二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 鋼の錬金術師 〜醒めたユメ〜
- 日時: 2010/04/02 11:14
- 名前: まな (ID: qJ0dFxMT)
プロローグ
果てしなく続くのは、醒めない真っ赤なユメ———
でも、そこには赤以外、痛みしかない。
目の前にある光を捕まえようとしても、すぐにそれは消え、私から逃げてしまう。
だけど、ある日、青いものが視界を横切った。
布・・・?服・・・?
軍服。
その言葉が、頭のなかに閃いた。
そして、口から洩れたのは、
「助けて・・・軍人さん。」
だった。そして、わたしは何かを握りしめ、再びつぶやいた。
「金の人・・・金髪に、金の目の人に会わなきゃ・・・」
やがて、黒が訪れた。
- Re: 鋼の錬金術師 〜醒めたユメ〜 オリキャラ募集! ( No.9 )
- 日時: 2010/04/02 20:04
- 名前: まな (ID: qJ0dFxMT)
コピーして使ってね☆
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
名前〔〕
性別〔〕
性格〔〕
容姿〔〕(服のことも書いてね)
その他〔〕(無ければ空欄)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あと、アンケート。書きたい人は書いてください!
遠慮なく書いて!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
作品のいいとこ〔〕
悪いとこ〔〕
作者にメッセージ〔〕
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いきなりすみません!
- Re: 鋼の錬金術師 〜醒めたユメ〜 ( No.10 )
- 日時: 2010/04/02 20:06
- 名前: 花桜 (ID: B3O778cF)
あのっ!お友達になってくれませんかっ??
私は呼びタメokなので!!
あっ無理じゃーっ!ならいいです^^*
更新頑張ってくださいね!!!!
- Re: 鋼の錬金術師 〜醒めたユメ〜 ( No.11 )
- 日時: 2010/04/02 20:26
- 名前: まな (ID: qJ0dFxMT)
第2章 ユエア
看護師がユエアを連れて行こうとする。ユエアはエドに向かって言う。
ユエ「あの!・・・待ってください!わたしの病室に来て!そこの角をまがったとこです!」
エドは思わずうなずいてしまう。
やがて、彼女は角に消えてしまった。
エド「・・・行くか」
エドは歩き出した。
病室に入ると、ユエアが笑った。
ユエ「・・・ありがとう、ございます・・・」
そして、エドを見て、
ユエ「似てます。」
そうつぶやくのだった。
エド「誰にだ?」
すると、ユエは語りだした。
わたしは、何も覚えていないんです。
記憶が、真っ白なんです。
ただ、覚えているのは、闇の中に広がる赤だった。
そこには苦しみと痛みと恐怖。
上も下も、左右も、全てない。
いえ、正確には真っ黒な部屋の中、全てがある中から、少しずつ何かが消えていったんです。
でも、消えてく何かが分からなかった。
その代わり、赤や痛みや苦しみや恐怖が現れました。
でも、そんな絶望の象徴以外、軍服がある日見えて、あの、ロイさんという人に助けてもらいました。
悪夢の夢から、醒めることはできたのです。
けれど・・・
眠るたび、現れるのは・・・
「金の人に会いなさい。」とささやく、誰か・・・
エドの喉がゴクリと鳴る。この話には、それだけの迫力があった。
アル「そうか、兄さんと間違えたのは、金の人なのか・・・」
ユエが急に腕をつかむ。
ユエ「おねがいです!!貴方とは無関係と思えません!ついていきます!」
アル「えぇ!?」
- Re: 鋼の錬金術師 〜醒めたユメ〜 ( No.12 )
- 日時: 2010/04/02 20:36
- 名前: まな (ID: qJ0dFxMT)
友だちに?嬉しいですよ!すごく!
呼びタメなんて全然平気!今から呼びタメ始めちゃうけど、いいよね?
頑張るよ!
今日はいったんお終いにしますね!また明日更新します!
- Re: 鋼の錬金術師 〜醒めたユメ〜 ( No.13 )
- 日時: 2010/04/03 09:23
- 名前: まな (ID: qJ0dFxMT)
第3章 新たな旅立ち
エド「っつーワケなんだ。大佐、どうしたいいと思う?」
ロイ『・・・ユエア・アヤは、気にあるところがいくつかあるのだが。』
エドとロイは電話で会話中だ。
ロイ『長い間彼女は昏睡状態におちいっていたと考えられる。なぜだ?そしてなぜ、それで生きていられた?』
それもそうだと、エドは考える。そして口を開いた。
エド「金の人は、オレに似ていると、ユエは言っていた。オレ、心当たりねぇよ。」
電話の向こうのロイが沈黙する。しばらく、重たい雰囲気が漂い、沈黙が続く。
やがて、
ロイ『しかも、わたしだけを視界に捉えた。金の人と君が無関係とも思えん。仲間に入れても、支障はない。』
エド「おう。何かあったらまた連絡するからな。」
チン。電話の受話器を置く音と、エドのため息が病院の廊下に響いた。
ユエア・アヤ。
なぜ、金の人を求める?
あの少女の裏を見るときがくれば、何かわかるかもしれないが・・・
彼女の裏には、暗い何かが渦巻いているように、エドは感じていた。
病院の玄関から、エドとアル、そしてユエアが出てくる。
温かい春風が、エドの真っ赤なコートを揺らした。
エド「・・・行くか・・・」
そして、三人は、不思議な出会いのもととなった病院を後にした。