて・・・と」

そう言いながら先輩は、倒れてる俺を、ベッドに寝かせてくれた。

「あ、ありがとうございます。でも話題ふったの先輩ですよ・・・?」

「な〜んにも聞こえな〜い」

上下関係が無かったら思いっきりつっこんでやってる所だ。

「で、なんか話でもあるんですか?」

「・・・」

先輩が顔が真剣なものになった

「あの、黙っててもわかりませんよ?」

「ジャッジメントが、連続で襲われる事件が今おこっているのだけど・・・」

「例の重力子(グラビトン)事件?」

「実は・・・」

先輩は少しの間をあけた後、こう言った・・・

「ついさっき、新谷君が全身火傷の重傷で、病院に運ばれたと連絡が入ったの」

「新谷が!?」

「今は集中治療室で治療してるけど、いつ現場に戻れるか分からないそうよ・・・」

「俺の大切な人が、傷ついていく・・・」

「新野君・・・?」

「俺は、なんにもできなくて・・・」

「だから・・・俺がみんなを

だが、その言葉を遮るように、先輩がそっと俺を抱きしめた。

「一人で抱え込まなくてもいいのよ・・・」

「でも・・・俺・・・」

「新野君のせいじゃないよ」

俺は胸の中にあったモヤモヤを涙と一緒に吐きだした。

「うっ・・・うぅ・・・」

「私達も一緒にがんばるから」

窓から差し込む夕日が、流れる涙を照らしていた。






とりあえず今回はここまでです。

このごろ色々あって更新遅れてしまいました。

続きは近いうちに更新すると思います。   by東


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