二次創作小説（紙ほか）※倉庫ログ
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- REBORN！青き霧のセカイ 人気キャラクター投票開催!!
- 日時： 2010/08/04 17:09
- 名前： 青霧 ◆wLSWAKdp4g （ID: lOah4y4E）
初めに・・・
キャラクター
１．六道骸（１５）
六道スキルを使いこなす少年。復讐者（ヴィンディチェ）の牢獄に囚われている。
２．沢田綱吉（１４）
ボンゴレ１０代目候補者。通称ダメツナ。
・・・ちなみにまだクロームは出ません・・・。すいません！！
ご挨拶
初めまして！アオイです！骸＆フランが大好きな中学生です！最近友達に若干引かれ気味・・・（汗 でも負けない←
えー、そんな私のスレッドを開いていただき、本当に×２ありがとうございます！ダメダメですが、どうぞ楽しんでいってください！・・・当たり前ですが、荒らしはお止めください。では、始めますノシ
目次
プロローグ >>1
第一話 世界、再び >>3
第二話 出会い、再び >>5 >>7
第三話 契約、再び >>9
第四話 追っ手、再び >>11 >>13
第五話 六道輪廻、再び >>14 >>15
第六話 並盛町、再び >>16
第七話 １０代目、再び >>17
第八話 赤ん坊、再び >>18 >>19
第九話 懐かしいメンツ、再び >>21 >>22 >>23 >>26
第十話 過去、再び >>27
第十一話 骸のお出掛け >>28 >>29
第十二話 ゲーセンの奥 >>31 >>32 >>33 >>34 >>35 >>37
第十三話 アイラファミリー、襲来 >>38 >>39 >>43 >>47
第十四話 大空と、霧 >>48 >>49 >>50
第十五話 浮雲と、漂う霧 >>53
番外編 >>36 >>46
お知らせ >>51
- Re: REBORN！ 青き霧のセカイ ( No.14 )
- 日時： 2010/05/17 10:28
- 名前： 青霧 ◆wLSWAKdp4g （ID: IE3lMf.1）
第５話「六道輪廻、再び」
ヴォンッ！
骸の右目が“六”から“四”に変わる。
六道輪廻のスキルの一つ———修羅道。
犬と千種は驚きの声を上げる。
「っ！？」
その途端、男たちの銃が火を吹く。
ガガガガガガガガガガッ！
「骸さん！危ないびょんっ！」
瞬間、骸は棍棒を回した。
ヒュオッ
カカカカカカカカカカン！
カランカランと乾いた音を立て、男達が撃った銃弾は骸の足元に全て落ちた。
———骸は、無傷。
「怯むな！撃て撃て撃て！！！」
ガガガガガガガ！
銃を発砲する音だけが森に響いた。
「———醜い」
ポツリと骸は呟いた。
- Re: REBORN！ 青き霧のセカイ ( No.15 )
- 日時： 2010/05/17 10:41
- 名前： 青霧 ◆wLSWAKdp4g （ID: IE3lMf.1）
物凄いスピードで骸は走った。
ドスッ！
ガッ！
声もなく、骸によって仕留められていく男達。
ドサッ
最後の１人が倒れた。
ヴォン、と骸の右目が“六”に戻る。
骸はガサガサと男のポケットをあさった。
「！・・・これは・・・」
骸が見つけたのは、“カードリッジ”とヨーヨーに似た武器・“ヘッジホッグ”だった。
骸は立ち上がると、呆然としている２人にそれぞれの武器を渡した。
犬はカードリッジ、千種はヘッジホッグだ。
勿論２人は驚く。
「む、骸さん？」
「これは・・・何ですか？」
骸は微笑んだ。
「お前たちの武器ですよ。僕の手が回らなくなった時に使ってください。使い方は、自分たちで理解してください。僕もよく分かりませんから・・・」
「「は、はい」」
そう返事した２人は、どこか嬉しそうだった。
“タタカエルヨウニナッタフタリ”
- Re: REBORN！ 青き霧のセカイ ( No.16 )
- 日時： 2010/05/17 10:56
- 名前： 青霧 ◆wLSWAKdp4g （ID: IE3lMf.1）
第６話「並盛町、再び」
———あれから５年。
骸は１５歳になっていた。
追っ手を難なく倒した３人はあの後森を抜け、この並盛町へ流れ着いた。
そして３人は黒曜ランドに住み着き、平凡な生活を５年間続けてきた。
———そんな骸が夢見た生活に終止符が打たれることを、骸は予想していた。
「骸様」
「どうしました、千種？」
寝ていた骸はソファーからゆっくりと起き上がる。
千種は言った。
「犬のアルバイト金が入ったそうです」
「そうですか・・・。犬も中々やりますね」
クフフ、と骸はほくそえむ。
昔とは想像も出来ない笑顔がそこに浮かんでいた。
骸は起き上がり、千種に言った。
「買出しは僕が行ってきます。千種は休んでなさい」
「・・・いいんですか？」
「ずっと中じゃ、いけませんからね」
「分かりました。お願いします、骸様」
千種は５０００円を骸に渡した。
“ショウネンハ、マタデアウ”
- Re: REBORN！ 青き霧のセカイ ( No.17 )
- 日時： 2010/05/17 11:16
- 名前： 青霧 ◆wLSWAKdp4g （ID: IE3lMf.1）
第７話「１０代目、再び」
「ねぇ、あの人カッコよくなぁい！？」
「あの制服って・・・黒曜中？」
「あんなイケメンいたっけ！？」
そんな会話が骸の耳に入るが、気にしない。
そう、骸は恐ろしいほど女に興味が無い。
どんな綺麗で可愛い女子でもまったく見ない。
しかし女子の声はどんどん大きくなっていく。
「やっばい！あたし好きになったかもっ！」
「・・・美形じゃん。ＤＮＡってスゴ」
「皆呼ぼうよ！」
骸はウンザリといった顔で俯いた。
（なんだか面倒くさいことになりそうですね・・・）
サッサと済ませよう。
骸は一週間分の食料を籠に入れるとレジへと向かった。
———その時。
バサバサバサ！
「うわっ！」
「何してんだ、ツナ」
骸の足元に、なにやら沢山の雑誌が落ちてきた。
骸はそれをひょいと拾い、落とした本人に渡す。
「どうぞ———・・・！？」
落とした本人を見た瞬間、骸は固まった。
———沢田、綱吉———！！
「ありがとうございます。助かりました」
へへ、と笑うツナ。
すると、別の声が上から降ってきた。
「わりぃな、ダメツナのせいで」
「・・・アルコバレーノ・・・」
思わず骸は声に出してしまう。
アルコバレーノ———リボーンは首を傾げた。
「？・・・なんで俺の事を知ってんだ？」
骸はハッとして2人に言った。
「な、何でもありません。失礼します」
骸は走るようにその場を去った。
———リボーンが意味深に笑っていたことに、骸は気付かなかった。
“アカンボウノタクラミ”
- Re: REBORN！ 青き霧のセカイ ( No.18 )
- 日時： 2010/05/17 11:33
- 名前： 青霧 ◆wLSWAKdp4g （ID: IE3lMf.1）
第８話「赤ん坊、再び」
骸は頭を押さえる。
（・・・しくじった）
あそこで会うなど、計算外だった。
（どうしてあそこに？）
ツナの家から、あのスーパーは遠いはず。
ふと、骸はリボーンの事を思い出した。
（———そうか！）
「アルコバレーノの仕業・・・！？」
あの時、リボーンは不気味に笑っていた。
リボーンが、ツナと自分を逢わせるために仕組んだとすれば———
全て納得できる。
リボーンがツナの頭の上に乗っていたのは、本を落とすため・・・？
「その通りだぞ。流石は六道輪廻を使う男だな」
「！！」
骸はバッと顔を上げる。
そこにいたのは、さっき会ったリボーンの姿。
「おやおや、何の用ですか？」
「単刀直入に言わせてもらうぞ。・・・お前、未来から巡って来たのか？」
「———っ！」
リボーンはニッと笑う。
「やっぱそーか」
「・・・そうだとしたら、どうなるんですか？」
「どーもしねぇよ。ただ、お願いがあるんだ」
骸はキョトンとした表情になる。
「？何ですか？」
「簡単なことだ」
リボーンは笑っていった。
「ツナと友達になってやってくれねーか？」
“アカンボウノ、オネガイ”
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