二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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薄桜鬼—Dream—
日時: 2010/04/10 19:53
名前: 慧 ◆7nKhwj2R0I (ID: IIKIwyJA)

どうも、慧です。

ここでは薄桜鬼の「夢」を
連載したいと思います^p^

注意!

※男装主
※薄桜鬼をよくわかってない管理人の文。
※細かいことは気にしないで。
※荒らし・中傷禁止。


オリキャラ設定

【神崎 時雨】かんざき しぐれ

容姿:漆黒の髪に紅色の眼。
   それなりに整っている。
   理由あって男装。

 人見知り、ドライな性格によって
 近寄る人は極わずか。
 勘違いされやすく、不運の持ち主。
 これでも女主人公。

(不定期更新になるかも)
 
序章>>1


一話>>2 二話>>3

三話>>4
 

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Re: 薄桜鬼—Dream— ( No.5 )
日時: 2010/04/10 20:42
名前: 慧 ◆7nKhwj2R0I (ID: IIKIwyJA)

第四話





「すみませんね、騒がしい人達ばかりで・・・
 頬は痛みますか?」


優しい口調で声をかけてくれたのは


眼鏡の男の人。


優しそうな人、とも思ったがどこか影があると思った


『すいません、余計な事を口走ったのは私です。
 貴方方に不快な思いをさせてしまった事には
 変わりはありません。煮るなり焼くなり
 好きにしてもらって構いません』


一気に今思っていることを無表情で話したら


局長と呼ばれる人と皺の人が顔を見合わせた。


なにか可笑しなことを言っただろうか。


内心不安になっていると、山南さんという人が


物珍しそうに見てきた


「これは・・・」


「どうした山南さん?」


「・・・いえ、彼女はなぜ男装をしているのかと
 思いましてね。そこの女性も」


「なにぃ?!」


「山南さんも気づいてたのか」


どうやら二人は気づいていた様子だが、


隅っこで項垂れている局長は知らなかったようだ


『問題ありますか?』


少し強い口調で言い切って見せた


「いえ、ただその理由を聞かせて頂ければと」


が、この男も引かない。


『・・・私は・・・身寄りがなく、
 雇ってもらえそうな店を転々と見て回っていた
 だけです。』


「夜の店ですよね?」


痛いとこをつかれた。


瞬間、皺の人に痛々しそうな眼を向けられた


「まだ幼ねぇ女がそんなとこで働くんじゃねぇよ」


『もう17になりました!立派な大人ですっ』


馬鹿にするな。そう思った


けれど彼は馬鹿にしたのではないだろう


きっと、


『平気ですよ、私に身内はいませんから』


同情しただけ。


同情はいらない、そうさ!同情するなら金をくれ!


「話は大体わかった。お前達の部屋を案内する。
 来い」


え・・・?


『殺さないの?』


無駄に民を殺したりしたら俺らにも支障がでるからな


、と冷たく言い放った。


そして、肝心の【彼女】は眠ったまま・・・・

Re: 薄桜鬼—Dream— ( No.6 )
日時: 2010/04/10 21:58
名前: 慧 ◆7nKhwj2R0I (ID: IIKIwyJA)

第五話





「ん・・・・あれ」


『あぁ、起きた?よく眠ってたね』


「!!、あ、貴方は誰?」


明らかに動揺と恐怖感を隠し切れない彼女。


まぁ当然だろう、知らない部屋・・・


同室に男が枕元に座っているのだから


『怯えるな、私はお前と同じだ。』


「同じ?」


『新選組のものに助けられたのだ。
 いや・・・むしろ捕らえられた鼠といった
 ところか』


クスクスと笑っていると不思議そうな眼で見られた


「あ、私雪村千鶴っていいます。貴方は?」


『私は・・・神崎だよ』


私の答えに?マークを頭の上に浮かべた


言いたいことはわかっている。


「あの、下の名前は・・・」


『家名さえあれば名など必要ないだろう』


「ち、違います!名前は親からもらう
 大切な——」


『解ったような口を利くな。』


さっき優しそうな笑みを浮かべたものとは


別人のように冷ややかな鋭い紅瞳で千鶴を見下ろした


親からもらう大切な名だと・・・?


面白いことをいう。


私の殺気に耐えられなくなったのか、


その場にへたり込んでしまった


「私・・・」


「失礼する」


千鶴が何かを言いかけた途端、襖をスラリと開け


無表情の男が現れた


新顔だ。


「お!飯の時間かぁ左之もこれで機嫌良くなれば
 なぁ・・・」


体付きのいい男がニコニコしながらズカズカと


部屋へ入ってきた


「よっ!お前女なんだろ?」


・・・第一声がそれか。きっと盗み聞きでもした


んだろう。隣にいる千鶴はかなり驚いていた


『食事の時間なんでしょう?早く行ったらどうです』


暫くきょとんとしていた男はまたニカッと


笑うと私と千鶴の腕を掴み乱暴に部屋から連れ出した


『ちょっ!』


「女の癖に可愛気ねぇなーお前!」


その言葉に少しムッときた・・・が言葉にはしない


「待て永倉。部屋から出すなと言われている」


「堅ってぇこというなって!それに今あいつ
 出かけてるからいいんだよ」


『食事なら千鶴を連れて行け』


「え・・?」


『私は食事を取らない。』


私の言葉に顔を顰める永倉さん。


なにか私の言動の中に気になることがあったのだろう


「それはいつからだ・・?」


『五歳の時からだよ。何かを含んでも、吐いてしまう』


「まさか・・・」


さっきの笑顔とは裏腹に奇妙な生き物を見るような


眼をした


『ただの流行病さ、驚くことでもない』


「死病か?」


意外な質問に少し笑ってみせた


『知っても何にもならないだろう?』


聞くな、と一押し。


”知っても何にもならない”


というのは良い訳。


私も






何なのかわからずこの日を迎えた



Re: 薄桜鬼—Dream— ( No.7 )
日時: 2010/04/11 11:03
名前: 慧 ◆7nKhwj2R0I (ID: IIKIwyJA)

第六話






「あ、あのさ」


『・・・・』


千鶴が飯に行っている間、私は部屋の隅で


大人しくしていた。が・・・・


先日私を痕が残るくらい思いっきり殴った原田


さんが話しかけてきた。


「悪かったな。殴ったりして・・・女だったとは」


『その女扱いやめてくれません?』


「あぁ悪い、気にしてたか?」


『いえ、何か用ですか』


「食べないのか?」


あの人は何も話していないのか、


てっきりお喋りだからもうこの噂が蹂躙して


いるかと思っていた


『・・・用はそれだけですか』


「その話方やめねぇか?」


『何かまずいことでも?』


ああいえばこういう、暫くの間このやり取りが


続いた。が、折れたのは私


『わかった、やめる。私は疲れたんだ、眠らせてくれ』


まだ昼間だというのに、眠気が襲う。


一体どうしてしまったというのだ私の身体は。


ここに来てから、様子がさらにおかしくなって


いる。







【近づいてはいけない場所】

Re: 薄桜鬼—Dream— ( No.8 )
日時: 2010/04/17 16:00
名前: 希里 (ID: DoyHUJg.)
参照: http://元ことです^^

初めまして!希里と言います^^
わわ!薄桜鬼ですね!
僕も書いてます。
良かったら見に来ませんか?
コメはタメゴでお願いします!

Re: 薄桜鬼—Dream— ( No.9 )
日時: 2010/04/18 21:45
名前: 慧 ◆7nKhwj2R0I (ID: tR/vZAE7)

希里s>コメどうも!
    見に行きましたよー
    なんかグッときた。b(>▽・)


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