二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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いけめん!(銀魂)
日時: 2010/06/21 16:44
名前: ポテト (ID: MvDA3keJ)

初めまして、
題一作目でございます。
まだまだ未熟ですが暇つぶしにどうぞ(笑)

更新は遅めです。



見やすいようにまとめときますね^^↓

主人公 >>4

1話 信号は右見て左見てまた右を見ろ >>5

2話 トマトケチャップって美味しいよね >>8

3話 渡る世間は鬼とドSばかり >>14

4話 危なくなったら一発ギャグ >>21

5話 か弱い娘は大切に >>23

6話 スリッパは世界を救う >>33

7話 日記とかって実は家族全員に見られてたりするよね >>48

8話 洗濯物はあなどれない >>50

【ヤクザに絡まれました編】

9話 流行には乗り遅れるな >>51

10話 ヤクザ顔のオッサンには気をつけろ >>56

11話 屋根裏って何かドキドキする >>68

12話 先生!テストなんて滅べばいいと思います!>>74

13話 しりとりって絶対皆で1人を攻めまくるよね >>78

14話 フルティンって何か響きがカッコいい >>81

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Re: いけめん!(銀魂) ( No.21 )
日時: 2010/05/07 15:07
名前: ポテト (ID: MvDA3keJ)

第4話

嫌な汗が背中に滲む


何処かな〜此処は〜るるる〜
ちょっと〜そこの奥さん〜
こっち見て〜コソコソしないでぇ〜ららら〜
らぁ〜ら〜そこのチビハゲろぉ〜

今作ったばかりの歌を熱唱しながら、何歩か進む。

「・・・・・。」

どうしようか。
このまま行くとまさかのホームレス女子中学生になってしまう。


「やっべぇなんかかっこよくね?」


ニヤニヤと笑いながら妄想を膨らましていると、

「てめーら、騒いだら殺すぞ!!」

ガラの悪そうなお兄さんが現れた。

いきなり現実に引き戻されたせいで、見事につまずき顔面を強打。

「・・・・ぎゃーっ!鼻血出てきた!うっわ、しみるぅ!!」

「おい、そこのガキ!騒ぐな!!」

「うっげ両方の穴から出てきた!マジかよ!!」

「だぁーもぉー!!うっせー!!刺すぞボケ!!」

刺・・?

ゆっくりと顔を上げるとそこには、
銀色に鈍く光る鋭利な刃物が。

「ぎぃやぁぁああ!!ヘルプミー!まだ死にたくない!」

「暴れんじゃねぇ!死にたくなけりゃ大人しくしてな!」

「分かりやした隊長!!」

ぐいっと首を掴まれ無理やり立たされた。
もちろん首筋には刃物が突きつけられている。

「あの〜、隊長・・これ、本物だったりしちゃいます?」

「あ?当たりめーだろ、ってかお前鼻血拭けよ汚ねーな」

「乙女の鼻血は綺麗なんですよ隊長」

「さっさと拭けガキ」

「イエッサー」

刃物はそのままに、両手の自由は許された。
言われた通り袖で大量の鼻血を拭き取ると、やっぱりまた手を拘束された。

「・・・隊長、ダメです。また垂れてきました」

「うっせぇそのままにしとけ」

「イエッサー」

何分経過しただろうか。
鼻血が少し収まってきたころ、やっと見覚えのある車(パトカー?)が現れた。

「新選組だぁあ!!大人しく人質を解放しろ!!」

「土方さーん、めんどくせぇので人質ごとぶっ放していいですかィ?」

チラリと見えたのは巨大なバズーカ。

「いい訳ねーだろボケ」

「チッ」

うっわこの人達見たことあんだけど
さっきまで一緒だったんだけど

「やっと来たか新選組!「隊長、隊長」何だようっせーな!!殺すぞ!」

「いやそうじゃなくて」

茶髪のイケメン君を見るように促す。

「バズーカ構えてます」

「なっ!馬鹿な!!こっちには人質が・・!!」

「ですよねー!あたし立派な人質ですよね!本当に打つわけないですよね!」

茶髪のイケメン君は、ゆっくりと、

微笑んだ。

「「いやぁぁぁああああああ!!!」」

段々と薄れていく意識の中でやけにハッキリと声が聞こえた。

「おい総悟、本当に打っちまって平気だったのか?」

「いいんじゃないですかィ?近藤さんにも許可取ったし」

「えぇ!?だって総悟がアイツは無敵だから大丈夫なんて言うから!」

「嘘でさァ」

嗚呼、こいつ、どSだ。

Re: いけめん!(銀魂) ( No.22 )
日時: 2010/05/07 19:36
名前: プー君♀ (ID: NR7cmmw2)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?426638

真選組だよー。

新撰組はリアルの方だからー^p^

Re: いけめん!(銀魂) ( No.23 )
日時: 2010/05/07 19:50
名前: ポテト (ID: MvDA3keJ)

第5話

心地よい小鳥のさえずりで目が覚める。
ベットから出ると朝食のフレンチトーストから甘い匂いが漂ってきた。
これがあたしの普段の生活。



・・・・だったら良かったな!!


「ほーら早く起きねぇとコレぶっ放しちまいますぜィ?」

目が覚めた瞬間、視界を覆ったのは真っ黒いテカテカ光る何やらよろしくない物体でした。

「すいませんイケメンさん。あの、つかぬ事をお聞きしますがソレはまさか・・・「見たまんまでさァ」ですよねー!!」


ドォォオオオン!!

自分もろとも部屋がぶっ飛ぶ音が響いた。







「いやぁ〜すいませんね。朝食まで頂いちゃって」

「いや、俺らの方こそすまないね。うちの総悟がバズーカぶち当てちゃって」

「まぁ2回目っスけどね。うふふ」

あの後、タンスの下敷きになっていたあたしを救出してくれたのは通りすがりのゴリラさんだった。
すごいね、最近のゴリラって喋れるんだね。

「・・・ねぇ、黒髪の暴力男さん。

その凄まじい量の黄色い液体はなんですかね」

「見て分かんねーのか。マヨネーズ「うぉえっ!やっべ聞いちゃったよ最悪」てんめっマヨネーズなめんじゃねーぞ!!マヨネーズはなぁ世界を救うんだよ!!」

「ならあたしがケチャップで世界滅ぼしてやらぁ!!」

「上等じゃねーか、くそアマ!!」

「やってやろーじゃんかマヨ男!!」

ギャーギャーと騒いでいると、やけに静かな茶髪のイケメン君が気になった。

やばい、嫌な予感しない。
どうか何事もありませんように、祈りながらチラリと自分のご飯を見た。

(何も・・・されてない・・・?)

何だ、考えすぎじゃーん!もうっ紗江のおばかさん☆
さて、愛する白米を食すとしますか!

・・・パリッ・・・

「・・・え?」

口の中に何かが当たった。

目の前のお茶碗を覗くと、細長いパリパリとした焦げ目の・・・

「ゲッ・・・!?」

よく見ると朝食のさっきまで食べていた秋刀魚の尻尾が消えている。

コイツッ・・!!わざわざ人の秋刀魚の尻尾粉々にして飯の中にぶち込みやがった!!!

「っ・・!!「あっれぇ〜?食べないんですかィ?せっかくの近藤さんの好意をまさか無駄になんてしませんよねィ?」

茶髪のイケメン君は爽やかに微笑んだ。

「ありがたくいただきますハゲちまえコノヤロォォオ!!」

一気に飲み込んだあの苦い味は一生忘れないと思います。

Re: いけめん!(銀魂) ( No.24 )
日時: 2010/05/07 21:05
名前: ポテト (ID: MvDA3keJ)

>>22 プー君♀さん

うわっ!!本当だ!
ありがとう!^^

Re: いけめん!(銀魂) ( No.25 )
日時: 2010/05/07 19:54
名前: 柚莉(●>ω<●) (ID: /dA6IieT)
参照: 名前変えました!!もと杏里ですヨロ(`・ω・´)スク!

おもしろい・・・。www
更新待ってます。


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