二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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破 壊 者 —REBORN—
日時: 2010/07/07 22:19
名前: 冷却 (ID: A2keqJ/o)

クリック有難うございます!


—クラッカー《破壊者》・・・ノッテファミリーの十代目ボスと言われてます。

—クラッカー《破壊者》でありノッテファミリーであり十代目であり中立者の主人公。

—原作は、進む。

ジャンルは嫌われ&甘かったり切なかったり訳判りません・・・。






・目次
第零話 —昔々の夢—
序章 —昔々の少女と少年—
第一話 —開始—
第二話 —預言者の独り言— 《預言者》は預言する
第三話 —邂逅— ありえない再会と出会い。
—登場人物設定— 今更ですが・・・。
第四話 —暗雲— 信用と言う言葉。
—番外編— 〜Ⅰ〜 《プリーモ時代の時。》
第五話 —忘却回路— 忘却された回路。
第六話
第七話
第八話

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Re: 破 壊 者 —REBORN— ( No.6 )
日時: 2010/07/07 17:25
名前: 冷却 (ID: A2keqJ/o)

第二話 —預言者の独り言—


「リボーン」
「何だ?」

俺は家に帰ってリボーンに転校生の事を話す事にした。
リボーンは既に知っていると思っていたけど、
「いや、全く知らなかったゾ」
「え・・・俺、てっきり知ってるかと思ってたんだけど・・・」
何しろ、最強のヒットマンだし。
情報収集も既に終わらせてるとばかり・・・。
「で、何て名前の奴なんだ?」
「えっと・・・竜崎終夜」
「・・・竜崎・・・しらねぇな・・・」
「そう」
だけど、マフィアじゃなくて良かった、と俺は一安心する。


—わたしは、壊す為に生まれて来たんだよ。


昔の、彼女の言葉を思い出す。

「・・・—クラッカー、か・・・」

「・・・ツナ、今クラッカーって言ったか?」
「え、あ、うん。まぁ・・・」

するとリボーンは少しだけ真剣そうにして、
「クラッカーって・・・お前そんな言葉何処で・・・」
「いや、昔友達に自分の事をそう言っていた子が居たから・・・」
「・・・そうか(なら、違うか・・・)」
「?」
すると下から母さんが、
「ツナー。ご飯よー」
「今行くよ」





「・・・クフフ、面白い方が来たようですね・・・」

霧の少年は呟く。
中間達は不思議そうにした。
「何がれすか?」
「・・・」
「・・・骸さま・・・」
少年は笑う。

「いえ、何でもありませんよ・・・」


(只、あの方の邪魔は・・・しない方がいいでしょうね・・・)





夜中——。

竜崎終夜は笑っていた。
目の前の黒に。

「キミ—・・・なんなの」

少年—雲雀恭弥は、怯える。
彼女は殴っても殴っても、起き上がるのだから。

笑っているのだから。


—不気味だ。


雲雀は後ろへ下がる。

「ハハッ、ハハハッ」

フラッと立ち上がる。
「キミ、何で笑って——」
そこで、雲雀は更に恐怖する。

少女は、アハハハハハハハ、と。

声高らかに哄笑した。

それは、雲雀恭弥の精神を崩壊するのには十分で。

それは、雲雀恭弥を壊すのには十分で。


雲雀恭弥は——壊れた。


「あ、う、ぁ・・・」

「ア、ハハハハハハハハハハハハハアハハハハハッ」

「ひ、う、ぁ・・・」

体が硬直する。
だけど目の前に居る。

少年は———。


—偽物。


本物だけど、偽物。
オリジナルのレプリカ。

「我は《預言者》。《破壊者》の仲間だ」

「・・・預言、者・・・?」

雲雀恭弥の精神は元に戻る。
まだ、足元はおぼつかないが。
「お前に預言をしよう。《破壊者》だけは、敵に回さぬほうがいいぞ」
「《破壊者》・・・一体、誰、なの・・・ッ」
「さっきの人格が。《破壊者》だ」

さっきの、《アレ》が。
恐ろしくて、恐怖する。

「じゃあな」

《預言者》は、何処かに霧となって消えて言った。





「《預言者》・・・いい加減にしろ」

俺は携帯電話で《預言者》と呼ばれる×××に電話をしていた。

×××は嘲笑う。

《別にいいじゃないか。面白かったし?》

「ふざけるな」

俺は、イラついた声で言った。
《預言者》は、俺の声で、言葉で言う。

《『預言者は破壊者の忠実なる僕—シモベ—だ』》

「・・・あ、そ」

俺はブチッと、切断する。


—かけるんじゃなかった。


俺は、そんな風に考えて。
眠った。

Re: 破 壊 者 —REBORN— ( No.7 )
日時: 2010/07/07 18:02
名前: 冷却 (ID: A2keqJ/o)

2、


「竜崎君、おはよう」
「・・・」

俺は無言で教室に入り、席に座った。
視線を笹川へ向ける。

ボロボロに成っていた。

折角治したというのに・・・。

俺は、席を立って、教室を後にする。





廊下を歩いている最中で、俺は後ろを振り向く。

そこに居たのは、小さな赤ん坊——アルコバレーノだった。

「お前が竜崎終夜か?」
「・・・だからなんだ?」
「俺達のファミリーにはいらねぇか?」

俺は、苦々しい表情を作る。
俺は知っているから。


—俺は、あの記憶の狭間で知っていたから——・・・。


「悪いが、断らせてもらう」
「何故だ?」
俺は、怒りにこもった目で、呟いた。

「俺は、偽善者が大嫌いだからだ」

「・・・どういうことだ?」
「コレは預言だ」

そう言って、去っていく。

Re: 破 壊 者 —REBORN— ( No.8 )
日時: 2010/07/07 18:26
名前: 冷却 (ID: A2keqJ/o)

第三話 —邂逅—


笹川京子は相変わらず——いじめを受けているようだった。

放課後——俺は、保健室を訪ねる。

「お、結構かわいこちゃんじゃん」
「俺は男だ」
「ゲッ・・・男だったのかよ・・・俺は男はみねぇからな」
「そんな事、しにきたんじゃない」
俺は保険医のDrシャマルを見た。


「質問する。笹川京子に病毒を打ち込んだか」


ピクッと、Drシャマルは、反応を来たす。

険しい顔立ちで、俺を見た。
「俺は全世界の女の味方だぜ?そんな事するかっつぅの」
そう言って、俺の眼差しを見る。

「お前、姫上の」
「断じて違うな」

俺は即答で言ってやった。

シャマルは面白そうに笑った。
「お前は何故姫上の味方にならない?」
「俺ァCGの女は嫌いだ。更に化粧が濃いと来ている」
「・・・フゥン・・・」


— や っ ぱ り な 。


「で、お前は何なんだよ」
「一言で言うならば」
俺はフッと不敵に笑った。

「この学校を破壊しに来た」

「・・・!?」
「つっても、現状を、だけどな」





「ツナ!帰ろうぜ」
「あ、うん!」

俺は鞄を担ぎ、急いで三人と歩き出す。
姫華ちゃんは笑顔で俺に接していた。


「あの、ちょっと教えて欲しいんだけど」


「何ですかァ?もしかしてぇ、ナンパですかぁ?」
すると何故か訪ねて来た男は、怪訝そうに表情を歪めた。

「いや、違うよ。俺は黒曜中の生徒なんだけど、竜崎って生徒、何処行ったか知らない?」
「竜崎・・・?ソレって、竜崎終夜さんのこと・・・?」
「あぁ、そうだ」

俺は何故、終夜さんに会いたがっているのか判らなかったが——。

「朝から見てなかったな」
「そういや・・・」
「そうか・・・うん、サボりか・・・」
男の人はブツブツと呟き始めた。
「うん、有難う。そうだ、君たちの名前は?」
「沢田綱吉です」
「山本武だ」
「・・・獄寺隼人」
「姫上姫華でぇすぅ」
「うん、そうか」


それだけ言うと男の人は去って行った。



—残ったのは、如何してなのか判らない不信感。

Re: 破 壊 者 —REBORN— ( No.9 )
日時: 2010/07/07 18:54
名前: 冷却 (ID: A2keqJ/o)

2、


「あ・・・ッ」

「っと、失礼するよ」

帰ろうとして用意をしているとき、黒髪の男の人が教室に入ってきた。
背の高いところを見ると、年齢が上のようだった。
「キミ、ちょっと訪ねたい事があるんだけど」
「え・・・」
「竜崎終夜って、何処にいるかしらない?」
「え、竜崎さんなら・・・」


—ガンッ


扉が勢いよく開いたので笹川京子は一瞬ビクッと体を振るわせた。

「——《創造主》・・・何してる」
「おう、久しぶりだなぁ」
「し、知りあい・・・?」

私がおずおず尋ねると、ハァッと溜息を吐いて、私に言う。
「俺の仲間みたいな奴だ」
「そ、そうなんだ・・・」
「ん、ひょっとするとこの子が依頼人の言ってた?」
「そう」
何の会話か判らないけど、訪ねて来たのはソレが理由だということがわかった。

「フゥン。そうなんだ・・・」

そういうと男の人は名乗りあげた。
「俺は《竜弥》って言うんだ、宜しくな」
「あ、ハイ・・・」
すると竜崎さんがプイッとソッポを向いた。

「行くぞ」

「オーケー」

そう言って二人は去って行った。





保健室で俺は《創造主》を見る。
苛立ちと不快感で。

「オイオイおい。そんな睨むなよ」

「というか誰だよソイツ」

Drシャマルがたずねる。
正体を明かすのはやばいので俺は適当に言う。
「仲間みたいな奴」
「そうは思ってないだろお前」
俺は再びにらみつけた。
「まぁ・・・仕方ないけどよ・・・と言うか、今日は共同戦線なんだ、仲良くしよーぜ」
「・・・チッ」
「(舌打ちした・・・)」
俺はスクッと、立ち上がっておもむろに携帯を取り出した。
「ん、誰に電話するんだ?」
「色々・・・情報が欲しくてな・・・」
俺は、笑わずに言う。


「《情報屋》と、《暗殺者》に、ね・・・」

Re: 破 壊 者 —REBORN— ( No.10 )
日時: 2010/07/07 19:19
名前: 冷却 (ID: A2keqJ/o)

—登場人物設定—


・竜崎終夜(りゅうざき しゅうや)=《破壊者》
クラッカー。
破壊者とも呼ばれ、ほぼ詳細不明。
性別は一応、女。
竜崎終夜という名が、本名なのかすらも不明。
容姿:ハニーブラウンに癖毛。所謂ツナのハイパー似。
武器:現在不明。(考えてなかったんじゃ無いです・・・ハイ)←説得力ねぇよ。
属性:不明
所属:ノッテファミリー10代目ボス。


・無害 刹那(むがい せつな)=《預言者》
《預言者》で、《予言者》。
破壊者の仲間ではあるが、何時も勝手に動く奴。
《言動の魔術士》とも言われる。
実は獄寺似。(容姿が)
容姿:変幻自在な為、不明。普段は大体紫の髪に斑際の眼。(骸似)
首元に赤いマフラーを巻いている。
武器:携帯型コンピューター&幻術。
属性:霧
所属:ノッテファミリー霧の守護者。


・罪悪 竜牙(ざいあく りゅうが)=《創造主》
《創造主》と呼ばれ、何故その呼び名になったかは不明だが、実は《破壊者》と対照的であるが故にこの通り名に成ったとも言える。
正確は凄い楽天家でボケ。
実はツナ似。
容姿:黒髪だが癖毛。眼鏡をかけたりしている。ツナのダメツナ似。
武器:ナイフ。
属性:雨。
所属:ノッテファミリー雨の守護者。


・雲雀 ソラ(ひばり そら)=《情報屋》
ノッテファミリー《情報屋》でサイバーテロリスト。
ボンゴレ以上のセキュリティーを作り出す事も可能。
凄く無口で、雲雀似。
容姿:黒髪・蒼眼。雲雀似。
武器:手錠&拳銃。
属性:雲
所属:ノッテファミリー雲の守護者


現在はノッテファミリー、コレだけの設定です・・・。



・ノッテ=《夜空》って意味です。


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