二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 家庭教師ヒットマンREBORN!〜城の禁断の部屋〜
- 日時: 2011/02/28 20:57
- 名前: 坂田 美帆 (ID: YiQB1cB2)
- 参照: http://yaplog.jp/19980618/
あだちわ^^
調子のって
立てちゃいました><
たくさん立てているので、
どの小説も未完結><
頑張るので、
応援ヨロシクお願いします☆
★注意事項★
①更新マジ遅いです
②話グダグダ
③キャラ崩壊の可能性大
④口調が変わる...
⑤誰が誰だか、分かりません
⑥更新ラッシュしたいので、コメ返は出来ません。
主人公の説明>>01
プロローグ>>02
第一話>>03
第二話>>44
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- Re: 家庭教師ヒットマンREBORN!〜城の禁断の部屋〜 ( No.2 )
- 日時: 2010/08/15 20:50
- 名前: 坂田 美帆 (ID: p/lGLuZQ)
- 参照: http://yaplog.jp/19980618/
−プロローグ−
『・・・様?何のようですか?———っっ!』
イタリアにある、とても大きな城。
広々とした廊下を真っ直ぐ歩くと、
そこには大きな鎖で閉ざされた“禁断の部屋”があった。
その部屋から聞こえる女の人の声————。
女の人の声が消えると同時に、
ザシュッと何かが切れたような音がした。
『一体、この部屋で何が起きてるの・・・?』
その部屋を通り過ぎるメイドたちですら、
何が起きてるのか、入ることも知ることも出来なかった。
イタリアにある、とても大きな城。
そこには、メイドですら入ることの出来ない、
“禁断の部屋”があった—————。
- Re: 家庭教師ヒットマンREBORN!〜城の禁断の部屋〜 ( No.3 )
- 日時: 2010/08/15 21:40
- 名前: 坂田 美帆 (ID: p/lGLuZQ)
- 参照: http://yaplog.jp/19980618/
−第一話『禁断の部屋』−
ここはイタリアにある、とても大きな城。
城には、貴族であるシェバード家が住んでいた。
それと、住み込みで働いているたくさんのメイドもいる。
その中に、まだ幼い女の子がいた。
女の子は、メイドとして住んでいるのではなかった。
———そう、女の子は“奴隷”としているのだ。
女の子は平凡に生まれ育った。
歳が少し離れている兄と、幸せに遊んでいく———はずだったのに・・・
悲劇は突然起きたのだ。
2ヶ月前、女の子が街中を歩いている時だった。
彼女の視界は突然暗くなる。
そして目覚めた時———
そこは、牢屋みたいな所だった。
係員と思われる人に、無理矢理腕を引っ張られ、
たどり着いた先には、たくさんの人がいた。
『なっ・・・何事・・・?』
女の子は小さな声で言う。目の前の大勢の人に、ビックリしたのだろう。
『可愛いー』
『欲しいー』
周りから、色々な声が聞こえる。
女の子は一瞬で分かった、ここは奴隷市場だと。
(・・・・・私、売られるんだっっ・・・・!)
嫌な予感は的中した。
ふと気がつけば、もう始まっていた。
しかし、そこで思いがけない金額が出た。
『3000万』
その言葉を聞き、これ以上金額を上げる者はいなかった。
そして、その女の子は3000万で売られてしまった。
女の子を買ったのは
あのイタリアにある大きな城に住んでいる
貴族の1人、また、14代目当主
シェパード=リフェードだった————。
- Re: 家庭教師ヒットマンREBORN!〜城の禁断の部屋〜 ( No.4 )
- 日時: 2010/08/16 21:54
- 名前: 坂田 美帆 (ID: 0ijbZ74C)
- 参照: http://yaplog.jp/19980618/
それから、女の子の視界はまた暗くなって。
気がついたら、目の前には
とても大きな城があった。
女の子は無理矢理、中に入らせられる。
リフェードは、女の子を連れて
広々とした廊下を進み、
ある部屋のドアの前で止まった。
そのドアは鎖で頑丈に封鎖されていた。
“禁断の部屋”の前に立っているのだ。
そして、リフェードは鎖を外し、ドアを開ける。
その部屋は真っ暗で、何も見えなかった。
『さぁ、君の名前を教えておくれ・・・・』
リフェードは小さな声で女の子に言った。
それを聞き、言う。
『・・・レオです・・・』
その声は、まるで怖がっているかのように
とても小さく、弱々しかった。
『レオかぁ・・・可愛い名前だね^^
俺は、シェパード=リフェード。
今日からレオは。この城に住むんだ』
リフェードは笑顔で微笑んだ。
レオはその笑顔を見る事が出来なかった。
なぜなら、他の事が気になって仕方がなかったからだ。
他の事————そう、レオは見てしまったんだ。
バラバラに切断された、女の人の死体を——————。
- Re: 家庭教師ヒットマンREBORN!〜城の禁断の部屋〜 ( No.5 )
- 日時: 2010/08/26 17:59
- 名前: 坂田 美帆 (ID: sDGCrs9v)
- 参照: http://yaplog.jp/19980618/
レオは、その死体を忘れることは出来なかった。
リフェードの隙を見て、辺りを見回す。
女の人の死体は1体だけじゃなかった。
暗くて良く見えないけど、
隅っこにたくさん積み重なれていた。
レオは動けなかった。
恐怖を感じたからだ。
(早く、ココから出ないと・・・死ぬッッ!)
- Re: 家庭教師ヒットマンREBORN!〜城の禁断の部屋〜 ( No.6 )
- 日時: 2010/08/31 20:34
- 名前: 坂田 美帆 (ID: .Hx7EboP)
- 参照: http://yaplog.jp/19980618/
それから、レオがこの城に来てから一週間が経った。
リフェードはまだ、レオが死体を見たことに
気づいてないみたいだった。
特に、レオにはやることがなかった。
メイドじゃないから、働くことなどない。
ましてや、“奴隷”なのに
リフェードは何にも扱わなかった。
ある日、リフェードはアメリカに出かけ、
城に偉い人はいなかった。
仕事が終わったメイドたちは、
開放されたかのように笑顔で微笑んでいた。
そして、レオはある部屋の前にいた。
そう、“禁断の部屋”の前に————。
きっと、あの死体たちが気になったのだろう。
アレは見間違いだったのかもしれない。
リフェードが目の前で鎖の鍵を開けたので、
レオはそれを覚え、それどおりに鍵を開けた。
鍵が開き、部屋に入るとやはり薄暗かった。
死体があった、隅っこに行ってみた。
床には赤い色が付いていた。
絵の具ではない、血だった。
『やはり・・・アレは見間違いじゃなかったんだ・・・・!』
レオはポツリと呟く。
すると、部屋のドアの方から音が聞こえた。
誰か来た!そう思いレオは隠れようとする。
『隠れても無駄だよ・・・』
声が聞こえた。
レオはその声に恐怖を覚えた。
まるで、全てを見ていたかのよう—————。
そして、ギィッと嫌な音がして、足音が聞こえた。
誰かが近づいてくる。
ふと気づくと、誰かは目の前にいた。
『こんな所にいたんだね。
何でこの部屋にいるのかな?レオ』
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