二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

澄んだ瞳の色は雲を覆う大空となる—REBORN—
日時: 2010/05/10 13:59
名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)

クリック有難うございます!

今回は主人公が訳アリで転校。
雲雀さん寄りだと思います。
シリアスとか無理って言う方は、Uターン御願いします。

Page:1 2 3



Re: 澄んだ瞳の色は雲を覆う大空となる—REBORN— ( No.4 )
日時: 2010/05/10 14:52
名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)

第二話 友達


「じゃあ、ここで待ってて」

担任が教室内に入ったのを確認して僕はカチンっと銀に光る懐中時計を開いた。

ボォッと黒い炎が中央で燃え上がる。

「・・・」
「入ってきなさい」
担任の声がしたので僕も入る。
「じゃ、自己紹介を」
「赤陰錬です・・・宜しく」
僕は自己紹介をして担任の方を向いた。

「あぁ、席は山本の隣だ」

山本と呼ばれた少年は手を元気良く上げた。
「・・・宜しく」
「宜しくな!」



「なぁなぁ。好きな物何?」
「好きなタイプって何ですか?」
「友達になりませんか?」
「オ、俺と付き合ってください!」

(ほとんど)の人に質問に答えた。

最後の奴、後でぶっ殺す。←

「・・・終わった」
「おつかれだな」
「・・・山本」
山本武とは友達になった。
転校早々友達ゲット・・・思えば僕に友達なんて必要ないんだけどね。
「・・・山本」
「何だ?」
「僕と友達にならないほうがいいよ」
「何言ってんだ!お前とは切っても切れない縁だぞ!」
何言ってんだコイツ。

僕に近づけば——

『皆!』

『お前・・・!』

『アンタなんか死んじゃえばいいのよ!』


「・・・」
「どうしたんだ?」
「・・・何でもない」

僕は、関係なさそうに教室を出て行った。

Re: 澄んだ瞳の色は雲を覆う大空となる—REBORN— ( No.5 )
日時: 2010/05/10 15:01
名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)

アトガキ——

あ、ツナが完全にキャラ壊れてしまった・・・orz

自分的には黒ツナに仕上げたかったのに・・・!

ツ:「何か言ったか馬鹿作者」
ば、・・・!?
ツ:「て言うか何なんだよこの駄文」
ソレ言わないでください綱吉様・・・(涙)

ツ:「ていうか、俺、雲雀さん好きなんだよ。アイツを好きになる理由が無いよ(冷笑)」

ハッ!こっちのツナ・・・!
ツ:「あんなクソに雲雀さんを渡せるかっての(冷笑)」
・・・それが本音じゃない事くらい自分で判ってるくせに・・・(ボソッ)
ツ:「何か言ったか?」
いや、何も言って無いよー。


(実はツナは主人公をライバル視してるくせに実は好きだったりして・・・)(何か言ったか・・・?)(絶対零度が・・・!)

Re: 澄んだ瞳の色は雲を覆う大空となる—REBORN— ( No.6 )
日時: 2010/05/10 15:32
名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)

第三話 謎


『赤陰錬・・・今直ぐ応接室に来なよ』

という放送が架かったので僕は今、応接室に居る。

「・・・なんなんですか」
「・・・キミ風紀委員に入らない?」

僕は溜息を吐いて、言い放った。
「興味がありません。帰ります」
「ちょっと待ちなよ」
腕を掴んできた彼に対して僕は拒絶反応を示した。

「さわんなよ」
「!」

眼が冗談じゃないほど笑ってなかった。

冷たい空気が流れ始める。

「僕に関わるな」
「・・・キミは、何でそんなに拒絶するの?」

—パキパキ・・・

周りの空気が凍り始める。
「キミは、何で・・・——」

    —ドシャァァァァァンッ

氷のツララが風紀委員長の頬を掠めて行った。

「・・・!」
「僕に、関わるな」

そう言って、僕は部屋を出て行った。



「・・・」

力を使ってしまった。
体が極限状態にまで凍り始める。
「・・・」

手の平を見れば、もう凍傷になっていた。

それをほとんど見て、服の下に隠した。
「・・・」
「オイテメェ!」
「・・・」
「何者だ」
僕の表情を見た彼は更に怒りを燃やした。
「何で何もいわね「獄寺?何してんだ?」野球馬鹿・・・!」
山本武が僕と獄寺という奴の前に立った。
「ん?刹那じゃねぇか、」
「・・・」
僕はフイッと顔を背けて、来た道を戻った。
「あ、オイ!」
「っと、どうしたんだよ、獄寺」
「・・・!」



屋上——。

「・・・」
僕は手の平を見て、歯軋りをした。
「こんな呪い何か・・・!」
「何してるの?赤陰さん」
後ろを見る。
そこに、朝応接室に入ってきた少年が居た。
給水タンクに腰をかけている。
「・・・何でもない」
「・・・」

    —ドガァァァンッ

「・・・!」
「ねぇ、俺の雲雀さんに近寄らないでよ」

—ボァッ

彼の手に、オレンジ色の炎が灯っていた。

あぁ、そうか・・・オマエガ・・・。

「ボンゴレⅩ世・・・」

「!お前は・・・何者だ」
僕は彼の下にある屋上の扉を開けて、その場を去って行った。

「・・・」

Re: 澄んだ瞳の色は雲を覆う大空となる—REBORN— ( No.7 )
日時: 2010/05/10 15:56
名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)

第四話 拒絶する心


「・・・」

目の前にある状況に頭が痛くなる。

「お前!何者だ!」
ソレ本日二度目。
「ハハハッ、刹那、小僧の頼みなんだ」
小僧って誰だよ。
「お前だけは何者か知る必要があるな」

・・・ボンゴレ・・・。

お前、俺に喧嘩売ってるのか。
僕は彼等を見つめた。
「・・・何の用?」
「だからお前何者だっつってんだよ!」
ダイナマイトを構えた獄寺がそのダイナマイトを投げてきた。

    —ドガガガガガガンッ

爆音。
「やったか?」
「まだだぜ!」
僕は煙の中から平然と現れる。
全員が呆然とする中、僕は手の平をパッと広げて、興味なさそうに氷の結晶を作り出す。

「・・・結晶乱舞」

氷が風に乗り、僕の周りを氷の結晶の風が包んだ。
「なっ・・・!」

—カシャンッ

手を前に突き出し、眼を閉じる。
「結晶化・・・」

ブアッと風が弾ける。

結晶が全員に当たる。

「くっ・・・!」
「風・・・!?」
「10代目!」
僕は眼を開けて、能力を封じる。
「・・・僕に関わるな」
「オイ・・・刹那。俺達友達だろ?お前の事もっと知りたいんだよ・・・教えてくれよ」
山本が、そういった。

『もっと知りたいんだ・・・』

「・・・」

『何で・・・!』

「・・・皆」

『テメェは・・・何で俺の事を・・・』

「そう言って・・・!」


『テメェなんかクズ以下だ!』



「そう言って皆見捨てるんだ!」


「「「!?」」」

僕は涙を堪えながら、走り出す。

「ッ・・・!」
「・・・アイツに何があったんだ・・・?」
「・・・」

Re: 澄んだ瞳の色は雲を覆う大空となる—REBORN— ( No.8 )
日時: 2010/05/10 16:23
名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)

第五話 孤独な涙


家に帰って、俺は静かに泣いた。

「・・・ック・・・」

辛い、苦しい。

         ピンポーン・・・。

「!」
顔を上げて、僕は玄関に立つ人物を見る。
・・・風紀委員長・・・?

「何で・・・」

僕は顔を上げて、涙をぬぐって下に下りる。
玄関の扉のドアノブを、ゆっくりと開けた。

「やぁ」

そう言って僕の顔を見た。
僕は俯いたまま、彼に問いかける。
「・・・何ですか・・・風紀委員長さん」
「僕の名前は雲雀恭弥だよ。・・・キミ、僕の校舎を壊したでしょ?」

彼方のものじゃないと思いますが。

僕はそう想いながらも、彼の話を聞いた。
「・・・確かに、僕が壊しました・・・」
「・・・自発したね。なら、責任として風紀委員に入ってもらうよ」
「・・・何で、そうなるんですか」
「別にいいでしょ」
「・・・僕に、」
「関わらないで、かい?」
先に言われて僕は顔をしかめる。
判ってるのなら来ないで欲しい。
「そうやって、逃げるつもり?」
「・・・逃げてなんて」
「いるよ。君、他のやつらから逃げてる」
「・・・」
「・・・そろそろ、止めない?」
『いい加減、そういうの止めろ』
「・・・少しだけ、考えさせてください」

そう言って、僕は扉を閉めた。


Page:1 2 3



この掲示板は過去ログ化されています。