二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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イナズマイレブン 未来を知る少女
日時: 2011/03/13 11:41
名前: カエル (ID: UruhQZnK)

はじめまして!!

小説書くのが超ド素人のカエルです。
がんばって書くのでよろしくおねがいします!


☆目次☆

オリキャラ紹介 >>1
テーマソング  >>424
超能力説明   >>5 >>266 >>273

【フットボールフロンティア編】

第1話 >>2
第2話 前編>>12 後編>>13>>14 続の続>>15
第3話 >>27
第4話 >>28
第5話 >>42
第6話 >>45
第7話 >>50
第8話 >>68
第9話 >>88
第10話 >>98
第11話 >>99


第2期【エイリア編】

第12話 >>105 続 >>112 続の続 >>120
第13話 >>121
第14話 >>141
第15話 >>146 続 >>147 続の続 >>159 続の続の続 >>171
第16話 >>194
第17話 >>208
第18話 >>215
第19話 >>218
第20話 >>224
第21話 >>229
第22話 >>234
第23話 >>332
第24話 >>339
第25話 >>362
第26話 >>368
第27話 >>371
第28話 >>374
第29話 >>392
第30話 >>395
第31話 >>400
第32話 >>418
第33話 >>423
第34話 >>426
第35話 >>428
第36話 >>433
第37話 >>440
第38話 >>446
第39話 >>447
第40話 >>449
第41話 >>453
第42話 >>455
第43話 >>460 続 >>462
第44話 >>466
第45話 >>467
第46話 >>470
第47話 >>471
第48話 >>476 
第49話 >>484 続 >>488
第50話 >>491


参照2000突破記念 番外編 
「怪盗イナズマ」 >>244 >>246 >>251 >>255 >>277 >>300 >>301

オリキャラ超能力紹介 >>376 >>377 >>388


注意すること

1文がおかしいことがあります。

2オリキャラ出てきます。

3いろいろなマンガが混ざっています。

4パクリはやめてください。

この3つを許せるてるみんなお方は下へおすすみください!!


〜★てるみんなお方紹介★〜

氷橙風さん
さくらさん
海刀さん  
タン塩さん
信子さん
癒玖刃さん
日奈さん
真咲さん
レモンティーさん
まりえさん
真っ赤万さん     
アロマさん   
空梨逢さん
実ぃ砂さん 

       です!

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Re: イナズマイレブン 未来を知る少女【オリキャラ募集中!】 ( No.587 )
日時: 2011/03/05 10:51
名前: 海穹 ◆EZarcElGGo (ID: vpptpcF/)

更新!
鬼道視点になります!
第62話

次の日。
出発の日。
氷歌は雷門のジャージをきていた。
似合ってると皆が言っていて、氷歌は少し嬉しそうにありがとうと言っている。


「じゃあ行ってくるね。」
キャラバンの前で氷歌が月空中の皆に向かってそう言う。
「「頑張ってね!」」
月空中の皆は笑って氷歌を送り出した。


キャラバンに氷歌が乗ると、
「はい!月城はここな!」
とリカが塔子を俺の隣から退け、氷歌を無理やり座らせた。
全く強引な奴だ。
何のために俺の隣に?
「これならゲームメイク相談とかもしやすいやろ?」
満面の笑みでリカが自信あり気に言った。
氷歌は不思議そうな顔をしている。
「これで行くからな!」
また嬉しそうな笑顔。
リカはそう言って塔子を円堂の隣に座らせ、自分の席に戻った。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
中断!

Re: イナズマイレブン 未来を知る少女【オリキャラ募集中!】 ( No.588 )
日時: 2011/05/03 00:32
名前: 海穹 ◆EZarcElGGo (ID: UruhQZnK)

鬼道視点!
第63話 

氷歌はすぐにチームにとけ込んでいった。楽しくサッカーをして、楽しく料理をして、楽しく会話して……
とても楽しかった。

あいつは、氷歌は笑っていた。心から笑っていた。楽しかった。俺も、氷歌も皆も……


とても幸せな時間だった。


でも、そんな幸せな時間は長くは続かなかった。


氷歌は俺たちの目の前から消えていった。
氷歌が俺たちの仲間になってほんの1週間で消えていった。
氷歌は……






               俺たちを裏切った。





俺はキャラバンの上にいた。空の星はきらきらと輝き、すべてを照らしている。星の光だけでかなり明かりほどだった。

「鬼道……」

いつのなら元気なはずの円堂の声、しかし、今はとても小さく、元気さなど全く感じなかった。

「何の用だ。」
俺は淡々とそう言った。あまり声を出す気にならなかったからだ。

「月城の事……なんだけど……」

控えめな小さな声。本当に円堂らしくない。心からそう思った。円堂はいつもならもっと元気に話しかけてくるのに、今の円堂の声からは全く元気など感じなかった。

「氷歌が……裏切ったこと信じられないのか?」

「……」

円堂は何も返してこなかった。それではそうだと言っているようなものだ。


「信じられないんだ……あんなに笑ってた月城が……」

円堂は俺の隣に座って、そう言った。その顔はかなり悲しそうだった。

「誰だってそうだ。俺だって信じられない。」

氷歌が俺たちを裏切ったことを、誰もまだ受け入れられていない。誰も、誰も……



事件が起きたのは今日の練習中だった。


氷歌はいつもと同じように、楽しそうにサッカーをしていた。俺とゲームメイクの話をして、皆と一緒にボールを蹴っていた。

そんな時。

カッと白い光が俺たちを包んだ。眩しすぎて、目を開けていられないほどの光。
その光が消えたと思い、辺りを見てみると、そこには……


              グランがいた。

グランは俺たちの方を見て、笑みを浮かべていた。

「久しぶりだね。円堂君。」

グランは笑みを浮かべたままそう言った。

「グラン!」
「何の用だ!」
皆が口々にそう言った。

「迎えに来たんだよ!」
グランの声ではない、違う大きな声が聞こえたと思うとグランの後ろにバーンが現れた。

「迎えに……来た?」
一之瀬が信じられなさそうにそう言うと、

「そうだ。」

と、また違う声が聞こえた。そして、今度はガゼルが現れた。

「迎えに来たんだ。仲間をね。」

グランの笑みは一瞬、怖ささえ感じるほどだった。

「おまえたちの仲間なんてここにはいない!」

土門がそう言うと

「いるんだよ。そこにね。」

グランがにやりと笑いながらそう言った。



「そうだろう?テイル。」
……テイル?


俺たちは誰もがそう思った。


ただ一人を除いて。

「あぁ、そうか、今はテイルじゃないね。」

フフッとグランが笑った。笑みではなく、声を出して笑った。いつもは笑みを浮かべるだけのグランがそうやって笑うのは少し君が悪い。

「なんでもいいだろ。さっさと帰ろうぜ。」

面倒くさそうなバーンの声。

「同感だね。」

ガゼルもそう言った。

「じゃあ、いい加減帰ろうか。ね?








                   






                 ……氷歌。」



そのグランの一言を聞いた瞬間、俺は何が起こったのか分からなかった。時間が止まったようにさえ感じられた。寒気が全身を駆け巡る。

その寒気がおさまったころに俺は氷歌の方を見た。

「どういうことだよ……月城!」

塔子の荒々しい声。その声を氷歌は下を向きながら聞いていた。

そしてその次の瞬間、氷歌はそこにいなかった。氷歌がいたのはグランの目の前。瞬間移動で飛んだのだ。

「迎えなんかいらなかったのに。」

氷歌の淡々とした声が聞こえた。

「離れにくいかなと思ってきたんだよ。」

「離れにくいわけないでしょ。」

淡々とした声。さっきまで笑って練習していた氷歌の声とは思えないほど、淡々とした、まるで……



               









              氷のような声だった。



Re: イナズマイレブン 未来を知る少女【オリキャラ募集中!】 ( No.589 )
日時: 2011/05/03 00:41
名前: 海穹 ◆EZarcElGGo (ID: UruhQZnK)

更新!
鬼道視点です!
第64話

氷のような氷歌の声。今まで聞いたことのない声。氷歌の声とは思えなかった。


「離れにくくなかったの?」

「当たり前。」
氷歌の淡々とした声と、グランの少し驚いたような声が耳を通っていく。

「月……城……?」

円堂の信じられないというような声がした。

「おまえ……エイリア学園の一員だったのか?」

綱海も信じられないようだった。二人だけではない。俺も、皆も信じられないという目で氷歌を見ていた。

「まあそう言うことだ。」

答えたのは氷歌ではなくバーンだった。


「嘘だ!そうだろ月城!」
円堂は信じたくないようで氷歌の名を大きな声で呼んだ。

「あなたたちの思い込みでそんなこと言わないで。」

氷歌の声は淡々としてた。氷のようなその声はすべてを否定するようだった。


「思い……込み?」

円堂の声は途切れ途切れだった。信じたくない、そう思っているのが見え見えだ。

「氷歌ちゃん……」

木野が悲しそうな声を出した。

「あなたちの仲間?私がいつ仲間になったの?」

いつって……おまえは俺たちを信じてくれていたんじゃなかったのか?

「私は独りよ。いつも独り。仲間なんかいない。たとえエイリア学園であろうともね。でも少なくともエイリア学園にいた方が私は思い切りこの力を発揮できる。こんなところよりもずっと自由でいられる。」

淡々と、氷歌はそう言った。呟くようではなかった。はっきりと、俺たちに向かってそう言った。


自由……力……

そんなものが重要なのか? 

                        氷歌……


「氷歌、いや、テイルは宇宙人じゃないよ。でもエイリア学園にいる。僕等がスカウトしたんだ。彼女はすぐに受けてくれたよ。スカウトしたのはほんの5日前だ。」

5日?氷歌が俺たちの仲間になってたった2日で?

「嘘だ……」
円堂はまだそう言っていた。目を閉じながら、拳を握りながら円堂は氷歌の方を見ている。

「話して分かる奴らじゃなみたいね。だったら見せてあげる。」

氷歌がそう言った途端、氷歌は風に包まれはじめた。
次の瞬間、氷歌が着ていたのは雷門のユニフォームではなかった。

氷歌が来ていたのは白と黄色を使ったユニフォーム。今まで見たことのないユニフォームだった。そして髪は綺麗な、優しい黄色ではなく、純白のロングになっていた。

「……氷……歌?」

信じられなかった。信じたくなかった。でも今の氷歌はそこからどう見てもエイリア学園の一員だった。


「氷歌じゃないよ。今の彼女はテイル。」

グランがまた笑みを浮かべてそう言った。

「テイル?」

一之瀬が聞き返すと、今度は氷歌が答えた。

「そう。私はテイル。エイリア学園マスタータンクチーム【ザ・ウィザード】のキャプテンだ。」

「【ザ・ウィザード】……?」

雷門が氷歌に聞き返した。

「まだ……マスターランクがあったの?」
木野は怖々とそう言った。

「そうさ。【ウィザード】は強い。」

ガゼルがそう言うと氷歌は右手を前に出した。すると、一瞬、氷歌の手の上が歪んだように見えた。次の瞬間、氷歌の掌には黒いサッカーボールがあった。黄色と黒のサッカーボール。これも今まで見たことが無いものだ。

「じゃあね。」

氷歌はそう言ってボールを地面に置いた。それと同時にボールから光が溢れた。

氷歌が行ってしまう!

そう思って眩しいが無理やり目を開けた。その時見えた氷歌の顔からは決意と悲しさが見てとれた。

それは……













                              辛そうな顔だった。

Re: イナズマイレブン 未来を知る少女【オリキャラ募集中!】 ( No.590 )
日時: 2011/05/05 22:11
名前: 海穹 ◆EZarcElGGo (ID: UruhQZnK)

第65話

「どうして月城はあっちに行ったのかな……」

円堂の声は心から言っている、少し悲しそうな、そして考えているような声だった。

「誰にもそれは分からない。ただ……」

「ただ、なんだ?」

不思議そうな聞き方。まあこんな言い方されたらそうなるだろうな。

「氷歌と話してたんだ。あっちに行く前の日の夜に……」

そう。あいつがエイリア学園に行く前日……



あいつは空にいた。ふわりと宙に浮き、少し悲しそうに夜空を見ていた。

「どうしたんだ。」

俺はそう聞いた。あいつは振り返りもせず

「空見てるの。」

そう言った。嬉しそうな声で俺は少し嬉しくなったんだ。あいつにしては明るい声だったから。氷歌は下に降りてくるとニコッと笑った。

「あのさ、有人。」

氷歌は少ししてから少し言いにくそうに言った。

「私……雷門に来て良かった。凄く楽しい。」

嬉しそうな笑顔だった。急にそんなことを言うから何かあるのかと思った。聞こうとしたが氷歌が続けたから聞けなかった。今思えば、このとき聞いておけばよかったと思った。

「有人。」

さっきまでとは違う、凛々しい声で氷歌は俺の名を呼んだ。

「……なんだ?」

俺がそう聞くと、氷歌は俺の手をとり、俺の掌に何かを置いた。

「これは……?」


「私の宝物。」

宝物……?俺は掌に置かれた物を見た。


そこにあったのは綺麗なブローチ、翼のブローチだった。そのブローチは丁寧に磨かれていて凄くきれいだった。


Re: イナズマイレブン 未来を知る少女【オリキャラ募集中!】 ( No.591 )
日時: 2011/05/03 00:20
名前: 海穹 ◆EZarcElGGo (ID: UruhQZnK)

第66話

ブローチは本当に綺麗だった。
「持ってて。」
ニコッと氷歌が笑う。


「え……でも宝物なんだろ?」
「だからこそ。」

氷歌は笑ったままそう言った。

「いいが……なんで宝物なんだ?」

俺がそう聞くと笑っていた氷歌の顔は一瞬曇った。

「私が月空中にいた理由知ってる?」
少し悲しそうな顔で氷歌が俺に聞いた。聞いている割にはあまり言いたくないと言う顔だった。

「いや……知らないな。」
「じゃあそこから話さなきゃね。」
氷歌はそう言って指をパチンと鳴らす。すると、俺と氷歌は空にいた。
満天の星空。
俺と氷歌はそこに浮いていた。

「私が月空中に入ったのは6歳の時。私は事故にあっ
た……らしいの。」

「……らしい?」
俺はそのらしいという言葉が引っ掛かった。確かではないということだろう?

「そう。らしいなの。私にその時の記憶はない。」
「6歳の時の記憶が無いのか?」
「事故のせいで記憶が無いの。記憶喪失ってこと。」

記憶……喪失……事故で頭でも打ったのか?

「そして私はおばあちゃんに助けられた。おばあちゃんはたまたま通ったんだって。そして病院に連れていかれて、それで脳の写真撮ったんだって。そうしたら明らかにおかしかったらしくて精密検査。その結果人にはない脳の造りだったことが分かって政府に連れて行かれた。」

……そんなことが……

「そのあと私には超能力があることが分かったの。その脳のせいだって。前頭葉が活発化して、新しい中枢を作り出した。それが私の超能力の源。超能力中枢って名前をつけられたよ。」

前頭葉が……新しい中枢を?そんなことになっていたら……

「ちょっと待て、前頭葉がそうなっていたら前頭葉の働きが……」

前頭葉が超能力中枢になっていたら前頭葉のすべき働きができないくなっているんじゃ……

俺は少し怖くなった。氷歌は本当に俺たちとは違うんだと、そう思ったから。


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