二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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薄桜鬼 日常想起
日時: 2011/06/13 17:54
名前: 奈絡 (ID: xRhmB4K7)
参照: ひまだ

はじめまして〜奈絡と申します!
タイトルどうりこの小説はゲームの薄桜鬼の小説です!!

注意書き
・荒らし禁止
・薄桜鬼嫌いは回れ右・退散!!!
・キャラ崩壊!?論外とかいう人も回れ右で退散して下さい
・できればコメントください
・作者更新遅い!!
・めちゃくちゃふざけた話中心です
・薄桜鬼をふざけた話にするな!!という人も回れ右で退散して下さい


こんな感じです!!
それでも読んでくれるという心優しいかたは楽しんで下さい!!


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Re: 薄桜鬼 日常想起 ( No.43 )
日時: 2010/08/11 14:24
名前: 奈絡 ◆nMFqOF/qCM (ID: 3rAN7p/m)
参照: http://俺の名はロックオン・ストラトス

久しぶりの更新!!

〜沖田総司・終章改☆〜
澄んだ空気と綺麗な清水。
自然に囲まれて生きるうちに、私たちの身体へも変化が訪れた。
月や星が輝き始める頃に眠り、朝陽に照らされて目を覚ます。
血を欲する侠気の発作も消え、穏やかに日々をすごせた。
私たちの身体は羅刹のままだけど、穏やかな自然から充分な恩恵を得た。
    もちろん、変わらないことだってある。
私たちは、私たちのままだ。
彼の労咳も治ったわけじゃない。
病魔は着々と彼の身体を蝕んでいる。

    でも、まだ一緒にいられる・・・・・・。

「今日は本当に、いい天気ですね・・・・・・」
日差しに目を細めながらそう呟くと、総司さんは小さく笑った。
「そうだね。・・・・・・君と二人で日向ぼっこなんて、最高の贅沢だ。」
「はい・・・・・・」
羅刹にとって禁忌であるはずの日差しも、今は私たちの身体を蝕むことはない。
    
    ただ、ほんの少し、眠くなるだけだ。

だから、私たちは、よくこうしてお昼寝をした。
寄り添う身体の熱と、日差しのぬくもりが気持ちよくて、私は小さなあくびをする。
そんな私を見つめ、総司さんが笑う。
「だめだよ。僕はまだ、眠くない」
「私は、少し眠いです・・・・・・」
「そう?・・・・・・好きだよ」
「・・・・・・え?」
「僕は、君が好きだよ」
彼は私を優しく抱き寄せて、耳元に甘いささやきをこぼした。
吐息のくすぐったさと、いきなりの言葉にかあっと頬に熱がこもる。
「・・・・・・ずるくないですか、それ」
私が、そう言うと総司さんは、
「そんなことないよ。僕は、いつだって君が好きなんだから」
そう言いながら、彼は、くすくすと小さく笑った。
少し意地悪で、気まぐれなところは相変わらずだ。
「もう・・・・・・」
すねたふるをしても、結局は私も笑ってしまう。
それはきっと、この穏やかな時間があまりに幸福だからだろう。
「・・・・・・君は?」
秘め事めいた密やかな声色が、じっと見つめる瞳と共に私を誘った。
「君の気持ちを言葉で聞かせて」
悪戯っぽい微笑と、甘えるような響きを載せた言葉。
思いを継げた後に、必ず彼は答えを求める。
そうして、私を確かめようとする。
それがわかっていたから、私は素直に答えた。
「・・・・・・好きです、総司さん」
その言葉に、彼はうれしそうに頬を緩めた。
「・・・・・・ありがとう、千鶴」
指先を絡めるようにして、彼は私の手を握りしめる。
「・・・・・・どうか忘れないで。僕は、いつだって君の幸せを願ってる」
その言葉はどこか切実な響きをもって私の耳に届いた。
「君が寂しくないように、僕はできる限りのことをする」
「だから・・・・・・、どうか・・・・・・」
わずかでも離れたくなくて、私は自ら彼に身を寄せる。
・・・・・・不安なのだろうか、彼は。
二人の先にある未来は、ふとした瞬間に、私たちをおびえさせる。
「・・・・・・大丈夫ですよ」
私はそっと彼の手を握り返した。
「総司さんが満たしてくれたから・・・・・・」
愛しい人と、沢山の思い出を重ねたから。
「私はとても幸せです。・・・・・・寂しくなんてありません」
彼は切なげな瞳を細めながらも、唇に柔らかな微笑をたたえていた。
「・・・・・・君が、心から愛おしい」
愛の言葉は、誓うように紡がれた。
「だから、信じて」
「たとえ、いつか離れるときが来ても。・・・・・・僕の心は永遠に君のものだ」
彼は、そう言うと、ゆっくりと目蓋をを下ろした。
想いを告げたことで満足したのか、総司さんは眠ってしまったみたいだ。
「おやすみなさい、総司さん」
そう言って、私も目蓋を閉じ、眠りについた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「あれ?もうこんな時間だ」
私が目を覚ますと、あたりは、もう暗くなっていた。
総司さんを起こそうと隣を見ると、
そこには総司さんの姿はなかった。
 どこいっちゃたんだろう?先に帰ったかな?
私は、そう思うと家へと向かった。
「そ、総司さん、帰るなら起こしてくれてもいいじゃないですか!!」
私はそう言いながら家へ入ると、
「あれ?」
私の口から、そんな言葉が漏れた。
総司さんが家にも戻っていない。
 どこ行ったのかな?
私は、そう思いながらも夕飯の用意をした。
いつになっても総司さんは帰ってこず、私は仕方ないので、明日探しに行こうと決め、眠りに着いた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ん?朝?」
小鳥のさえずりで目が覚めた私は、さっそく朝餉の用意をした。
そして、朝餉の片付けが終わると、あることに気づいた。
 総司さんを探しにいかなきゃ!!
私は、すぐに家を出て、昨日二人でお昼寝をした場所へと向かった。
「はあ、はあ、はあ、・・・・・・」
 つ、疲れた〜、意外と遠かったな〜・・・・・・
「あ!!総司さん!!」
私は、その広場の端の方に総司さんが寝ていることに気づいた。
私は、総司さんのところに駆け寄った。
私が駆け寄ると、総司さんは目を覚ました。
「ん、千鶴?」
「総司さん、もしかしてずっとここに・・・?」
私が聞くと
「うん、暗くて家への道がわからなかったしね」
「か、帰りましょ。総司さん」
私は、総司さんの腕を引いて、言った。

 ずっと、あの場所にいたんだ。
 放置しちゃってたんだ・・・・・・
 まあ、いいか、無事だったし・・・・・・

Re: 薄桜鬼 日常想起 ( No.44 )
日時: 2010/08/12 17:34
名前: 霧猫 (ID: KHOJpGst)

沖田が無事でよかった…。
ちょっとずつぬけてるんだね、二人とも。
でもそこが可愛いww

更新頑張ってね!ではノシ

Re: 薄桜鬼 日常想起 ( No.45 )
日時: 2010/08/13 09:49
名前: 奈絡 ◆nMFqOF/qCM (ID: 3rAN7p/m)
参照: http://俺の名はロックオン・ストラトス

あはは、ありがとう
これ沖田のやつ半分ぐらいまでは、終章パクッタしね・・・
コメ、ありがとう〜

Re: 薄桜鬼 日常想起 ( No.46 )
日時: 2010/08/13 23:04
名前: 霧猫 (ID: TAzw0xlk)

終章と一緒に見たら笑い泣きしてしまった…。
これのままで見ても笑い泣きしてしまった…。
↑どっちにしろ。

沖田の寝顔をアップで見たいと思う僕は変t((
頑張れwww

Re: 薄桜鬼 日常想起 ( No.47 )
日時: 2010/08/14 15:41
名前: 奈絡 ◆nMFqOF/qCM (ID: 3rAN7p/m)
参照: http://俺の名はロックオン・ストラトス

沖田の寝顔か〜
私はみたいというより、顔に落書きしたいという衝動のほうが強いなぁ←これこそ変人
うん、がんばるね


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