二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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BLEACH 流れる時間の中で
日時: 2010/04/11 10:51
名前: アヤカ (ID: 3HmQHlXg)

どうも、はじめまして。
はじめましてなのかな?

う〜ん、実は昔もここでなんか書いてたり、書いてなかったり、実はそれが更新停滞になっていたりする(笑)

さらに、実はそれはもうノートの手書きでは完結していて、さらに別の話に続いてたりする(←じゃあ載せろ!)

まぁ、そんな事は置いといて、この話は私が学校で友人とやってたリレー小説です。
最後に()で名前を書きますが、打っているのは全部私です。

あと、途中で止まってるため、最後は私が勝手に完結させておく。(あの子、失くしたっていうから止まったんだ!!)

そんな事で、gdgdですが、よろしくお願いします。


ちなみに
三番隊隊長→友人様のオリキャラ

五番隊隊長→アヤカのオリキャラ

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Re: BLEACH 流れる時間の中で ( No.2 )
日時: 2010/04/11 10:52
名前: アヤカ (ID: 3HmQHlXg)

1 新隊長
 総隊長は、隊長が全員集まったのを見ると、部屋の奥に声をかけた。すると、一人の少女が現れた。
 見た目は、16、17歳位だろう。
 太ももまである淡い桜色の髪の左右一房を、黒いリボンで結った彼女は、誰から見ても、文句ナシの美少女だ。

 「新しく五番隊長となった歌乱 流千(からん るち)よ。はじめまして」
 流千はそう言いながら、髪をかき上げた。
 その時、各隊長は彼女の左頬の奇妙な模様に、気付いた。

 黒い二枚の、桜の花びら。
 それはまるで、未完成の花のようだった。

 「もう一人の隊長はどうしたのじゃ」

 総隊長がそう聞くと、初めて周りは、三番隊の新任がいない事に気付いた。

 流千はそれを聞くと、少し肩をすくめる。

 「流輝るきのことね。知らないわ、あの子どこかに消えちゃったから」

Re: BLEACH 流れる時間の中で ( No.3 )
日時: 2010/04/11 14:00
名前: アヤカ(友人様のターン) (ID: 3HmQHlXg)

「ひぃ〜っっ、コイツ絶対イカサマしてらぁ〜…!!」

 身ぐるみを全てはがされた男がイスをけっとばして逃げていく。その男が座っていた席の向かいには、一人の少女が座っていた。
 どこまでも細くこまかい銀の髪。なのに、男らしくざっくりと乱暴に切られた髪型。右眼から咲くように着いた黒バラの眼帯。くゆりとキセル煙をゆらして逃げて行った男の方を睨む。
 
 「人聞きの悪い。わっちはちゃんとそなたと戦ったではあらぬか」
 
 「う゛ぐぅ…でも俺は信じねー!!賭け札で…チンチロリンで…飲み比べで…

          150連勝しちまうなんてよぉ!!」
 
 「ぐちぐち言うな。わっちとの勝負分の酒代、そなたが払っておくのだぞ」
 
 「身ぐるみまではがすなんて…この鬼ィー!!」
 
 「鬼、とな?」
 
 少女は席から立ち上がると男の方を向き、

 
 「そんなこと言われたら、わっち…泣いちゃう…」

 
 目を潤ませてチワワのように、意義を唱えさせない愛らしさで言った。
 男は酒場の店長に土下座し始めた。
 男の土下座を受け流した後の店長は、少女のもとへ困り顔で行く。
 
 「毎度ながらすごいねー…」
 
 んぐっと腰から垂らしたひょうたんから酒を飲む。
 
 「ここ数百年、一度も酔いはさめてはおらぬ。こうでもしないと、酒はまずくなる一方じゃよ」
 
 身長の二倍もある太刀をかつぐと、酒場から出て行く。
 
 「世話になった。またいつか来る」
 
 「あぁ、そうか。今日からだったな」

 
       「三番隊・隊長、就任、おめでとう」

Re: BLEACH 流れる時間の中で ( No.4 )
日時: 2010/04/11 14:05
名前: アヤカ (ID: 3HmQHlXg)

「なんでこんな大事な日に、お酒を飲みに行ってるのよ!!」

 一番隊の前で、流輝を待っていた流千は、彼女がやって来るなりに怒鳴った。しかし、流輝の方は、特に気にもしていないようだ。

 「あんな堅苦しい集会、わっちが出るわけないじゃろ」

 反省の色、なし。

 まぁ、いつもの事だけどねと、流千はため息を吐く。その光景を見て、流輝はクスッと笑みを零す。

 「しかし、よくわっちが飲みに行ったと分かったな」

 「分かるわよ、それ位。何年の付き合いだと思ってのよ」

 そう言いながら、流千は歩き出した。

 「おいで、三番隊に案内するわ」

 総隊長に頼まれたのだが、いつもの流千なら、こんな面倒なことは引き受けなかったのだろう。
 でも、彼女は少しでもいいから、総隊長の機嫌を取り、瀞霊廷の内部に入る必要があったのだ。彼女自身のために。

 その考えは、もちろん流輝も知っていた。

 「あのジジィが、そなたの機嫌取り位で、心を許す程、甘くはないと思うじゃが」

 「いいじゃない、別に。こういうのは、日々の積み重ねが大事なのよ」

 流輝はそれを聞いて、小さく息を吐くと、流千の横に並んだ。そして、その頬にある花びらに目をやる。

 「へまをせぬよう、気を付けるのだぞ」

 「分かってるわ」

Re: BLEACH 流れる時間の中で ( No.5 )
日時: 2010/04/15 11:00
名前: 風 (ID: RyvdvL0m)
参照:  

初めまして……と言いたいところなんですがアヤカ様はもしかして___
以前湯山アヤカと名乗っていた方では有りませんかね?
えっと,昔…秋空や哭辿と名乗っていた者ですvv
覚えはないでしょうか?

では,感想は後程!

Re: BLEACH 流れる時間の中で ( No.6 )
日時: 2010/04/16 22:59
名前: アヤカ (ID: 9NGzPSUW)

 あっ、よく分かりましたね。
 実はそうなんですよね、まぁ名前は変わらないから、分かるとは思っていたのですけど。

 風さんの事は、すごくよく覚えていますよ。
 いつも丁寧にアドバイスや感想をくれてた人でしょう?

 これからも、よろしくおねがいします。


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